文部省の展覧会で落選した画家の妄想か、現実か、観念か、あるいはそれらの境界でのことなのか、物語は劇中のいくつかの場面で繰り広げられる。
貴婦人は嵌めていた紅玉(ルビー)の指環を烏(からす)に奪われるが、偶然その指環を手にした若い紳士と不倫
の関係に陥る。
それに気づいた夫は、旅行に出掛けると見せかけて、不倫の手引きをしていた侍女を捉え、脅し、妻の不倫の確証を得る。
こうしたストーリーがまず、中心の流れとしてある中、その傍で、成り行きを見守る三羽の烏が居る。この烏の実体は画家の観念なのか、そうではないのか、最後まで不明であるが、この道ならぬ恋の美しさを賛美しつつ、その果てに死ぬ(殺される)二人の肉こそ、最高の珍味だと考え、その最期を待っている。
現実、妄想、観念が入り乱れた非常にシュールな作品で、解釈も難しいが、どの部分に興味の焦点を当てるかで、読む方(観る方)の感じ方も変わるのではないか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-01 21:08:57
12776文字
会話率:0%
中野美沙は都内の企業に勤める28歳の会社員。
親友、酒井彩乃とは高校時代からの付き合いである。
ある日美沙は、彩乃の新しい恋人である木村宗太を紹介される。初めは外見や雰囲気がタイプだと思っていた美沙だが、交流を重ねるごとにどんどん宗太にのめ
り込んでいく。
彩乃と宗太の仲睦まじい姿を見ては猛烈な苦しみを感じるも、彩乃の友人として宗太との関係を深めていくことに、ほの暗い喜びを感じる美沙。
次第に情緒不安定になっていく美沙を、会社の同僚である奥村雄吾は放っておけない。
雄吾は長年美沙と良き友人の関係でいたが、道ならぬ恋に悩む美沙を目の当たりにし、自身の本当の気持ちに気付いていく。
そして彩乃もまた、美沙と宗太の関係を徐々に不安に思い始めるのだった。
密かな思いを封印して宗太から去るか、長年の友人を裏切って恋を貫くか――美沙の苦悩が始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-26 23:26:53
79894文字
会話率:28%
女神に拾われ慈しまれ嫋やかに育った巫女がいた。この巫女をこよなく愛して已まない女神もいた。
深く信仰し敬愛する女神に、ヒョンなことから道ならぬ懸想をしてしまった雄々しい青年もいた。
オリンポスの安寧の永く続く中、次第に身の内に巣食う気鬱を
払うように女神は知らず知らず、青年の訪れを待つ様になり、やがて、捧げられる甘やかな恋の歌に聞き耳をたててゆく・・・・・女神はついに巫女の初々しい肉体に憑依して、青年の前に姿を現す・・・・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-01 08:46:43
108404文字
会話率:9%
主人公はSF作家を夢見るサラリーマン。
相棒は老舗メイドバーの美しきメイド長。
今回は昭和通りで対立する2組のストリートギャングの一方のリーダーの妹が、もう一方のNo.2と道ならぬ恋に陥ります。
No.2をヘッドに押し上げたい妹は、ギャ
ングの対立構図を利用しアレコレ仕掛け、苦闘の末、恋は実り、ギャング同士の抗争にも終止符が打たれます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-01 21:00:00
7329文字
会話率:34%
華やかな美女、香沙音は亭主関白の夫の要望で朝顔が名産地の田舎へ越してきて数年が経った。都会的で洗練されたものを好む香沙音に、この田舎はいつまで経っても相容れない。今年の夏も、紅い血のような朝顔が咲く。ある日、この家の以前の持ち主だという老紳
士が現れた。老紳士の優しさに香沙音は道ならぬ恋に胸を焦がしていく。―――だが。妻(香沙音)視点、夫視点、老紳士視点、ご近所さん視点で語られる「朝顔の咲く家」。不倫の末の愛がもたらしたサスペンス?完全犯罪?復讐?それとも…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-31 15:54:45
6268文字
会話率:49%
たった一つのアクシデントで歯車が狂っていく。
仕事に理解のある女性を伴侶に迎えた男と、良家に嫁入りして玉の輿婚に成功した女が、偶然の出会いを重ねるごとに心身を通わせる恋愛物語。
『MBSラジオドラマ短編小説賞2018』用に書き下ろし
最終更新:2018-07-27 18:00:00
23534文字
会話率:49%
森と湖の国ラプラシアの王女マナは十七歳の誕生日を明日に控え、父王から隣国リンデガルムの王太子との婚約を知らされた。だが、誕生日当日、マナは街外れの丘で漆黒の飛竜に乗った騎士と出会い、淡い恋心を抱いてしまう。その夜、宴の席で婚約者と初めて対
面したマナは、昼間の騎士が婚約者の弟であり守護騎士でもあることを知る。王太子の婚約者としてリンデガルム王城に招かれたマナと、王太子を守る竜騎士セイジ。ふたりの道ならぬ恋の行方は——。
※第3部以降のんびり不定期更新予定です。
※この作品は以前投稿した「花嫁は叶わぬ恋をする」を加筆修正して投稿しています。
※カクヨムにも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-07 12:00:00
80922文字
会話率:27%
31歳の会社員、福永 朱莉(ふくなが あかり)は9年にも渡る不倫の末、相手に不仲と説明されていた妻との第二子が出来たと知らされた。いつか君と一緒になるという彼の言葉が偽りだったと知り、長年の道ならぬ恋に終止符を打つ。しかし、傷心の朱莉は現実
を投げ出してしまいたい気持ちに駆られ、昔見たタイムリープもののアニメーションを思い出し、オフィスビルの屋上からダッシュし、身を投げ出す。フェンスに阻まれるはずの体は宙に大きくダイブし、死ぬ!?と思った次の瞬間、いつの間にかどこかの駐車場で倒れていた。目の前には、だいぶ前に他県に異動したはずの同期、佐伯 匠(さえき たくみ)の姿。しかも、彼の姿は新入社員当時のままで……!?!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-03 22:38:36
14583文字
会話率:47%
春を告げに京の都に来る佐保姫は尊い神霊。
姫には都に来ると逢瀬を重ねる相手がいた。
しかし神霊と人の時の流れは異なり――――――――。
黄昏時コンテストの一例。
最終更新:2018-04-10 12:13:25
2072文字
会話率:0%
道ならぬ恋に落ちた
香菜子と陽一…
神の遣いである
夜の番人、梟の目に
二人の姿がどう映しだされたのか…
どうぞ、お楽しみに下さい …
最終更新:2017-07-26 14:21:10
3346文字
会話率:19%
エリート街道ならぬアルファ街道をまっしぐらに進んできた花路(はなみち)。
自他共に認めるアルファの中のアルファ、そんな花路は第二次性徴検査でオメガだと判明する・・・
判明だとこら!??これは何かのまちがいだっ今すぐ調べなおせヤブ医者
め!!!
