妻の脅威から逃がれるために故郷の村「入通(いっとり)」を訪れた主人公は、何かの弾みで千四百年前にタイムスリップし、その次には不思議な土笛の力によって江戸時代へ(以上まで上巻)。
そして今度は、戦後間もない故郷に移動する。この時代の故郷の
風景は、主人公の幼い頃の記憶とほとんど変わらないことから、様々な思い出などが走馬灯のように蘇る。
主人公の父である長四郎は中国に出兵したが、その安否を心配する父の両親すなわち主人公の祖父母と三日間ほど、主人公は正体を明かすことができないまま生活を共にする。そして、「息子さんは無事に帰ります。それは、私がその息子だから間違いありません」と、どうしても言い出せず、そのジレンマに苦しんで関東を目指して出発することに。
ところが、郡境の峠で突然心臓発作に襲われる。このときも土笛のおかげで命を落とすことなく、年代は分からないが、おそらくかなり未来であろうと思われる世界にとぶ。ここで、主人公は学生時代を思い出させる人々と出会い、自分が家庭を顧みようとしてこなかった真の理由に気付かされる。
そして、妻宛に長い手紙を書く、のだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-31 15:21:04
32123文字
会話率:44%
彗星の如く現われた人気声優「澪川瑠璃(みおかわ るり)」。
しかし、1年前の彼女はロックシンガーを夢見るひねくれた中学生3年生の男子、「宮川瑠伊(みやかわ るい)」だった。
高校受験を控えた14歳の秋、男だった瑠伊の身体は少しずつ変
化していく……。
身体の異常をひた隠しにしながら、瑠伊は原因不明の激痛にもがき苦しむ日々を過ごした。
身体の変化に限界を感じ、明日にでも命尽き果てる不安と絶望の底で、ついに瑠伊の身体は完全な女性へと変貌する。
季節は冬。
クリスマス・イヴの夜の公園で劇作家であり俳優でもある劇団七色座の座長「奈良屋義春」と出会い、瑠伊は役者の道を志す決意をする。
天使のような容姿と美声に演技力と歌唱力が加わった瑠伊は瑠璃となり、天の悪戯か声優デビューを果たして一躍世間の注目を浴びる存在となる。
──そして1年後。再び訪れたクリスマス・イヴの夜。
初のライブで観客を熱狂させた帰りの夜、瑠璃は交通事故に巻き込まれた。
その刹那、懐かしい思い出が走馬灯のように駆け巡る……。
この物語は女へと変わってしまった男子中学生の記憶であり、
芸能界へ挑戦する一人の少女の秘密の記録である。
大衆を誑(たぶら)かし、友を騙し、自らの心をも偽り続ける瑠璃は……。
※本作品はPixiv様でも掲載しております。
※各話タイトルの末尾に (★)がついているものは挿絵入りです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-25 10:00:00
581875文字
会話率:40%
シカクシャに、リンジュウに上映する走馬灯のニーズを伺う仕事をしている、とあるシニガミの話。
最終更新:2020-05-20 17:00:00
1759文字
会話率:15%
嘘、裏切り、金、女、友情
最終更新:2020-05-20 12:00:00
2306文字
会話率:3%
病院のベッドの上。虚ろな中でも皆が自分の為に集まってくれているのが何となく理解できる。だが、そこに一人だけ足りない。
行き掛かり上育てることになった女の子”花織”。
その子との思い出が頭の中を駆け巡る。
出会ったころからの思い出が鮮明に。そ
して、その思い出が現実に追いつきそうになると、次第にその回転がゆっくりとなり・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-15 17:11:06
196835文字
会話率:15%
リラクゼーション業界。
マッサージやもみほぐし、矯正や整体、はたまたエステなどの分野のある業界。
そんな業界に脱サラし始めて10年近くたつ山田は仕事の帰りに車に轢かれてしまう。
だが、安心してほしい、彼はとてもたくましいのだ。
車に轢かれた程度で死ぬようなことはない。
だが救急車で運ばれて救急病棟に運ばれ、治療を受けているのだが意識は戻れどなかなか回復に至らない。
意識もだんだんと保てなくなり、眠くなり、うつらうつらとしていると記憶が走馬灯のように蘇ってくる。
あぁ、こういうこともあったのだろうか、と思っていたら名前を呼ばれる。
何度も呼ばれるうちに意識がだんだんと浮かんできて、気が付いたらそこは11歳、小学5年の時の教室であったのだ。
(*´Д`)仕事で同じような仕事をしております
