虹の橋を渡った愛猫が、六匹の子猫になって今日戻ってきた。 けれども、どことなくの面影はあるものの、天寿を全うした〝大福〟ではなく、よく似た子猫たちで、なにか違うというふわっとした感覚と可愛さで天秤がしなる音が心の中でしたようだった。
部屋と言うのにはやや手狭な納戸の四方は棚が占拠していて、そこには銀色の筐体になにやら数字やボタンが並んでいる操作パネルらしきのが着いている機械や、水槽を逆さにして照明を付けたかのような機械の中に、ビーカーや試験管などが並び、日が長くなったと言え、春先の夕方は暗くなるのが早く、その部屋の煌々(こうこう)とした明かりと合わせ、なにやら世の中から完全に浮いているように感じた。LEDの純白に近いような照明で部屋中を照らし、その中の大ぶりなジャムの瓶みたいな容器の中に薄桃色っぽい色合いの液体が入れられ、そこに五〇〇円玉ぐらいの大きさの四角い透明な幕が浮かんでいる。 規則正しくヒクヒクと動き、なにやら切手とクラゲを足したような感じだが、これが〝大福の一部〟だと言う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-30 19:13:11
12144文字
会話率:2%
社内いじめの延長で、階段から突き落とされた猫好きの腐女子。
気が付けば、異世界にて愛くるしい仔猫(猫又)に転生。
忌み子扱いされながらも逞しく生きていたら、まさかの某RPGのラスボスに転生していただと!?
複数のヒロインを寝とり過ぎて、全プ
レイヤーから爆発しろと叫ばれたあの歩く18禁の!?
冗談じゃない!今度こそ、まったり楽しく天寿を全うしてやる!!
悠々自適を目指す主人公が、生き延びるために俺tueeeをやりながらも、時に腐れた欲望のままに沢山の娯楽を生み出すTS転生ファンタジー。
※この作品はカクヨムにも掲載しています。
※基本、小説執筆に集中するため、感想へのお返事は行っておりません。ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-09 22:08:40
17027文字
会話率:18%
ハルカナ10歳がトコトコトコと歩いていたら、何か声が聞こえた。
「猫ちゃん!」
偶然仔猫を拾ったハルカナ。
さてさて、その仔猫は只者ではないぞ。
最終更新:2023-03-26 16:26:59
12339文字
会話率:22%
少し気が強いだけど普通なOL、内山美夏は出勤中に出くわった仔猫を救出した後、命を失った。
気が付けた彼女の目の前には大きなシシ一匹が!
驚いた彼女はついシシの顔を蹴飛ばって、飛んで行ったシシの姿が猫耳の人間王子に変わった。
彼は獣人が支配す
る国、レオ王国の第三王子、ガロン。
"先のキック、すげーなパワーだった。おまえ、私の護衛兵になせ。"
"ええ?!"
鬼畜王子と一緒な熱血OLの本格的な異世界獣人王国生存記、今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-05 11:46:44
763文字
会話率:0%
ある日酔っ払った勢いで黒い仔猫を拾った。
けれどどうも、この猫は普通とは違うようで…?
