1800年代の日本生まれの彼。名は菊次郎。
『ねね』と呼び慕う姉が1人、嫁ぎ先で殺された。元遊女であった彼女に付き纏う男。菊次郎はその男を見つけ出し罠を張る、自分にとってたった1人の肉親のような存在を奪われ、彼は復讐を誓った。
だが、あと一
歩の所で届かない。
一方で、ユーリウスと呼ばれる青年が1人。
今は一介の騎士に過ぎないが、元は小さな国の第二王子。国は滅ぼされ、身内は自分以外は全員殺された。
生きる希望を無くし絶望の淵にありながら、自国が滅ぼされた理由を知る。
そんなくだらない理由で滅ぼされたと知ったユーリウスは復讐と言う原動力で生きる希望を持つ。
そんな『復讐』と言う、共通点の目的を持った彼らが出会いどんな風に復讐を遂げ、目的を果たした彼らはどう歩んで行くのか……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 10:00:00
38566文字
会話率:40%
「夜空の星はとても遠くて、今はまだ届かないかもしれないけれど」
小さな村に住む少女エルナは、薬師である母の手伝いをしながら日々を過ごしていた。
魔術師を目指して村を旅立った兄のロット。ロットに思いを寄せ、自らも剣士としての道を歩むフィア。
二人の存在に憧れつつも、エルナは自分自身に自身を持てずにいた――。
遠い星のように感じる二人の背中を見つめながら、自分の道を見つけるための一歩を踏み出す物語。
カクヨムにも並行で投稿しています。
https://kakuyomu.jp/works/16818622177427750996折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 20:00:00
9425文字
会話率:51%
篠宮優希は、この春新たな高校に入学した。入学してから少し経った頃、教室内ではゾワゾワと噂が流れている。その話題は、学園一の美少女と言われている、白雪優奈についてだった。
彼女は見た目に反して棘が多く、多くの男子を切り捨てる告白キラーのような
存在だった。
「白雪さんって少し怖いな」
そんな彼女を優希はそのように思いつつ日々を送るが、偶然選んだ部活が優奈と同じだったことで知り合うことになる。しかし、優希の印象とは違い、関わってみると以外にも優しくて…。
「凄いな……先生みたい」
「ふふ、よく言われる」
部活をきっかけに少しずつ打ち解けていき、偶然の出会いが増え波乱万丈な高校生活が幕を開ける。
幸せな恋に憧れているクール系美少女と完璧ハイスペック男子が送る、手が届きそうで届かないジレ甘ラブコメがいよいよ開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 12:45:24
251940文字
会話率:42%
私の隣に居る男性には、きっと私の心の声が届かないのだろうと想ってしまう。
キーワード:
最終更新:2025-07-15 03:00:00
1314文字
会話率:14%
めちゃめちゃ乾燥肌だから、体中が痒い!
特に背中! 背中が手が届かないから、モヤモヤ。笑笑
痒いな~痒いよな~猫の手が欲しい!(笑)
しかし? 寒すぎて、夜起きてしまう。
トイレも近いし、回数も多い。笑笑
いつか? お漏らしする日が来るの
だろうか?笑折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-01-17 19:29:06
996文字
会話率:10%
“あなたを心から愛してる”と私が彼に言っても届かない想いがあるの?