コロナショックで発狂するような状況になってしまって時間が空きまくっているので
この状況と自分だったらこういう考察で幼少期過ごしたりしたかなー?とか想像しながら書いていこうと思います。
ネタは特に何にもないので、皆様からも質問やこういう体のことが気になるとかあると言っていただければ私なりの回答で本文に組みこんでいければと思います。
気長にお待ちくださいっ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-13 22:45:14
13025文字
会話率:32%
短短短短短短短短短編
最終更新:2020-05-10 22:52:57
1704文字
会話率:18%
「ペガサスは走馬灯にあらわれる」#花あさぎのお題
Twitterで使わせてもらった花あさぎさんのお題より
キーワード:
最終更新:2020-04-25 12:37:07
993文字
会話率:16%
ある日にクラスメイト共の、|命令(パシリ)をうけ自転車を走らせていると、女性が道路の真ん中で止まっているのが見えた。トラックの音が聞こえ。それ確認した俺は自転車を放り投げすぐに女性のもとへ向かうとそのまま走り抜け女性を押し飛ばした。女性は間
に合ったが自分は間に合わなかった、、、。
意識が薄れていき、走馬灯を見たあとはさらに意識薄れていったが、助けた女性が知っているひとであることに気づいた。
~~~
目を開くと、美男美女がいた異世界転生させてくれるらしい。
チート+サービスもついて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-13 23:00:00
1169文字
会話率:53%
真夜中に私を殺しに来た人を前に、過去の思い出を走馬灯の如く思い起こす。
夫に初対面からずっと睨まれて、名前もロクに呼んでもらえない。けれども私はコロッと恋に落ちてしまったので、あの人のためにできそうなことをしてみるのです。
────
思い付
きで殴り書いたので荒削りな仕上がりです。悪しからず。
キーワードが思い付かないので教えて頂けると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-12 13:46:36
4791文字
会話率:33%
五歳の時に一度死にかけたら走馬灯と一緒に前世の記憶が流れ込んできた!!?
って…あれ、ここ平安時代じゃね??
どうやら乙女ゲームの悪役兄貴に転生…ってあれ、なんで!?女なんだけど!!?
とりあえず!死亡ルート全力回避しなきゃ!!
※こ
ちらの作品はカクヨムにも連載しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-08 02:22:33
21641文字
会話率:36%
侯爵令嬢レタリア・サンナイトは、第一王子ルクセンの婚約者。相思相愛の中、次期王妃の座を狙う輩に命を狙われてしまう。死の縁を彷徨うレタリアが見たものは、走馬灯。その中で日本で過ごした日々を思い出し、乙女ゲームに転生したことを悟る。ヒロインの恋
物語が始まる前に死んでしまった侯爵令嬢は、生き残るために努力する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-01 21:00:00
3200文字
会話率:39%
「走馬灯」人間が死ぬ間際に今までの思い出が過ぎると言われている現象だが、実際どのような思い出が頭の中を過ぎるのだろうか。人との関わり合いが苦手で、内気な涼太は、祖父の死を見届けたその夜に祖父から亡くなる直前の思い出を夢で知った。以降、涼太と
関わりのあった人々が亡くなる直前に走馬灯のよぎった思い出を涼太はその夜に夢の中で知るのである。それらの思い出の共通点に気づいた涼太はある日、自分にとっての最大の思い出を作る旅に出る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-25 00:16:53
226文字
会話率:50%
どうしてだろう。何故こんなふうになってしまったのか…。
私の愛する人と、その隣にヒロインの女。
そして、愛する人をこれからも支えていくであろう者達に私は囲まれている。囲んでいる者達は今にも私を殺しそうな勢いで私を罵る。
何故こんなふう
になったのか分からない転生した私は思う。前世と違うこの世界で今度こそはと……愛する人と結婚し家族を造り幸せに過ごし幸せな人生を送ろうと決心したのに。
そして、私は愛した人が振りかざした剣によって
死んだ。
走馬灯のように思ってたことが現実だった。
なんでまた?悪役なの!神様は意地悪なの?!
