「私が花嫁・・・・・・?」
貧乏村に生まれ、両親の死後は一人寂しく暮らしていた。ある日、プローリアは、後宮の料理人として面接に受かる。みなし児でしかなかったプローリアは、こうして華やかな後宮で料理人として生きることになった。
「兄上。
まさかとは存じますが、このような身分の低い者などを!」その日(一身上の都合により)、第1王子に逆プロポーズされてしまったプローリアは、一転 当事者に。花嫁確定……と思いきや、それをこころよく思わない周囲の者から、失脚に向けての策略が水面下で進む。しかし、それでもめげないプローリアの快進撃が開始する。
貧乏暮らしでつちかった、生活の知恵をやりくりして、困難や事件を乗り越え、結果、王国や後宮から一目置かれる存在に。
一方で、次期国王をめぐる王国の陰謀に巻き込まれ、そこでもめきめきと、頭角を現し仲間からも認められていく。
そのようなあわただしい日々を送るうちに、わずかではあるもののプローリアの名は、王国内に知れ渡り、王子までもが彼女を頼るようになって・・・・・・。
―世界は彼女を中心にいつしか、暗黒の時代へとなっていく。
これは料理コンテストによって世界を旅する、平凡でしかなかった女性が、さまざまな人の助けを借りながら、幸せになっていくシンデレラストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-09 17:40:09
97050文字
会話率:60%
「ノエル兄上……! あなたの王族籍および王位継承権を今、このときより剥奪させていただく!!」
「! なっ、何? なぜだ、ユーリ」
◎とある学園の卒業パーティーで、突如はじまる王家の確執(違)。
婚約破棄ならぬ、ちょっとこじれた兄弟王
子のもろもろです。
(後半は恋愛一色祭りです。タグをご確認ください)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-09 02:27:22
6430文字
会話率:32%
自らが女であることを偽り、リサは兄の名と姿を借り生きていた。
そんな中屈強な男達に混ざり、この国の軍事を担う防衛隊士の入隊試験に挑む。
防衛隊士を志すリサだがいくら見た目を変えようとそこにいるのは年端もいかぬ少女であることには変わりなかった
。
生まれながらにして持つ"幻術"の能力で男の姿を扮しているに過ぎない彼女に幾多の苦難が降りかかる。
"この程度、兄上であれは出来て当然”
そう言い放つ彼女が背負った過去とは?その身を、名を偽り生きる彼女は何を成すのだろう?
それと同じくして大陸の安寧を守る防衛隊士達に、周辺諸国から不穏な勢力の影が忍び寄っていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-20 22:21:36
205416文字
会話率:27%
カイソク王国の第一王子だったセキに、兄上が現れた。
何でもできるカッコイイ兄上。
セキは、兄上をお支えしたい!
(エブリスタで連載していたものの改定版です)
最終更新:2021-12-24 17:00:00
14864文字
会話率:51%
補足
色々
木吉 一夜
鎌田 吾作
池田 哲平
池田 茂美
城之内 悠二
猪狩屋 ビオランテ
藤岡 トータス
小杉 万
兄上 二樹
妖精王
ほか
木吉 家族
姉妹
ほかなど 追加
最終更新:2021-11-03 17:59:26
3957文字
会話率:0%
「息子よ、父からの誕生日プレゼントを与えよう。自室に置いてあるから好きにすると良い」
そう言った父の言う通り、末っ子で第四王子の僕の部屋には、簡易的な牢屋が置かれていた。その中には、ボロボロの布一枚だけを羽織り、全身傷だらけ。足は鉄球が繋
がれて逃げられなくなっていて、首輪までつけられた美しい少女だった。
詳しく父や少女に事情を聞いてみると、彼女は元々我が国の貧民街に住む民で、病気の母君の薬を買うために借金をしていたが返せなくなり、肩代わりとして奴隷商人に無理やり連れていかれたそうだ。
奴隷の売買は法によって禁止されている。なのに、権力がある人間達の欲求を満たすために、いまだに存在を許されている。
そんなのおかしい。法は平等でなければならない。法は民を守るためにある。なのに……どうして王族がその法に反する事をするんだ。どうして彼女のような民を、自ら進んで苦しめるんだ。
僕はこの国の王家や貴族の在り方が納得いかない。この奴隷に関する法以外でも、我が国の法は、ほぼ難癖に近い形で貧困に苦しむ民に罰則を与え、重い税を課している。そして、権力のある人間が好き放題している。
でも、それをいくら父王や兄上達に言っても理解されない。
おかしい。民は国の宝だ……こんなの、狂っている。
僕は思った。牢屋の隅っこに膝を抱えて震えている彼女を……こんな狂った国の犠牲になった彼女を救いたいと。それが、四男で何の権力を持たない僕に出来る数少ない事だ。
たとえそれが、世界の全てに否定されようとも。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-20 20:40:55
61549文字
会話率:64%
『最果ての野獣』こと兄の学友の辺境伯に嫁ぐことになった騎士の家系の私。かの領地は大半が魔物が跋扈する樹海に飲み込まれているらしい。
道中の馬車で魔物に襲われ、たどり着いた領地も魔物しかいないんですけど!?
