テンリミットこと天川理斗(あまかわりと)は廃ゲーマーである。
様々なジャンルのゲームで数々の記録を塗り替えてきた、まさに最強のゲーマーだ。
そんな中人々の注目はゲームではなく、ダンジョンというより現実に近い空想の世界に集まっていた。
ダ
ンジョンは、十年前に突如スプーンで穴を掘ったかのように各地に誕生した。
人々はその探索や謎の解明に盛り上がり、ダンジョンへ入り探索する者――探索者たちが急増していた。
ダンジョンの中は現実世界とは全く異なり、人々はまるでゲームのように様々なジョブやスキルを使え、その身体能力は地上より格段に向上した。
探索者にはダンジョンの踏破を目指す者や、ダンジョンとは一体何なのか謎を解明しようとする者、はたまた未知の鉱石や素材を持ち帰り商売する者など、さまざまな探索の形が出来上がっていた。
その様子を配信してエンタメを追求する者まで現れ、ダンジョン探索は一大ムーブメントとなっていた。
しかし、理人はゲームに夢中でそんなことになど知る由もなかった。
代わりに、その天才的なゲームの腕はゲーマーたちの間では伝説とされ、理人は最強のゲーマーとしての名をほしいままにしていた。
しかし、ふと思う。
そろそろ、もう少し刺激が欲しいなあ……と。
もし仮に。
様々なゲームを完璧に攻略してきた天才廃ゲーマーが、ゲームではなく現実に飛び出し、ゲーム世界のようなダンジョンを攻略し始めたとしたら、一体どうなってしまうのだろうか?
これは、最強の廃ゲーマーテンリミットが、その類まれなるゲームセンスを持ってダンジョンを無双していく物語である。
いきなり遭遇した超規格外の伝説級のモンスター。ダンジョンを治めるの八体の王――その一体。
チュートリアルと勘違いした理人との戦いの中で、理人はその力を認められ、特殊なジョブを手に入れる。
それは、このダンジョンでは存在しないはずの“闇”魔法を使えるユニークジョブだった。
美少女ダンジョン配信者と同盟を組んだり、攻略を目指すクランと共闘してのダンジョン攻略や、考察組から追いかけまわされる日々。
ゲーム世界で最強を誇ったテンリミット――天川理人は、ダンジョン攻略でもその才能を遺憾なく発揮する!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-27 07:00:00
135699文字
会話率:40%
20XX年。
そこには怨念が形を成した、【憎霊】というものが存在していた。
【憎霊】を祓うべく、新たな職業が誕生した。
それが【祓い屋】である。
【祓い屋】の育成所、妖霊学園に入学したある青年。
その青年を中心に、世界は大きく動いていく__
______
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-23 15:54:18
1000文字
会話率:11%
神社生まれの予知能力者の少女がいた。
彼女は睡眠工学を開拓し、眠り見る夢同士を繋ぐDRテクノロジーの礎となり、夭折した後にその才知と美貌を称えられ、夢の塔<BABEL>の女性型システム統括AI〈R.E.M.〉の外見モデルとな
った。
少女の没後、姪が誕生した。
姪は叔母と瓜二つの美貌を持ち、寺生まれであり、触れた相手の過去を夢に見る力があった。
BABELのサービス20周年記念イベントの夜、圧縮データブラックボックス『R.E.M.』がBABEL中にばらまかれる事件が発生する。保存電脳ファイルの中ではR.E.M.のモデルとなった天才少女が眠っていた。
箱を開いた姪は叔母の霊体と出会い、次世代の神の座を巡る巨大な陰謀を知ることとなる。
これは、人類の次の支配種を決める生存競争の物語の始まり。
それと並行して、天才学者のクローンである絶食男子との婚活エピソード、演劇部の部長の自殺未遂のお見舞いイベントなどがあります。
前半はほぼ学園ものです。
もう少し具体的なあらすじ
天才少年・塚原進路のクローンである塚原影路に、二通のメッセージが届く。一通は演劇部の招集、もう一通は何者かからの、夢の塔20周年記念イベントでの待ち合わせ。演劇部は人数不足で対外活動を控えていたが年末の発表が決定し、部員同士ぶつかりあいながらも企画が走り出した。一方、夢の塔の女神に瓜二つの美少女である草凪和沙は、記念イベントに影路を誘うことになり、誘いへの影路の返答に不穏な気配を感じ取っていた。影路と同じクローンの塚原回路がかつて巻き込まれた殺人冤罪事件を思い出し、和沙は共通の友人たちと共に夢の塔で影路の後を追うことを決意する。
様々なテーマのイベント会場を巡った一行はついに、影路によく似た顔立ちのアバターの少年と同行者を発見する。なりすまし、他人の空似、さまざまな可能性が浮かび上がる中で思いもつかない大事件が発生し、歴史に刻まれた天才少年と天才少女の顔は再び全世界に配信され、台風と共に夢の塔は一夜にして半壊した。
次の登校日、集められた演劇部の面々は部長の検査入院を知らされる。聞き出したその容態から自殺未遂の可能性を導き出した部員たちは、その真実と真意を確かめるため、部長の夢の中に突入する――!
