ハーフリングの見習い航海士ヴェラは、ある日の仕事帰りに立ち寄った安酒場で、ノエルと名乗る人物と出会った。
聞き上手なノエルに乗せられ調子に乗って愚痴をこぼすうちに、前後不覚になるまで酔わされたヴェラはノエルに連れて帰られてしまう。
そして翌
朝気が付くと、裸に剥かれてベッドに寝かされていた上に、覚えのない契約書にサインさせられてしまっていた。
仕事を辞めさせられ、このまま色町に売り飛ばされると思って絶望するヴェラ。
そこに元の職場の仲間達が助けに来てくれたかと思えば、彼らは逆に脅迫と暴行で衛視に捕まってしまう始末。
いよいよ自分の色町行きは確定かと思ったヴェラだが、どうやらそういうわけでもなかったらしい。
ノエルに詳しく話を聞くと、ヴェラは元の職場に騙されていたというのだ。
ヴェラの技量ははとっくに一人前以上だったのに、見習いの給料でこき使われていたのだと。
衝撃の事実を知らされ、状況の急展開についていけないヴェラは、さしあたってノエルの仲間集めに協力することに。
父にきちんと仕事を教えてもらえず、いつまでも認めてもらえないドワーフの船大工見習いローザや、いずれ親の作った借金のカタに連れていかれるのが目に見えているエルフの見習い医師エッテを、誘拐同然の方法で仲間に引き込むノエル。
救われたのか騙されたのか、どちらとも取れる状況に翻弄されるヴェラたちに、ノエルは今後の目的を告げる。
それは海の底に眠る少女の救出から始まる、世界の救済だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-19 06:00:00
54502文字
会話率:55%
「じゃあな、リオ。もう会うこともないだろうけどよ!」
盗賊の少年リオはある日、仲間が生き残るためのおとりとして敵の真っただ中に取り残されてしまう。
死に物狂いでその危機を脱したリオはやがて森の中で力尽きて倒れてしまうが、次に目覚めた時は修道
院のベッドに寝かされていた。
一人で修道院を守るシスターがリオのことを助け、手当てをしたのだ。シスターの名はカミラといった。
リオの復讐心に気付いたらしいカミラは、しばらくこの修道院で過ごさないかと提案する。
最初は拒んでいたリオだったが、カミラの説得により、やがてその提案を受け入れた。
修道院でゆったりとした時間を過ごしていくにつれて、リオはカミラと心を通わせていく。
リオの心にくすぶる復讐心は果たしてどうなるのか……。
なお、リオを見捨てたかつての仲間たちは、リオの知らぬところでなんの因果か思い出したように死んでいきます。むごたらしく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-07 18:06:07
30827文字
会話率:31%
帝国貴族の子息マリウスは敵対国へ侵攻するために軍艦で海を渡っていたところ、強い嵐に巻き込まれ軍艦は難破してしまう。
気がつくとマリウスは見知らぬ部屋に寝かされていた。
そこは絶海の孤島に建てられた灯台の中。孤島にはその灯台が建つのみ。
そ
してそこには灯台守の少女ミルニチカが1人いるだけだった。
過去の話を聞きながら、自分の家および祖先のこと、そして灯台守の少女ミルニチカのことを少しずつ知っていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-02 21:00:00
39435文字
会話率:53%
ブラック企業で働く有場健斗は夜、コンビニに行く途中で車にぶつかりそうになっていた少女を助けて、代わりに怪我を負った。
気がつくと病院で寝かされていた俺は上司からの電話で病院を抜け出そうとする。
するとそこに助けた少女が現れて宣言してくる。
『命を助けてくれたお礼に私があなたを引き取って養っていくと決めました――』
この少女は大富豪の令嬢でその宣言通り、あっさりと俺はその大企業へと引き抜かれてしまう。
業務内容は少女と一緒に過ごすこと……。
こうして俺は社畜からヒモへとジョブチェンジを果たしてしまったのだった。
