山城阿鳥《やましろあとり》は、ブラック企業で働き、毎日命を削っていた。
そんな時、公園で一人寂しく自分の誕生日を祝っていると、不死身の伝説級魔物、フェニックスと遭遇する。
今まで外れスキルだと思っていた、炎耐性(極)のおかげで仲良くなること
ができた阿鳥は、フェニックスをおもちと名付け、普段の生活やダンジョン配信をすることで生活費を稼ぎ、のんびりスローライフを送ろうと奔走する――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 07:00:00
335892文字
会話率:43%
真の外れスキルとは屁理屈にあらず。純粋に主人公の役に立たないどころか、足を引っ張り邪魔をするものである。
最終更新:2024-11-18 09:34:42
9098文字
会話率:42%
ガラム侯爵家の長男レディオ・ガラムは15歳になった日、神殿からスキルを授与される。
しかしレディオの授かったスキルは雷魔法(極小)。代々強力な雷魔法の使い手であるガラム侯爵家では、極小の魔法スキルは無能の烙印を押されてしまう。
魔
の森と呼ばれる魔物の巣窟に放り捨てられたレディオは死を待つばかりに思われたが、土壇場で前世の記憶を思い出す。
雷が電気であることを知ったとき、レディオは雷魔法極小の本当の使い方に覚醒する。
「すごい、マイクロウェーブでどんなモンスターも簡単に倒せる!」
実はチートだった雷魔法(極小)スキルを使い、レディオは侯爵家のしがらみから解かれた自分の人生を謳歌する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 17:17:09
5687文字
会話率:32%
ある日、主人公 手塚 タクミ はホームセンターで趣味のDIYの材料を物色していたところ、別世界の神から異世界に召喚され、スキル「ホームセンター」を授かり、滅びゆく弱小国を救ってあげてほしいと頼まれる。そのスキルはいつでもホームセンターの物資
を使える というもの。弱小国家再建をするにしては微妙なスキルと思ったが、とある理由で即、転生を決意した。タクミは果たして滅びゆく国を救うことができるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 20:16:26
27115文字
会話率:23%
しがないサラリーマンをしていた三島 怜。
彼は勇者召喚によって異世界へと転移させられる。
勇者としてのスキルを所持していると思われたが、所持していたのは従者を従えるだけのマスターサーバントだった。
外れスキルと言われるスキルではあったが、王
様の恩情を受けつつ、最初の従者を見つけて契約を結ぶことに成功する。
その従者は最強の種族である竜種であり、外れスキルと思われていたスキルの本当の効果によって最弱の転移者から様々な従者を仲間にして成り上がる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-25 19:31:54
92216文字
会話率:74%
特殊スキルに覚醒
外れスキルと思ったが実はチート級
一発逆転
追放ザマァ
底辺から頂点へ
……
そんな甘い言葉を投げかけるものは大概にして何らかの悪意をもっているのだ。
本紙は周辺諸都市で発生した種々の事件を取り上げ、善良なる市民諸氏が被
害者に、あるいは加害者に転じることなきよう注意喚起するためのものである。賢明なる市民諸氏らにあってはどうか上記のような言葉で勧誘する悪徳ギルドやその構成員に騙されず、堅実にして誠実なる生活を送られたし。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-13 22:22:01
2035文字
会話率:6%
【2024年7月10日 カドカワBOOKSより発売!】
「米……そうだ米だ! こんな大事なことを忘れていたなんて!!!」
――ここは、8歳になると神よりスキルを与えられる世界。
主人公・フェリクは、ガストラル王国の辺境にある農村ファルムに
暮らす、米農家の息子だった。
代々受け継がれてきた水田でなんとなく米を生産していたフェリクの家だったが。
米は時代遅れでまずい貧乏人の食料として安く買いたたかれ、生活も苦しくなるいっぽうだった。
そして8歳になった日。
フェリクが教会で神より授けられたスキルは、なんと【品種改良・米】。
外れスキルを引き当てた雑魚として、村のみんなから笑い者にされてしまったフェリクだったが。
しかしスキル付与と同時に蘇ったのは、なんと前世の記憶だった――。
あんなに米が好きだったのに。
米こそ正義だと思ってたのに。
どうして今まで忘れてたんだあああああああ!!!
米が時代遅れ? は?
そんなの絶対に認めない!!!
オレが米の良さを教えてやるよ!!!!!
