メルヴィン・ローズはその日、婚約を破棄された。
ただひたすらに、婚約者であるアラン・ダーシーのためだけに生きてきた彼女は、その時点で人生の目的を失ってしまう。
虚しさを抱えながら、行く当てもなくさまよい辿り着いたのは、古びた礼拝堂。
そこで
彼女は、一人の青年と出会うことになる。
銀髪碧眼の、作り物のような美麗さを前にして、思わず口にしてしまった言葉。
「あなたは、妖精さん……?」
それは、婚約を破棄され、人生の目的を失ったメルヴィン・ローズの在り方を、根底から覆す一歩となった。
※ざまぁが終わる区切りの良い所までは書ききっています。(61話まで)
※61話までのストック上げきるまでは毎日投稿の予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-29 16:25:41
172910文字
会話率:42%
永久不滅の無敵な動ける賢者の石として、世界の救世主として異世界転生したのに、なんだか全然うまくいかないのです。
賢者の石なので、飲まず食わず寝ず、世界を救うために、ひたすらに歩き続けるブラック転生。
料理要素はなく、ハーレム要素もなく、
与
えられた任務を果たすために頑張れば頑張るほど
周囲に破滅をばら撒く可哀そうな獣人によるストレートな冒険活劇です。
笑いあり、涙あり、になっているはずなのです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-24 17:58:05
175548文字
会話率:0%
リュオクス国にて王都立騎士団第二師団長を務めているフィア・リウゼンシュタインは、本日をもって退団し、辺境の遊離騎士団に異動することになっていた。
フィアは、奔放な噂の多い麗しき団長として耳目を集めていたが、真実を煙に巻きながら、その振る舞い
で噂をはねのけてきている。
そして、フィアは自分の出自や秘密から、「王都の人間とは絶対に深い仲にならない」と公言していた。にもかかわらず……。
出立前夜に、片思い相手の第一師団長であり総督の息子、ゼクス・シュレーベンと一夜を共にしてしまう。
宰相娘と婚約関係にあるゼクスとの、たしかな記憶のない一夜に不安を覚えつつも、自国で反乱が起きたとの報告を受け、フィアは帰国を余儀なくされた。
リュオクス国と敵対関係にある自国では、望まない婚姻が待ち受けており、フィアの父である王を倒し王の座を略奪したテオドールとの束縛婚が始まる。
フィアを溺愛し閉じこめるテオドールは、フィアとの子を求め、ひたすらに愛を注ぐが……。
フィアは抑制剤や抑制魔法により、懐妊を断固拒否!
その後、フィアの懐妊が分かるが、テオドールの子ではないのは明らかで……。フィアは子ども逃がすために作戦を開始する。
作戦は一見成功したが、大きな見落としがあった。フィアは子どもを護るために、テオドールと取り引きをする。
テオドールが求めたのは、フィアが国を出てから今までの記憶だった――――。
テオドールに記憶も王位継承権も奪われたフィアは、かつての片思い相手であり、敵国総督となったゼクスにより王都へと避難させられる。
記憶のないフィアは、かつての自分、フィア・リウゼンシュタインの噂や謎に迫る。
継承権を失ったフィアは母国を奪取出来るのか?
そして、恋は実る気配はあるのか?
フィアの正体を知りたい総督ゼクスと、フィアを囲いたい略奪王テオドール。
共に闘う?溺愛される?フィアが本当に望むのは?
母国奪還を目指すフィアの三角育児恋愛関係×女王爆誕ストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-17 19:00:00
171619文字
会話率:38%
突然異世界へとやってきてしまった咲良は、ボロボロの姿で倒れていたルークという名の10歳の少年と出会った。彼女はそんなルークを助け、共に暮らし始めるが、半年が経ったある日突然元の世界に戻ってしまう。
そして三年後、またしても異世界へと来てし
まった彼女が再び出会ったのは、国随一の氷魔法使いであり、騎士として功績を挙げ男爵位を得た25歳のルークだった。
「この15年、毎日のようにこの場所に来ていましたから」
「貴女に、会いたかったからです」
10歳年下だった彼は、2歳年上の美青年になっていて…!?