カクヨムさんの方でも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-01 22:00:00
196442文字
会話率:40%
俺の名前は田森颯太。今日ゲーセンに遊びに行って太鼓の達人をプレイしていたら上手い人達に台を占領されてしまった。これを撮影してTwitterにアップしたところ炎上してしまい顔写真や住んでる地域まで晒されてしまった。ゲーセンからの帰り道に悩んで
いると後ろから鉄パイプで殴られてしまい、動けなくなったところで妙な薬を飲まされた。気がつくと家のベッドで寝かされていた…夢かと思ってゲーセンに行くと指が…腕が…動く!こうして最強の地力を手に入れた俺の伝説が今始まる…!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-03 20:43:50
305文字
会話率:0%
痴情のもつれに一方的に巻き込まれ、猫化薬によって猫にされた私は、放たれた猟犬の群れから逃れるために町外れの屋敷の庭に飛び込んだ。
そこは滅多に人前に顔を出さないナントカ爵とかいう、名前も知らない貴族様のお屋敷。
真冬の寒さと怪我のせいで意識
を失い、目が覚めると私は、暖炉の前で寝かされていた。
「……目が覚めたかい、猫君」
声をかけて来たのは、見目麗しい貴族様。
人嫌いだけど猫は嫌いではなかったらしい貴族様は、私の治療をしてくれたらしい。
暖炉の傍、日がな一日絵を描く貴族様。
やることがないのでその傍で、絵を見ながら、たまににゃあと鳴く私。
これは、変な縁で結ばれた、私と貴族様の物語。
***
全4話、完結済み。
10時・22時に投稿予約済み。
よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-02 22:00:00
17412文字
会話率:17%
「三次元の人間には期待するだけ無駄だ。」
幼い頃からの厳しい英才教育によって性格が歪んでしまった『天原 竜太』はある日、唯一無二の親友である『谷守 虎宇太』を助ける為に命を落とす。
「ん?」 暫くして意識が戻るが、全く見に覚えの無い部屋に
寝かされている。呆然としていると空中にゲームの画面のようなものが現れる。
【コマンド選択】
・泣く
俺はそれを躊躇なく押す。
何故って?
それしか今できることがなかったからな。
その瞬間、俺は意思に反して泣き出してしまう。
どうやら俺は異世界に転生してしまったようだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-14 22:44:48
2965文字
会話率:32%
無明を胸に抱く私は二千二十年東京オリンピック歌姫として国歌斉唱の栄光を授かる。
私は心中に救う無明に言う。
もう私は完ぺきな神のごとき光に包まれている、もうお前に居場所はないと。
私が無明の存在を知ったのは、祖母に添い寝してもらっているとき
に、妹がそこに割り込んできた時だった。私は涙を流し、ベッドを濡らした。
その次に無明が現れたのは音楽大学の声楽家の時私より歌がうまい女の子にあった時だ。その子のパパとママはイタリアの楽団に所属していて、あの子の歌はイタリア仕込みらしいと聞いた時だった。無明は私をさいなんだ。
私のママは女優をしていて、映画で賞を取り、みなママに夢中だった。パパはニュースキャスターで報道番組をしている。
眠らず努力して、何時も皆さんを照らす光とおなり
パパは私にそう言った。
寸暇を惜しんで光を求めた私はF-1レーサーと結婚し、セレブになった。
子供も授かった私はそれにふさわしい世界を求めた。
たとえ中東で世界殺人オリンピックが行われていても。力、技、芸術点を殺人で競う。
オリンピックのオーディションで私よりうまい子がいた。しかし私は組織票で勝った。
花束贈呈の時、その子は私の首筋に牙を立てた。
私のほかに無明を抱えた人間がいるのを私は知った。
開会式の日私は夢を見た、太陽の光に包まれて、空井戸に石を投げ入れる。カラーンと空虚な音がした。
目を覚ました私はベッドサイドの花瓶の水を飲んだ。
腐っていた。
いよいよ国歌斉唱の時、私は息をのんだ。
