太古に繁栄した天上王国セレスティア。一人の王によって治められたその王国は、世界の全ての民から敬愛され、王は神の子と称された。
しかし、何者かの陰謀によって王国は大地に落ち、世界を統べる王者の座を巡り、戦乱が起きた。
戦乱によって陽の光は
失われ、英雄は壊れてゆき、世界には蠢く紅い月と、悪しき感情によって生まれた魔物と、戦によって傷ついた人間たちが残された。
時は流れ。
大陸から離れた島に住む子供、ユーリは双子の兄ヨハンと共に、外の世界に憧れる日々を過ごしていた。
14の誕生日を迎えた日、異形の化け物と共に落ちてきた少女、アンジュと出会ったその日から、世界と過去を巡る冒険へと旅立つことになる。
「外の世界に出て、ボクは色んな歌を歌いたいんだ!」
「ぼくらは旅に出なきゃいけないんだ。どれだけ寂しくて辛くても、生き続けないと……」
「ユーリ、たいせつ。わたし、たたかうの」
「吾子よ、お前と共に旅ができたこと、光栄に思うぞ」
子どもたちがこれから知る世界は、残酷に牙を向ける。大人たちが知っている世界で、人はそれでも戦い続ける。
過去、現在、そしてそこに続く未来。人が生きるために戦う物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-25 19:56:10
10454文字
会話率:49%
猫のニクキュウに宇宙が存在していた。そんなお話。
最終更新:2024-09-08 13:33:24
1160文字
会話率:0%
とある稲荷神社を巡る、ものがたり。
最終更新:2024-07-27 11:00:00
36760文字
会話率:47%
雨の中、バスに乗って映画館へと向かう「ぼく」と「盟友」。だが、途中で面倒事に巻き込まれてしまう。
果たしてぼくらは映画の上映時間に間に合うのか?
最終更新:2024-07-07 02:52:32
4967文字
会話率:37%
ぼくは、ぼくじゃないけど、ぼくらしい
鏡の僕は、笑ってる
でも、僕の脳味噌は笑ってない
最終更新:2024-07-06 13:28:47
2722文字
会話率:0%
主人公は何を見たのか何を目的で彼と出会ったのか
最終更新:2024-05-01 16:19:43
12543文字
会話率:73%
朝、ぼくはそのニュースをリビングで知った。
今日の22時地球は滅亡する…………
ぼくは今日、ずっと遊んでいた友達とその「終わり」を過ごすことにした。
なにか怖いことがあるときは、それ自体よりもそれを待っている時間のほうが恐ろしい。
外の世
界は狂っていて、またぼくらも恐怖で狂い始めていた。
なにかの終焉はなにかの始まりだといいな。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 15:03:25
7054文字
会話率:36%
【この作品は、第二部終盤を中心に大幅改稿を予定しております。改稿版は、準備が整った部分から順次配信中です。続きはそちらの改稿版で掲載する予定ですので、よろしければ改稿版の閲覧をお願いいたします】
改稿版:「リアルRPG生活は気苦労と共に」
https://ncode.syosetu.com/n7833fp/
高校一年の夏休みが始まるはずの終業式直後。クラス全員が転移した先で、ぼくらはファンタジーRPG「絶界の涯(はて)」のキャラクターとなるよう告げられた。
仮想現実というにはリアル度合いが強すぎることに戸惑ううちに、アニメ髪の若い男性が現れ、クラスを二分するように命じてくる。
クラス階層の頂点に位置する男女が指名していった結果、残されたのは文化系の部活に所属する面々のほか、彼らが疎んじていたり、腐れ女子だったり、不登校だったりという一癖ある者ばかりの十八人。
そして、青い髪で冷ややかな口調のお姫様が登場し、プレイヤーである彼女の指示に従う形で、非選抜組もゲーム的世界で活動することを求められる。
姫君と他の面々とに挟まれる形になったぼくは、多くの気苦労を抱えることになり……。
ぼくらの明日は、さてどうなる。
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・2019/6/8に、読み速さまの晒し企画に参加させていただきました。
・タイトルを試験的に「【絶界の涯/異世界の観察者】~(略)~」から、「【絶界の涯/ルランスミリア城の三十六人】~(略)~」に変更してみております。
・60万アクセス到達&5000ポイント突破(一時)御礼
・この作品は、カクヨムさまにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 17:10:00
384231文字
会話率:49%
※2019/11に改題しました。
高校一年の夏休みが始まるはずの終業式直後。気づいたときには、クラス全員が見知らぬ場所に存在していた。
そして、ぼくらはファンタジーRPG「絶界の涯(はて)」のキャラクターとして、プレイヤーに操作され
る形で剣と魔法の世界でモンスター討伐に参加するよう告げられた。
仮想現実というにはリアル度合いが強すぎることに戸惑ううちに、緑色の髪の人物がクラスを二分するように命じてくる。
クラス階層の頂点に位置する男女が指名していった結果、残されたのは文化系の部活に所属する面々のほか、彼らが疎んじていたり、腐れ女子だったり、不登校だったりという一癖ある者ばかりの十八人。
