わたしは、もと上司である副島莞爾(そえじまかんじ)に、彼の定年退職パーティーで久しぶりに再会する。副島は電波関係の研究の仕事を長年に渡りやってきていた。そのとき、彼が〝電波先生〟と呼ばれ、講師をつとめた子供向けのTV教育番組に小学生時代に
出演したことがあったことを初めて打ち明ける。ただし彼が講師をつとめたのはその一回きりであった。話には一緒に出演して、その後、やはり電波関係の研究を続けている間壁緑(まかべみどり)も加わる。緑もいっとき副島の部下だったことがあったのだ。しかし副島はそれを喜ぶと同時に、顔を曇らせるのだった。実はあのTV番組に関して、懺悔しなければならないことがあると言う……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-06 21:27:31
11581文字
会話率:39%
1992年TⅤ番組「みなさんのおかげです/生でだらだら生かせて(叶姉妹人間チェス風)」の
『征服王』直感INSPLETRによる十段階【階段】拡大解釈BORDGAME版の
【テンプレ】戦闘シーンを幾つかサンプル実験。
最終更新:2018-01-05 17:14:11
614文字
会話率:0%
あるTV番組の中、「母親にそんな口の聞き方をする奴は将来立派な人間にはなれない!」という言葉が流れた。それを聞いた作者の心の内を書きました。これは、世に生きる全ての毒親を持った人に、そういった人が身近にいる人に読んでほしいと思います。
最終更新:2017-06-10 21:54:46
5145文字
会話率:4%
勢(いきお)いだけが取り柄(え)の販売業者ハイテンション(株)はついに念願のテレビ業界に進出することが決まった。
なんと、製品メーカーである(株)OPPから、TV番組の制作料を全て請(う)け負(お)う代わりに
自社製品を紹介して欲しいとの打
診(だしん)があったのだ。
ハイテンション(株)の社長はもちろん快諾(かいだく)。
その記念すべき第1回目は昼の12時から全国一斉放送。
今、社運を賭(か)けた戦いが始まる……。
平日は毎日小説を投稿しています!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-11 05:00:00
1829文字
会話率:0%
愚かしくも愛おしい、人間の営み。
個人サイトと重複。
探査機の木星スイングバイの失敗。重力波の検知成功。それらは太陽の近傍で空間の湧き出しが起きた結果だった。空間の湧き出しはダークマター、ダークエネルギーの湧き出しも共ない、空間の湧き出
しそのものとダークエネルギーによる斥力により、太陽の崩壊が予想された。国際宇宙局の依頼を受け、科学ジャーナリストであるラジーニ・テイガー博士は、友人であるセヴァロ・ハザウェイ教父、そして他の科学ジャーナリストと共に、『土は土に、灰は灰に、塵は塵に』と題した最期を迎えるための資料を発表した。TV番組ホストであるクラーク・レイモンにより、それは広く知られることとなった。最期を迎える時、人間には神でも法でもない、自分自身を律するシンボルが必要だった。セヴァロ・ハザウェイの教師父であるジェームズ・某は "T" をシンボルとし、それは拡散した。そして、ただ終りが来た。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-21 16:38:18
42691文字
会話率:58%
忘れた記憶を夢の中に潜入して思い出すことができるシステム『パラノイア』が開発された。
その開発者の息子である坂巻チサキは、ある日突然父親が「お前の妹だ」と連れてきた女の子、杏里の隠された記憶を取り戻すため、そのシステムを使って杏里の夢を調査
する。しかし、夢の中で強力な妨害にあい、なかなか思うように進展できないでいた。
そんなある時、『パラノイア』の存在をTV番組で知った高校一年生の桜井陽菜は調査依頼のためチサキの元に訪れ、ダイブを初経験する。
チサキに淡い恋心を抱いた陽菜はその後、この研究所が調査員を募集している事を知り、調査員に立候補する。(一章)以下ネタバレ。
陽菜は研究所に来た依頼者の女性の夢にチサキとともに潜り込むがここで初めて記憶の復活を阻止するモノ『ガーディアン』と対峙する。
本人にとって思い出したくない記憶には『ガーディアン』が出てくることを知る。(二章)
そして、杏里の夢にはその『ガーディアン』の妨害がすさまじかった。もしかしたら絶対に思い出してはいけないものなのでは?