「き」
「み」
声が出ない。
気が付くと私は暗がりに寝かされていた。
私は無明に問うた。
夜は何のためにあるのか。
生まれて初めて無明は答えた。
「夜は涙の溜まる場所」
と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-14 10:10:55
2820文字
会話率:13%
このお話は、異世界に転移してしまった料理人の青年と、錬金術師仔カピバラのほのぼのスローライフです。
主人公浅葱のお料理で村人を喜ばせ、優しく癒します。
職場の人間関係に悩み、社にお参りに行った料理人の天田浅葱。
パワーをもらおうと御神木に
触れた途端、ブラックアウトする。
気付いたら見知らぬ部屋で寝かされていた。
そこは異世界だったのだ。
その家に住まうのは、錬金術師の女性師匠と仔カピバラ弟子。
弟子は独立しようとしており、とある事情で浅葱と一緒に暮らす事になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-29 20:36:06
295151文字
会話率:56%
レッスンのかいあって、
最初のスタジオライブを収録
いろいろな動きが
最終更新:2019-12-16 22:57:55
276文字
会話率:0%
私は、気が付いたら、知らない病院のベッドに寝かされていた。
起き上がって、その体をよく見ると、同じ年齢の女の子に作り替えられていた。目の前に座っていた愛子という女子高生は自殺した私の体を拾ったのだから、どうしようとも私の勝手だという。
愛子
は、私の体を利用して、東京という街を破壊する計画を立てていた。私の頭には、小型核融合爆弾が埋め込まれ、それがさく裂すれば、半径100キロメートルは一瞬にして廃墟になるのだという。
そのためには、まずは私を東京へ送り込まなければならないけれど、この時代の東京は、優秀な人間しか行くことができなくなっていた。それで、愛子は私をとてもかわいくて賢い女の子に作り替えたのだという。
たしかに、私の容姿はとてもかわいかったし、頭も性格も良くなっているとおもう。
私は、女子高生のさくらとして、東京から遠く離れた雨根村の高校に通いながら、東京の清風高校への編入試験を受験する。私は見事にそれに合格して、東京で、愛子と同じ部屋での生活を始めるのであった。
※この作品は「雨根村のさくらさん」の題名で、エブリスタでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-22 07:01:47
84486文字
会話率:28%
仮想現実を楽しむことが出来るVRゲーム《ダンジョンクエスト》
昼夜を問わずゲームを楽しんでいた俺、佐久間《さくま》啓介《けいすけ》はロールプレイを極めるのが大好きな廃人プレイヤー。
そんな俺が、上位ダンジョンのエリアボスの部屋にたどり着いた
時、エリアボスよりも恐ろしい怪物が居た。
「マミたんにマジカル★パワーをくださいノン!!」
ツインテールをなびかせ、誰も特をしない短いスカートを翻すマジカル★漢女。
視界による圧倒的な暴力に意識を失った俺は、気が付いたら魔法少女グッズ満載の部屋に寝かされていた。
え?ここは日本の新宿?ダンジョンもあるの??
地球ってダンジョンがあるんでしたっけ?
異世界の日本へとやって来た俺は元の世界へと変えられるのか!?そして、連れてきてしまったお詫びに面倒を見てくれると言う魔法漢女から自立する事ができるのか!?
勢いで突っ走る、ダンジョンコメディがここに開幕!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-01 20:25:32
8773文字
会話率:17%
幼い頃戦争で両親を無くしたレオンは、戦争を終結させるべく、訓練を積む。18歳の若さで異例の神剣騎士となったレオンは、ある日敵スパイを見つけ、交戦することに。スパイの使う謎の力に隙をつかれ突き落とされてしまう.........。
レオンが目を
覚ますと、全く見知らぬ場所で寝かされていた。そこはなんと魔法の世界だった!!
