ねぇエコー。元気でいるかい?
あれからずいぶん時間がたったから君の事をどうしてエコーと呼んでいたのか、いつのまにか忘れてしまったよ。
君が僕を捨てたのは、もうずいぶん昔の事だね。
大学生の正将(まさひろ)は東京行きの新幹線に乗った。
同棲している女との間に子供ができた正将は、退学する事と結婚し働く事を決めた。
しかし帰郷先の生家で父は、息子が結婚する事も孫が産まれてくる事にも嫌な顔をした。
それどころか、希望通りにしたければ、父の出す条件を叶えよと言い出した。
わがままな父の要求を叶えようとするうちに、正将はある秘密に気が付く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-17 21:00:00
72992文字
会話率:37%
宮前由利は自分でその気はなくても、嫌な顔をしていると、よく言われる。その表情のせいで離婚した。団地では、あんな顔つきをしているから性格も悪いだろう、と噂される。だったら、そんな女になってやろうと決意した。
最終更新:2014-12-07 16:18:10
5058文字
会話率:28%
月明かりの下バルコニーには燕尾服を纏った男が1人の女性を前にして片膝をついてその左手をとってこういった。
「あなたに生涯忠誠を尽くすと誓います。何があってもあなたをお守りして見せます。」
女性はやや不機嫌な顔をしてこういった。
「それ
だけでは足りないわ。一番大切ななものがぬけていますもの。」
「そ、それはいったい……不肖ロベルト、アリス様に捧げることのできるものは忠誠と我が命と心得ておりました故他に思い当たるものがございません。」
「心もその体も…あなたの全てが私は欲しいの。」
「は………⁈」
「私があと何十年かして女王になればたとえあなたが元貧民街出身の平民であろうとそんなことは関係ないことですわ。強引にでもあなたとの結婚を成立させてみせます。」
「ア、アリス様…そっ…それは職権乱用であって…ごにょごにょ…」
「私は負けませんわ。たとえ何があろうとロベルトへのこの愛は不変であり何人たりとてこの恋の邪魔をすることはできないのですから。」
「はぁ〜…(厄介なことになりそうだなぁ…)」
これは最下層にいた人間が偶然と幸運によって王家に使える執事となり王女に翻弄される物語。
容姿端麗、頭脳明晰で国内外問わず人気のあるグランタニア王国第一王女アリス=フォン=グランタニアには王女である建前上、人には言えないがある一つの野望を持っていた。
それは彼女の専属執事であるロベルトとの結婚で……………………………
果たしてこの恋の結末はいかに?
小説初投稿となります。この話には魔法やら異世界転生やら魔王やらテンプレ要素は出てきません。ひとつあるのは主人公結構強いってことですかね。
気が向いたら更新と亀の歩みでやっていきます。自己満足で書いているのでそれでもよければどうぞお付き合いください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-23 11:35:16
556文字
会話率:0%
万年遅刻病の少年、束原鈴樹。彼は昔なじみの女友達である酉淵莉々と遊ぶ約束をしては毎度一時間の遅刻をしている。どんなに急いだところでそうなってしまう呪いでもかけられているように。
ある日の約束でついに束原少年は彼女に「次これ以上待たせたら
絶交」と宣言をされる。
そして次の週、彼はあろうことか再び遅刻をしてしまう。……しかし待たせていたはずの莉々はナゼか嫌な顔ひとつ浮かべないが――?
2013冬コミケで出したラノベの挿絵一部公開版で、少しずつ小分けにして投稿していきます。いくらか挿絵ありきの描写があって読みづらいこともありますが、ご容赦ください。
よろしくおねがいします。
Pixivにも投稿予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-09 23:16:28
46638文字
会話率:48%
無口な彼の『不機嫌なサイン』は瞳に出る。
ちっこくて元気なカリンちゃんは、大好きなタカちゃんをどうにかして振り向かせたい。でも、5年も付き合っているのに近くに越そうとすると嫌な顔を見せて、一向に好きになってくれる様子のないタカちゃんにカリン
ちゃんも限界で…?
146cmのカリンと190cmのタカちゃんの凸凹すれ違いストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-26 06:24:52
12739文字
会話率:22%
【Always不機嫌な彼】
“あたしの婚約者はいつも不機嫌な顔をしている”
別に、彼がいつもいつも不機嫌なわけじゃないことは知ってる。
感情の機微が、上手く出ないだけ。
あたしの前では、だけどふっと満面の笑みを見せてくれていた。
だか
ら分かるの。
最近のあなたは、本当に不機嫌。
後悔してるの? 他に好きな人が出来た?
名前のついた立場を手に入れても、安心なんて出来ないよ。
【Usually強がりな彼女】
“俺の恋人は、たいていの場合強がっている”
最初の印象は「生意気な女」。
可愛げのないその態度に、何度イラついたことか。
きっかけは……多分あの押し殺したような涙を見たときから。
守ってやらなきゃいけない。虚勢を張ってギリギリで立っている彼女を。
嵌まったのはきっと俺の方。
これは俺が、破滅的に強がりな彼女を手に入れるまでの話。
※PV20万アクセス突破しました! いつもありがとうございます♪折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-09-12 08:00:00
16831文字
会話率:48%
猫のような耳としっぽのはえた獣人のガレは、街でニンゲンのカリスに正体をばれてしまう。ガレは警戒したが、ガレを獣人と知っても嫌な顔をしない。それどころか、ガレにしっぽを触らせて、触らせてとせっついてきて・・・。異世界ファンタジー。
最終更新:2007-08-06 01:12:31
107939文字
会話率:38%