てか魔物が二足歩行で日常を営んでる
!?
兄上どういうことですのー??!!
というドタバタラブコメ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-29 22:49:52
1257文字
会話率:12%
最弱のまおうである。マサゴ・ルルキエル・ノスフェラトゥは魔界から人間界へと追放される。
親から与えられた掘っ建て城で空腹に倒れるまおうは、城に訪れた冒険者達に救われる事になる。
え? 跡継ぎ戦争が泥沼化してきたからグズのお前でも手下にし
てやる? すいません。兄上姉上妹弟、けっこうです。余は、人間界で友達と楽しくやってるので…
跡継ぎ戦争は次第に人間界にも飛び火していく、まおうがとった行動は?
これは最弱まおうが、弱いながらも友と共に世界を救う友情ファンタジー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-17 20:42:40
2349文字
会話率:49%
シーリア・レドモンド公爵令嬢はオルド第二王子の婚約者だったが、婚約破棄を言われた。
是非とも受け入れたい。あんな誰にでも優しい第二王子とは結婚したくない。
だが父であるレドモンド公爵に政略だからと反対される。
そんな中、政敵の息子であるベ
ルトレッド・スタンシード公爵令息に声をかけられる。
「王家の影、知っているだろう。我が公爵家がその支配の責任者だという事も。
本当にレドモンド公爵家が邪魔ならば、君の父上は生きていないだろう。
利用価値があるから生かしている。そして、君も…
オルドにくれてやるのはもったいない。そう思っていた。
私の物になれ。シーリア。断ったその時は、どうなるか…。君の兄上は命があっただけでも儲けものだったな。フフフフフ。」
公爵令嬢を怒らせたら怖い。スタンシード公爵家を甘く見たらいけませんですわのサイドストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-13 13:35:24
6376文字
会話率:28%
大陸最大の規模を誇る帝国の皇帝と皇妃である両親にとても可愛がられている双子の兄アウローラが遊び呆ける為に身代わりとして兄に変装し、兄の振りをして6年間学園に通った、一応皇子である私ですが、学園卒業と共に城を追い出されました。
学歴もこれ
迄積み上げた功績も全て兄ものとなりましたが、元々そうなるものでしたので気にしませんが。
私が追い出された先は血縁で唯一優しくしてくれる大公である母方の祖父母の領地。
きっと二人が私の為に何かしてくれたのでしょう。
祖父母の大公領は自治を認められた帝国唯一の土地だそうで、何でも先代の皇帝陛下の時代に功績を認められて拝領なさったとか…
そこで私はのびのびと暮らすのです!
6年間学んだ学力と前世と思われる記憶、知識もあります!
今まで隠していましたが、祖父母の為、そして私の為に自重せず使いましょう!
一方城では、アストルムを追い出しせいせいしていたものの、少しずつ兄アウローラの無能さが顕になっていた。
今まアストルムが兄の姿で関わってきた人々は兄、アウローラの異変に気付き不審に思い始める……
"冷静で才智溢れる御方だったのに…鈍愚そのものだ"
"関わる役人全てを暗記なされていたはずですが…?"