これは科学と魔法、2つの世界を行き来する物語。
この2つの世界は一体何なのか。
レオンはその真相に迫る!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-10 18:00:00
3694文字
会話率:40%
松田翔太は、どこにでもいるような平凡な男性。
彼はある日、用水路に落ち流されている仔犬を見つけ、助けようとし飛び込んだ。
幸いな事に子犬は助かったものの、翔太本人はそれが原因でひいていた風邪を悪化させてしまい…。
顔をペロペロと舐め
られ目を覚ました翔太は、自分がいま住んでいるアパートとはかけ離れた調度品に囲まれ、手足を伸ばしてもかなり余裕のあるふかふかなベッドに寝かされていることに驚いたものの、仕事の疲れや失った体力が戻っていなかったのか、夢だと思いまた眠る事にした。
「おかしいですわね? そろそろ目を覚ますと、国医は言っていましたのに…」
優しく問いかけるような声に目を覚ました翔太は、自分の顔を心配そうな目で見降ろしてるひとりの女性と、翔太の顔を懸命に舐めている仔犬に目をやった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-19 06:29:29
2667文字
会話率:65%
財閥令嬢の美少女(雨宮エイナ)の下僕をやっている俺(八崎誠也)はお嬢様を学園に送るために運転中衝突事故を起こしお嬢様諸共死んでしまった。
そして何故か目が覚めたら豪華な部屋に
寝かされているどう見ても赤ん坊の俺、そして隣のベットには女の子の
赤ん坊が…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-01 01:07:27
1109文字
会話率:17%
雪は死神を連れてくる。
そんな伝承のある村で、吹雪の夜、命尽きようとする少年がいた。誰かが話す声を聞きながら、彼は微睡みに身を任せた。次に目覚めると、上等な寝間着を着せられ、身体中清められて、ふかふかしたベッドに寝かされていた。そして彼に語
りかけたのは、青い瞳の死神と、自分によく似た天鵞絨の瞳の男だった。
死神と、少年と、【隷族】と呼ばれる死神のしもべの、寂しさと寒さのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-28 16:55:50
6365文字
会話率:57%
経緯は朝活動始まる一分前、それは突然起こった。床が突如、眩い光が輝き始め、輝きが膨大になった瞬間、俺を含めて30人のクラスメイト達がどこか知らない所に寝かされていた。
俺達はその後、いかにも王様っぽいひとに出会い、「七つの剣を探してほしい」
と言われた。皆最初は否定してたが、俺はこの世界に残りたいがために今まで閉じていた口を開いた。
そしてステータスを確認するときに、俺は驚愕する他なかった。
理由はただ一つ───
皆の授かった固有スキルには強スキルがあるのに対して、俺が授かったのはバットスキルにも程がある、状態異常倍加だったからだ───
※不定期更新です。ゆっくりと投稿していこうと思いますので、どうかよろしくお願いします。
カクヨム、エブリスタにも投稿しています。
よかったらそちらの方にも評価、お願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-22 09:39:35
329540文字
会話率:47%
ある日僕が目を覚ますと、僕は見覚えのない部屋で、手術台の様なものに寝かされていた。そして僕には、一切の記憶がなかった。僕の傍らには、白衣を着た謎の美女が立っており、美女は僕に、「君は私が作ったロボットだ」と言い放つ。僕がロボット!?そんなバ
カな……。自分の胸に手を当ててみると、その感触は柔らかく、ドクドクと心臓の鼓動も感じる。やはり僕は人間だ。僕がロボットのはずがない。――その日から、僕と謎の美女との、奇妙な共同生活が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-17 02:01:07
4779文字
会話率:48%
いつも通りに生活を送っていた、高校生の佐久間敦司。だが、突然何者かの襲撃を受け「普通」の生活が一変する。目を覚ますと見たこともない館で寝かされていて、見ず知らずの12人の人たちとの生活を強要される。初めは一致団結をしていたみんなだったが……
。推理に謎解き、最後の方はバトルなども含んでおり、今までにない新感覚推理小説を目指しています(≧▽≦)少しでも気になった方は読んでみてください!
誤字脱字、その他なにかあれば直ぐに修正します。感想などは、ユーザーじゃない方でも、ユーザーの皆さんでもお気軽に。出来る限り早くお返事します。宜しくお願い致します。
※更新間隔は1週間~1ヶ月程度を目安にしてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-24 22:43:13
235218文字
会話率:30%
檸檬 絵郎様 発案のお題「エンジェルとカテーテル」から生まれました。
普通の会社員、桜木 大は気づくと病室に寝かされていた。
何故、自分が病室にいるのか全く記憶がない状態だった。
優しく微笑む看護師、麻央と話をしていく内に記憶を取り戻す大
。
それは二人の不幸な出逢いの記憶であった。
そして、最後に麻央に告げられる言葉に大は衝撃を受ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-14 10:00:00
1848文字
会話率:31%