「あの子なんか産まなきゃよかった」
そう電話で話しているのは、私のお母さんだった人。
私は、生まれるべきではなかった人間。
「お前頭おかしいんじゃないの」
そう言い放ったのは私の同級生だった人。
私が学校に行かなくなった原因。
「あ
なたの病気を漫画にしている子がいるよ。」
そう言ったのは私の友達。
私に友達が何かがわからなくなった原因。
「居場所はあるよ」
そう言ったのは中学校の頃の保健室の先生と担任の先生。
私の唯一の頼れるところだった。
「お前はどこもおかしくないぞ」
そう言ったのは診察室でタバコを吸うヘビースモーカーの精神科の先生。
私の生きる意味を教えてくれた私の心を作った血は繋がっていないし扶養にも入ってもいないけど間違いなく私の心を作ったお父さん。
「複雑性PTSDによる解離性同一性障害かなぁ」
私に病名ばっかりつけてくるヘビースモーカー先生の代替え。
そんなに頼りにならない病院の先生。
生きていたくないともがき苦しみ、人生に絶望していた君へ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-29 20:00:00
5507文字
会話率:46%
性同一性障害とは何か……。
生まれながらに女の心を持ちながら、動物分類上の男として生きるということは何なのか。
初めて口紅を塗った日、父親から死の恐怖を感じるほどの暴力を受け、自分が女であることを隠し続け自ら不良の仲間入りをし暴走族の一員と
なった「よしかず」
どんなに自分の心の中を隠し通したとしても、自分の心の中にある性別が女であることに変わりなかった。
暴走族のサブリーダー相沢龍也に恋心を抱き続け特攻服を着て夜の街を走り回ったよしかず……。
しかし、チーム内で起きたある事件をきっかけに大きな抗争となり、相沢龍也は警察に捕まってしまった。
それから10年……地元の一切の人間関係を断ち切り、性同一性障害である自分が、最も自分らしく生きられる新宿二丁目に移り住み女として生きていく決心をし、ニューハーフのお店クラブ「will」に住み込みで働きだした。
よしかずという名前も捨て「美和」と改名し女の姿で働きだした美和……。
その店で、初めてついたヤクザの祖親分の席……VIPルームのその片隅に座っていた親分付きの若い衆……。
そこにいたのは10年の歳月で変わり果てた姿となった龍也だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-12 22:14:51
67767文字
会話率:33%
俺、瀬田要は歌を歌うのが好きだった。
見た目がかなり不良っぽいため、誰にも言えないし、みつからねぇようにしてた……今日、までは。
「要くん?!」
「いや…なんでいるんすか蓮先輩」
カラオケルームに間違えて入ってきた、知り合いの室生
蓮先輩にバレるまでは。
「僕はね、歌い手グループを作りたいんだ。飽和した歌い手界を一新する、歌い手グループをつくりたい。」
それは、図らずも俺の願い…
「誰かを喜ばせる歌を歌いたい」という夢と一致していて……
「先輩、作りませんか?その、夢のグループを。」
問題あり悩みありワケありの男子歌い手グループの、青春ドタバタファンタジーです。
エブリスタにも同作を公開中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-12 18:08:32
1748文字
会話率:44%
ユウキは、誰にも負けない歌声を持っていた。
だが、ユウキには他の人には、あまり知られたくない秘密があった。
幼少の頃の記憶が無い事、そして、その頃の悠貴は勇気であった事……。
最終更新:2022-09-28 22:49:44
4212文字
会話率:22%
「今日は男の子の気分。」
そうやって日によって自分の性別が変わり、
本当の自分は
一体どの性別で相手を愛してるのか
"行方不明"になり続けた1人の人間と
彷徨った果てに出逢うもう1人の人間。
そんな"行方不
明者たち"の不器用で、一途な
どこにでもある様な普遍的な恋愛物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-12 23:00:00
448文字
会話率:8%
黒川千花は解離性同一性障害、つまり多重人格だ。彼女は大財閥の令嬢ながら、警視庁の捜査一課刑事として、活躍している。
彼女の中には十人の人格が存在する。一人目の元々の人格は前記のとおり、刑事。二人目は華道の師範代。三人目はボランティア活
動家。四人目はシステムエンジニア。五人目はカジノ女王。六人目は格闘家。七人目は医師志望の大学生。八人目は弁護士志望の大学生。九人目は家庭教師のアルバイト。十人目は料理研究家。と、それぞれ人格により職業が違う。
そして、その全人格それぞれに、パートナーが存在する。一つ目の人格、元々の人格はもう既に法律婚をしている。相手は黒川頼流、警備会社の社長をしている。元々は警備部警護課のSPだったため、たまには現場へ出ることもある。
やはり、人格が異なる為、記憶は受け継がれない。しかし、科学の発展により、特殊な眼鏡でデータの更新をすると、記憶を引き継げるようになった。それにより、人格が眠っている間の事が分かるようになった。
