幸福　　　　　 小説家になろう　作者検索

柊開夢（ひいらぎはるむ）は、普通の人には無い力を持っていた。それは他人の夢へと入り込み、少しだけ幸福な夢を見させる力。毎夜友人に良い夢を見せる開夢は、ある日、夢の中で一人の少女と出会う。

ニートの青年・楓は、ある雨の夜に死にかけの子犬と出逢う。不思議な声に導かれ、一日の延命と人間の体を得た子犬に楓は「幸せ」を教えることになる。幸せとは何なのか、楓は懸命に考える。果たして楓は子犬に「幸福な記憶」を与えることが出来るのだろうか…？折りたたむ>>続きをよむ

羆の子供である彼は幸せだった。ありふれた日常。母と居られる事が何よりの幸福だった。だがその幸せも唐突に終わりを迎える。彼の幸福など知らぬと、嘲笑うかのように――。

ある一人の高校生の男は自殺をしようとしていた。その前に現れたのは男に幸福を届けに来たという少女、「幸福の支配人」だった。そんな二人の切ない恋の話。

私という存在の日々を見てくれた人達にこうなって欲しくないと願って描き綴った本当の話…

世間は罪に冷たい。だから用意されたんだよ、この部屋は。幸福だろう。

突然訪れた不思議な出来事に翻弄され、それでも幸せを目指してそれに荒がい、奇跡をも起こす少年と少女の物語。

何気ない日々を幸せに思える時。それは隼人のおかげ。「幸せ」心からそう思う。

高校二年生の十一月。高校三年生の十一月。生きることに興味がなかった仲川悠都(なかがわゆうと)。生きている事が楽しかった深峰望美(ふかみねのぞみ)。ただの偶然で、何の関心も沸かない様な出会いだけど、きっとそれは何もかもが幸福で、楽しかった瞬間。折りたたむ>>続きをよむ

†主人公マリアは、男でも女でもない《無性体》。その特異な体をひた隠しにして働き、身寄りのない孤児達を養う勤労青少年のマリアが15歳の誕生日を迎えた時から、妖精さんが見えるようになってしまった。子供達とただただ平和な日々を過ごしたいのに、マリアに引き寄せられるように、問題が次々に押し寄せる。見た目は美少女、中身はすさんだ少年のフェアリー・テイル†折りたたむ>>続きをよむ