最終更新:2022-08-08 03:00:00
1091文字
会話率:50%
瑠唯(るい)の双子の兄・涼介(りょうすけ)は、瑠唯がプレイするゲームを見ているうちに突然言い出した。
これ、俺の前世だ、と。
「『巡る世界の五重奏《クインテット》』明治が六十年続いたあとの、架空の大正時代が舞台の和風乙女ゲーム。妖魔が
出没する帝都で、一定期間妖魔を寄せ付けない『結界』を張る能力者の中ではトップの実力を誇る、名門有馬家の令嬢、翠扇《すいせん》がヒロイン。その力は重宝されるものの、結界が行き届かない地域や、効力が切れた場では妖魔が跋扈する。妖魔と戦う能力を持った五人の攻略対象者《イケメンヒーロー》たちと協力して妖魔のボスを倒すまでの一年間、イベントをこなしつつ推しヒーローとの好感度を上げてハピエンへ!」
ゲーム攻略サイトにのっているあらすじを読み上げてから、涼介は自分のキャラはこれだ、と説明をしてくれた。
「ああ、これだ。有馬彩花《ありまいろは》。女性が当主となる有馬家の令嬢で、力の強い能力者としてちやほやされていたものの、当主の姉で本来なら正当な当主であったはずの伯母の娘翠扇《すいせん》が現れてから、生活が一変。帝都を覆うほどの結界を張る能力がある翠扇に世間の注目が集まり、二番手の娘に凋落。そのことから激しく翠扇を憎み、数々の嫌がらせを行う。特に、処女性と能力に密接な関係があると考えられていたことから、翠扇の周りにいる攻略対象者たちに翠扇を襲わせるべくことあるごとにけしかけ、あの手この手で罠を張り巡らせる。十八禁要素はほぼ彩花の策略から始まるので、意地悪な姉にもかかわらずファンが多い。あ、これ十八禁なんだ?」
はい、そうです。うっかり家族の前でプレイしていましたが、十八禁ゲームです。
瑠唯の動揺には構わず、涼介は「おそらくこの世界とは平行世界である和風乙女ゲームの世界」で起きた出来事を話し始めた……!
※作中で年齢制限を話題にすることがありますが、本編で直接の描写はありません。(コメディ的扱いですが苦手な方はご注意ください)
※他サイトにも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-14 23:55:07
57868文字
会話率:35%
届かない背中へ。
これは私にとっての“赤いヒーロー”に捧げる、
音にならない声を綴った詩集です。
誰の心にも、きっと一人はいる。
呼べぬ名のまま、胸の奥に生きるヒーローが。
そんな祈りと想いのかけらを、そっと重ねて……
心が震えたそ
の瞬間を、言葉に変えて紡ぎます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-14 08:31:51
789文字
会話率:0%
パン屋の看板娘であるマリナ・ベッカーには悩みがあった。
最近になってから不可思議なパンの香りを感じるようになり、それに合わせるように街で事件が起こっては、全てなかったことになる。
時を同じくして街に現れた奇妙な風体の少女。関連があると思い、
事件のことを知っているかと問うマリナに、少女――ミレイはこう答える。
「……憶えて、るんですか……?」
そして街で暗躍する黒いローブの集団。
パン屋として生活していく二人は、やがて街を揺るがす事件に巻き込まれていき……
――――
パン屋のお姉さんと気弱少女のファンタジー百合になります。よろしくお願いします。
・カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 12:31:15
86454文字
会話率:52%
静かに心を閉ざしていた少年・蓮は、クラスの中でふとしたきっかけから凛という少女と出会う。
明るく見えて、ふとした瞬間に寂しさを滲ませる澪。
その交流は、蓮と中の止まっていた感情を少しずつ揺らしていく。
だがある日、凛は突然学校から姿を消し…
…。
「たくさんのものをこれまで失ってきた。けど君を失ったショックは、それらすべてを足し合わせても到底届かない」
静かな青春の終わりと、喪失の中でそれでも確かに残る“希望”の記憶を描いた物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 11:47:35
