アウローラ=ヴァン=エヴァーフレイムはかつて『人魔大戦』を終結に導いた伝説の英雄『聖王』に仕える騎士であり、凄腕の魔術士だった。
しかし終戦から十年後、アウローラは主君を護れなかった罪悪感から、アルカディア聖王国の都市・ラルクスで無
気力な日々を送っていた。
生きる目的も、展望もない怠惰な日常。
そんなある日、若き女領主・セリアより奇妙な依頼を持ちかけられる。
「――お前に、ある少年を護ってもらいたいんだ」
依頼を渋々引き受けたアウローラは、やがて少年を取り巻く環境が巻き起こす事態に否応なく巻き込まれていく。
その少年がまさか、最愛の主君の生まれ変わりとも知らずに……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-23 03:43:52
138727文字
会話率:26%
黒の魔女――それは、罪人の魔女に与えられた名であり、罪を精算するまで子孫にも継承される、1種の呪いだ。
魔法が存在する異世界に転生した主人公。チート!人生イージーモード!?……と歓喜したのはつかの間。実際には悪名高き、黒の魔女だということ
に気づく。
生まれた瞬間から決まった人生ハードモードに落胆するが、こんな世界でも幸せになってやると奮起する。
黒の魔女として、魔女たちの組織であるソルシオンで刑期短縮のために頑張る主人公。
そしてそんな主人公には、契約している使い魔――フジがいる。彼に翻弄され、困らされ、性的に迫られ!?
「あーあ……やっぱり俺、ユリのこと好きだな。やっぱ交尾しよう!」
「しない!」
いろんな意味のドキドキが止まらない!!
そんな2人が揉めたり、出かけたり、少しづつ理解し合っていく話。
罪人として生きて全てに諦め気味の主人公と、倫理観のない人外ヒーローのラブコメです。ヒーローが人間では無いので、言動がおかしいですし、直接的な言葉を使ったりしてますのでお気をつけください。その辺のための年齢制限です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-15 18:00:00
45500文字
会話率:38%
見習い学校を卒業して、正式に魔女になったばかりの新人魔女リッカは、就活解禁日となったその日、いくつかの求人票が貼り付けられた掲示板を睨みつけていた。
「おっ? どうした嬢ちゃん? 職探しか?」 就労斡旋所の所長ジャックスは、そんなリ
ッカの姿を見かけ、声をかける。
新人魔女リッカの希望就職先は、森の中の工房。そこでのんびりと見習い仕事をしながら、実習に明け暮れる日々を送ることがリッカの希望だった。
しかし、そんなに都合の良い就職先を見つけることは出来るのか?
新人魔女のほのぼの(?)スローライフが始まります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-27 18:33:27
460984文字
会話率:48%
【人魔大戦外伝 Grate War Online】。
通称、『GWO』。
対戦型国盗りシュミュレーションゲーム、【人魔大戦】シリーズの外伝作であり、同系統のゲームでは初の、VRMMOの要素を取り入れた意欲作でもある。
発売
から3ヶ月、未だに盛り上げを見せるこのゲームにとある配信者が殴り込みをかける。
「どうも皆さんオハギリ。100オニギリこと、鬼切百々です。今日も塵拾い配信をしていきたいと……、このタイミングで攻めてくるの?えー、開始早々ですがどっかの国が攻めてきたので今回の配信は中止です。」
・朝っぱらから攻めてくるとか、何処の暇人だよ!!
