信州の田舎に住む長田 治彦(おさだ はるひこ)は、祖父、丁次(ちょうじ)と二人して松茸狩りに出かけた。
先祖より代々受け継いできた、松茸が異様に採れる秘密の猟場を教えてくれるというのだ。
そこは女人禁制として知られる霊山のなかにあった。深く
分け入り、次元を越えた先には『行者転ばし』と呼ばれる窪地があり、たしかに立派な松茸が所せましと生えていた。こんな光景はお目にかかれるものではない。
しかし窪地には、いつの時代のものかすら定かではない人骨の山が築かれていた。足の踏み場もないほど、松茸に負けず散乱していた。
丁次いわく、『行者転ばし』には身の毛もよだつ歴史があるのだという。松茸は殺された人々の怨みと呪詛、人骨の栄養素まで吸い取って生長しているかのようだった。
たしかに星の数ほどの松茸を摘み取ることができた。これだけあればかなりの稼ぎになるはずだ。
丁次はさらに言うのだった。
じつは松茸以上のお宝が、ここから先にある『入らず山』の神域に眠っているという。
「いまからそこに潜入する。この獲物さえ採ることができたら、おまえは一生安泰だ。多少危険がつきまとうが、それに見合うどころか、ありあまる財産を築くことができるはずだ。それは――不老不死の秘薬となるモノだ」
とはいえそこは恐るべき魔所だった。しかも禁断の山には山姫がうろついていたのだ……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-10 15:00:00
151346文字
会話率:20%
見た目も性格も地味な女子高生アヤ。
そんなアヤが、楽しみにしていた修学旅行で、身の毛もよだつ体験をすることになる・・・。
最終更新:2016-07-12 11:16:32
9524文字
会話率:13%
とある新社会人になる女の子の引越しの際のドタバタストーリーです♪
作者が実際に体験した事にない事ない事つけたしてこの子が苦労してくれればいいな~と。←(酷い)
虫が出てきますので、苦手な人は回れ右・・・プラウザバックだから左?
でお願い
しますm(´ω`)m折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-11 06:08:13
2397文字
会話率:9%
闇の世界に眠りし混沌をもたらす絶対的な脅威『闇舞蛇(アムダ)』、混沌から生まれし悪意『闇舞蛇の欠片』。それらに人間世界の価値観や倫理観など通用せず、人々はただ滅ぼされるべくして滅ぼされる。それらと戦うべく、闇の世界に住みし超高度先史文明人
『闇者(アンジャ)』は、現代人に『闇石(アシン)』という無尽蔵の魔力と高度な情報処理能力を持つ霊石を与えた。しかし注意せよ。必ずしも、闇者が人類に味方しているとは限らない。彼らは自らの目的の為に、ただ人間を利用しているに過ぎないかも知れない。
そんなこんなややこしい思惑やらが飛び交う世界に精神交換によりトリップしてしまった人類史上最強の魔女と謳われながら何度も命を狙われるユキと、邪道の名を持つ人類史上最悪の戦士と蔑まれながら熾烈な戦いに身を投じるレイは、喋る白ニャンコや男装した少女など個性豊かなキャラクター達やクトゥルフ神話の異形の神々と共に、賑やかで少しエッチで身の毛もよだつような非日常を送っていく。人智を超えた存在『闇石使い』となった少年少女達が中心となって描く、これはドタバタ異世界ファンタジーである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-02 10:00:00
142620文字
会話率:31%
あるいは、身の毛もよだつほどに価値を見いだせないものこそ、最も身近で、やがては遠くなるものなのだろうか
キーワード:
最終更新:2015-04-20 16:25:11
939文字
会話率:0%
それは、この三次元宇宙においては時間的、空間的にほとんど脈絡なく点在する、落とし穴のごときものである。
それに落ちたものは通常、故郷の三次元世界で、姿を見かけられることは二度とない。
穴の奥に広がる、超銀河系規模に連結された宇宙の高次構造物
〈次元迷宮〉を永久にさまようのだ。──〈数多の恵まれたる者〉の一柱として。