1803文字
会話率:19%
※本作には、死を連想させる表現や異形の存在による恐怖描写が含まれます。苦手な方はご注意ください。
――その湖は、“死んだ声”を沈める。
廃寺澪火は、歌詞を書くことでしか自分を保てない17歳の少女。
文化祭ライブに向けてバンド活動に打ち
込む中、転校生の憂河暁斗に誘われ、深夜の溺渦湖へと向かう。
そこで拾われた音は、音楽ではなく……**死者たちの“叫びの残響”**だった。
湖面の裂け目から姿を現す亡霊たち。
心拍に反応する“音を喰う存在”。
襲いくる異界《こちらがわでないもの》に抗うため、澪火は音楽と恋の鼓動を武器に
“水鏡の裏側《アクア・ノクティルカ》”で閉ざされた扉を開こうとする――
怖い。だけど、それ以上に叫びたい。
「鼓動が止まるまで、これは“ラブソング”だ」
水と音と恋が交錯する
五感で震える異世界青春ホラー。
登場人物紹介
◆ 廃寺 澪火
主人公。17歳の女子高校生。
内側に怒りと焦燥を抱えながら、それを“ことば(歌詞)”に変換して世界と対峙している。
自分の声が誰にも届かないのではという孤独と戦う日々の中、音楽とある出会いが彼女を変えていく。
◆ 憂河 暁斗
転校してきた謎めいた少年。澪火と同じ17歳。
口数は少ないが、ギターの旋律に深い情熱と想いを秘めている。
湖に“音”を拾いに行こうと澪火を誘った張本人。
どこか《水鏡の裏側》に属するような、現実と幻想の狭間を歩く存在。
◆ 揺師 太弄
澪火の幼馴染み。ベース担当。
頼れる兄貴分だが、どこか影を帯びている。
澪火への想いを心の底に沈めながらも、彼女の“低音”を支えようと演奏を続ける。
リーダーシップと判断力を兼ね備え、危機的状況でも冷静に周囲を守る存在。
◆ Doloris・Ashwyn
ドラマー。皮肉屋で毒舌だが、最も早く異変に気づいた鋭敏な観察者。
澪火たちの“バンド”のリズムセクションであり、異界と現実の間にある「拍」の歪みに敏感。
不気味な状況でもあえて軽口を叩き、恐怖を和らげる役回り。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 04:03:16
5909文字
会話率:23%
昔、魔王がいた。数多の力、部下を従え、己の野望を叶えるために奮闘した魔王が。
しかし、その野望は1人の勇者によって無残にも打ち砕かれてしまう。
僅かな光も届かない闇に意識を沈めた魔王が辿り着いたのは、魔王が存在しない世界。
魔王だった頃の記
憶も能力も保持したまま転生した彼は、記憶を封じ込めて新たな人生を歩もうとしていた、のだが……それは叶わぬ夢と化す。
彼は〝最悪の邂逅〟を果たしてしまったのだ。
────自分の野望を打ち砕いた、勇者との邂逅を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 00:07:37
1886940文字
会話率:32%
どこにも届かない場所へ。
誰の声も、届かない深海の底へ。
笑顔の仮面だけを水面に残し、
少女の心は、完全に、崩れ落ちていた。
最終更新:2025-07-12 06:04:19
2582文字
会話率:15%
相手から返信がすぐ来ないと不安になってしまう大学生・市川涼介は、ある日突然誰からも姿が見えず声も届かない奇妙な現象に見舞われる。
孤独の中で出会った少女とともに、自分達の存在を取り戻そうと奔走する。
最終更新:2025-07-11 21:00:00
7600文字
会話率:36%
(一話~三話、エピローグ)
一家代々受け継がれていた人形の紙札
とある少女は追い詰められた先々、偶然その札の効力でヌイグルミに魂を移してしまう。
ユナという名前と、札を付け狙う黒服に追われているという朧気な記憶。
そんな彼女が人に聞こえな
い魂の声で叫ぶ!
「助けて! 」
ただ一言の救援の声、届かない筈のその声を聞いたモノ達が存在した!
彼等はファントムズ!
今、彼女の元へ希望の方(匣)舟が往く!
ただし、大きさには目を瞑って頂きたい
(四話~九話)
傍観者的主人公ユナ
彼女はひょんな事からヌイグルミに自らの魂を封じ込める事となった。
追跡してきた陰陽師に、札ごと燃やされるという危機的状況を救ったのは......