"我々が目を見張るほどの才覚の持ち主だったはずですが…"
"まるで御人が代わったようだ…"
"なんという無能さ…驚愕で言葉も出ませんね…"
"皇帝陛下も皇妃殿下も公務は苦手ですからね、アウローラ様が代わりに出来る御二方の公務や決定をしていらしたお陰で我々の待遇や仕事の量ががマシになっていたのですが…急に御二方の御公務は勿論御自分の御公務まで放棄なさるとは...一体何が..."
無能な兄に引き摺られるように城は少しずつ傾き始め徐々に崩れ始める…
アストルムは祖父母の元でチート全開の内政無双を繰り広げ人々を驚かせていた。
その噂を聞きつけ、フロースの元へ集まる有能な人々……
城は大丈夫でしょうかねぇ?
まぁそんなことは知りません。
さぁ兄上。頑張って下さい。
※『 私、学歴はありませんが、学力と知識には自信があります! 〜 フロース 〜 』
と初めは似ていますが別物です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-09 21:00:00
360文字
会話率:0%
公国の君主の子である兄が突然にオレの婚約に待ったをかけてきた。いや、女性も羨むような美貌を持つ兄上と違って弱小国の無才次男坊のオレはこの婚約を逃したら貰い手いないから!? って、オレがおまえをもらうっていやいや俺たち兄弟だろ。って、その前
に男同士だから無理だっていうの。それなのになぜだ!? 気がついたらオレと兄の結婚式が成立している!? 一体どういうことだ? 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-29 12:12:41
5460文字
会話率:58%
※書籍化しました。フェアリーキスピュアより、1巻~3巻が発売中です。
第一王子アランとのお見合いにやってきたリズは、偶然、話し声を聞いてしまう。
「気をつけろよ? リズ・ベルトランは傲慢で気位だけは高い、我が儘お嬢様だからな。……ほんっ
とう、悪役令嬢という言葉がぴったり嵌まるご令嬢さ」
「悪行の限りを尽くす婚約者の悪役令嬢に嫌気が差した兄上は、ヒロインとの真実の愛に目覚め、ハッピーエンドに辿り着く。オレ、兄上×ヒロイン推しだから、絶対に兄上には頑張ってもらいたいんだ!」
アランと一緒に居た第二王子ウィルフレッドの口から飛び出すわけの分からない言葉の数々に、リズは衝撃を受ける。
「悪役令嬢って何? どうして私が侮辱されなくてはならないの? 真実の愛って何よ!」
あまりの悔しさに、リズはつい、涙目になってしまう。
そんな彼女に見合い相手である第一王子アランが、何を思ったのか声を掛けてくる。
「大丈夫。君が悪役令嬢にならないよう、僕が協力してあげるよ」
ウィルフレッド王子の言う、『悪役令嬢』になんてなるものか。
そう決意したリズは、アラン王子のちょっと甘すぎる協力を受け、意味が分からないながらも『悪役令嬢』からの脱却を目指す。
これは悪役令嬢ではなく、正反対の完璧令嬢を目指すリズの物語です。
※主人公に転生要素はありません。登録必須キーワード『異世界転生』に関しましては、運営様に問い合わせ済み。必要無いことを確認済みです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-14 14:09:59
421078文字
会話率:45%
「兄上、私と結婚してはくれませんでしょうか?」
戦争がしたくて公衆の面前で、父親をぶった斬っちゃった主人公(多分20代前半)。
しかしそのせいで妹がヤンデレ化!
だが父が死んだ今、誰も妹を止められない!
果たして、彼は妹の毒牙から逃げ延び
る事が出来るのか?!
殺人から始まる可愛いヤンデレ妹との楽しい毎日!
タイトルの割にヤンデレ要素薄め!! ←え!?