選ばれなかったぼくらもまた、新たに登場したプレイヤーのもとで、キャラクターとしての活動を求められる。
そしてその世界は、星座や文物の共通性から、どうやら未来の地球であるようなのだが……。
成り行きでプレイヤーと他のクラスメートとの間に挟まれる形になったぼく、春見野睦月(はるみの・むつき)は、多くの気苦労を抱えることに。
ぼくらの明日は、さてどうなる。
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・この作品は、後述の作品を大幅改稿したものになります。
・改稿にあたって、改稿前版で頂いたご感想と、読み速さまの晒し企画でいただいたご意見ご提案を参考にさせていただきました。心より感謝しております。(よりよいものになっているとよいのですが……)
・いわゆる「主人公無双」的な爽快感は少ないものと思われますので、ご留意ください。
・改稿前版の読者様へ。改稿前版も残してあり、その末尾に改稿概要をまとめております。続き(旧第三部以降)は、こちらの改稿版の続きとして掲載予定です。
・改稿前作品 https://ncode.syosetu.com/n6220ey/
旧版の公開時点からの題名の変遷は下記のとおりです。(このあとに、サブタイトルを付けていました)
・「異世界の観察者」 ※当初タイトル。先行作品と丸かぶりしてしまっていました
・「絶界の涯・異世界の観察者」 ※作中のゲームシステムの名称を付加
・「絶界の涯・ルランスミリア城の三十六人」 ※改稿前最後
・「リアルRPG生活は気苦労と共に」※改稿当初
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 17:10:00
2033文字
会話率:0%
高校生の頃、大きな傷を負ってしまった僕と、周りに流されて自分を見失った彼女
二人の過去が未来につながる物語(の予定)
最終更新:2024-03-30 23:00:00
104233文字
会話率:12%
「……ん、坊や。どうしたんだ? さっきから落ち着きがないし、顔を隠すようにしてさ。ほら、料理が冷めるぞ」
「……お父さん。なんか、なんか変だよ……」
「変? 変ってなんだ?」
父親はそう言い、辺りを見回した。なんてことはない。昼時で
賑わう、ただの飲食店。いつもの光景だ。
「わからないけど……ぼくらを見てるよ。視線を感じるんだ……」折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-03-24 10:40:00
807文字
会話率:89%
「はぁい! 彼が今日からこの家で暮らすことになったぁぁぁ……テムくんです! ささ、テムくん! ご挨拶は? あ、あはは、オホン、『ゴ・ア・イ・サ・ツ』」
『ア、テム……テム。テム、ダ。テム、デス……』
「はぁい! よくできました! みんな
拍手! あらぁ? どうしたの坊や。拍手は? もしかしてぇ、やり方が分からないのかなぁ?」
……ぼくの無言の抗議もママの前では無意味。いっつもママのしたいようになるんだ。うちはママ中心で回っている。ママは人権意識が高いんだって。パパが昨日、ママの話のあと、ぼくにそう説明してくれた。
ぼくらの家で一緒に暮らすことになった彼、移民のテム。本当は彼がもともと住んでいたところへ強制送還されるはずだったけど、ママが声を張り上げてそれを止めて、あれこれ手続きして一緒に暮らすことになったんだって。
テムをうちに迎える前、昨日の夜にしたママの話によると彼はとっても可哀想なんだって。頭が悪くて弱くて満足にご飯を食べられなくて、元居たところから逃げて、ぼくらの国に不法入国したんだって。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-04 11:00:00
3356文字
会話率:79%
シェアハウス『椿荘』に4人の若者が住んでいた。あることがきっかけで二人が大喧嘩になり、ひとりが家を出る。そして数ヶ月後、新しい入居者が――。生きにくさを感じながらも懸命に生きる若者たちの物語。
最終更新:2024-03-09 19:51:07
22919文字
会話率:71%
あたしには弟子がいる。草魔法を操るやばい弟子だ。その弟子のせいで集落が全滅すると訴えられたので冤罪を晴らしにあたしと弟子は山奥に行くことに。手土産は植物向け栄養剤。ホントは怖い草魔法の魔女と弟子の穏便とは言えない日常の話。
最終更新:2024-03-06 09:24:29
2230文字
会話率:3%
古代中国に似た異世界。
真冬の池に突き落とされ、『海琴(みこと)』という高校生として生きた前世の記憶を取り戻す。
腐れ縁のあいつといっしょに召喚された『海琴』は、わけもわからず殺されたのだった。
そんな残酷な世界に転生した僕──『
雨(ユイ)』は、水を浴びると黒髪の人魚へと変化する特殊な体質のもち主に。
この世界で、黒髪は神の使いだという。
育ての親からは、こき使われ。
同年代のこどもからは、いじめられ。
村のどこにも居場所を見つけられずにいた僕の孤独な日々は、なんの前ぶれもなく終わりを告げる。
血のにおいをまとった、黒ずくめの男の手によって。
「──人間風情が、舐めた真似を」
僕は、一夜にして血の海となった村から逃げ出した。
「あんた、うちに来ないか?」
行くあてのない僕を気にかけてくれたのは、いわゆる用心棒を稼業にしている鏢局(ひょうきょく)のみんなだった。
