独自にモノ探し業を生業としているケンタと助手のアユミ。生業と言っているものの、報酬は大好きな甘味。甘味欲しさに仕事をしている感もある。
そんな二人の元へ依頼人から一通のハガキが来る。内容は危篤状態のおじいちゃんを助けて欲しいと言うもの。
二人は急いで向う。
差出人は八歳のユウタ君。もう治らないと医者が決め付けたため、最後の手段でケンタに依頼したと涙ながらに訴えかける。健気な子供の涙に感化されたアユミが勝手に引き受ける。
帰り道、アユミはケンタに勝手に決めてゴメンと謝る。だが、ケンタは難しい依頼であるが何とか達成してみせると言う。
それから二人は、バラバラになった家族の気持ちを一つにしようと、ユウタの母親や父親、そして危篤状態のおじいちゃんと直接会うなどして、みんながどんな思いを抱いているのか確かめた。
みんなの思いを聞いた時、おじいちゃんが急変したと直接やってくるユウタ。ケンタは急いでおじいちゃんのところへ行くんだと、いつも乗っているアユミの原付きにユウタを乗せ病院へと向わせる。残ったケンタは徒歩で病院まで向おうとしたが、暑さのせいで失速する。
そんな時、たまたまタクシーに乗っていたユウタの父親を見つけ、おじいちゃんが危ないんですと説得するケンタ。どうにか説得に成功し、タクシーに乗せてもらったケンタも病院へ向う。
おじいちゃんの病室の前では、駆けつけたユウタの母親もいて家族全員が揃う。おじいちゃんの様態が分からない中、ケンタは独断で家族全員を病室へと入れる。そして、全員の手をおじいちゃんの手に重ね合わせ、心を一つにするんだと念じる。すると、今まで意識のなかったおじいちゃんが目を醒ますという奇跡が起きる。
おじいちゃんはユウタに対し、死んでも泣くんじゃないぞと語りかける。ウンと返すユウタ。そして息を引き取ったおじいちゃんを前にして、ユウタは涙を見せまいと無理に笑顔を作るのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-12-15 14:57:27
28653文字
会話率:48%
僕の妻になるはずだった彼女は病気でこれから亡くなる。
でも信じたくない。僕はこれからも彼女と生きていくんだ。
だから、治らないなんて、言わないで。
最終更新:2011-09-02 02:20:15
5732文字
会話率:50%
高校2年生の石井美希は高校1年の夏に倒れ、緊急搬送された。
最初はすぐに退院と言われたが、検査結果をしたのち、治らない病気だと診断された。それから入院して1年半。一向に治る気配はない。
そんなある日、担当医から余命宣告を受けることに。余命は
3年だと言われショックを受ける美希。
果たして彼女は生き抜くことができるのだろうか…。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2011-08-24 21:38:15
1729文字
会話率:91%
田舎生まれ田舎育ちの旬太郎は大学進学を期に上京することになった。
大学2回生になってもホームシックが治らない旬太郎とは対照的にキャンパスライフをエンジョイしている同居人の晴輝。
そんな二人のだるだるライフ、そんなゆるい感じのお話です(予定)
ゆるい感じですがBL風味ですので、閲覧の際はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-07-30 23:50:26
27174文字
会話率:33%
僕のお父さんはある日ガンになった。病名は原発不明癌だった。絶対に治らない病気の中で僕自身の気持ちを家族との過ごした日々からどんなものだったのか。これからがんばっていくための誓いを立てた。
最終更新:2007-12-30 23:37:56
3711文字
会話率:0%
ハッピーエンドで結ばれた森田卓(もりたすぐる)とゆりかが結婚してから1年半を迎えていた。相変わらずドジが治らない卓。にも関わらず、彼には更なる災難が待っていた。そしてそれは同時にゆりかにとっても試練になる出来事であった。でもそれが仕組まれた
罠の始まりであることなど二人はまだ気づきもしない。。。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-11-18 22:14:34
104362文字
会話率:61%
高校生の陽彦(はるひこ)は、アルバイト先でピアノの弾き語りをする榛菜(はるな)と知り合う。榛菜は初めて見た時から左脚を引きずっていた。何時までも引きずる彼女の脚は何時治るのか?しかし、彼女の左脚は治らない…それ自体が既に無かったのだ。そんな
中、クラスメイトの恭子に興味を持ち、勢いで関係を持つ陽彦だが、彼には恭子と付き合う気は無かった。陽彦は変貌していく恭子の姿に困惑し、榛菜に心惹かれながらも義足を着ける彼女と付き合う事に戸惑いを感じる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-07-09 00:07:44
131582文字
会話率:39%
今後、分岐する予定の、「バカは死んでも治らない」ということわざが、偽りではないことを証明した死神の少女と、僕『桜木直人』の半死半生の謎のストーリー。
最終更新:2005-09-11 09:17:13
4487文字
会話率:23%