本作品は「ハーメルン」にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-22 09:00:00
176400文字
会話率:49%
ある日、この世界に能力者が誕生した。
それを皮切りに世界中に色々な能力者が現れた。
最初は、世界は能力者の誕生を大きく祝福した。
その対応で能力者達は、これからヒーローとして人々に持て囃されるのだろうと信じた。
しかし、“普通の人々”は彼ら
を兵器として扱った。能力者はもう人として見られることはなかったのである。
これは、そんな世界で逞しく生きる、一人の能力者の物語である。
※時代設定は現代の20~30年後が舞台です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-12 16:00:00
32985文字
会話率:53%
宇宙が終焉を迎えるその日に、次元航行艦が多元宇宙に旅立った。宇宙崩壊のエネルギーを利用して、唯一他の宇宙にたどり着けたのは1隻のみ。
培養液の中受精卵は細胞分裂を繰り返し人の姿に変わっていく。
そして女性として誕生した。
崩壊した惑星の唯
一の生き残り、彼女は訪れた宇宙で子孫を残し失われた文明の復興を成し遂げなければいけない。
なにか変わった転生物が出来ないか挑戦致しました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-08 17:10:00
227218文字
会話率:67%
百年前、ある男の策略により、魔族と呼ばれる怪物が世に誕生した。魔族は、一夜にして王都を陥落させ、世界を統一していた王国を四つの州に分裂させた。人類は、人間の領土に侵略を続ける魔族に対抗するため、総力を挙げて、対魔族に特化した魔法使いを育成す
る。
「恐怖と、ほとんどの人が恐怖を感じるものを操る魔法」の使い手、十六歳の少女「リカ」。「願いを叶える魔法」の使い手、同じく十六歳の少女「エネリア」。「古代生物を召喚して操る魔法」の使い手、十八歳の少年「ランクル」。「空気を操る魔法」の使い手、三十歳の男性「コースト」の四人パーティーが紡ぐ、魔族との戦いの物語。
……ってな感じです。ねっ、面白そうでしょ? 詳しくは、プロローグを読んでください。
「カクヨム」でも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-04 19:06:16
23664文字
会話率:54%
とある国に、美しい王子が誕生した。
やがて傾国の王子と呼ばれるほどの美貌を持つ彼は、望まぬうちに争いを呼びこんでしまう。
帝国に囚われた王子に救いの手を差し伸べたのは。
自分ではどうしようもできない出生に翻弄される王子と皇女。
二人が出
会い、別れ、再び出会う話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-03 20:00:00
18448文字
会話率:28%
二十一世紀初頭。
日本はまんがやアニメに類されるサブカルチャーの発展によって、世界から注目を浴びるようになっていた。
新たなるサブカルチャーに「Vtuber」なるものが誕生した。
そして時は経ち、Vtuberの数は一万人を超えると言
われる現在、八百万の付喪神には「Vtuberの付喪神」がいた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-02 19:00:00
14030文字
会話率:28%
王都で、格差姉妹が評判になる。
姉は、努力家、妹は遊んでばかり。
しかし、伯爵夫妻は、妹を総領娘にしようとしたが、ヒーローが現れ、伯爵夫妻は領地に隠居。妹は修道院に追放された。
女伯爵が誕生した。
ある冒険者の男は、興味を持って、追
放された妹の修道院を探し訪問する。
意外な事実が分かった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-18 19:31:17
2750文字
会話率:38%
時は現代、旭日の世。場所は日本。
日本政府の戦国時代。省庁大改革の中で、一つの組織が誕生した。
集められたのは、天才・鬼才、奇人・変人、偉大な凡人たち。
スパイ養成所か、いや違う。
日本の迷走に、掉さす英雄、軍師、戦士たち。
後に「戦国
のかりん隊」と呼ばれる遊軍が誕生した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-14 19:55:01
24725文字
会話率:20%
この世界には2種の人類がいた。