…という展開から始まるほのぼのとした宮殿日常モノラブコメ(?)です。
ちょっとシリアスも混じってますが、ご安心下さい、日常モノです。多分。
何だかんだでヤンデレ要素はそこまでありません。
あと、ミリタリーが混ざります。ご了承下さい。
不定期連載。
ペースは書き終わり次第順次投稿となりますので筆者のやる気次第で可変。
やる気に溢れている時は毎日だったり、その逆の時は2週間おきだったり…
無理のない範囲で頑張りますので、期待せずにお待ちいただければ。
尚、改行が非常に多いです!
行間の長さの設定を短めにした方が読みやすいかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-20 17:19:23
773080文字
会話率:33%
その時、朱凜の全身は怒りで熱くたぎっていた。
ちょっと前まで、謁見の間の絢爛さに呆気にとられていた田舎者の姫の顔はそこにはなく、琥珀色だった瞳を怒りで金に輝かせながら、壇上のやんごとなき立場にあるだろう者達を、今にも噛みつかんばかりに
見据えている。
「……もう一度、お伺いできますでしょうか?」
朱凜は、荒くなってしまいそうな声音を全力で押さえ込みながら、問うた。
「うむ……こうして輿入れしてきてもらった朱凜姫には非常に申し訳ないのだが、第一皇子、フェルナートとの婚礼を取りやめたいと思っておる」
そう告げたのは、御年四十四歳になるガーヴィルグ帝国の皇帝、ランヴェール三世だ。男として脂ののったは堂々たる偉丈夫だが、さすがに自分が言っていることに非があるのは理解しているのだろう。顎の髭を撫でながら、その視線はどこか泳いでいる。
「何を……っ」
あまりに無責任な物言いに、思わず朱凜は声を上げそうになる。けれど、すぐ隣にいた外交官がそれを手で制し、視線で『お願いですから堪えてください』と訴えてくるので、朱凜は口を噤み、琥珀色に戻った瞳を落とした。
(どうしていつも、こうなるの……)
十七になるのに背も伸びず、凹凸もほとんどない身体、姫としての手習いごとなどはことごとく駄目で、よくできた兄弟、妹と比べられ、”みそっかす姫”と祖国で呼ばれていた朱凜にとって、この婚礼は唯一自国のために自分が役に立てるチャンスだった。
だから、苦手な勉強も、この国に関することは頑張り、教師からもお墨付きをもらうくらいにはなったのだ。
それなのに、結局ガーヴィルグ帝国でも朱凜は”みそっかす”でしかなく、第一皇子に相応しくないという烙印を押されてしまった。
朱凜は固く目を閉じた。襲ってきた虚無感で身体が一気に重くなる。
もうこのままどこかに行ってしまいたい——そう思った時だった。
「——遅くなりました」
凜然とした声と共に謁見の間にやってきた、青みを帯びた鈍色の髪の男——アースヴィルド第二皇子は王に向かってこういった
「フェルナート兄上と朱凜姫との婚礼を取りやめるのならば、私が朱凜姫を娶ってもよろしいでしょうか?」
思いがけない第二皇子の提案から、”みそっかす姫”と呼ばれた朱凜の新しい物語が幕を開ける——折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-16 21:16:08
8949文字
会話率:32%
コンラッド第2王子は側妃の息子だ。
兄上である第1王子の婚約者候補のマーシャに一目惚れしてしまった。
兄上の方が上。側妃にそう育てられたコンラッドは、マーシャを思い、枕を濡らすのだった。
そんな欲のない側妃に対し、側妃の家族は、コンラ
ッドを担ぎ上げ、王太子そして未来の国王に押しあげようと必死に側妃を説得する。
国を2分するようなことになるのだろうか?
