幕末の土佐。弁慶風情の男が太刀を奪いながら多くの人を殺傷した。しかも不死身ときている。その男と新兵衛が土佐城下、常通寺橋で戦う。新兵衛は古流剣法の継承者であったため腕前は確かだ。さらに土佐勤皇党の助力もあり、なんとか弁慶風情を取り押さえる
ことに成功する。ところが縛り上げる寸前、弁慶風情の男は土佐山へ飛んで行ってしまった。あまりの怪異に藩は乾退助と土佐勤王党に追討を命じる。そこに不本意ながら新兵衛も加えられる。役目は単独行動の斥候で、追討隊より先に土佐山へ向かう。そこで敵は一体だけでないことを知る。滅ぼされた村が二つ。その生き残りである安吾とたえに出会い、事の顛末が明かされた。化物はカードから現れる。そのカードは二十一枚。対になった絵柄を合わすと化物は消え、カードはその入れ物に戻る。化物を消すにはゲームを終わらせなくてはならないのだ。新兵衛もゲームに加わる。乾らは後方支援にあたる。さらには高野山の僧二十二人率いる空心も加勢する。化物は十体。味方を減らしながらも新兵衛らはカードを合わせていき、化物を消していく。結果、残るべくして残ったカードが一枚。そして神様の如くな化物が表れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-25 01:50:09
140753文字
会話率:30%
初めて書いたちょっとしたバトルもの(まだバトルをしていないけど。)の予定。今後は覚醒を含めていろいろ書けたらいいなと思います。
最終更新:2016-03-12 08:21:34
15787文字
会話率:78%
長い歴史を持つ王都の貴族は腐りきっていた。長い時が貴族に安定を齎し、堕落していった。貴族と平民の差は開き、差別は減らず、圧政を強いられ、賄賂は横行していた。
そして、そんな貴族たちの統治を国王は嘆いていた。貴族たちは巧妙に悪事を隠蔽していた
為、表沙汰には裁けなかった。
その為、国王は影を操る能力者・影使いたちを集め、暗殺する影の集団を作った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-24 23:56:42
6059文字
会話率:53%
ーーこの物語のメインステージは2068年。2050年から、一部で魔力を持って産まれた赤子が発見された。何者によってもたらされたのか、そして何故一部の赤子なのか、というのは18年経った今でもはっきりとはわかっていない。
時は変わり22
50年。この時代は魔法が研究され、また新たに生み出され、と発展していた。ほとんどの者が魔法を持ち、国を、組織を守るものとして、ミサイル使いの軍隊よりも信頼されている。平和に導いてくれる者たちとしてとして。
宗教の根は浅くなり、それによる紛争はなくなった。警察が必要ないレベルの喧嘩しか起こらない。
世界は白羽と黒羽の大きな2つの組織に分けられていると言っていい。互いに魔法を鍛え上げ対立し、領土を奪い合った。白羽のトップである白土 浩司は「我々は世界を1つにすべく戦う。黒羽は悪と見なし、滅するべし。」と、一方、黒羽のトップであるフィリップ・B・サイモンは「純白な世界を創るなどと、古典的な概念を持つ白羽を壊す。そうすれば世界はより平和になるのだ。」と、演説した。2250年、1月5日のことである。
その裏で、また別の組織がゆっくりと動き始めていることは、ほとんどの者が知らない。
……あぁすいません、申し遅れましたね。私、チェリーと言います。どうぞ、お見知りおきを。因みに、チェリーは本名ではありません。
さて、赤子と200年後の魔法使いたちや、その時代の組織とはどんな関係があるのだろうと、気になるでしょう?気になりますよね?私が聞かせて差し上げましょう。
さぁ、目を閉じて、心を委ねてください。あなたを素敵な物語へとお導きいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-16 23:09:25
3671文字
会話率:56%
子供たちの遊戯。二人で向かい合って、「いたちごっこ、ねずみごっこ」と唱えながら互いに相手の甲をつねりながら順に重ねていく遊び。この遊びはきりがないことから、双方で同じようなことの繰り返しで、いつまでも埒のあかないことともいわれる。
最終更新:2016-02-11 17:22:16
2596文字
会話率:34%
のうかでたくさんのきょうだいたちといっしょにかわれていたひよこは、おもうところがあってたびにでることにしました。ひらがなでかかれたおはなしです。
最終更新:2016-02-01 01:24:42
4738文字
会話率:0%
盗賊に襲われ、森で行き倒れしそうになった少年、カラム=マーソンは、偶然通りかかった「便利屋」を名乗る魔法使いたちによって命を救われる。
何故だかすっぽりと記憶が抜け落ち、行く当てのないカラムを手元に置いてくれるという「便利屋」の隊長・ヒ
ューイ=ノートン。彼らは困っている人々の願いを叶える為の旅をしているという。自由奔放な隊長に巻き込まれた、気苦労の絶えない副隊長・エドガー=マイルズ。寡黙で甘党な紅一点・アルマ=ベネット。柔らかな微笑みの絶えない、「便利屋」の家事全般担当・サイラス=オルコット。
個性豊かな面々に囲まれながら、拾って貰った恩を返すため、オレは今日も”魔法使いの弟子”として精一杯働きますッ!!