そんなルークが恩返しを口実に、初恋の相手であるサラに世話を焼きつつ、アタックする話。糖度高めです。
※本編完結済です。番外編を更新しています。
※他サイトでは「過去に拾った美少年が何故か年上騎士になっていて、ひたすらに甘やかしてくるんですが」というタイトルで掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-14 16:35:05
118680文字
会話率:52%
サウザンクレイン皇国の数ある貴族の一つであるグレンヴィル侯爵家の長男として生まれた“ヒューゴ”には、壮絶な過去……いや、人生があった。
実は、彼は死ぬたびに決まって十四歳の同じ日に戻ってしまうのだ。
しかも、毎回家族の誰かによって殺
されて。
それでも、物心ついた頃から家族に愛されたこともない彼は、ひたすらに家族の愛情を求め続けた。家族の一員として認めてもらいたかった。
でも……そんな彼の想いは、六回目の人生の最後の時を迎えてようやく悟る。
家族の愛情など……所詮は幻想でしかないのだと。
だから彼は誓った。
もし、また同じように十四歳のあの日に戻ることになったのなら、その時は。
――全てをコワシテヤル、と。
そして、ヒューゴは七回目の人生を歩み出す。
今度は、家族への愛情など捨て去ったまま。
そんな壊れてしまったヒューゴは復讐を果たすため、皇室に次いで最も権力を持つウッドストック大公家に自身を身売りした。
その先で出逢ったのは――“怪物”と噂される人間とヴァンパイアの混血の令嬢、“メルトレーザ”だった。
これは、六回の人生で絶望した男が、七回目の人生でついに幸せをつかむ物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-13 20:00:00
530130文字
会話率:49%
社会から必要とされていないのではと自信を無くしながらも就活をひたすらに続けるフリーターの水城沙紀乃。次の日の面接を控えた沙紀乃はバイト帰りのバスの終点の先へ迷い込んでしまった。
最終更新:2023-10-13 06:40:16
2041文字
会話率:25%
主人公の亀山良太は病気がちで気が弱く、コミュ力不足で何をやってもうまくいかない中学時代を過ごしてきた。心機一転を決意して臨んだ高校生活も、スタートでつまずいてしまい早くも諦めかけていた。
一方、ヒロインの阪本真彩は元ヤンの母親と伯父の影
響を受けて外面は不良そのものだけれど、実は正義感が強くて可愛い物に目がないという一面を併せ持つ、不良になり切れていない不良少女。
ひたすらに空回りするヒロインと、怖がりながらもヒロインを支えていこうとする主人公。育ちも性格も正反対な2人が織りなす青春ラブコメディ。《第十八回書き出し祭り 第三会場2位作品》
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-06 21:55:25
30004文字
会話率:33%
岡山の田舎町に住む浪人生ユウトは、予備校に行っては机で眠り、家ではゲームや漫画に興じるだけの堕落した日々を送っていた。さりとてバイトも就職もしようとしない、完全にやる気のない青年だ。
そんな彼が、ある日姉に渡されたのは謎の大きな巻貝。
「枕元に置いて寝たら、不思議な世界に行けるんだって」
幼稚な姉の言葉を笑いつつも、彼はその巻貝を受け取った。
どうせ大学に行こうが、会社に入ろうが、俺の人生は何も起きない。そんな無気力な思いを抱き、彼はベッドで目を閉じた。
一方、まったく別の世界。白い猫に似た生物が暮らす世界で、世紀の大泥棒と称するアウララが地下施設から何かを盗もうとしていた。
それは滅びをもたらす、呪われた手鏡と呼ばれる品。しかし大胆不敵、呪いなど信じるはずもない彼は、むしろだからこそこの危険な宝に、我がものとするだけの価値を感じた。