しかし、チサキと陽菜の活躍により全てを思い出した杏里。杏里の隠された記憶とは『パラノイア』の解読コード。杏里はこのコードを持って本部を逃亡。そして自ら記憶を封印していたのだった。このコードによって裸にされた『パラノイア』は以前杏里が開発した記憶上書きプログラムを使うことによって、ある一部の人々が、パラノイアシステムを使って人々の記憶を知らない間に容易に改ざんできてしまう危機に陥ってしまった。(三章)
でも大丈夫。実は杏里が思い出した記憶は上書きプログラムで改ざんされたパラノイア破壊コードだった。
坂巻透博士が本部の思惑を危険と判断して杏里の記憶を改ざんしていたのだ。
本部はそうとはしらず早速破壊コード入力。めでたく『パラノイア』はただのごついだけのヘッドフォンに成り下がってしまった。
陽菜とチサキと杏里と博士はバカどもの手から世界をまもったのだった。(四章)
おわり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-09 17:35:25
29808文字
会話率:33%
あらすじ
高校二年の夏休み。
火村蛍は、親友の杉原太陽と共に湖に遊びに来た。
そして、二人は夕暮れになるまで遊んだ帰り、あるDVDを拾う。
――それが事件の始まりだった。
太陽は帰郷で町を離れ、その間に蛍はそのDVDを確認した。
する
と、蛍は現実世界(リアルワールド)からアニメの世界に紛れ込んでしまう。
最初はTV番組のドッキリだと疑わなかった蛍だったが、
しだいにそれは事実起きている事だと認識すると、
帰る為生きる方法を模索し始める。
そこにノーシという人売りと出会い、
帰る為の手がかりを見出した。
しかし、蛍はアニメの世界の食べ物を口にした途端アニメ化という、
姿を『二次元』と呼ばれるアニメの姿になってしまう。
ノーシの口車に乗り、
とある国の宿屋で帰る為の情報と元の姿に戻る為の情報を手に入れようと働きはじめたホタルだった。
しかし、現実とアニメの世界に翻弄される蛍は、
働く苦労、
降りかかる容疑、
国の争いに巻き込まれる。
それでも、たった一つ、
『現実世界に帰る』
という目標の為に諦めることだけはしなかった。
そんな蛍がいなくなってしまった現実世界で、
太陽は蛍捜索の為に翻弄していた。
しかし、互いに苦労を知ることもなく時は過ぎ、
高校二度目の夏休みは終わりの時を迎える。
それは、お互いにとっての一つの区切りだった。
蛍は希望だった情報に帰る手段が無い事で
アニメの世界で生きる決断をし、
太陽は、蛍が帰るまで諦めない地獄の日々を受け入れる決断をする。
蛍は現実世界を忘れないために、
自らの姿を共に働いた従業員や、
出会った人達と写真を取ることで一つの別れを覚悟した……。
そして、現実とアニメの世界は一つの物語を迎える。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-05-08 18:00:00
152097文字
会話率:49%
日本崩壊後の四国。そこでは、暴力が支配しつつも、いくつかの財閥の力で再建が進んでいた。そんな財閥のひとつが経営する皇(すめらぎ)学園高校で、土地権利書の盗難が発生。表向き「超自然現象研究クラブ」ということになっている裏生徒会・懲罰戦隊に出動
依頼が来た。 / 若気の至りで20年近く前、TRPGリプレイをTV番組想定の脚本形式にリメイクしたテキストの再公開です。携帯では読みにくいだろうけどごめんなさい(^^;
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-10-08 00:32:39
24958文字
会話率:56%
あるTV番組を見ていた。それは全ての予兆にしかすぎない。
最終更新:2007-12-18 00:45:36
635文字
会話率:20%