・攻めた国、許すまじ
・危ないから早く逃げてー
「では皆さん、バイギリー。
配信は……うん、切ってあるね。これで45回目、いい加減うざったいし潰すか、あの国。」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-25 00:23:57
16441文字
会話率:38%
王国の公爵家の娘であったルメリア
しかし、何者かに襲撃を受け、全てを失なった。
殺されかけた母は必死の思いで自分と姉を魔法で城の外へと逃がしてくれた。
しかしそれは、雨のふる暗い森のなか。そんなどこかも分からない場所で、拾ってくれたのは偏愛
とまでに魔法を愛する一人の魔術師だった。
心細いときに魔術師が見せてくれた魔法は美しかった。
目を奪われたルメリアは、変人魔術師に頼み、魔法を学んでいく−−
これは、齢4歳にして全てを失ったルメリアが魔法愛好家と一緒に少しづつ歩んでいくお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-22 13:02:06
33428文字
会話率:40%
聖女とは世界に平和と安寧をもたらす存在。だが、かつて双子聖女の妹が魔女と化し、夜の国の魔王と結託し人類に反旗を翻した。以来、双子聖女は不吉の象徴となり忌み嫌われる存在になった。ライセ神聖王国に聖女ミアが誕生するも、それは双子として。妹のニー
ノは国法にのっとり、魔女として生まれながらに地下牢に幽閉された。しかも双子と分からないように呪いを込めた鉄仮面を被せられて。そんなニーノを救おうとしていたミアはある日、ニーノの罠にかかり入れ替わられてしまう。最愛の妹はいつしかミアを憎悪する魔女に変貌していたのだ。そのままミアは魔女として処刑されそうになるもそこに現れたのは獣人魔王ルーク。実はミアは幼い頃、伝説の夜の国に迷い込みそこで一人の獣人の少年と出会い結婚の約束をしていたのだ。それがルークであることは後に思い出し衝撃を受けることに。最愛の聖女の危機に駆けつけた獣人魔王はミアを救い出し転移魔法で夜の国へと逃れる。そして獣人にとって究極の求愛の言葉を口にする。「ミア、汝に我が尾と獣耳を捧げる」それは自分の身も心も愛する者に捧げることを意味していた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-31 19:31:52
136849文字
会話率:35%
元定食屋のおかみで麗しき女魔王ボンキュボン(外見25才、実年齢約700才 B95 W60 H93)が支配する魔王城。亡き夫に操を立てる魔王は連日訪れる自称勇者から配下の魔物を守りながら、頼りになる総務長ゴールデンスケルトンのキンさん、モブ
従業員の野菜人・果実人たちを従え、職場環境整備と経済発展のために働くのだ。
果たして人類はこの恐ろしい敵から世界を守れるのだろうか?!
「別に世界を滅ぼす気などないが……」(魔王ボンキュボン)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-19 15:40:00
106096文字
会話率:52%
大陸「暦」——
魔法と魔術が日常に溶け込む広大な大陸には、
各国が設置した法術管理機関が存在する。
その目的は、力の乱用を防ぎ、秩序を守ること。
霊岳国(れいがくこく)のSOMA(特別魔術管理局)もまた、魔術犯罪の取り締まりや、危険な術式
の封印を日々行っていた。
そこに、新人魔術師として配属されたのが兎械 来海(うかせ くるみ)。
適性は低く、訓練生時代もギリギリで卒業。
「やれば何とかなる」という楽天的な性格で、
同僚たちを呆れさせる一方で巻き込んでいく、
そんな不思議な存在感を持つ彼女。
「本当に大丈夫なのか?」と不安を抱かれつつも、
仲間たちと共に魔術犯罪の現場へと向かう。
その先に待ち受けるのは——
法術が支える“平和”の裏に潜む、様々な思惑と現実。
力の限界、人間の脆さ、そして信念の違いが交錯する世界で、兎械来海は自分なりの正義を見つけるため、走り続ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-18 12:33:06
4764文字
会話率:44%
勇者アルペジオは人類の代表として日々戦場で魔族との戦いに明け暮れていた。
終わらない戦争に辟易としている中でとうとう魔王との一騎討ちにまで追い込んだ。
魔王を殺せば平和な世の中になる。
信じていた希望は魔王との対話で消え去り、もはや生き
る意味さえ失ったアルペジオに魔王は提案する。
「私と共に世界を変えてみないか」
魔王の提案する人魔共存の世界に惹かれ、アルペジオは仮初の勇者の肩書を捨て魔王と共にもう一度立ち上がることを決意する。
これは、勇者と魔王で世界を変える物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-11 21:11:01
7562文字
会話率:32%
僕には何もない。
そんな毎日を漠然と過ごしていた六真正士(ろくましょうじ)は、将来に不安を募らせていった。
変わらない平凡な日々だったがそれは終わりを告げる。
人類から忘れ去られ政府が隠していた悪魔と天使の戦いに巻き込まれていく六真は、悪魔
たちから世界を守る戦いに身を預けていく。
そんな現実から離れた非現実の物語が始まろうとする……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 21:52:07
122718文字
会話率:42%
発売開始前から人気を得ていたVRMMO『レギオノーツ』。リアルな感触と広大なフィールドの中で、現れるモンスターを倒し、プレイヤー達による職業により様々に行えることが魅力であり醍醐味であるこのゲーム。
多彩なモンスターに豊富な素材から作ら
れるハンドメイド装備、固定されていない戦闘スタイルなど自由度が高いそのゲームは人気だったにも関わらず初期販売の数はDL、パッケージ併せて5000個という少なさ。しかもβテスター、新規プレイヤーに関係なくネットのみの予約者限定で直ぐに予約が完売した。
そんな初期ロットのゲームを手にした一人の男の、F型アバターでのおかしな弓兵の攻略物語。
ゲームのキャッチコピーは
『さあ君たちには自由が与えられた。プレイスタイルは君たちしだいだ!