警察の罠を難なく突破して盗みに成功した彼は、アジトでいつも通り祝杯を挙げようとしていた。
だが、彼が床に無造作に放り投げた『手鏡』は突如光り出し、いなかったはずのふたりの人間をいずこかより呼び出すのだった――
そして、またさらに別の世界。
頭に植物やキノコの生えた、菜人なる種族の暮らす、町にも家々にも花咲き乱れる美しき世界。
そこに、音楽家を目指しつつも、道の険しさを前に心の迷いの中にある、気弱な少女レーバンスがいた。
ある昼下がり、彼女が働く喫茶店に怪しい男が訪れる。
彼は言った、「世界はまもなく滅ぶ」と。そしてヴァーラ、ユギディウス、キュレノイド――聞いたこともない奇妙な単語の数々を、難解な語彙と回りくどい言い回しを多用し、くどくど並べ立てる。さらには、世界の崩壊を食い止めるため、異世界へともに行こうと誘ったのだ。
まともな者は耳を貸すまい。だが、レーバンスは迷いの中にあった。
『本当にこの世界が滅ぶというなら、全部壊れてなくなってしまうのかも知れない』――
決してとらわれてはならぬ不安が、揺れ動くうら若い心を捕まえて放さなかった。
幾多の世界、幾多の者達が時空の垣根を越え、あり得ないはずの出逢いを果たす。数え切れぬほどの出逢いを経て、彼らは戦い、手を取り合い、信じ、憎む。異世界の土を踏む者はひたすらに数を増していく。
その先に何が待つのかは、誰にもわからない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-03 18:00:00
634737文字
会話率:56%
あらゆる冒険者は、死後24時間で蘇る。そんな気楽な世界においても、守るべきものはある。
装備、宝、書物。
本来持ち帰ることの出来ないそれらを運ぶ為、迷宮専門の死体運び業者、グレイ・オービスは今日も迷宮を駆け抜ける。
それが例えどれだけ過
酷な仕事だろうと、元勇者であるか彼にとっては造作もない。
これは冒険者でも魔物でもない、ただ迷宮を駆ける人生リタイア男の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-27 09:00:00
6138文字
会話率:49%
幼い頃、二三枝圭也(ふみえけいや)は幼馴染みの倉梨水景(くらなしみかげ)を庇って事故に遭ってしまう。
幸い命に別状はなかったものの、入院を余儀なくされた圭也のために、水景は恩義と罪悪感から何でも言うことを聞くと約束した。
初めは入院中の世
話、退院後は荷物を持って貰ったり宿題を見せて貰ったり子供らしい内容だった。
だが成長と共に圭也の要求はエスカレートしていき、第二次性徴を経てからは肉体関係をも強要する程に至る。
それでも水景は嫌がる素振りすら見せずに受け入れ続け、ひたすらに圭也のお願いを叶えていく。
そんな歪な関係の二人が高校生になった頃、圭也は水景にあることを告げる。
「俺、彼女出来たからもうお前とは遊ばない」
「……うん。けー君のお願いだから、良いよ」
けれども水景は微笑みながら頷いた。
全ては自分を庇ってくれた幼馴染みへの償いのために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-24 19:48:07
13476文字
会話率:28%
残されたものを
ひたすらに可愛がる
そして涙を零すだけ
キーワード:
最終更新:2023-09-20 23:50:21
204文字
会話率:0%
それが最善なら犯罪に手をだしてもいいと思っていた程の効率厨 鬼巾 立空(キハバ リク)が元いた世界とは全く異なる世界に転移する。
そこは魔物が攻めてきている平和とは程遠い世界だった。
魔物などの生物を倒すことによって強くなれることを知った鬼
巾はただひたすらに強さを追い求める。
強くなるためには手段を選ばない鬼巾はついに同族殺しに手をっ!?
