いつも私に絡んでくる「チャラい」男子。
特に気にせず、チャラ男子に朝から顔を合わせて、「寒いねー」って言っただけだったのに……。
距離感バグりすぎじゃないですか?
最終更新:2023-02-14 16:29:48
2882文字
会話率:34%
「ねえ隆弘。同棲しない?」
幼馴染で同じく大学三年生の伊藤瑞希にそう持ちかけられた。
瑞希と俺、佐藤隆弘はご近所さんで一緒に育ってきた仲で、この歳まで仲良くしてきている。
「同棲っていうのは恋人同士がするもんじゃないのか?俺たちは付
き合ってすらいないだろ」
瑞希は温和な性格なのだけど、時折こういうぶっ飛んだ提案をしてくるのが玉に瑕だ。
だから、そう窘めたのだけど……。
「そんなの世間が決めたものでしょ?こういうことって当人の気持ちが一番大事だと思うの。私は隆弘と一緒にいると安心できるし、一緒に暮らせたらないいなって思ってる。隆弘はどうなの?」
まっすぐにそう問い返された俺の返事はといえば。
「まあ、俺も瑞希と一緒に暮らせたら……その、いいなって気持ちはある」
瑞希のことが好きな俺は内心少しだけ複雑だったけど、そんな返事を返してなし崩しの同棲開始。
だけどいざ始めてみるととても居心地がいい。
朝は一緒に大学に行けるし、講義が終わって家に帰っても一人じゃない。
(案外いいかもしれないな)
同棲を始めて二週間。そう思い始めた頃だった。
何度かある脱衣所での遭遇事故。いつもなら瑞希に注意されて終わりなのに。
「私の身体、なんか変じゃなかった?」
急にそんなことを気にしたり。
「そういえば、トイレの消臭剤置いといたから」
匂いに気を配りだしたり。瑞希の中で一体何があったんだ?
これは距離感バグり気味の二人が恋人未満で同棲する甘酸っぱいお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-08 14:40:44
6979文字
会話率:62%
十一月一日。
五時四十五分。
月ヶ丘祈子《つきがおか きこ》は、運命の人に出会うこと。
◆◆◆
伝統ある女子高の高等部二年生。
ボク、大神真琴《おおかみまこと》は、『予言者日記』という奇妙な冊子に基づいて行動している。
そんなある日、
秋の並木道で超絶可憐な天使のごとき転校生・月ヶ丘祈子に出会う。
……それにしても、祈子のボクへの距離感バグってない?
ボク、その、女の子しか好きになれないんだ……けど……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-27 07:02:20
16410文字
会話率:27%
人と人との距離感を見失うとどうなるのか。実体験に基づいたレポート的なもの。同じく距離感で悩んでいる人に読んで欲しい。
最終更新:2021-10-19 18:14:06
3555文字
会話率:0%
年齢を誤魔化してガールズバーのウエイターをしている高校生、榊原颯太は、強引にナンパされていた同じ学校の金髪美少女を助ける。学校での颯太は陰キャで知り合いもいないし、バイト先では髪型も変えているからバレないと思っていたが……助けた美少女は、何
故か颯太の事を知っていた。子犬を拾った事がきっかけで、颯太は金髪美少女と友達になるが、そんな二人を隣に住む幼馴染みが見過ごす筈もなく……
※スクールラブコメもので、従妹とかも登場させる予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-21 21:05:03
66169文字
会話率:49%