人魔獣神龍すべてのものを掻き乱して軍勢の元にすべての道を切り開け!』
さて、君はこの世界をどう生きるつもりかな?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 02:00:41
215570文字
会話率:52%
ミックは王立魔術院の新人研究員。専門高等学校魔術科を卒業して就職一年目の、平民出身の魔術師だった。
魔術院の主任エイプリル伯爵から演劇のチケットを譲ってもらい出かけると、隣の席にはチェルシーがいた。
彼女は魔術師を多く輩出する魔術師貴族の令
嬢で、本当は伯爵とお見合いする予定だった。
気まずい空気で別れ、二度と会うこともないと思っていたミックだったけれど、後日、別の場所でチェルシーと再会して・・・。
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西洋風異世界。電気はないけど魔道具があるって感じの世界観。
魔術あり。政治的な話なし。戦いなし。転移・転生なし。
三人称。視点は予告なく変わります。
※本作は2022年11月から2024年12月まで別サイトで公開していた作品を修正したものです。旧題「新人魔術師の身分差婚」
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「魔術師○○の契約結婚」シリーズ5作目になります。
1作目の「魔術師令嬢の契約結婚」の約10年前です。
※アルファポリス様にも掲載中。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-29 09:38:59
50257文字
会話率:48%
第一章:人魔闘争世界『マナレガリア』
相田桃理(あいだ とうり)はごく普通の高校二年生。いつものように、平凡な一日が始まると思いながら目覚める彼だったが、その考えは大きな誤りだった。母親が化け物に食われていたからだ。変わり果てた母親の姿に驚
きながらも、妹の美紀(みき)と共に家を脱出する桃理だが、魔物に噛み付かれ左腕を失ってしまう。窮地に陥る二人だったが、美紀が覚醒。いつの間にか手にしていた聖剣で魔物を両断する。大けがを負った桃理だが、駆け付けたアレクとサーニャによって応急処置をしてもらう。サーニャの説明により桃理と美紀は、アレクとサーニャが地球とは違う世界、『マナレガリア』の住人であり、『地球』と『マナレガリア』、二つの世界が融和したことを知る。事態を飲み込めた一行は、桃理の左肩を治療してくれる魔法使いを探しに、お向かいの向井さん(45歳)と共に地球ともう一つの世界、『マナレガリア』が融和した世界を彷徨うのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-26 20:00:00
61360文字
会話率:35%
人間と魔族の種の存続を賭けた人魔大戦。
魔王フェルズは勇者によって討ち取られ、魔族は滅びの一途を辿っていた。
魔王フェルズの遺言により、新たな魔王として指名されたのはビル。
ビルは魔王フェルズと人間との間に生まれた子で、遺言が公にされるまで
ビルの存在を知る者は誰も知る者はいなかった。
魔族が生き残るための最後の希望、新たな魔王ビルの正体は?ビルは魔族を導くことができるのだろうか?
