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美術部に入部している歩《あゆみ》。ある日突然入部してきた子がいた。その子がある日……。

砂に埋もれたその国で、彼は戦っていた。作戦コードはオクトパス。◆五分企画参加作品

結核により若くして母を失った藤堂真吉は、母の遺言どおり、聖セシリア病院の警備員となる。ある夜、彼は警邏中にとある病室から転落死している娘の遺体を発見する。事件を知った礼子は、娘、藤村環は自殺ではないと主張するも、警察から相手にされない。一方、家族からコンパスと三角定規を受け取った礼子は、病院の地図を作り、病院の正体を突き止めようと、杉崎とともに未開の地、第六病棟へと向かうのだった。折りたたむ>>続きをよむ

時はニ十四世紀の地球。伝説の大陸『メガラニカ』を執拗に追う少年・鴉墨那月は、囚人船パスト・ホープに乗り込む。かなりの長編になると思います。

大学生の僕は二回生になった。浮き足立つ新入生を尻目にキャンパスを後にする。そこである男と出会う……。

私は子供の頃、空は変わらないものだと思ってた。作者がぼーっと空を見て思い浮かんだことを作品にしてみました。ぼーっと読んでいって、最後にちょっぴり心が暖かくなってくれれば、と思います。空に夢を描く人の物語です。

彼の表面を一言で言うと、宿命的に日陰者でした。小汚い髭の剃り残し、色褪せたビジネススーツ、ネクタイの崩れた結び目……。彼はまるで革靴の中に住まう水虫のようでした。正直に申しますと、私の受けた印象に、彼を推薦する理由は塵とも見当たりませんでした。《本文引用》折りたたむ>>続きをよむ

‘友達’の定義って何だと思いますか？ごく平凡な双子の高校生を通じて考えてみました。

彼女の名前は、クリスターナ。全身を、薄緑色の半透明な結晶板に覆われた、美しい船だった。彼女を覆う結晶板は、特殊な性質を持つ、変位相クリスタルと呼ばれていた。彼女は、あらゆる意味で貴重な船だったのだ。ところが、どういうものか彼女には心があったのだ。しかし、目覚めたクリスターナは孤独だった。ところが、意外なことに意識が確立して間もなく、彼女は自分の存在を知る人間に出会った。それは、これも半ば偶然、彼女に乗り込むことになった精神感応会話、即ちテレパスの能力を持つ娘キアラだった。折りたたむ>>続きをよむ

大学一年の女子学生。彼女の通う大学はイジメが日常化していた。ある秋の日、授業中トイレに行きたくなってしまう。大人でも、子供でもない年頃の女性の最大の危機。果たしてその結末は。切ない青春失禁小説です。

派遣の桃子は秘書課の麗子が苦手だ。桃子のパスポート写真を見て麗子は撮影者の力量を知る。桃子の写真は彼氏の大輔が撮ったものだった。麗子は強引に桃子に頼んで自分のを撮ってもらったが、その写真で麗子は自分の来し方を考えさせられることになる。ハッピーエンド。折りたたむ>>続きをよむ

澄は、おじいちゃんの部屋の片付けをしている途中に、ある手紙を見つけて・・・。

大学に住み着くニャンコのある日。

京都を舞台とした青春恋愛小説です。胸をときめかせて大学生活を送る若者達の成長をほろずっぱく描きたいと思っております。