誰だって、生きていれば多かれ少なかれ不思議な体験をすることがあると思う。僕だってあるぐらいだからね。寝る前に部屋の電気を消した時。風呂場で髪を洗っている時。朝、玄関のドアを開け閉めした時。そんな時に、ちょっとだけ不思議な体験をする。これは、
そんな僕の……一宮健二の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-10 07:34:18
9537文字
会話率:16%
雨の日は少し憂鬱。誰だって一度は経験したであろう、感情の揺れ。
水実も例に漏れず、一人教室で塞ぎこんでいた。そこへ思いも寄らない人物が偶然現れる。
雨の降る、ほんのひと時の、二人の少年少女のおはなし。
最終更新:2012-10-14 22:00:00
6263文字
会話率:39%
幽霊なんて浮ついた存在を、科学が一つのターニングポイントを迎えようとしている今のご時世になってもなお信じ込んでいる人というのは、僕が思うによほど入れ込んだ宗教家か、都市伝説を文字通り食い物としている哀れな自称霊媒師くらいだ。僕のお祖母ちゃん
なんかは霊感が頗る強く、よく僕に「幽霊ってのはね、生きてる人間とそっくり同じで、近くにいても違和感なくその辺にいるのさ」などと吹聴していたものだが、残念ながら僕はこの目でその存在を知覚できたためしがなかった。あるいは祖母の言は、「近く」と「知覚」を掛け合わせた、かなり高度なダジャレだったのかもしれないと、安らかな眠りに就いてしまい確認もできない今ではそう思うまでになった。
誰だってそうだろう。いくら教科書のしかつめらしい文面を読もうが、人は自分で経験したことでないと真に学びの意味を考えたりしない。幽霊の問題もそれと同じで、どころかそれが非常にあやふやな定義の中を地に足つけた根幹も持たずに徘徊している分、いたく抽象的で、非現実的認識を抱かざるをえない。だから僕は、お祖母ちゃんが終生孫に語り聞かせた睦言を頭から疑って聞き流すのに申し訳なさを感じていなかった。それがいけなかったのだろうか。
けれど仕方がないじゃないか。無理もない話だ。誰だってまさか、自分がこういう体験をするだなんて、思いにもよらなかっただろう。まさか……
――自分が幽霊となって、見慣れた街を徘徊するようになるだなんて……。
(※このシノブシスは、本文中の一文です。ここに書かれている「僕」とは作者、野口読多を指すものでなく、登場人物の一人であります。また、本作はJUGEMブログにても掲載していきます)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-18 15:17:02
5388文字
会話率:36%
無用心な奴だ……。そう思いながらも、駿河秀一は奴から注意を逸らせずにいた。耶崎中の元四神王の一人が話しを聞きたいと水を向けたら、誰だって身構える。名前が知られているのも、やりにくい話しだ。そんな駿河の代わりに、同じことを、相手に警戒心も与え
もせず、奴はやってくれた。騎道若伴。端正な顔立ちに不釣合いな黒縁眼鏡同様、その存在もアンバランスな転入生。この街に起きた不可解な事件を、彼等は追っていた。最後の悲運へのCOUNT DOWN開始。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-15 09:37:59
38479文字
会話率:41%
誰だって言ってみたい決まり文句の一つや二つありますよね。
キーワード:
最終更新:2012-08-24 15:54:11
966文字
会話率:82%
簡単に言えば、強い霊能力を持った美青年が、過去から復活した有名な犯罪者や、遺伝子操作で強化された人間と戦うお話です。
強さと弱さは紙一重。
死と再生ってどういう意味?
過激な表現も多いですが、コメディ部分も強く出して行けたらと思っています。
前半はシリアスは一切なしのぐだぐだな感じになっています。
露骨な表現はありませんが、一部ゆるいBLもあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-06-16 00:23:16
22836文字
会話率:30%
2005年、兵庫県新天市。弱小吹奏楽部・県立新天高校吹奏楽部の新顧問に突如大抜擢されたのは、はたから見ればただの歴史オタク、実際は相当の努力バカ、当吹奏楽部OBの歴史科教諭、斯波劉介(シバリュー)だった。
斯波には夢があった。現役時代に
果たせなかった、尊敬する顧問の先生を、吹奏楽の甲子園・普門館に連れて行くこと。認めざるを得ない才能・鏑矢辰悦に出会い、昔の自分・古河カオルに出会い、過去の確執を共有する男・千林裕也に再会し・・・・最初は一方的な彼のタクトさばきに振りまわれてばっかりだった部員たちも、次第に斯波の意志をくみ取り、心に近づき、そうして彼らは斯波の音楽を描き出す奏者となる。
努力することは、強くなること。
天才にはなれなくても、努力の秀才には誰だってなれる。
「才能あるやつらだけが良い演奏をできるわけじゃない。良い演奏をしたいと努力した奴らの音が、本当に人を感動させるんだ」
絶対に越えられない壁があるとは認めたくない。才能や限界の存在を知りながらも、それでも努力の力を信じてがむしゃらに指揮を振る、青臭い壮年シバリューの描く音楽は、どうなっていくのだろうか。
・・・王道な吹奏楽青春小説ながら、事実上の主人公が熱血な顧問の先生という設定で進んでいく物語。ぜひ、ご一読ください。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-06-14 00:19:17
69751文字
会話率:50%
ある村の神様の話。
人が離れて行くのは誰だって辛いもの。
最終更新:2012-06-05 21:35:26
1909文字
会話率:0%
時間が止められたらあなたはなにをしますか?