財閥家の二男(自称アルファ)花路は真性アルファたち(父・兄・弟・教師・友達)の魔の手から
はたして逃れることができるのか・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-25 16:20:32
225文字
会話率:15%
彼はこびとだった。6歳でみなしごとなった彼は、宮廷道化師の男に拾われて都へ行き、道化師として仕込まれる。
師匠の死後、道化師として王の寵愛を得、彼の芸と機知に富んだユーモアは高く評価された。だが、彼は王妃と道ならぬ恋に落ちる。そして、悲
劇の時が訪れた。
※一部、不適切な表現が含まれておりますが、作品の世界観を構成する重要な要素ですのでご了承ください。もとより、作者には差別を助長したり肯定したりする意図は全くないことを言明いたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-30 09:15:56
21400文字
会話率:32%
その牛は豚を愛していました。
豚も、その牛を愛していました。
二頭は道ならぬ恋に落ちたのです。
最終更新:2016-09-21 06:14:08
756文字
会話率:6%
「いっそのことあいつ、焼いて食ってやろう」という穏やかならぬ会話で始まる話。秘密の恋が密かな妄想の下で進展するのか、消滅するのか?
お題「すごいBBQ」で書きました。個人ブログ及びSNS「note」との重複投稿です。
最終更新:2015-05-20 21:01:15
3503文字
会話率:52%
容姿端麗、やり手資産家子爵のフェルナンは、唯一、女性関係だけうまくいかない。
道ならぬ恋の相談を、元恋人のエマに打ち明けるも、鼻で笑われてしまう。
ある日、逢瀬の最中に夫が帰って来てしまい、惨めにエマの元に泣き帰った彼は、自分の本心に
気付く。
「俺が間違ってた。俺は、お前がいい。お前を愛してるんだ。今までフラフラしてごめんなさい!」
クズでダメで情けないフェルナンの、切ない恋の話。
・重複投稿一覧
http://1no10.net/works/lunatic/01.html折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-28 17:00:00
10141文字
会話率:55%
もとより出会うはずのない二人だった。だが出会ってしまった。それがすべての災いのはじまりだった。道ならぬ禁断の恋が待ち受ける物語。
* 小説&まんが投稿屋様より転載 安芸の名前で掲載してます
最終更新:2014-10-06 07:00:00
165304文字
会話率:49%
革命で夫と王冠を失った王妃は森の奥に幽閉された。それから二十年、今も彼女に愛を乞う男がいる。
カクヨムにも投稿しています。
最終更新:2014-08-24 12:19:55
8323文字
会話率:0%
教会の告解室で道ならぬ想いを打ち明ける貧しく美しい娘。
彼女の恋の顛末は……。
近世のヨーロッパ(具体的には16世紀のアントウェルペン)が舞台のラブストーリーです。
*他サイトに別名義で投稿した作品を加筆修正したものです。
*他サイトと
の重複投稿になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-28 04:34:30
3141文字
会話率:25%
魔術と呼ばれる力が存在する異世界に勇者として召喚された主人公・三日月白夜。乱心した魔族の王、魔王に対抗する人間の最後の切り札として召喚された白夜だったが、突然彼は人々の前から姿を消してしまう。最後の希望である勇者に裏切られたと思った人間達は
、いつしか彼の事を人間に反逆した勇者、『反逆勇者』と呼ぶようになった。
そして2年の月日が流れる。人間達は今もまだ滅びの一途を辿っていた。魔族の侵攻は止まる事を知らず、遂に人間も一巻の終わりかと思われた……が、突然魔王が討ち取られてしまう。
魔王を倒したのは2年前に全ての人間を裏切った『反逆勇者』三日月白夜。そして彼は自らが次代の魔王となる事を宣言する。
これは人間でありながら魔王となる事を宣言した、王道ならぬ魔王道を行く者と、それを取り巻く仲間達の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-06 10:00:00
121607文字
会話率:49%
ただ一度、狂おしく恋したのは血の繋がった兄へだった。だから強く思うのだ。私はきっと春に死ぬ、と。
最終更新:2013-01-26 18:16:15
1805文字
会話率:6%