プラモデルやフィギアに憑依した六人の亡霊達!(ザジ、ねぱた、フォッカー、パルド、ラマー、カンチョウ)
キャンパーで移動していた彼らは追跡してきた陰陽師と交戦する。
(十話~十六話)
ユナの霊体の解放を手伝ってくれる事となったザジ達(六人の亡霊達)
彼らの訓練を経てユナはメンバーの一員らしい技術を身につけた。
ユナは生き霊としての自身の能力を知る。
(十七話~二十一話)
突如上空から投下された調査ロボ。
明らかに銃火器で構成されたそのロボットは、ザジ達の居る根城である廃村に昆虫ドローン等を使って調査を開始する
(二十二話~三十四話)
調査ロボット、それは廃村の下に隠れた危険な巨大霊体と交戦する為に投下された兵器だった。
巻き込まれる様にザジ達を強襲する巨大霊体″根の国″!
戦いの果てに次々傷付きながら立ち向かうメンバー達。
共に戦うユナの運命は如何に! そして亡霊達は巨大な敵にどう戦う?
激しい戦いの末に見出だされた敵の正体とは!
(三十五話~四十四話)
巨大霊体との戦いに疲弊したキャンパーとメンバー達。
特にザジは友人の二依子より譲り受けたプラモデルのボディを破壊されてしまっていた。
ザジはユナ達を連れて二依子の元に行く......その先で謎の霊体バトルゲームを発見。
ザジは過去の経験から憑依の危険性を語る為に憑依バトルの世界に足を踏み入れた。
(四十五話~)
景品になっている謎の札の存在を知ったザジとユナは、それら獲得のために憑依バトルのトーナメントに参加する。
それはネタボディだらけのトーナメントだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-11 16:28:44
476696文字
会話率:42%
多くの香港人が風水を信じているが、香港でも屈指の大富豪・王啓山(ワン・チーシャン)もその一人だった。
彼は、一般人では到底届かないほどの財を築いたが、心の奥底にはどうしても解けないある心のしこりがあった。
それは、最愛の妻・明月(ミンユエ)
の突然の死である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-11 14:57:04
1928文字
会話率:11%
不死が約束された世界で、死を選んだユーリ。人生を終える「薬」を手に、彼は最後の一日を過ごす。
失恋の痛みを分かち合ったユキヲは「私もあとから着いていく」と叫ぶ。不器用な優しさで引き留めようとするテオの「おいていかないで」という心の声は届か
ない。歪んだ愛情を向けるオズに託された最後の希望。それは、ユーリの世界そのものである女性、フウリへの謁見の口実だった。
だが、その果てにあったのは残酷な拒絶。大切な人々の想いを振り切り、孤独の果てにユーリが対峙するものとは。痛切な関係性が織りなす、魂の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-10 14:43:04
24220文字
会話率:49%
夢を追う彼を心から応援したはずだった――。
でも、伝えられなかった言葉、理解できなかった苦しみ。
形だけの「頑張って」が、二人の距離を広げていった。
大好きだったからこそ、後悔が胸を締めつける。
届かなかった想いの切なさを静かに紡ぐ、三章
の短編恋愛物語。
「届かないままの『頑張って』」は、誰かを想う心の弱さと強さを描いた、共感と涙を誘う作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-10 09:28:19
1064文字
会話率:12%
たった15年しか生きられなかった、ひとりの少年の物語。
平凡な日常。小さな夢。何気ない友達との会話。
少年は、ほんの少しだけ“未来”を信じていた。
だが、突如として突きつけられた「余命わずか」という宣告。
周囲が励まし、奇跡を願う中、少
年は静かに現実を受け入れていく。
夢だったプロサッカー選手になることも、
好きな子に想いを伝えることも、
「いつかきっと」という未来も──
すべてが手の届かないものになった。
死の前夜、彼は酸素マスクを着け、点滴スタンドを引きずりながら、夜のグラウンドへと向かう。
星空の下、最後の力でボールを蹴りながら、誰に届くこともない問いを空に投げかけた。
「俺の人生、どうだった?」
答えはなかった。
けれどその夜、風は優しく頬を撫でた。
まるで、「よくやった」と伝えるように。