お金?欲しい物?いいえ。男だったら誰だって
アレを考えるはずです・・・。
キーワード:
最終更新:2012-05-16 22:30:57
642文字
会話率:7%
<近衛>「今日は晴れか、帰ったら日向ぼっこしたいなぁ。」
そんな結局は実行されない(相棒にも却下されるのは必須なんだよなぁ・・・まぁでも今は11月だ。誰だってこんな時期に日向ぼっこなんてしないね。しかも、帰るころには朝方だ。す
るのは馬鹿か、馬鹿か、馬鹿しかいないね。)今日の予定の願望を吐露しながら、ターゲットを視認し、観測用の双眼鏡におさめつつ、写真と見比べ、本人かを確認。
<一ノ瀬>「雲りの方が俺は好きだな・・・。」
スコープのキャップをあけた。
薄暮時だ。このスコープじゃよく見えない。だが、あの禿頭がテカっているからよく見える。
出だしはこんな感じで意味わかんないけど、本章に入ったらわかってくるかも!!
一応私の知識を総動員してできるだけ細かく書こうと思ってます。
詳しい設定もちゃんと書きます。
序章は極端に文字数が少ないです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-23 19:17:51
18779文字
会話率:59%
狐目紳士による紫上計画の途中経過。
誰だって我慢できない時はあるのです。
最終更新:2012-03-21 11:11:09
1177文字
会話率:58%
――物語の世界は常に優しく美しい。たとえその読み手が異常者であったとしても。
それは、遥かな未来のどこかの世界。
《魔法》の技術が浸透し、然るべき教育を受ければ誰だって《魔法使い》になることができるクラウゼン王国には、しかし《
魔物》や《幻獣》の類の生物は存在していなかった。
お伽話や童話に登場する魔物たちに心の底から心酔する少年魔法使い、アイル・エアハートは、魔法の勉強そっちのけで物語の世界に入り浸っていた。
〝いつか僕も、竜や妖精やお伽話に登場する魔物たちと一緒に遊んでみたい〟――と。
そんな少年に発現した魔法――それは、『童話やお伽話の中から登場人物を呼び出す魔法』、その名も《幻想召喚》だった。
たった一つの望みを一途に願い続けた少年の魔法が、限界と常識の壁を越え、運命の縛鎖を撃ち壊す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-19 23:04:22
108155文字
会話率:40%
誰だって不思議な体験を一度は、体験するだろう…。
そして、もし自分の存在が否定されて存在していたないものだと誰かが言う
もし、あなたならどうする?
僕なら無視して自分の存在する証拠を証明しない。
なぜなら それは、個人情報の収集している。
謎の政府関係者の戦略なのだから
皆さんも気を付けた方がいい僕みたいに、デタラメな情報の中で生きてるほうが安全に道を歩けますよ。
人生の道も…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-16 00:04:30
10688文字
会話率:28%
誰だって、いろんなモン抱えて生きてるんだ。だから、同じ生きるんなら自信もって自分が選んだ道をまっすぐ歩いていくしかないだろ?
というようなお話です。
最終更新:2012-02-22 12:53:36
3245文字
会話率:29%
子供の頃。誰だって一度は憧れる存在はあると思う。例え、それが偶像だとしてもだ。『無かった』だなんて、夢の無いことを仰っているそこの貴方。無かったとしても、あったと言うことにして話を聞いてくれ。
コホン。咳払いを一つして、話を続けようか。
そうそう、憧れている存在についての話だ。
例えば、それは。日曜日の朝8時半のTV画面から流れている、特撮ヒーローかもしれない。仮面を被って、バイクに跨って、数々のガジェットを使いこなして、怪人を打倒しているヒーロかもしれない。敵組織に捕まって望みもしない改造手術を受けた、悲しきヒーローなのかもしれない!
失礼。語り手本人が我を見失うとは。兎にも角にも、俺は某特撮仮面ヒーローに憧れていたんだ。
それが今から、10年ほど前の話。そして、唐突すぎるほどに夢が実現したのが、今から2年前。それからずっと俺は活動を続けている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-01-26 02:56:01
2407文字
会話率:32%
一人ぼっちってどんなこと?
誰だって一回を思うことを自己満足で書いてみました。
最終更新:2011-11-17 23:53:04
745文字
会話率:0%
とある妄想人の理想的妄想。
誰だって、理想の中じゃ強いんです。
最終更新:2011-10-10 04:11:15
1989文字
会話率:37%
とある妄想人の恋愛妄想(泥)。
誰だって、こういう妄想しちゃうときあるんじゃないですか?
最終更新:2011-10-06 03:34:43
3408文字
会話率:13%
平和な世界。平凡な日々。
そんな世界が大好き。
だけど、本当に平凡な日々を送る人などいるのだろうか?誰だって悩むし、ドキドキする。
しっかり者だけど、どこか鈍く抜けている少女と不器用な少年達が恋をする。
誰が少女の心を奪うのだろうか?
君へ
の想い。
いつしか、愛を込めて伝えよう…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-08 00:00:00
10285文字
会話率:30%
オタクな弟を持つ光葉と、その弟の友人である洋。弟、葵を介して出会った二人。
真っ直ぐに向き合う光葉の視線に、洋は今まで知らなかった感情を持つようになる。
最終更新:2011-03-25 21:59:26
4425文字
会話率:39%
日曜の朝だと言うのに目覚ましが鳴り響いていた。
昨日の酒が体中を巡る中、目覚ましを止めるつもりだったが、鳴っているのは目覚ましではなかった。
日曜ぐらいは誰だって、どんな状況であれゆっくり眠っていたいものだ。
キーワード:
最終更新:2010-12-09 02:02:05
1744文字
会話率:60%