← (´・ω・`) 「これじゃーキャッチーでないお。紹介文なんだし話の内容を、もっと具体的に書いたほうがええんでないの」とさる知人に指摘されたゆえ、ざっくばらんに書き加えると、これはコズミック・パワーを浴びた主人公たちが異世界に飛ばされ、血みどろゴリ押しマッチョアドベンチャーで現地の古代社会を征服したり、脳漿のようなものから生えたサイコ・ポリプでアカシック・レコードにアクセスして冒涜的な社会進化をうながしたり、身の毛もよだつ暗澹たる蛮地に狂気を湛えた太古の遺跡を探し求めたり、底知れぬ多次元宇宙の奈落より迫りくる避けがたい時空を超越した勢力と、足下の存在どもを蹴散らしながら闘争したり、想像を絶する無限の暗黒のかなたで夢見るままに待ちいたりする物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-27 03:25:29
68934文字
会話率:47%
夢オチ。それは、信じられない幸運、耐えられない不幸、思わず踊りだす躁、身の毛もよだつ欝、すべての物語の展開に納得のいく結末を与える魔法のオチ。
今日もその人生の魔法のオチを求めて、薄汚れた路地の奥、保佐津兄妹の事務所に、人々が訪れる。
『そ
の悪夢おわらせませんか? あなたの人生リセットしましょう!』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-23 20:45:42
79784文字
会話率:26%
日本でささやかなドイツ語教室を営んでいる老人は身の毛もよだつ体験談を語り始めた。
それは本当に有った出来事なのか?
それともまったくの創作なのか?
それは読み手の判断にお任せします。
最終更新:2013-07-30 21:03:19
13496文字
会話率:20%
たて笛の精に、好きな子のたて笛に変身させてもらった僕。
そこに待っていたのは、ただの日常の中に起こる身の毛もよだつような悲劇の数々だった。
最終更新:2013-04-20 19:25:02
4484文字
会話率:22%
西暦にして2141年。平和大国日本の都内にて、身の毛もよだつ大量殺人事件が発生。しかし証拠が足らず捜査は難航。国民の記憶からも自然とその全容を消されてしまった。 丁度一年後――西暦にして2142年。 大量殺人の起きた廃墟へと、不思議な力
に導かれるかの様に14人の人間が集結する。程なく彼ら、彼女らは事件の真相を目の当たりにする。そして事件の真相を知った瞬間、此の世のモノとは思えぬ理不尽な『殺人鬼』が闇の中から姿を現した。 壮絶なサバイバルゲーム、二回戦始動。 (作者は大のパニックホラー映画好きです。本作もその趣味が色濃く反映されていますので、御了承下さい)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-26 00:04:36
37317文字
会話率:32%
それは、ある夏の日に遭遇した、
身の毛もよだつような体験だった。
最終更新:2012-08-14 22:24:47
7960文字
会話率:14%
友人後藤のちょっとした思いつきで始めることになった「こっくりさん」。全然乗り気じゃない俺だったが、なぜかクラスでおとなしい女子の佐々木さんが混ぜて欲しいと言い出して、しぶしぶやることに。
そして俺は、身の毛もよだつホラー体験を味わう羽目に
なるのだった……
※一応コメディーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-07-20 19:11:35
9844文字
会話率:50%
満月の夜、一人の女性が雑居ビルから身を投げたのを発端に、つづけて起こった理由なき投身自殺。 謎に包まれたままの浮浪者暴行事件、そして身の毛もよだつ首切り殺人・・・事件の謎を究明するべく乗り出した警視庁捜査1課の枡園警部補の前に立ちはだかった
のは、はたして神か悪魔か?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-05-13 22:18:10
73721文字
会話率:43%
海水浴で全員の財布を海に流してしまった前高少年団。山寺で一夜泊めてもらうことになったが、身の毛もよだつ恐ろしい出来事が三人の身の上にふりかかる。深夜の本堂にひびく釘の抜けるきしみ音、ジジジジッと燃え尽きて消える灯明、そして突然ガラガラッと
――。真夏の怪談に打ちのめされた彼らの前には、さらに恐ろしい現実が待ち構えていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-09-06 10:39:05
13205文字
会話率:51%
シャレじゃ済まない、身の毛もよだつアメリカンジョーク
最終更新:2009-10-28 01:49:31
5609文字
会話率:55%
夏休みに海に出かけた私たち。楽しいはずの旅行が身の毛もよだつ体験でおわろうとは……
最終更新:2008-06-19 12:08:53
1676文字
会話率:19%