「便利屋」の一員として世界を旅する内に知る”魔女”の存在。
・・・・・・そして、魔法使いたちにはそれぞれ秘密があるようで・・・!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-31 16:40:50
2484文字
会話率:31%
魔法使いたちは魔法書から学び、立派な魔法使いになることを目指す。でもいまどきあんな分厚い本を毎日中学校に持っていくような子はいないよね。古臭いやり方なんてしませ……あれ、やばい。魔法書がバラバラに!おまけに拾った人たちが魔法を勝手に使い始め
ちゃった。魔法の存在は隠さないといけないのにどうしよう。・・・・・・探すの手伝ってくれませんか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-23 18:09:09
32998文字
会話率:59%
これはスポコン物?
いいえ、これは日常物です!!
この物語は、水泳部に所属している女子高生4人組の水泳部の活動を描いたちょっぴりエッチ物語です。
競泳で全国大会を目指し、日本1の女子スイマーを目指すわけでもなく、ただ水泳部員として
日々の部活を過ごすだけの物語です。
~あらすじ~
中学時代は美術部であったにも関わらず、高校の室内型のプールを見た途端、そのプールに入ってみたいと思い、迷わず水泳部への入部を決めた阪野麻奈であった。
麻奈が入部した、水泳部の部長である蝶蘭は、スパッツタイプの水着が主流になっている現代でも、ハイレグタイプの競泳水着を愛用する変質者であった。
そんなハイレグタイプの競泳水着を着用しているのには、きちんとした理由があった……
また、大神菜月と夜鮫聖の2人が加わり、4人になった水泳部は、楽しく日々の練習に励んだり、更衣室でちょっぴりエッチな展開に遭遇したりと、水泳部の部長である蘭の身勝手な行動に振り回されっぱなしの毎日……
この物語は、そんな毎日が続く、高校1年生の阪野麻奈の水泳部ライフの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-20 02:00:47
160025文字
会話率:57%
※講談社X文庫ホワイトハート新人賞落選作(題名変更、手直しあり)
精霊教を国教とし精霊使いたちによって土地の安定を図ってきたグリア王国は、刻の精霊による『精霊暴走』が起きてから約六百年、結界に閉ざされた国となっていた。
精霊暴走の収束と同
時に幾つにも分裂した刻の精霊は、それぞれが一個体として意識を持った『分離体』となり、時間を喰うことで各地に歪みを発生させた。国を覆う結界はこの分離体が逃げ出さないようにするためのものであり、精霊使いの支配下におかれた分離体は『刻喰い』、刻喰いと共に歪みの収拾にあたる精霊使いは『繰り師』と呼ばれるようになった。
ある日港町カロマイに、歪みが発生する。叔母夫婦の営む酒場に居候をしているアレナとミクの姉弟は、酒場を訪ねて来た繰り師の青年タキセに会う。神経質で周囲に馴染むのが下手なミクはタキセに精霊使いの素質があると言われ、精霊院で学ぶことを決意する。しかしタキセが歪みを収拾する場に居合わせてしまい、偶然歪みが暴走したことからミクの前で彼は瀕死の重傷を負ってしまう。
ミクはタキセを救うため、彼の相棒である刻喰いと契約を結ぶ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-15 15:38:31
91642文字
会話率:42%
私の家にいた居候「ちゃろさん」
お母さんからは嫌われていたちゃろさん。
私が大好きだったちゃろさん。
私も大好きだったちゃろさん。
小学生の頃、大好きだったちゃろさんと一緒に寝たり、お風呂に入ったりした思い出です。
最終更新:2015-11-26 22:17:19
2406文字
会話率:2%
噂屋――そう呼ばれた五人がいた。
国境はなくなり、代わってさらに細かな組織が争うようになった地球。
信じる心も霞んでゆく退廃した世界のなかで生きる男は、ある女刑事と出会う。
最終更新:2015-11-21 08:02:41
10090文字