スイッチングはそれぞれの人格のパートナーによる手の甲へのキスである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-12 20:28:10
42309文字
会話率:57%
解律性同一性障害と診断された、1人の男の子の小さなお話です。
キーワード:
最終更新:2022-03-06 15:25:52
673文字
会話率:0%
真面目に生きればいじめられ、不真面目に生きれば嫌われた。これは解離性同一性障害か、それともただの情緒不安定か。
キーワード:
最終更新:2022-02-27 11:56:26
1535文字
会話率:0%
就職後、仙台の事務所に配属されて3年目の中山廉。
平日、彼は休みを取り、趣味のドライブでをしながら、海が見える高台にやってくる。
そこで、偶然出会った若い女性は、廉の好みにどストライク。
面食いで、しかも髪型や、ファッションまで細かく好みを
追求する彼にとっては、絶対逃してはいけない女性だった。
しかし・・・その女性、汐音は生まれながらの女性ではなかった。
若い会社員男性と、同い年の女性化を目指すトランスジェンダーの物語です。
性の問題を取り扱うのでR15としました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-30 17:00:00
62186文字
会話率:15%
「智樹くん・・・今は女の子だから、ほのかちゃんか・・・
ほのかちゃんって、本当に可愛いんだよ。
このとおり、ばっちりセーラー服も似合うし、それに・・・」
そこまで言うと、和也の姉の桃は、女装して「ほのか」になった智樹が履いている
短い制服の
スカートを突然まくりあげた。
ふわりと巻き上がるプリーツスカート。
「きゃあっ!!いやんっ♡」
黄色い悲鳴と同時に、白い可愛いリボンのついてショーツが露わになる。
ほのかはあわててスカートを両手で押さえ、顔は真っ赤だ。
いかにも恥ずかしそうな表情である。
その羞恥に満ちた顔はまさに乙女だった。
「は、恥ずかしいっ・・・見られちゃった・・・」
和也は唖然とする。
親友なのに、男なのに、下半身が反応してしまった。
しかも、ドキドキする。
(親友だけど、可愛いっ。これは・・・いいかもっ!)
TS女子高校生シリーズも4つ目のシリーズとなります。
女の子になりたいっと思う小学生が中学、高校と成長するにつれて可愛く変化していくのを描きたいと思います。
またその親友がその変化にドキドキしてしまうという毎度お馴染みのパターンもあります。
今回はGID(性同一性障害)特別クラスが日本で初めて創設された(?)私立の中高一貫校を舞台に男の娘(途中からはTS)を主人公に話をつくってみました。
女の子になりたがる少年の話が好きな人、読んでくださいね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-07 19:06:17
32449文字
会話率:16%
「普通の女子高生になりたい! セカンドシーズン」の3年目に当たる年の新入生・小山絢子の学生生活を描きます。
小山絢子、本名小山実はトランスジェンダー(MtF)ですが、まだ女性として生活できる自信はなくまずは1年目は男子生徒として入学し生活し
てゆきますが、本人はなるべく隠しているつもりでも…?
少しずれたところのある小山を中心に織りなされるコミカルストーリーです。
なお、シリーズものですがフォースシーズンから読み始める事も出来るように書いております。
今作ではこれまでのシーズンとは違い、リアルさよりもコミカルさを追求しております。
そのため、だいぶ性同一性障害の実態とは異なる軽い作品となっております。
なお、作品中では特別表現上に必要がある場合を除いてDSM-5に基づいて「性別違和」の用語を使っております。毎回「性同一性障害」と書くと長いのと、当事者団体ではこの呼び方を嫌う動きがあることに配慮してです。
※この物語はフィクションです。医療や法令などに関しては令和2年度の筆者の見聞に基づいておりますが、誤りを含んでいる可能性が多分にあります。その点をご了承の上、現代ファンタジー物としてお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-06 11:00:00
2258840文字
会話率:54%
初瀬恵が日々思ったことや感じたことをつづるエッセイです。
性同一性障害関係の事も扱います。
最終更新:2020-09-15 10:00:00
282228文字
会話率:2%
「普通の女子高生になりたい! サードシーズン」主要登場キャラクター視点からの回想です。
なお、作品中では特別表現上に必要がある場合を除いてDSM-5に基づいて「性別違和」の用語を使っております。毎回「性同一性障害」と書くと長いのと、当事者
団体ではこの呼び方を嫌う動きがあることに配慮して、というところです。
※この物語はフィクションです。医療や法令などに関しては令和元年度の筆者の見聞に基づいておりますが、誤りを含んでいる可能性が多分にあります。その点をご了承の上、現代ファンタジー物としてお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-10 11:00:00
79764文字
会話率:1%
皆さん、差別は嫌いですよね?
