シンと呼ばれる力と、精霊が突如として現れた世界。シンは一部の20歳以下の子供が精霊と契約を結ぶことで人の理から外れた力を使用が出来、それをきっかけに世界中が混乱をきたし、多くの争いが起こってから約20年、世界は漸く平和を取り戻しつつあった。
雪の降り積もる日、16歳の御堂コウ(みどうこう)と小さな人間の少女にしか見えない契約精霊ノワールは警察の保護と言うなの監視から離れるため、そして自立するために特別保護観察官であり、最強のシンの1人大罪能力者の鏑木雀(かぶらぎすずめ)
の元で生活するため雀の運営する『正義探偵事務所』で暮らすことになった。
しかし、そこにはコウと因縁があり、以前力を使っての本気の殺し合いことがある相手、強力な重力を扱うシン左桜楓(ささくらかえで)も居た。
コウが保護監視から外れ自由を得る条件が雀の経営する事務所で1人の人間として問題なく過ごすこと。そして雀から出された追加の条件、それが『学校に通う』事と『友達を5人作る』という事だった。
ある日、雀に用事を頼まれスラム街へとコウと楓の2人で出かけた時に、自分を殺すなら今だと告げた。
楓とは2年前に偶然警察署内で再会を果たしてしまい、シンの力を使った喧嘩をし当時コウを保護していたシンである警察官、奏統夜(かなでとうや)に2人揃って叩きのめされ、牢屋に閉じ込められた事があった。
楓はその後、7年前妹を人質に取られたとは言え、非人道的な実験が行われていると言われ自分が破壊した施設にコウが住んでいたこと、そしてその施設には罪もない子供たちが沢山住み、その多くを殺してしまった事を知り後悔の念を抱いていた。
しかし、コウは楓を殺そうとはしなかった。
そんな中、事件は起こっていた。警察に監禁されていた凶悪な性格と強力なシンを持つ男が逃げ出した。警察の上層部はその男の持つ情報を利用しようと死刑にせず、ずっと捉えていたが突如として何の前触れもなく逃げ出したのだった。
そんなある日、コウは統夜の指示で統夜の姪であるヒナタの付き添い兼護衛として一緒に買物に行くことになった。
しかし、買い物に出かけている途中、偶然その犯人であるミヤマに出会ってしまい、ミヤマのシンを殺すことで自らの傀儡とする能力によってコウは敗北をするのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-18 10:00:00
59422文字
会話率:45%
これは、「声」を許されなかった小さな女の子の物語
雪の降り積もる寒空の下で
小さな女の子は
旋律に乗せられた「音」に出逢います
最終更新:2015-02-21 22:14:59
1351文字
会話率:12%
私が好きな彼。彼が好きな姉。彼を求める彼女。
羽のように広がる羽織の上に、私の願いが降り積もる。
その願いを託されて、赤に染まった折鶴が持つ意味とは何か。
最終更新:2015-01-02 21:00:00
865文字
会話率:0%
各地で雪が積もる季節。雪を見ながら考えた詩です。
最終更新:2014-12-29 13:45:02
283文字
会話率:0%
それは、いつになく寒い日のことである。雪の降り積もる中、少女たちは放浪するように歩く。
最終更新:2014-12-28 19:49:21
6400文字
会話率:73%
懐かしい薪の音。
目覚めるとそこにいたのは――。
「共通プロローグ企画」参加作品。
それほど長くはならない予定です。
最終更新:2014-12-25 21:29:47
2421文字
会話率:25%
例えそれが罪だとしても、願わずにはいられない感情。
始まりを間違えた恋は、こんなにも悲しい。
ドロドロの悪意が降り積もる、純粋じゃない青春の話
最終更新:2014-12-25 00:00:00
825文字
会話率:9%
降り積もるように 昇っていく――
宇宙を端から埋めていくあなた
だから私があなたを望む時は
土の上から広がっていくのです
そこでもやはり あなたが――
私の思考世界が無限に広がる場所へ
あなたが一瞬のうちに入り込み
もはやそこはあなたしかい
ないというくらいに
たったひとつの光に満たされ
あなたは帰っていきます
ですから あなたは宇宙の最果てへ
私に反射しながら 昇っていきます
どんどんと 降り積もっていく真っ白な雪のように折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-13 22:07:32
4478文字
会話率:0%
放蕩息子の藍玉は幻を見せる琵琶・貴人を相棒に、ある朝紫鴉の天河を拉致して列車に乗り込んだ。太極国を囲む壁の手前で咲く花を見に行こうと語る藍玉、だが天河は乗り気でない。強行しようとする藍玉と帰りたがる天河で争ううちに、窓から切符が飛んでいって
しまう。途中下車を余儀なくされた彼らは赤砂が積もる平野を歩いて渡ろうとするも、足を取られてうまく歩けない上に夜になれば必ず起こる砂嵐によって満足に進めずにいた。
一方藍玉の実家では、両親が息子の荷物をまとめて藍玉の子分である金剛に託していた。駆動車を代償にやるから息子共々暫く帰ってくるなと言う。
やがて藍玉と金剛が合流を果たし、藍玉は知らぬ間に勘当されたことで愕然となるが、これで帰る理由は無くなったと天河を説き伏せ、足を手に入れた彼らは旅を再会する。
天河が行きたがらない理由は、捨てた過去に触れてしまいそうだからだ。かつて彼は、身に覚えのない罪を着せられ太極国を追放されていた。
2005年執筆作品折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-15 00:40:45
31258文字
会話率:34%
残業からの帰り道、私は雪が降り積もるのを見てある男の子のことを思い浮かべた。「またな、つぐみ」とそう言った彼の瞳には炎が揺らめいていた。
これは、私がまだ高校に通っていたときに経験した人生を考えさせた一つの話。
最終更新:2014-10-28 12:50:54
16545文字
会話率:23%
良かったら、お読み下さい。
2篇とも、雨を歌った詩歌です。
読んで下さった方々、誠にありがとうございます。
キーワード:
最終更新:2014-10-13 20:05:30
273文字
会話率:100%
真面目が長続きしないカティーナとシアが世界の危機とか天使とか精霊とか面倒なことに巻き込まれるお話。
ファンタジーでシリアスとシリアル目指してみました。
最終更新:2014-10-07 01:33:40
10341文字
会話率:26%
アパートで素朴に暮らす、貧乏画家のレオ。
ある日、彼のもとへ、美しい青年(全裸)が転がり込んできた!