会話率:31%
フリーウェイハイハイの『オートフォーカス』という歌を物語にしてみようと思いたち、書いた話です。
イメージを崩していたらスミマセン。
最終更新:2015-11-01 23:34:56
8919文字
会話率:0%
異能を持ちながら、異能を使う事の出来ない子供を守る学園と、まだ異能に目覚めていない子供を殺して回る殺戮者グループとの争いに巻き込まれた主人公は、実は強大な異能を持った、この世の命運を握る人物だった──
そんな主人公と学園側、そして殺戮者グ
ループとの争いを描いたちょっと笑えるお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-27 02:01:41
1070文字
会話率:7%
人類の一部が魔力(マナ)を宿し始めてから半世紀。新たな人類の名はガイア・フロント。始めこそ忌避された彼らだが、必死の叫びからか現在では人類とガイア・フロントが共生をするに至っている。そんなガイア・フロントの少女、小鳥遊 陽音(たかなし ひお
ん)はある日、偶然手に入れた本に魔力をすべて失ってしまう。同じ学校に通う柊 零依(ひいらぎ れい)やその仲間たち、陽音の”本”を狙う組織、それに対抗する組織。偶然から巻き込まれた少年たちの物語。
別のサイトで投稿していた作品のリメイク兼続編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-02 05:17:24
1553文字
会話率:27%
ある日の放課後、古海 汐はある物を探して歩き回っていた。
そして、たまたま入った路地裏で、古びた店をみるける。
最終更新:2015-08-21 09:00:00
70950文字
会話率:50%
灼熱の砂漠に囲まれた太陽の国と呼ばれる魔法使いたちの王国。そこでは天に二つの太陽が浮かび、王国全土が巨大な結界で覆われていた。無数の尖塔の下には貧民街と呼ばれる影の世界がはびこり、黒い魔女と死の騎士と呼ばれる不死身の化け物たちが秩序
を守っている。
しかし、その国で複雑に絡み合う無数の思惑に二人の少年少女が巻き込まれ、やがてそれは世界の命運を分かつ争いに発展する......折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-04 21:00:00
863000文字
会話率:43%
同じ一日を繰り返すことになった千秋が何とかループを脱出しようと悪戦苦闘する話です。たぶん。
最終更新:2015-08-01 06:00:00
52297文字
会話率:50%
この世界ではない、魔法が存在する世界で魔法使いたちは召還魔法を完成させることに成功した。しかし、魔方陣は勇者の召喚には応じず、そのかわりとして「あるモノ」を召喚した。そして、「モノ」は世界に大きく影響を与えようとしていた・・・
似たよう
なタイトルが既にあったので、タイトルを変更しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-09 21:26:05
38279文字
会話率:61%
セルタザの街外れで花屋を営むフィオナは街の人々から<魔女>と呼ばれ、遠ざけられていた。そんな状況を良しとし、黒猫スバルと一緒にひっそりと穏やかに暮らしていたフィオナ。ところが街の一大イベント豊饒祭の日、義理の妹に会いに行こうと珍しく出かけ
たフィオナは流れ星が地面に向かって降ってくるのを目撃する。その流れ星が落ちてきたのはまさに自分の目の前だった。てっきり隕石が落ちてきたと思っていたその場所に立っていたのは文句のつけようのないほど美形な青年。青年が降ってきたところを目撃してしまった他の人たちは彼の魔法で記憶をなくしたのに、なぜかフィオナだけには魔法が効かなくて……。<悪魔>と呼ばれる他の星からやってきた魔法使いたちと<花屋の魔女>と呼ばれる人間嫌い?な女の人のお話。【6/19 第3話完結】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-19 20:00:00
291362文字
会話率:56%