やがて彼の心臓は静かに止まり、15年の人生は幕を閉じた。
けれどその短い命は、確かにそこに“生きていた”という証として、静かに輝き続ける――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-09 21:04:52
654文字
会話率:15%
誰よりも水に愛されたかった。
競泳選手の水希(みずき)が、練習後の静まり返ったプールで見つけたのは、完璧な鏡と化した水面だった。
吸い寄せられるように覗き込んだその瞬間――世界は、青く、静かな“向こう側”へと反転する。
自分の姿が水面
から消え、声は誰にも届かない。
そこは、あらゆる水鏡が繋がり、無数の景色を映し出す、孤独で美しい異世界だった。
初めは戸惑う水希だったが、やがて彼女は、この世界から現実へ干渉する“ある力”に目覚める。それは、誰にも知られず、誰かを救うことができる、神様のような力。秘密の力に高揚感を覚える彼女は、その代償の大きさをまだ知らなかった。
水鏡の向こうで、何かが静かに、彼女を“観測”していることに気づかずに――。
日常と非日常の境界が曖昧になったとき、少女は自分が犯した罪の本当の意味を知る。
これは、世界と繋がる力を手に入れた少女が、やがて自分自身の存在を賭けることになる、切なくも恐ろしい物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-09 19:11:04
9001文字
会話率:15%
ろくでなし詩集
ろくでなし詩集1:ベクトルの違い
私は若い頃 結構馬鹿だった
そして今 やはり十分馬鹿だ
ベクトルは違うかな
それと 歳を取ってずるくはなった
まあいいじゃん もうすぐおわりなんだから
ろくでなし詩集2:あり
のままに
ボクは 頭が良い
ボクは 脚が早い
ボクは ケンカが強い
みんないいなあ
俺はどうしよう
ありのままなんていうなよ
ありのままが一番やばいんだから
ろくでなし詩集3:あの頃の自分に言ってあげたいこと
あの頃の自分に言ってあげたいこと
どうせなにをしてもろくなことにならないよ
あの頃の自分に言ってあげたいこと
時間は何も解決してくれないよ
あの頃の自分に言ってあげたいこと
希望があるから人は不幸になるんだ
あの頃の自分に言ってあげたいこと
人生は不公平で不条理だから意味があるんだ
あの頃の自分に言ってあげたいこと
取り返しがつかないことはある。でも、なんとかなるもんだよ。
ろくでなし詩集3:最終周回にて
私はエゴイストだ
そんなことはわかってる
私は優柔不断だ
そんなことはわかってる
私は運命なんて言葉に甘えるのは止めた
私は絶望なんて言葉に甘えるのは止めた
私は何かのために生きたことはない
私は誰かのために生きたことはない
私は赦したことも赦されたこともない
私は孤独も繋がりも
もう知ることはないだろう
ろくでなし詩集4:言葉はいつも届かない
言葉はいつも届かない
ぬくもりはいつも伝わらない
やさしさがポワポワとはじけて
はかなさがたち上ぼった
もどかしさがフルフルところがって
ゆっくりと浮びあがった
いとおしさがクプクプとふくらんで
静かににじんでいった
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-09 07:49:01
651文字
会話率:0%
ブス・デブ・チビと蔑まれるの三拍子が揃った中学生、赤矢一二三は、いじめから助けてくれた同級生の美少女・桜花京香に一目惚れする。
絶対に届かない高嶺の花だ。しかし諦めきれず放課後の彼女をストーカーしていた赤矢は、彼女が魔法少女に変身して怪物
と戦う姿を目撃する。残酷な本性を晒しながら戦う桜花。その姿を見て彼は再び心を奪われ、こう思ってしまった。
『魔法少女として戦う彼女に殺されたい、永遠に彼女の記憶にこびりつく存在になりたい』
歪みきった赤矢の恋心は彼を狂人に変えた。愛する人に殺されるため、日常も非日常も満喫しながら破滅的な恋の道を突き進む。
その果てに――自らの手で育て導いていた最高のヒーローが立ち塞がることも知らずにいた。
週に1.2更新します。
作者は筆が遅いです。
ざまぁ要素ないです。
シリアス要素強めです。
ラブコメが始まるのはかなり先です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-08 23:49:12
16420文字
会話率:58%