「先生がいなくなってから、写真が撮れないのよ……何にも心に残らない」
切符を拾ってくれた青年に次の電車が来るまで何か面白い話をするように頼まれ、財布の中に入っている五円玉の話をする。何の変哲もないただの五円玉を私はずっと使えないままだった。
──写真部に所属する本田葵の、顧問の小林先生への五円玉にまつわる誰にも言えない想いとは。
某大学文芸部新入生歓迎号掲載済。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-10-09 11:31:45
8267文字
会話率:24%
コバルトノベル大賞二次落ち作品です。文章や改行など要修正箇所は多々あるのですが、あえて応募した時のまま掲載します。携帯からだと詰め込みすぎで読みにくいかもしれませんがご了承ください。内容は、魔女や魔法使いのいるファンタジックな異世界で、とあ
るおちこぼれ魔女が奮闘する短めのお話です。『おちこぼれ魔女のミルテは、落とした薬瓶を拾ってくれたおかしな蛙に、蛙変身薬を作るよう要求される。その理由はなんと、恋した人間を蛙にしたいというもので――――』王道ファンタジーをお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-09-13 09:00:00
34358文字
会話率:40%
日和は、消しゴムを拾ってくれた宮野君に一目ぼれ。両思いになりたいと強願うのだが……?
最終更新:2008-02-04 21:46:19
4663文字
会話率:47%
世界は壊れつつある。そんな時代に、記憶喪失の『僕』を拾ってくれたのは、同い年くらいの運び屋だった。※加筆修正しました。
最終更新:2007-03-09 22:16:22
49477文字
会話率:55%
家出同然の僕を何も言わずに拾ってくれた先輩との微妙な同棲のような共同生活。リズムは合ってきたけど、なんていうのかどちらも踏み出そうとしないで、あいまいな関係のまま毎日を過ごしていた。そんなある日。間宮さんに言われて、僕の絵を何処かの賞に送る
ことになった。「趣味以外のもんを描け」間宮さんがそう言った。僕は悩んで、わけわかんなくなっていたらちょっと不思議なことが起こったんだ。道端で拾った奇妙なモノ。水道管の中に閉じ込められた僕。眠る先輩。そして、その不思議なことを抜けて僕は好きなものを絵に描いた。そう。そして、その絵のおかげで、少しだけ先輩との距離が近くなった。この話はそんな話。かな。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-02-06 18:19:09
10696文字
会話率:34%
捨て犬だった俺を優音が拾ってくれた。一緒に過ごせて幸せだった。これからもそんな日々が続いていくと思っていた――――――――。
最終更新:2006-12-02 19:34:46
3115文字
会話率:30%