「僕の夢は現らしいが全力で拒否します」に登場しますコンラッド第2王子のスピンオフです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-21 09:12:36
4016文字
会話率:35%
僕こと──オレア王国の第2王子クライスト・レッチーノ・オレアは数十年前に滅んだセイン王国のことを学んでいる時、突如として前世の記憶が蘇った。前世の自分が別世界で生きていたことそして何より女だったことに困惑したが今ではすっかり落ち着いている。
前世の記憶が朧気で現在の僕にそれほど影響が少ないため前世の人格に引っ張られることなく僕は僕のままだった。
さて影響が少ないとは言ったがないと言う訳では無い。前世の記憶によるとこの世界は乙女ゲームと呼ばれるものだそう。残念ながら前世の僕がそのゲームをやっていないようで断片的な内容しか分からなかった。しかし、これくらいで十分でもあった。
兄である第1王子が攻略対象の1人であり、主人公の顔は分からないがピンク頭。兄が婚約破棄をし、新たに主人公と婚約し王となりめでたしという風に終わるようだが現実ではありえない。
父は兄を廃嫡し僕を時期国王へと指名するだろう。それは嫌だ。心底嫌だ。僕のような初心で臆病者は家臣くらいが丁度いい。
僕の国王回避のため、国の崩壊を阻止するため兄の婚約破棄を阻止して兄を王にするしかない。
兄を王にするために僕は画策するのだが──。
──国民は王太子を祝福し賢王となることが期待され確定した。逃げ場が無くなった瞬間である。
国王を回避するために兄上を王にします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-23 22:00:00
8985文字
会話率:38%
私には愛すべき兄が居る。
無自覚シスコン兄×重度ブラコン妹の
ドタバタはちゃめちゃハートフルコメディー
たまのシリアス、たまの無茶苦茶
なんでもありの波乱万丈令嬢レイアミスがゆく!
他には無い怒涛の兄自慢が炸裂。
是非お楽しみ下さい。
最終更新:2020-10-23 11:09:31
4443文字
会話率:24%
辺境伯の次男で、土魔法が得意な10歳児のスローライフを日記形式で送ります。魔王をボコボコにしたり、作った地下都市に住民を呼んだり、珍しい食べ物を食べて涙を流すような、ある意味スローライフな物語。イケメンな兄上や虫を煮込んで食べるような姉上が
出るよ。基本ボッチ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-21 15:00:00
91022文字
会話率:0%
たれ耳黒ウサギの魔物のユイはカムイノクニの王子様、ツキトの従魔。
ぽっちゃり体型、でも動けるデブですが何か?
主のツキト王子が成人を迎え、結婚できる年になったのでお嫁さん探しが始まった!
身分も種族も関係なく、自由に探せるのは良いけれど、
王子の好みは見た目美人でプロポーションも抜群で中身も美人という完璧な女性。
そんな王子の好みにぴったり合うお嫁さん探しに、ユイは大奮闘!
でもほんとはユイはツキト王子の事が・・・。
見た目美少女で兄上大好き愛してる!な超ブラコン第二王子のホシトには目の敵にされるし、その従魔でオオカミ種のランマルには怖い思いさせられるけど、ユイは今日も頑張ります!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-30 21:31:12
51099文字
会話率:35%
セイローン大陸には、大きく分けて5つの勢力がある。
神聖国家 フレイ王国
魔法国家 ノルニル王国
自治都市 エーギル
妖精の森 ブラギ
そして、大陸の南西に位置する軍事国家テュール帝国である。
テュール帝国の辺境を領地とする貧乏貴族の次
男として生まれたフリッカー。
父と兄は、帝国国内でも少ない魔法剣士であり、若き日の父はその力を振るい、数々の戦功を挙げたことから辺境の領主とはいえ貴族となった。
将来的にその領主の地位は10歳年上の兄上が継ぐ。
したがって、フリッカーは15歳で成人となった際には自立しなければならない。
父と兄は、フリッカーが帝国将校となり出世する道を目指すことを考えている。
フリッカーにも魔法剣士の適正があったためである。
そのため、父と兄は剣術と魔法を幼い頃からフリッカーに教え込む。
本人は、長閑な地元を愛しており、田舎で生きていくことを希望しているのだが…。
そんな日々を送っているうちに、幼いフリッカーは不思議な夢を見るようになる。
『…御主人様…
お目覚めください、御主人様…』
夢なのか現なのか。
まだ完全に覚醒してはいないものの、大悪魔の召喚という思わぬ力に手にしたフリッカー。
フリッカー自身は、この力に頼るつもりはなかった。
しかし、他国への使者がフリッカーの住むソラギの領地を訪れたときから、運命の歯車が回りだす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-30 22:00:00
100862文字
会話率:25%