マンションの上階から聞こえる騒音は、主人公アサヒの心をむしばんでいった。
北海道の地方都市にある高層マンションに住む五十歳の女性アサヒ。夫は恋人をつくり半年前に家を出て別居状態が続いている。ある日、アサヒが住む二十一階の真上二十二階に
小さな子どもを持つ同年代の女性が引っ越してきて挨拶にやってきた。しかしその直後から昼夜問わず謎の騒音が始まりアサヒを悩ませる。
連日の騒音に耐えかねたアサヒは意を決し本人に苦情を言うが逆切れされ状況は悪化、ノイローゼ気味になりながらもマンションの理事長や管理会社、不動産会社、市役所にも相談するが、生活音はお互い様とそれ以上介入してはくれず、引越しを考えるまで追いつめられる。
何度目かの直談判の時、アサヒが怒りに任せてドアを蹴飛ばすと上階の女が110番通報し、警察官と刑事がやってきて弁護士を立てて裁判を起こす以外に方法はないと促されたことから、その準備として上階の登記簿を閲覧し、彼女の正体を知って驚く。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-19 23:31:33
74060文字
会話率:45%
わ、あなたもいらしたんですか。相変わらず、雨の日に傘を差さないんですね。
あはは、お互い様ですか。確かに。
あ、れ? そちらの方は……?
最終更新:2016-10-08 09:00:00
1130文字
会話率:0%
やあ。どうしたの? そんなびしょ濡れで。
ははは! 確かにお互い様だ。僕もこんなんだからね。
じゃ、びしょ濡れ仲間ってことでちょっと咄でもしようよ。
最終更新:2016-10-07 09:00:00
1118文字
会話率:0%
それはお互い様の話。(東京新聞300文字小説 投稿作品)
最終更新:2016-09-19 19:42:41
260文字
会話率:0%
告白して三秒でフラれた私は、彼を惚れさせるため、アプローチの仕方を変えることにした。
※意中の彼を落とすには、じわじわと、かつ急速に押しまくりながらも、引き際を心得ておきましょう。
※意中の彼と話すときは、はっきりとした態度
で曖昧な想いを伝え、優しい言葉を激しく暴力的にぶつけましょう。
※男の子は大変デリケートにできております。丁寧に扱いましょう。でも女の子も同じくらいデリケートでお互い様なので、あまり深く気にする必要はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-06 23:00:00
17706文字
会話率:81%
L「……すみません。
私の言うことはみな出鱈目ですので、一言も信じないでください」
夜神月(ライト)「……? ……そうだな竜崎。
お前の言うことは大概出鱈目だ。
いちいち真面目に取り合っていたらきりが無い。
それは僕が一番よく知っ
ている」
L「ええ、その通りですライト君。しかし、そればお互い様でしょう」
夜神月「どういう意味だ?」
L「生まれてから一度でも本当のことを言ったことがあるんですか?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-28 19:14:38
12453文字
会話率:16%
騎士田 純(きしだ じゅん)、彼は健全に高校へと通う1人の男子生徒である。協調性は足りないが、特に普通の彼には一つトラウマがあった。それは[女性不信]だった。小学生の時に女子との喧嘩で負けた事がきっかけで、色々と酷い目にあった事が原因だった
。
ある日、高校2年生に進級しまだ間もない頃、美人転校生がやってきた。その美しさ、立ち振る舞いから学校では[姫様]と呼ばれている。そんな転校生はまさかのトラウマを生み出したあの女子だった!?
成長し、容姿も性格も大きく変わった恨むべき相手、そんな彼女に対して複雑な気持ちを抱く純。だが複雑なのはお互い様のようだ、、、。
この二人の今後の展開はどうなるのか?
周りの友人、家族も複雑に絡まる高校生の青春は、そう簡単には進んでいかないようです。
※題名、あらすじは変更となる場合が御座います。
※感想を頂けると本当に嬉しいです。
2014年8月30日公開
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-09 08:10:27
18471文字
会話率:40%
目の前のお綺麗な顔の少年と顔を合わせるのは正しくは4度目だった…。もっとも以前は成人した男だったがそれはお互い様で…。私は元は日本人だった。この男は私とは別世界の出身。ぶっちゃけ互いに種類は違えど性根は歪んでいる。嗚呼、今回はどんな人生を送
ろうか?――――世界は違うがリセットなく繰り返される人生に感覚狂った元現代人と普通に見えるが常軌を逸した元企業の跡取り息子の物語。世界は魔力に満ちている折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-18 02:01:10
41064文字
会話率:23%
美しき少年は、世界に見放されていた。
けれど少年は言う。
「俺も世界なんかに期待しないから、お互い様だ。」
世界から見放され、ついには世界そのものから放り出されてしまった彼がたどり着いたのはまさしくファンタジーの世界。
妖精があらゆるもの
に宿り、剣と魔法の存在する夢のような世界だった。
醜く、汚れた現実と絶望の狭間で生きてきた少年の手に入れる“幸せ”とはなにか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-30 23:02:30
2357文字
会話率:0%
久しぶりに行った同窓会の席で、僕は君に言った
「少しだけ、歳をとったね」
「お互い様でしょう?」
そう笑う君があの頃の君と重なったよ
ねぇ、今なら言ってもいいよね?
最終更新:2012-01-14 17:43:41
4294文字
会話率:65%
出会ってすぐに電撃結婚?しかも私、異世界人っぽいのに…。
大らかなのか、鈍感なのか、わからないのはお互い様。
ほのぼの突然花嫁生活、だったらいいのにな!
最終更新:2011-09-18 16:54:07
7809文字
会話率:2%
「俺は今日告白する」。天高く掲げた拳は蒼穹を貫かんと確固たる決意を秘めていた。「ふうん。ボクに?」。などとバカげたことを聞き返してきやがるのは超絶美少女容姿の親友、観月だった。恋愛経験ゼロはお互い様。被告白経験の数は……両手両足の指の数より
多い。そんな俺の親友はしかし、実は――。男の子と女の子と男の娘による、甘くて苦くて塩っ辛い青春の一ページ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-12-15 19:41:32
3102文字
会話率:35%