自意識過剰で、少し世間知らずの彼の名は、神話に出てくる美青年と同じ、ナルシス。
その正体は、動く石膏像(せっこうぞう)だった。
雪の積もるオルコットの街で、生まれ育った女流作家 クローディア・ブラナー。
彼女の作品は、奇妙なことに、命をもっているのだという。
ナルシスはやがて、兄弟との出会いと、母との繋がりを求め、街へ出る。
探してみれば、彼の兄弟――クローディアの作品たちは、あちらこちらで厄介ごとを起こしていた。
取扱書ナシの作品たちに翻弄されながらも、レオとナルシスは、彼らなりに謎に立ち向かっていく!
やがて、レオとナルシスを待ち受ける真実とは?
雪降る町で、画家と石膏像が走り回る、怪奇青春ミステリー!
(現在1章1話目のみ、挿絵があります。苦手な方は挿絵機能をOFFにしてご覧ください)
(旧題『ロマンチック☆全裸』 旧ジャンル・コメディ から変更しました。6/25)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-30 19:11:17
108181文字
会話率:41%
人を寄せ付けない森の中
静かに雪が降り積もる
春遠い冬の森で
孤独を選んだ老人が巡り会う友とは--
※)重複投稿
最終更新:2014-07-14 02:06:29
17154文字
会話率:26%
前代未聞、空前絶後の大事件を起こしたのは、少年だった。少年は警察に任意同行を求められ、その日のうちに自白するが、その自白は不可解で奇妙なものだった。正義はいったいどこにあるのか、珍妙な自白はどうやって作られるのか、様々な人間の立場から考察
されるサスペンスストーリー。真実はあるのに辿りつけない、そのもどかしさに3人の主人公は苦しんでいく。
一部は仮名、伏字、イニシャルなどにされていますが、実在の事件を元にしたフィクションです。事実や事件の重要な証明や証拠は歪曲しないで、できるだけそのまま伝えるようにしています。ウソか本当かわからない伝聞が錯綜していますので、伝聞証拠は一部を除いて排除しています。
・主要参考文献
「真相 神戸市小学生惨殺遺棄事件 監修・安倍治夫 編・小林紀興」
「神戸酒鬼薔薇事件にこだわる理由―「A少年」は犯人か 後藤昌次郎」
「暗い森 神戸連続児童殺傷事件 朝日新聞大阪社会部」
「淳 土師守」
「『少年A』 この子を産んで 『少年A』の父母」
・他サイトとの重複投稿について
自己のブログ(貪る日々、積もる葛藤 http://
imikowa88.blog.fc2.com/)で生原稿を投稿済みです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-27 12:00:00
45937文字
会話率:20%
◆―――とある世界のとある場所。
総てが凍りついたまま時を止めた凍てついた城。
かつて多くの臣下が仕え、たくさんの民が訪れたそこに生きるのは、今や城の主ただ一人。
月明かりと白い雪に包まれた静かな夜に城へとやってきた娘の願いは……
犯した
罪と背負った罰。
それらを覆い隠すように降り積もる雪。これは呪われた王と盲目の娘の物語。
■この作品はFC2ノベル、pixiv、iのべるにも投稿しております。
■キャラクター紹介ページはこちら。↓
http://jokermer.web.fc2.com/setsusouka.maincharacter.html折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-05 14:07:00
47808文字
会話率:37%
SMD競演作品です。
侑花の中に棲む魔女リシア。
ある日侑花の町に雪が降る。かつてないほどに積もる雪。
そして、現れたのは、巨大な雪だるまだった。
四コマ的な、侑花とリシアのみで語られる掌編、短編の連作です。
最終更新:2014-02-22 22:33:53
8517文字
会話率:38%
雪が降り積もるある冬の日、とある雪だるまと雪うさぎの身に起きた奇跡の物語。
最終更新:2014-02-01 02:25:22
4863文字
会話率:37%
深い深い森の奥に1人寂しく暮らす龍と、龍を探し、森を探検する少年の友情と、人間の愚かさを書いた作品。
最終更新:2014-01-21 22:10:46
4510文字
会話率:47%
――僕は自分の生まれを知らない。生まれの由縁を知らない。
ふと、気がつけば、降り積もる雪の中に、ひとり、佇んでいた。
僕は、ある朝、おかしなものを見つける。
白い、まるいものを二つくっつけたようなそれは、見ようによっては僕の姿に似て
いると言えなくもなかった。
そのまるっこいものの身体は驚いたことに雪でできているのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-19 17:31:10
1010文字
会話率:0%