最終更新:2023-01-02 00:00:00
3705文字
会話率:24%
このおつかいの意味をおれはまだ思い出せずにいた–––––。
ロウは、とある理由で王都を目指している。
だが、何故自分が王都に行かねばならないのか、全く思い出せない。
「お家がいちばん!」であるはずの自分が、初めて村を出たからには、きっと大
きな理由があるはずなのに、記憶から抜け落ちたように何も思い出せないのだ。
ただ、引き返すのも、何かもったいない気がする。
仕方がないから、とりあえず用を足して早く村に帰ろうと1人頷くロウ。
ただし、問題はロウの住まう村。
この村は辺境の地に所在しており、王都に至るその道は、長い、かもしれない。
だってロウは、王都への道を知らないのだから。
果たして、引きこもりの忘却少年は無事に王都に辿り着けるのか。
少年が村に戻ったとき、待ち受けるものとは。
これは、英雄に憧れる田舎少年が、世界の全てを知ることで、選択を迫られることになる物語。
少年は、何を求め、何を棄てるのか。人間とは、常に選択をしながら生きていかねばならないのだ。
初めての文字書きです。のんびり更新になるかと思いますが、どうぞお付き合いくださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-29 07:00:00
18568文字
会話率:15%
有名な新選組隊士・沖田総司の幽霊と、仔猫の源九郎の珍道中。
食い意地の張った二人は今日も美味しいものを求めてふらふらする。
最終更新:2022-10-28 12:18:03
6747文字
会話率:55%
仔猫の源九郎はおじいちゃん猫のみーたくんと仲良し。
ある日、みーたくんは源九郎に、自分の死期が近いこを告げる。
霜月透子さん主催されるひだまり童話館「ひらひらな話」参加作品です。
最終更新:2019-05-22 00:00:00
601文字
会話率:29%
仔猫の源九郎とお握りをめぐるほのぼの物語。
最終更新:2017-11-22 00:00:00
320文字
会話率:34%
死闘の末、仲間達と共に魔王を倒した勇者。
しかし、魔王は最期に告げる。その魂は他者の肉体を乗っ取って復活すると。
そこに現れた魔族が更に絶望を告げる。新たな肉体を得た魔王が最初に倒すことになるのが、この場にいる勇者なのだと。
緊迫の中、新魔
王として勇者達の前に現れたのは、なんと仔猫!!
…という、ファンタジーの皮を被った会話劇中心のドタバタコメディです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-30 22:37:10
41543文字
会話率:73%
仔猫の時から仲睦まじく育った黒猫と白猫。大切に育ててくれた夫婦のもとを逃げ出した二匹が出会ったのは「恩返し代行屋」を名乗る一人の真っ黒な男だった―。
最終更新:2022-09-22 20:21:21
6652文字
会話率:81%
雨の中、一人の男が仔猫と出会う
最終更新:2022-09-18 08:54:13
714文字
会話率:22%
中学生からの腐れ縁の恋人コウからプロポーズを受けた。プロポーズの仕方に色々思うとこはあったものの、それを受け入れた私。
結婚の報告をしに田舎に帰るべく駅へ向かっていると、茂みから聞こえる声にその主を探すと、そこには仔猫と怪我をした母猫がいた
。
電車の時間も気になったが、そのまま猫の親子を放って置くこともできず近くの動物病院へ連れて行こうと手を伸ばした。
その時けたたましいクラクションの音が聞こえて振り向くとこちらに突進してくる車が!
何とか猫の親子を助けたと思った途端、意識は途切れ気がつけば何故か猫になっていた!!
神社の境内で出会った老猫曰く生まれ変わりもしくは入れ代わりだと教えられ。
人間の自分が生きているのか死んでいるのかは分からないが、思い残したりやり残した場に行って想いを置いて来る旅をすると戻るのか、はたまた生まれ変われるかするかもしれないと。
そうして猫となった私は婚約者のコウの元を目指して旅にでることとなった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-20 20:47:07
7370文字
会話率:26%
進路について悩み苦しむ高校の三年生の夏が過ぎたそんな時、僕たちは異世界に召喚されることになった。見たことも無い文字が体に絡みつき異世界へと飛ばされた。
僕たちが飛ばされた場所は平原でそこには騎士が僕たちを召喚したため、来ることを待ってい
たらしい。
僕たちにはそれぞれスキルの詰まった職業スキルが異世界を渡る際に身についていたらしく、ステータスと言うとそのスキルが確認出来るようで、僕のスキルは種族スキル不老不死(不死・不老・再生)であった。神が実際に存在するのか、自分が不老不死であることを知られれば不老不死への解明の為に解剖されるのでは、王族などに血や心臓を狙われるのではなどなど、僕には憂鬱な未来しか無かった。