「おれは、ミコトといっしょにいきたい」
──そうだね。行こう。生きよう。
ちゃんと息ができるように。
だれかに利用されたり、怯えたりしないですむように。
これは独りぼっちになった臆病者が、情けなくわめいて、足掻いて、たいせつな仲間を見つける、愛と冒険の物語。
※本作は『男の子同士のキスやハグ』など、一部ボーイズラブ表現がございます。
※過度な性的描写はありません。
※使用しているイラストはすべて自作のものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-26 00:47:46
49646文字
会話率:36%
平凡な人生とは、有り余る幸福だ。
何故ならば、適度な困難の中、平穏な幸福が約束されているから。
刺激とは果実、生命とは選択。
我々は、刺激の最中で、誰かの選択で生かされている。
その選択は、あなたのためではなく、己の幸福を
満たす宝くじ。
あなたは今、幸せですか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-15 07:40:13
1040文字
会話率:29%
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船の事故で一族全員が亡くなってしまったレアーシュ男爵家。
唯一生き残ったのは、男爵が初恋の女性との間に授かっていた16歳の少女『ジゼル
』。
農家の娘として育てられていたジゼルは、突然男爵家の跡取り娘になる。
だが国の法では『女子が家を継ぐには、18歳までに結婚しなければならない』と定められている。
ジゼルの18歳の誕生日まで、あと一年と半年。
執事もハウスキーパーも失い、大混乱のレアーシュ家の使用人達は、ジゼルを立派な『お嬢様』に育て直し、よき夫を探しだして、男爵家を守る事ができるのか……!
***********************************************折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-04 15:26:31
337文字
会話率:0%
「異世界・VRMMO 等 手垢のついたジャンルに一石を投じる新時代のフォーマット」
この小説は十数年前に国際的な漫画・映画原作のコンペで賞を受賞したものをリブートしたものです。
シナリオを英訳したものがハリウッドの映画プロデューサーの目に
とまり「新しい歴史物」として評価をいただきました(賞金もまぁまぁ大きかったです)。残念なことに、漫画化も映画化も果たされないまま月日が経ってしまいましたが、元号が変わった「今」こそ、このアイディアは新たな「命」を芽吹くと思い立ち、新ジャンルの物語として復活させました。自分的にはまったく「色褪せてない」唯一無二のアイディアと自負しています。
前世の記憶に迷いこんだ「現世」の魂を救いだすため、ぼくらは「歴史」をなにがなんでも改変、改竄しなければならない。その使命を帯びて、前世の「記憶」の海に、ぼくらはダイブする!!。
(この作品はカクヨム・アルファポリス等にても掲載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-27 20:00:00
1203468文字
会話率:49%
きょうの美代子はなに気分? おしえて美代子。美代子! 美代子美代子美代子! 三連単、3-4-5。これで勝負を賭ける。再起を賭ける! あ~美代子。そしてぼくらは旅立った。 すこし性的な表現含みますので、家族みんなで読むと気まずいかもしれません
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-14 22:00:39
1888文字
会話率:34%
ああ〜阿部ちゃん そしてぼくらは旅立った
キーワード:
最終更新:2023-04-24 03:31:21
26816文字
会話率:53%
バスケ部は全国レベルである私立天賀谷高校。そんな高校に通っている二年の篠崎充はシェアハウスで暮らしている。今年の春にバスケの特待で来た一年生が新たな住人として加わり、昨年よりも問題が多発するように。個性豊かな住人たちが織り成す日常青春劇。
最終更新:2023-11-27 16:00:00
15760文字
会話率:35%
2000年代、英凜は、両親に発達障害を疑われ、その“療養”のため、中学生以来祖母と2人で住んでいる。高校生となった英凜は灰桜高校普通科に進学し、不良の昴夜と侑生と出会う。2人と仲良くなったことをきっかけに、英凜は”群青(ブルー・フロック)”
の一員となり、かけがえのない居場所を手に入れ、そして失う。
※他サイトとの重複投稿です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-31 02:12:07
1954450文字
会話率:62%
X大学歴史研究会の雅人くんは、バイクを盗まれて困っていました。
足がないと困るから、と、バイト先からもらった途方もなく古いバイクに乗っています。
ただ問題は、書かれた屋号ですね。
それを隠すために、大学の同じサークルの人がかっこいいステッカ
ーをくれました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-18 14:44:22
852文字
会話率:57%