多様性を受け入れましょう。
助け合いは人として当たり前のことです。
この小説を読めば、あなたも差別を無くすための一助となります。
ぜひ読んでください。
最終更新:2021-11-20 09:12:11
1226文字
会話率:0%
主人公で心理カウンセラーの倉田学と解離性同一性障害(二重人格)の病を持つ木下彩を中心に、銀座ホステスのママやお店の子(ホステス)、そして新宿歌舞伎町ホストクラブのホストなど、それぞれ自分の過去を引きずり生きている。またそれは主人公で心理カ
ウンセラーでもある倉田学も同じだ。
この話は心理カウンセラーの倉田学を中心に、解離性同一性障害(二重人格)の病を持つ木下彩とのカウンセリングを中心に話が展開していく。そして彼女の中のもうひとりの人格は彩とはまるで違い、学も最初は彼女の豹変に驚き戸惑った。
しかし学は次第に、最初に彼女に会った時の「明朗でおしとやか」と言う彩に惹かれて行く。そして、もうひとりの人格のひとみに対して、自分の手で木下彩の人格と綾瀬ひとみの人格をカウンセリングにより統合させて行くことに対し、こころ苦しい気持ちが湧き起こっていった。(第二部)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-03 16:46:47
243119文字
会話率:67%
主人公で心理カウンセラーの倉田学と解離性同一性障害(二重人格)の病を持つ木下彩を中心に、銀座ホステスのママやお店の子(ホステス)、そして新宿歌舞伎町ホストクラブのホストなど、それぞれ自分の過去を引きずり生きている。またそれは主人公で心理カ
ウンセラーでもある倉田学も同じだ。
この話は心理カウンセラーの倉田学を中心に、解離性同一性障害(二重人格)の病を持つ木下彩とのカウンセリングを中心に話が展開していく。そして彼女の中のもうひとりの人格は彩とはまるで違い、学も最初は彼女の豹変に驚き戸惑った。
しかし学は次第に、最初に彼女に会った時の「明朗でおしとやか」と言う彩に惹かれて行く。そして、もうひとりの人格のひとみに対して、自分の手で木下彩の人格と綾瀬ひとみの人格をカウンセリングにより統合させて行くことに対し、こころ苦しい気持ちが湧き起こっていった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-01 11:17:42
164466文字
会話率:70%
んな子は性同一性障害のレズビアン。エンドレスエイトよろしく夏休みがループするがそこから抜け出せるか?
最終更新:2021-09-07 14:22:27
1052文字
会話率:70%
幕末の福岡城下に高場乱(たかばおさむ)という眼科医がいました。高場流の医術で眼病に悩む患者を救い、また、私塾を営んで若い男たちを教育していました。まるで女性のように可愛らしい風貌と小柄な体格を持っていましたが、その言動はだれよりも男っぽく
乱暴であり、教育方針も胆識の鍛錬を第一とする荒々しいものでした。
実は、高場乱には人に言えない悩みがありました。それは心と身体の不一致、今で言うところの性同一性障害です。そのような診断名さえない時代でしたから、高場乱にとって人生は険しい道となりました。周囲の無理解と自身の不全感に悩みながらも、雄々しく生きたひとりの性同一性障害者の小伝です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-20 07:37:14
33524文字
会話率:27%
主人公、和泉杏は彼氏いない歴イコール年齢
モテない訳では無いが自身が男性と恋愛する事に
違和感を感じながら生きる
そんな中で出会うLGBTQ、Xジェンダーの人達
自分の感じる違和感が何なのか
自分はバイなのかレズなのかすらも解らずに
ありの
ままの自分、自分らしく生きようとする
貴方は自分の性別に違和感を感じた事はありませんか?
このお話は自分の性に違和感を感じながらも自分らしさを大切に生きる男女の物語です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-17 22:17:55
878文字
会話率:67%
解離性同一性障害を抱える天霧涼葉は、いくつかの人格を持っていた。ある人格は、同性である女性を嫌悪し(その原因は彼女の成長過程にある)その人格のせいでクラスにも馴染めずにいた。
それを知る小学校から付き合いのある幼馴染の御堂凌空と伊勢崎詩乃が
涼葉を学校生活の中で支えていく。
しかし、ある日を境にその関係はギクシャクしたものへと変わってしまう。
それは、もう一つの涼葉の人格が影響していた。
多重人格の少女と、健気な幼馴染二人の織り成す背徳のストーリー開幕です。
※取材させてもらった方からの許可を得ての執筆となっております。
また、例にもれず遅筆となりますのでよろしくお付き合いください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-15 16:07:02
5149文字
会話率:37%
ぼくはなにものなのかよくわからなくなったのです。
最終更新:2021-07-31 11:35:09
3668文字
会話率:0%
結子は大阪府に住む女子大学生。結子には性同一性障害があり、ある日母に自分の障害のことを打ち明けることを決意する。しかし、母は何者かに襲われ意識不明の重症になってしまう。重篤の母が目を覚まし、結子に放った言葉とは。
最終更新:2021-06-27 23:23:19
1084文字
会話率:0%
そこは私立南瓜学園。年齢種別問わずして生徒を集う学園である。風変わりな生徒達は、今日も面白おかしく学園生活を営むのであった。
追われかぼちゃと勘当姫のすぴんおふです(笑)
最終更新:2021-06-15 23:58:52
4318文字
会話率:56%
限られた選択肢
越えられない壁
少女は体験する。
愛と残酷で満ち溢れた世界を。
最終更新:2021-06-13 16:43:58
13011文字
会話率:17%