戦うことも、仲間のための補助も出来ない僕は残機が無限というバグのような残酷なスキルで異世界へと立ち向かう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-29 06:00:00
81454文字
会話率:31%
仮面とは。
中世の時代では貴族が身分を隠すパーティー、仮面舞踏会で使われ。
祭りではつけた者を神のようにもてなし。
能や狂言では、過去の人物を現代へ蘇らせるために、仮面を被って演技をする。
現代では自信の感情を偽って生活を送ること
を、仮面を被るなんて言ったりもする。
仮面の形状は数多。
仮面の使用法も数多。
そんな仮面を彼は異世界で与えられた。
クラス転移で異世界に行った彼ら。
一人一人にスキルという形で武器が与えられた。与えられる、武器は一人一人違う。大きな目で見れば等しいものがあるが、小さい目で見れば違うと言いきれる。
そんな中で彼は仮面という武器を手に入れた。
神に神になれと言われ、各々の武器を用いて彼等は戦う。
穢れと呼ばれる存在を殺し、徳を積んで仏となるか。
人々に憧れという信仰を得て、神になるか。
命を冒涜にするなかれ。
殺すことへ快楽を得てはいけない。
因果は巡り自分へと還る。
穢れを呼ぶこととなるだろう。
穢れはさらなる穢れを呼び、やがては輪廻へと還られなくなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-23 12:00:00
16504文字
会話率:33%
男は死ぬ間際に願った。その願いは聞き届けられ力を授けられる。その願いは彼が思っていたよりも余りにも大きな力としてその身体に宿った。
大きな力を持つ者ならば、それに見合った運命を歩まなければならないのか、彼の人生はゲームのようなある者を倒
して終わるなんてハッピーエンドを待ち受けていなかった。誰が悪くて誰が良いのかなんて測る事なんて出来ない。だからこそ彼はその道で会っているのかも分からず、守りたいと思っている者の為にその道を歩んでいく。その歩む道は苦難の連続など知っている。無謀だと言われることさえ分かっている。だがそれでも彼は歩むのを止めない。ふと立ち止まったとしてもそのスキルに身を任せ、また歩むだろう。
アルファポリスでも投稿しています。
現在、作者の都合により文脈が乱れる部分がありますが、完結させた後に改訂版として書き直すつもりなのでそれまでお待ちください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-08 06:00:00
78386文字
会話率:29%
拾われた猫は人間に恋をした。
飼い主は猫が大好きだった。
想いが伝えられない切ないお話
カクヨム様で掲載しています
追記 後味悪かった方のために、幸せになる後日談作りました。一つの可能性の未来のお話(恋愛小説)
ペットショップの彼
女は(カクヨム)
https://kakuyomu.jp/works/16817139556549228018折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-29 05:19:27
4149文字
会話率:33%
姉から「KID(キッド)」と呼ばれることを嫌がる鬼童丸(きどうまる)。14才の誕生日に鬼になる呪いを半信半疑だが、少し怯えてもいる。違法二輪ギロチンを駆り、影分身やちょっとした呪法、抜刀など格闘巧者な中学二年生。教室では好きな女子にひかれな
いよう目立たなくしているつもりだが、目をひきやすくかまわれやすい。
失踪した双子の兄を探しつつ出くわす恐怖も抱えている。姉から自立し、運河につないだタグボートに独り暮らし、いや銀の仔猫と小さな古代精霊とともに暮らしている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-24 19:15:31
3893文字
会話率:16%
仔猫が車にひかれた。実際にあった話です。よくあることですが忘れたくなくて文章にしました。
最終更新:2022-07-09 22:11:27
1666文字
会話率:14%
主人公、神楽 勇は天使見習いの美少女メイリィに使い魔として召喚される。女神に授かった刀と共に。主人であるメイリィは学園内では学園1の落ちこぼれであったが其処は天使学園、イジメなどもなく平和に勇とメイリィは見守られながら成長していく。しかし、
事件は起こる。成長に犠牲は付きもの、さあ、少年少女よ高みを目指せ
天界を舞台にしたほんのちょっぴりグロい、王道なファンタジー開幕
※キャラの個性を出したい為会話が多めになります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-06 12:24:27
13900文字
会話率:77%
