自主性・創造性なんて無い世界。しかし、食欲だけは生き残った。
最終更新:2016-02-29 19:35:59
1790文字
会話率:25%
共幻文庫短編小説コンテストへ応募した重複投稿です。
テーマは一杯の水。
異能力高校生が織りなす、創造性ある夏休み!
拙作レイドリフト・ドラゴンメイドと同一世界観です。
2017年8月31日、改訂しました。
最終更新:2015-11-20 06:10:57
12209文字
会話率:22%
遠くない未来、ロボットと人の境界が曖昧になり、人権や尊厳の在り処も不確かとなりつつあった。同時にロボットにも尊厳や人権を与えるべきと求める声も増える中、しかしながら政府は尊厳ある人権を、人以外には与えるべきではないと考え、ロボットの事件や
アクシデントにまつわる情報を操作し、逆説的に自然人の価値を確立しようと、Skinfaxiなる特別な存在を組織し、また派遣するようになった。
Skinfaxiであるプルートゥとイプシロンは、とある事件の調査に赴いていた。内容は創造性を持たない筈のロボット(R.U.R.)が死亡したオーナーの名前を使い、作品を発表したというものである。
公文書偽造、著作権の侵害など……事件としては単純なものだ。だが、本当にR.U.R.に芸術性があるのか、或いは別の理由により謀っているのか。プルートゥとイプシロンは真実を見極めるため、異種隔離施設へと向かった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-10 00:00:00
18194文字
会話率:42%
オルガスムスを誘起する脳内定着型法悦誘発装置「オルガスマトン」が開発された近未来。
その規制の是非をめぐり、文化娯楽省で開催された意見聴取会にて多角的な観点からその危険性が討議される。
報酬系を活性化させる娯楽であるドラッグ、タバコ、カ
フェイン、アルコール、甘味料、ゲーム、恋愛とともにオルガスムスの効用、芸術活動や創造性との関係性について社会学、幸福論、分泌学、脳科学からの検討がなされる。
究極の娯楽であるこのオルガスマトンは人類にとって有益なものなのか、あるいは規制すべきものなのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-03 00:09:19
38299文字
会話率:5%