こうしてフェリクは、スキルと前世の知識を駆使し、米改革をすると誓ったのだった――。
【主要キャラクター】
◆フェリク・クライス
主人公。ガストラル王国の辺境、アリスティア領にある農村ファルムに暮らす、米農家の息子。
8歳のとき、スキル獲得とともに「三度の飯より米が好き!」だった30歳の会社員(男)・米原秋人(まいばら あきと)としての記憶がよみがえる。
◆アリア・フローレス
明るく優しい性格の、フェリクの幼なじみ。
ファルム村の村長の孫娘で、フローレス商会社長の娘。
家計が苦しいフェリクの家に、たまにこっそり食料を届けてくれる。
◆エイダン・フローレス
アリアの父親で、フローレス商会の社長。
ビジネスとお金が大好きで顔が広く、アイデアを思いつくといても立ってもいられない。
が、家族思いで優しい性格でもある。
◆リアム・アリスティア
辺境伯。フェリクたちが暮らすアリスティア領を治めている領主。
無害な人間には優しく、基本的には領民思いで面倒見もいい。
だが、怒らせると怖いらしい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-05 07:00:00
190992文字
会話率:44%
世界各地に現れるダンジョン。貴重な資源の宝庫であるダンジョンは脅威でもあった。
探索者──シーカーにして配信者であるバミィはダンジョンの最深部にてある男と出会う。
※カクヨムでも掲載しております
最終更新:2024-09-20 17:32:09
39790文字
会話率:40%
和風テイストの獣耳の先住民の住む流れ着いた、記憶喪失のスティーリー・スノウ。
彼が所持するのは自分自身の能力を低下させる「鈍化」という外れスキル。
新たな土地で生活し恋愛に鈍感ながら婚約者も出来るが、ある日婚約破棄され他の男に奪われてしま
う。
しかし外れスキルと思われた自身の能力の真の使い方に気づいて覚醒したその時、彼に新たな人生の道筋が開かれるのだった。
※と書くとシリアスっぽい内容ですが、ラブコメ度8割位の異世界恋愛物です。
主人公スティーリー君は早々に改名しますし、そもそも誰も本名で呼びません。
※ネオページ、カクヨム、Nolaノベルに投稿しています(Nolaとネオページ先行)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-18 23:56:10
18509文字
会話率:30%
小日向 悠(コヒナタ ユウ)は、クラスメイトと一緒に異世界召喚に巻き込まれる。
クラスメイトの幾人かは勇者に剣聖、賢者に聖女というレアスキルを授かる
「ぎゃはははははは! おい、みんな見ろよ! 小日向のスキル、無能だってよ!!」
一方、
ユウが授かったのはなんと外れスキルの無能だった。
召喚国の責任者の女性は、役立たずで戦力外のユウを奈落というダンジョンへゴミとして廃棄処分すると告げる。
「絶対に、絶対にお前ら殺してやるぞぉーー!!!」
理不尽に奈落へと追放したクラスメイトと召喚者たちに対して、ユウは復讐を誓う。
ユウは奈落で無能というスキルが実は『すべてを無にする』、最強のチートスキルだということを知り、奈落の規格外の魔物たちを無能によって倒し、規格外の強さを身につけていく。
これは、理不尽に追放された青年が最強のチートスキルを手に入れて、復讐を果たし、世界と己を救う物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 12:18:30
99942文字
会話率:46%
気づいたら大好きなゲームで俺の大嫌いだったキャラ、ヴァイスに転生してしまっていた。
ヴァイスは伯爵家の跡取り息子だったが、太りやすくなる外れスキル【超重量】を授かったせいで腐り果て、全ヒロインから嫌われるセクハラ野郎と化した。
最終的には
魔族に闇堕ちして、勇者に成敗されるのだ。
だが、俺は知っていた。
魔族と化したヴァイスが、作中最強クラスのキャラだったことを。
外れスキル【超重量】の真の力を。
俺は思う。
【超重量】を使って勇者の王女救出イベントを奪えば、殺されなくて済むんじゃないか?