プリムローズ姫は、ある朝目覚めると仔猫になっていた。猫がご禁制のお城なので、大騒ぎだ。ツマミ出された姫はカラスに襲われ、雨に降られて散々である。助けてくれたのは、ぶっきらぼうな青年魔法使いだった。
最終更新:2022-06-16 06:00:00
325130文字
会話率:61%
魔界に召喚されてしまった彼女とシマシマな彼の日常ストーリー
アルファポリス、カクヨムにも掲載しています。
最終更新:2022-06-09 23:49:22
670065文字
会話率:57%
▼ほぼタイトルどおりの内容ですが、一応、あらすじのようなものを申し上げますと、以下のようになります。鍛冶職人の長男坊に生まれ、テレビも無ければ未だに黒電話という、驚くほど時代錯誤な家庭に育った立花天松(りっかてんま)は、全国屈指の進学校・私
立聖開学園高等部に通う、成績は下の下、卒業すら危うい三年生。ある日、天松は祖父の使い走りで、依頼主の古屋敷を訪れた。そこで予期せぬ人物と邂逅し、突然、昔ばなしを語られる。内容は、日本人なら誰もが知るであろう桃太郎。が、始まってすぐに物語はおかしな展開へ。さらに聞き進むうち、それは旧家西園寺に古くから語り継がれてきた【妖鬼】に纏わる伝説と知る。伝説。故に不明な点が多く、聞けば聞くほど胡散臭い。しかし、そこへ正体不明の美女六人が顕われたことで、その眉唾な伝説が一気に信憑性を帯びるのだった。その後、紆余曲折の末に妖鬼の世界へ乗り込むことを余儀なくされた天松は、頼れる仲間と伝説の宝樹顕現を目指す、歴史ミステリ、SF、ファンタジーありの、ジャンル不明な小説です。▼どうにも、しっくりくるタイトルが未だに決まらず、これまでにも何度か変更しています。また、今後も改題する可能性が高いです。継続的に読んでみようと思われた方は、ブクマしておいたほうが良いかも知れません。▼某出版社公募の新人賞に《風の気まぐれ、天のいたずら》を応募。その一年後の舞台を《七重宝樹編》として連載開始。主題・本編を読まずともお楽しみいただけるよう、遅筆ながらも真剣心底、全力で執筆しています。▼こちらは空行あり・改訂版です。PCによる縦書きPDF特化版も同時に連載しています。お好みでどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-11 02:27:06
191853文字
会話率:44%
▼ほぼタイトルどおりの内容ですが、一応、あらすじのようなものを申し上げますと、以下のようになります。鍛冶職人の長男坊に生まれ、テレビも無ければ未だに黒電話という、驚くほど時代錯誤な家庭に育った立花天松(りっかてんま)は、全国屈指の進学校・私
立聖開学園高等部に通う、成績は下の下、卒業すら危うい三年生。ある日、天松は祖父の使い走りで、依頼主の古屋敷を訪れた。そこで予期せぬ人物と邂逅し、突然、昔ばなしを語られる。内容は、日本人なら誰もが知るであろう桃太郎。が、始まってすぐに物語はおかしな展開へ。さらに聞き進むうち、それは旧家西園寺に古くから語り継がれてきた【妖鬼】に纏わる伝説と知る。伝説。故に不明な点が多く、聞けば聞くほど胡散臭い。しかし、そこへ正体不明の美女六人が顕われたことで、その眉唾な伝説が一気に信憑性を帯びるのだった。その後、紆余曲折の末に妖鬼の世界へ乗り込むことを余儀なくされた天松は、頼れる仲間と伝説の宝樹顕現を目指す、歴史ミステリ、SF、ファンタジーありの、ジャンル不明な小説です。▼どうにも、しっくりくるタイトルが未だに決まらず、これまでにも何度か変更しています。また、今後も改題する可能性が高いです。継続的に読んでみようと思われた方は、ブクマしておいたほうが良いかも知れません。▼某出版社公募の新人賞に《風の気まぐれ、天のいたずら》を応募。その一年後の舞台を《七重宝樹編》として連載開始。主題・本編を読まずともお楽しみいただけるよう、遅筆ながらも真剣心底、全力で執筆しています。▼こちらはPC閲覧による縦書きPDF特化版です。お好みと閲覧環境に合わせ、空行あり・改訂版へどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-10 03:38:03
183652文字
会話率:28%
「ねぇ、ちょっと聞いていらっしゃいますの?」
という失礼な言葉から始まる、物語。
ヒロインでも、ヒーローでもなく、猫妖精(ケットシー)から見た失礼なお嬢さんの言いがかりの話。
或いは壮大な惚気話です。
とりあえず一話。
本来は短編なの
ですが、気が向いたら別視点や別エピソードをを追加する予定です。
歳の差はありますが要素低め。
転生者はいません。
シリーズ時系列的には「冗談じゃありませんわ」本編とほぼ同時期で、こっちのほうが気持ち後。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-11 01:28:49
16742文字
会話率:17%