友好的な他種族も必要とあらば殺しを厭わない冷酷な主人公のダークファンタジー!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-18 14:12:12
9699文字
会話率:14%
※マッグガーデンより書籍化しました※
自身を平凡で平均的と語る13歳の少年、御巫 理熾(ミカナギ リオ)。
繰り返すだけのいつもの日常に参加するため、家の玄関を抜けた先は見慣れた門などではなく、ただひたすらに白い世界。そしてそこで待ち
受けていたのは神と名乗るえらそうな光の玉だった。
神の用件は「手詰まりの世界を救って欲しい」というもの。頼む相手を間違えているとしか思えない願いに困惑する理熾。
しかし「魔法や魔物が存在する」との言葉を聞いて頷き向かった先は、すぐ隣に死亡フラグがチラつく過酷な異世界スフィア。
なのに救いの願いを出した神から与えられる特別な力などは一切無し。解決すべき問題も知らされず、唯一の情報は『世界最弱の13歳』とのありがたくないものだけ。
制限と制約だらけの中で、生き残りをかけた試行錯誤の物語が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-17 21:00:00
2370784文字
会話率:21%
誰しもが心の奥で抱く欲望。
誰しもが心の奥で抱える背徳感。
ある人はその欲望からひたすらに目を背ける。
ある人はその欲望の負け禁忌の道を行く。
人は満たされぬ欲望が乾きが潤うチャンスを目の前にした時に、手を伸ばしてしまう。
それが許され
ぬ道とわかっていながら。
だがこの世界に、その欲望も、背徳も全て力に変え、戦う一人の男がいた。
欲望を抱え込み、欲情を抱え込み、その全てを正義に変える。
悪を直ぐには裁けない、悪が悪となり、自らもその欲望を発散したいと思う時、彼は姿を変えた。
彼の名は――ギリギリ戦士、ヤバイバー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-15 16:42:50
16162文字
会話率:52%
どうも~右から読んでも左から読んでもトクタタクトの徳田タクトで~す( ・ω・)ノやあやあ。
変人変態物書き中毒の徳田タクトワールドへよ・う・こ・そ☆彡
ここは徳田タクトという、生命体がただひたすらに駄文を書き落とす世界でっす(笑)
時
間のムダなのであまり読むことをオススメしませんが、「なんだコイツ」と思った方や、死ぬほど暇で仕方ない方などは覗いてみてください☆彡折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-02 16:52:59
21070文字
会話率:17%
一年間の失踪から突然戻って来た記憶喪失の少年、『クロエ・アリアンロッド』は『常識学び直し中』である。
『茶会神話』の存在する国、永世中立国オルティス。その首都にあるマギスティア寄宿学校に通う彼は、ある日『お人好しの狂犬』の異名で知られるティ
トピア・ヴァルステリオンと出会った。
一瞬の躊躇もなく人を助けるティトピアに、クロエは段々と惹かれていく。
しかし、クロエにはある秘密があって───
「答えろティトピア・ヴァルステリオン! お前なぜ、他人を助けるんだ!!」
これは、ある大きな秘密を背負った少年と、ひたすらにお人好しの少女が、一度潰えた理想を叶える物語。
そして、新しく紡がれる神話の物語である。
※ストックが切れるまでは一日一話更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-31 20:36:24
241249文字
会話率:42%
これは、イフウとシュラの生まれる遥か前、初代棟梁がいた時のお話。
満月の夜、芒の広がる野原にて初代と一人の侍がいた。
誰も知ることなく、ただ剣を構えてひたすらに闘う。
そして彼らは“死合い”を通して絆を結んでいく———
この作品は「堂々た
れ焔の如く」の二次創作です。作者より許可を頂いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-26 14:16:09
4197文字
会話率:31%
ある日、一人の男が転移した。しかし本来はその世界入るのは不可能に等しいくらいの世界に入った故に男は、転移の影響故に身体の損傷が激しいながらも森の中をひたすらに歩いたそして、ふと古びた家に入るそこには、リミエルと言う謎の女性が男の体を看病し男
と語り合いどうやら名前すらも忘れてしまったらしい
そして男に最後の話で名前をつけた。
その名は『エンジェル・ポリス』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-17 22:57:18
7070文字
会話率:46%
花園楓は、毎晩不思議な夢を見る。夕暮れの坂道をひたすらに歩く夢。
この夢に何か理由があるのか、この夢の終末はどこへ向かっているのか。
この夢(物語)のラストを、ぜひ、見守ってください。
最終更新:2023-08-12 15:35:05
1847文字
会話率:2%
商人 ユラが仕事の道中に出会った赤髪に赤い瞳の少年は、親も兄弟も名前もなく、ただひたすらに生きるために放浪していた。
お節介なユラと心を閉ざした少年の、ほんのひとときの旅物語。
ルーシャの魔法・魔術日記の番外編。
最終更新:2023-08-09 21:59:38
24034文字
会話率:26%