コメント、ブックマーク、いいねを下さるととても嬉しいです。
それいけ魔法少女(男)など、他の作品も良かったら覗いてみてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-22 12:48:38
83392文字
会話率:59%
魔王は人魔大戦に敗れ、民も仲間も未来さえも奪われ絶望する。平和を望んだ魔王に残されたモノは”己の力”のみだった。全てを捨て去り、今までの自分を壊し”悪魔”達に復讐する。再び勇者と戦うと魔王は、焼け焦げた魔王城を前にそう強く決意した。
最終更新:2024-12-15 13:00:00
3219文字
会話率:50%
高校生活初日。神社の息子の八十神は異世界に転移してしまい危機的状況に陥るが、神使の白兎と凄腕美人魔術師に救われ、あれよあれよという間にリュケイオン魔法学園へ入学することに。期待に胸を膨らますも、彼を待ち受ける「特異クラス」は厄介な問題児だら
けだった...!?日本の神様の力を魔法として行使する主人公、八十神。彼はその異質な能力で様々な苦難を乗り越えながら、新たに出会う仲間とともに成長していく。学園×魔法の青春バトルファンタジーここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-12 17:10:00
255379文字
会話率:46%
──"聖剣は、簡単に抜かれてはいけない"。半端ものが抜いたその時、その莫大な力故に暴走して、世界を滅ぼしかねないからだ。
俺──ルイは、聖剣が抜かれないようにメンテナンスをしている。
非常に退屈な仕事だし、給料も少ない。
まぁけど、まったりゆったり過ごせたら良いんだけどな。
ある日。
いつも通りメンテナンスをしに行くと──聖剣と、それが刺さっている岩の間に隙間ができていることに気づいた。
いけない……このままでは誰かに聖剣が抜かれてしまうかもしれない!
「よし、一旦抜いて刺し直すか」
これは、聖剣が抜かれないようにする男が、メンテナンスのために聖剣を抜く、だいぶ頭のおかしい物語である──。
カクヨム様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-05 23:54:10
30001文字
会話率:41%
「危険なモンスターがいる限り、俺の戦いは終わらない」
魔王を討った後もダンジョンに潜り
新人魔法使いを育成する勇者
彼が夢見る理想とは
真面目に読むと損をするロマンチックなファンタジー小説
最終更新:2024-12-04 16:00:22
2798文字
会話率:29%
勇者の選抜試験を突破した人間の勇者君が一人魔王暗殺の旅に出発します。
異世界から召喚された落第転生勇者から魔法道具を譲り受け、いざ出発。
チートな魔法道具のおかげで魔族領をスイスイ踏破していくものの、魔王城の直前で思わぬ落とし穴が。
一転ピ
ンチな勇者君ですが、転生勇者にも一目置かれる小賢しい機転で突破を図ります。
ですが、本当に問題がこじれたのは、このとき魔王城に潜入するのに用いた方法が原因だったのです。
果たして、勇者ちゃんの運命や、いかに──!?
【アニセカ小説大賞用アピール】
所謂「なろう系」と「乙女系」のチャンポンのような仕上がりの作風です。
途中からTS要素が前面に出しゃばってきますので万人受けしないのは確実ですが、エンタメなんて尖ってなんぼだろうというかたに見出していただれば本望でございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-02 06:40:00
142890文字
会話率:31%
伊庭流永は十七歳の高校二年生。
散歩中、公園で寝ていたら異世界に転移してしまった。しかも、彼は十二歳に年齢が下がってしまっていた。
そう、前途もままならない流永であったが、とある老人に拾われ養子にされた。流永がいる国はルートレイグ王
国というらしい。
老人いわく、この世界には魔法があり、魔術というものもあるそうだ。しかし、魔術は神を信奉する者にとっては忌み嫌われているものであった。
老人がいうには流永をその魔術の後継者としたいらしい。
それを聞いた流永はとりあえず老人のいう魔術の後継者となることを決めた。
すると、流永は龍化という不思議な魔法を会得するに至る。それは扱える者も僅かで、しかも使える者は一人一人能力が違うのだという。
又、流永は学院に入るようにいわれる。魔術は人々に忌み嫌われているため、学院では使えない。
試験では流永の大の苦手である魔法を使わねばならない。魔法は使えることには使えるが、威力がとても弱い。
そのため、流永は個人魔法の龍化を使ってなんとか試験に合格する。
流永は魔法は使えないが、個人魔法が使えたおかげで、学院の一番ランクが高いクラスに所属することになった。
流永は学院生活で、その変人と呼ばれるにふさわしいよく分からない言動をしながら、様々なことに巻き込まれたり、巻き込まれなかったり、することとなってしまった。
※自由気ままに書いている小説です。時々思い返して改題をしているので、内容がちょくちょく変わることがあります。ご容赦下さい。
※一話一話長さが違います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-23 17:37:54
156987文字
会話率:29%