俺は悪行をやめてゲーム知識を駆使して、強さがすべての魔法学園で1位を目指す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-14 18:01:41
167224文字
会話率:42%
「マイス・ウィンザーよ。貴様を国家反逆罪で追放処分とする!」
主人公の錬金術師マイスは、国王から辺境への追放を言い渡されてしまう。
王国を守っている最強のドラゴン【守護竜ヴァリトラ】の元に密かに通っていたことが、王国への反逆に当たるという
のだ。
「以前から申し上げておりました通り、国王陛下が崇めている守護竜ヴァリトラは……僕が錬金術で生み出した人造魔獣なのです」
「ヒャハハハハハ! 兄貴、まさか公の場で、ここまで大ボラを吹くとは思わなかったぜ。てめぇは外れスキルを持って生まれた欠陥品。回復薬もまともに作れない無能だろうが!?」
真実を話したにも関わらず信じてもらえず、父親と弟から公衆の面前で罵倒されて、マイスは危険な辺境へと追放されてしまう。
しかし、実は守護竜ヴァリトラの正体は、4年前に死んだと思われていたマイスの妹ティニーだったのだ。マイスは死の淵より妹を救うために、ティニーを錬金術でドラゴンへと進化させていた。
マイスがヴァリトラの元に通っていたのは、妹を人の姿に戻すためだったのだ。
「マイス兄様こそ私の命の恩人にして、この世のすべてを統べるに相応しい【至高にして至大であられるお方】です。マイス兄様を傷つける者は、この私が地獄に叩き落します!」
守護竜ヴァリトラの怒りを買った王国は、破滅への道を歩むことになる。
一方で、マイスが領主となった辺境は、彼の錬金術によって空前の発展を遂げて、みんな幸せになっていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-25 12:16:18
109737文字
会話率:50%
この世界では、18歳になると誰もが創造神から【スキル】を与えられる。
僕は王宮テイマー、オースティン伯爵家の次期当主として期待されていた。だが、与えられたのは【神様ガチャ】という100万ゴールドを課金しないとモンスターを召喚できない外れ
スキルだった。
「アルト、お前のような外れスキル持ちのクズは、我が家には必要ない。追放だ!」
「ヒャッハー! オレっちのスキル【ドラゴン・テイマー】の方が、よっぽど跡取りにふさわしいぜ」
僕は父さんと弟に口汚く罵られて、辺境の土地に追放された。
僕は全財産をかけてガチャを回したが、召喚されたのは、女神だと名乗る残念な美少女ルディアだった。
最初はがっかりした僕だったが、ルディアは農作物を豊かに実らせる豊穣の力を持っていた。
さらに、ルディアから毎日与えられるログインボーナスで、僕は神々や神獣を召喚することができた。彼らの力を継承して、僕は次々に神がかったスキルを獲得する。
そして、辺境を王都よりも豊かな世界一の領地へと発展させていく。
◇
一方でアルトを追放したオースティン伯爵家には破滅が待ち受けていた。
アルトを追放したことで、王宮のモンスターたちが管理できなくなって、王家からの信頼はガタ落ち。
アルトの弟はドラゴンのテイムに失敗。冒険者ギルドとも揉め事を起こして社会的信用を失っていく……
やがては王宮のモンスターが暴れ出して、大惨事を起こすのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-01 18:16:50
378792文字
会話率:43%
謎の地球外生命体『ドラゴラゴン』による侵略から世界を守るヒーロー『カルノライザー』。その正体は誰が見てもただの女子高生にしか見えない『龍ヶ崎咲(りゅうがさき さき)』という少女である。
そんな彼女がドラゴラゴンの親玉を打ち倒してからはや
数か月が経ち、残党を狩るだけの毎日に退屈していた時に事件は起こった。彼女の乗る修学旅行のバスが突如として異世界に召喚されてしまったのだ。そこで咲たちは国王の行った勇者召喚の魔法によって自分たちが召喚されたのだと言う事を知ると同時に、勇者としての適性を測ることになるのだが……。
「『変身』……じゃと? はぁ……今回も外れが出てしまったか」
彼女が異世界に召喚される前から持っていた『変身』の能力は、この世界においては所謂『外れスキル』だったのだ。また、どういう訳か咲の適性は表示されなかった。もちろん彼女の適性が低いはずもなく、石板の表示上限を超えてしまっているためにそうなっているだけなのだが、それを国王が知るはずもなく咲は外れ勇者としての烙印を押されてしまう。