もう、なってしまったものはしょうがない。
3度目の正直!今度こそは幸せを掴む。
――2度目の悪役令嬢、生きるのは3度目の人生を送る悪役令嬢の幸せを求める物語――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-15 22:00:00
93103文字
会話率:53%
【閃光の勇者】カイト・エルネス。
【紅蓮の勇者】リーネ・クトリア。
人類最強とうたわれる勇者二人がやってきたのは、王国から山を越えて遠く離れたとある城。
その城は、闇の魔力を扱い悪逆の限りを尽くす魔王の城。
勇者と魔王。この世界の頂点に君臨
する存在同士の戦いが幕を開けようとしていた――。
しかし、魔王の圧倒的な力を前に苦戦を強いられる勇者二人。その戦いの最中、カイトは魔王からリーネを庇って致命的な負傷を負ってしまう。
「いや……!死なないで……!」
「生きろ、リーネ……」
カイトは自爆魔法で、自らの命と引き換えにリーネを逃がそうとするが……?
カイトは走馬灯のように夢を見る。
それは過去のリーネとの思い出の数々。しかし、その中に見覚えのない光景が紛れ込む。
それは自らの手でリーネを殺めてしまう未来の光景だった――。
それから2年後、リーネ・クトリアは再び魔王城を訪れていた。
大切な人を失った苦しみ、あの日の後悔を乗り越え、再度魔王に挑もうとするリーネの前に現れたのは、全身を黒い鎧で包んだ謎の男で……?
謎に包まれたカイトの運命は――!?
リーネの前に現れた黒鎧の男の正体とは――!?
果たして二人はこの悲しい運命を乗り越えられるのか――!?
これは強い愛情で結ばれる二人を過酷な悲劇が襲う物語。そしてその悲劇を乗り越えようと足掻く者達を描く物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-21 21:02:59
18386文字
会話率:39%
『うっふふ』
摩耶が笑みを洩らした。
「な、何が可笑しい!」
LUCAが気色ばんだような表情をした。
「バラバラにして犬の餌にしようが、現実世界のあたしは無傷よ。なので恐怖感は半減するわよ」
「そう思う
なら、今から体験させてやる。夢魔地獄の凄さをな」
『ガチャガチャ』
『グゥッイン』
電動ノコギリとフォークが小刻みに踊っている。
LUCAが胸前で押し開いていた両手を、地面に叩きつけるように振り下ろした。
フォークと電動ノコギリが、摩耶を目指して突進する。
摩耶は冷静にフォークと電動ノコギリの動きを見ていた。
(これでジエンドか‥‥)
摩耶は静かに眼を閉じた。
『ゴー‥‥』
突然、内耳が揺れて耳鳴りがした。
そして眼前に過去の出来事が螺旋を描くように点滅する。
(本当だったんだな。人は死ぬ瞬間に過去の出来事が走馬灯のように蠢くというのは‥‥野呂との2年間の結婚生活、偽装結婚とはいえ穏やかで安らぎの日々だった。あたしは満足‥‥)
『あれっ?』
眼前に2倍位に膨れてギラギラ耀くシルバーの円盤から放り出された野呂の姿が大写しになった。
(あの時の出来事があたしの人生で一番ビックリした一瞬だったわ。あっ、映像が動き出した‥‥)
ヌメヌメぶよぶよした野呂の表皮をバリバリ破って、毛が全く無いツルツルした人間らしきものがニューと現れた。
表皮は蒼白いゼリー状のもので覆われて白く透明感を帯びていた。
床に散乱したゼリーで滑るのか男は、動いては転びながら、やっと四つん這いになった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-18 08:09:44
5654文字
会話率:39%
パン屋の娘フィリアは高熱を出した。
そして走馬灯のように流れ込んできたのは前世の記憶。
前世の記憶を持った私は、ここが乙女ゲームの世界だと気づく。
ポジティブをもっとーに自由気ままに生きるので、お構いなく。
最終更新:2020-01-21 00:05:44
2409文字
会話率:7%
死にたい。そう思う主人公の人生です。
最終更新:2020-01-06 12:12:00
1467文字
会話率:5%
僕の人生の中の、たった1日。
あの日君に出会ってから、僕は君を失うという決められた運命の中に生きている。
いつか別れが訪れるその日。
それが最長である事を祈りながら書き記した僕の詩。
僕が先に逝く時に見る走馬灯は、この詩の風景なんだろ
う。
親も兄弟も子供も君も全て大切。
でも、君が僕の全てなんだ。
ありがとう。
全4話で完結いたします。
※別サイトのセルバンテス(マスター名義)に、投稿していた作品をこちらに持って来ました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-18 23:17:03
975文字
会話率:0%
死をめざし続けて来た少年。その先に見えた結果とは...。
最終更新:2019-12-07 15:23:12
2198文字
会話率:0%