この世界において外れ勇者の扱いは酷く、まともに生きることすらも許されてはいない程であるのだが……彼女は、龍ヶ崎咲は違った。地球外生命体の侵略から世界を救った彼女が、今更異世界で遅れを取るはずが無いのだ。外れ勇者としての扱いなど、その力で跳ね除けてしまえばいい。何故なら彼女は最強のヒーローなのだから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-11 18:10:00
205153文字
会話率:41%
ある日、突如として出現したダンジョン。地形の隆起を引き起こすため、ボロアパートごとダンジョンの最深部へと取り残された青年、蒼井 一樹は外れスキル『課題』を通してなんとか生き延びているのだった。
カクヨムにも掲載しております
最終更新:2024-09-02 07:00:00
61245文字
会話率:60%
異世界転生したユウトは、十三歳になり成人の儀式を受け神様からスキルを授かった。
しかし、授かったスキルは『レベル1』という聞いたこともないスキルだった。
『ハズレスキルだ!』同世代の仲間からバカにされるが、ユウトが冒険者として活動を始めると
『レベル1』はとんでもないチートスキルだった。
ユウトは仲間と一緒にダンジョンを探索し成り上がっていく。
そんなユウトたちに一人の少女た頼み事をする。『お父さんを助けて!』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 17:05:31
112211文字
会話率:31%
え? 転生先がクソザコ悪役貴族? だったら最弱で最強の師匠を目指します。
ゲーム「ロスト・クエスト」に登場する「クソザコボス」悪役貴族のジェラルド・マクシミリアンに転生してしまった俺。
スキル「にげる」しかないジェラルド。
レベル10
しかないジェラルド。
しかもこのままいけば確実に殺されるイベントが待っている。
絶対死んでたまるか!
そんな状況を打破する為に、俺は徹底的に準備した。金、装備、アイテム。そして、得意のウソと原作知識を元にある計画を実行に移す。
それはロスト・クエストの主人公である女勇者ロナを最強に育てあげること。俺が生き残る為には原作主人公すら利用してやる。
勇者をイベントまでに高レベルへ育て上げれば、俺の死亡イベントもクリアできる。そう確信して。
ここまで準備した俺は絶対イベントをクリアできる!
これは、世界が死を望む男が、最弱なのに絶対の自信を持つ男が、運命に抗い、それを打ち破る物語。
※同名タイトルをカクヨムでも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-27 13:10:00
303416文字
会話率:53%
ウィーケンは冒険者。
『威力減衰』という、範囲内のものの威力を弱める幕を作るスキルを持っている。
しかし減衰させるだけの能力を仲間に否定され、追放されてしまった。
そこにS級冒険者のセレストが現れ、その手を取る。
「ウィーケン! 私に力を
貸してくれ!」
『威力減衰』しか持たないウィーケンは、果たしてセレストの役に立てるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-21 21:36:23
3141文字
会話率:49%
王宮で事務員として働く中年男性、カインは異世界からの転移者だった。
転移の際の特典として授けられたのは、スキル「理解力」。
それは、特定の物事への理解が出来なくなる代償に、それ以外の事象については、見るだけで理解出来るようになるというチー
トスキルだった。
「理解力」スキルのおかげで、全ての魔法を使用することが出来るカイン。しかし、カインは自身の凄さを、スキルの代償の方のせいで理解できず、「理解力」スキルも外れスキルだと思っていたのだった。
そのため、カインは前の世界でも慣れ親しんだ仕事をしようと考え、王宮の事務員として平穏に暮らしていた。
そんなカインだったが、王宮でともに働く貴族たちからは、陰で大賢者と呼ばれていた。
その卓越した魔法能力だけではなく、非常に有能な事務員としても、皆から、とても頼りにされるカイン。
そんな平穏な事務員としての仕事はしかし、ある日唐突に終わりを告げる。
王と王太子が毒で亡くなり、辺境の一貴族に過ぎなかったリヒテンシュタインが血筋だけで王へと即位したのだ。
カインの能力を理解できないリヒテンシュタインは、雇用契約満了にかこつけてカインを王宮から追い出したばかりか、カインがそれまで作っていた書類を全て破棄させるのだった。
副業で冒険者としても活動していたカインはこれをちょうど良い機会だと、冒険者として徐々に活躍していくこととなる。
一方カインという優秀な事務員を失ったばかりか、カインの作ったマニュアルまで全て破棄した王宮では大混乱が巻き起こるのだった。
・連載版折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-14 19:42:52
52071文字
会話率:32%
王宮で事務員として働く中年男性、カインは異世界からの転移者だった。
転移の際の特典として授けられたのは、スキル「理解力」。
それは、特定の物事への理解が出来なくなる代償に、それ以外の事象については、見るだけで理解出来るようになるというチー
トスキルだった。
「理解力」スキルのおかげで、全ての魔法を使用することが出来るカイン。しかし、カインは自身の凄さを、スキルの代償の方のせいで理解できず、「理解力」スキルも外れスキルだと思っていたのだった。
そのため、カインは前の世界でも慣れ親しんだ仕事をしようと考え、王宮の事務員として平穏に暮らしていた。
そんなカインだったが、王宮でともに働く貴族たちからは、陰で大賢者と呼ばれていた。
その卓越した魔法能力だけではなく、非常に有能な事務員としても、皆から、とても頼りにされるカイン。
そんな平穏な事務員としての仕事はしかし、ある日唐突に終わりを告げる。
王と王太子が毒で亡くなり、辺境の一貴族に過ぎなかったリヒテンシュタインが血筋だけで王へと即位したのだ。
カインの能力を理解できないリヒテンシュタインは、雇用契約満了にかこつけてカインを王宮から追い出したばかりか、カインがそれまで作っていた書類を全て破棄させるのだった。
副業で冒険者としても活動していたカインはこれをちょうど良い機会だと、冒険者として徐々に活躍していくこととなる。
一方カインという優秀な事務員を失ったばかりか、カインの作ったマニュアルまで全て破棄した王宮では大混乱が巻き起こるのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-01 07:06:22
10831文字
会話率:29%
青い空、白い砂浜、純真な獣人たち……ここは、なんとひどい辺境なのでしょう……
†
日本でサラリーマンをしていた僕は地下鉄事故に巻き込まれ、気づいたら異世界の公爵家の赤ん坊に生まれ変わっていた。
だけど家には兄が5人も居た。しかも
僕だけ腹違いの半分平民の子なのだ。使用人たちからも無視されている。
そんな僕が13歳になり、聖別の儀式で授かったスキルは『浄水』……汚い水を綺麗にするだけという、父親に言わせれば「高貴な公爵家にあるまじき外れスキル」だった。兄達は『軍神』だの『聖賢』だのといった、誰からもちやほやされる立派なスキルを持っているのにだ。
かくして僕は、大陸一の栄華を誇る花の王都から放り出され、公爵家が嫌々預かっている大辺境の飛び領地、ルーダン城の領主となる事になった。そこにはまともな文明もない蛮族しか住んでいないという。
はあ。ひどい話だけどせっかく貰った命だ、頑張って生きようか。
え、王都で大変な疫病が発生した? 知らないよ、聞いてないもん。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-23 00:10:00
103196文字
会話率:43%
異世界転生をした大学生の後藤田だったが、目の前に広がっているのは、とてもレベル1の転生者がやっていけそうにない殺伐とした世界で……。
最終更新:2024-06-06 18:00:00
7128文字
会話率:57%
「無詠唱魔法なんて、誰でも出来るだろ?」
シナ歴三〇五六年、ある巨大都市サクラメリアに、一人の賢者が転生した。
魔導を極めたはずの賢者は何故か転生後、魔法適正のない無能として扱われることになる。だが、賢者は無能の評価をものともせず、学園で
不動の地位を築いていく。
「どうして学園に俺の銅像があるんだよおおぉぉ!?」
これは、魔導を極めた賢者が、学園で再び最強になるまでの物語…………では、ない。
その街には、賢者と肩を並べるチート級主人公が、何人もいた。
加護を持たぬが故にパーティーから追放されるも、加護が覚醒し、元パーティーメンバーを見返す主人公。
「お前らが何を言ってももう遅い。俺は俺の人生を歩ませてもらう」
力を取り戻し、娘とスローライフを送る元剣聖の中年主人公。
「ユニリアは本当に可愛いなぁ」
大魔法使いの下で育ち、常識を何も学ばなかった少年。
「竜の討伐なんて、誰でも出来るよね?」
最弱の魔物に転生し、魔物ライフを送る主人公。
「なんで俺がこんな目にいいぃぃぃ!?」
どこかで見たようなあいつらが、チート能力を持ったテンプレなあいつらが、一つの街に集結した!
これは、テンプレチート主人公が一つの街にたまたま集まった、物語。
「え、俺また何かやっちゃいました?」
テンプレ主人公たちが!
チートなあいつらが今、帰って来る!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-24 19:00:00
125866文字
会話率:54%