一方は紅人、もう一方は白人。
紅人は髪と目が紅く、物質を壊す”破壊”の魔術を扱え、それに対して、白人は髪と目が白く、物質を創る”創造”の魔術が扱えた。
2つの人種は非常に仲が悪く、500年間もの間ずっと、それ
ぞれの魔術を使い紛争を続けてきた。
それは、約30年前に突然、人を積極的に襲う魔獣というものが現れたにもかかわらず終わることがなかった。
しかし、ふとした事で、紅人の男が白人の国に入ってしまい、そこで白人の女性と出会った。
2人の間にはゼルという子供ができ、ゼルは髪は紅と白、目も紅と白のオッドアイで、”破壊”の魔術も”創造”の魔術も扱えた。
要は、紅人と白人の混血であった。
3人は幸せな生活を送っていたのだが、ある日、ゼルの両親の存在がバレ、国によって殺されてしまう。
バレなかったゼルは、”創造”の魔術で純粋な白人を装い、なんとか生き延びてゆく。
ここに、世界から嫌われた少年が誕生した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-12 17:52:12
111431文字
会話率:37%
家康と信長の生まれ変わりの康代と信美は神聖学園の生徒会で活躍していた。
地球の神【アセリア】の神使[セリエ](黒猫)地球における天変地異の計画を天界の神使である[メリエ](白猫)に伝えた。
神使メリエは天界の女神【アメリア】伝えると、中間世
界の門番の主人に魂の空間の間の準備を指示した。
同じ頃、田沼学博士と助手の若宮咲苗は神宮の森で異変に気付いた。
皇国の首都東都の国会メモリアルセンターの近くの日山神社では200年祭の式典が準備されていた。
国会では異常事態が発生してパニックが起きインターネットニュースでライブ配信されてしまう。
女神アメリアと神使メリエと門番はアセリアの神使セリエ情報を受け人間界と天界の中間世界で待機していた。
その頃、東都国会メモリアルセンターを震源とする天変地異と海底火山が同時発生して政権が壊滅した。
田沼博士と若宮助手は大陥没事件を大江戸火山の前兆として避難を呼びかけた。
臨時政権が勇者の協力で立ち上がり300年ぶりに徳田幕府が復活した。
陛下の意向により皇国初の大統領は徳田時代の子孫の徳田康代に決定され征夷大将軍を兼務した。
徳田康代16才、徳田慶喜以来の16代征夷大将軍となった。
信長の生まれ変わりの織畑信美、利家の生まれ変わりの前畑利恵、家康の生まれ変わりの徳田康代に天女が加わって、
神聖女学園生徒会女子高生キャビネットが結成された。
水戸藩、尾張藩、紀州藩、加賀藩などが復活して皇国再生が加速する。
神々の力を受けてすべてが変わると言う奇跡のチート政権が誕生した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-04 15:59:13
397017文字
会話率:52%
今からおよそ70年前を最初に、世界各地に様々な英雄(ヒーロー)が誕生した。彼らは|仮面《マスク》の意志によって選ばれ、特殊な力を使って世界の平和を守っていた。弱きを助け強きを挫くその姿は、善人からは崇められ、悪人からは恐れられていた。
ヒ
ーローと対峙するは、謎の暗黒集団"|宵《よい》の三日月"。集団を率いる指導者ダークムーンは"ドール"と呼ばれる刺客を人間界に送り込み、ヒーローをしつこく付け回した。ドールは倒すと黒い光の粒となって消えるが、しばらくするとまた別のドールが現れてヒーローを襲う。
多くのヒーローがドールによって仮面を壊され、その力を失っていった。
時は流れ、ついにヒーローは唯一人となった。
人々は彼をこう呼ぶ、|最後の英雄《ラストヒーロー》と。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-25 22:48:53
97330文字
会話率:39%
世界中にダンジョンが生まれ、社会の様子が大きく変化し始めたころ。1人の冒険者が新たに誕生した。他人に比べて金への執着が異様に強いことと自己肯定感が異常に高いことを除けば普通の一般人であり、冒険者になったのも単純に稼げるかもしれないと考えたか
ら。
そんな考えで冒険者になった彼女が大成するなどありえない話。本来ならあまり稼げないということですぐに辞めるか、それとも欲をかいて無様に死にゆくかで終わるような存在のはずであった。しかし、彼女の運命は冒険者として初めて1人でダンジョンへ向かった日、大きく変わることとなる。
ダンジョンへと向かう際中、彼女の足場が突如として崩れた。そしてそこから現れたのは生まれたばかりのダンジョン。生まれたばかりだとしても多少は稼げるだろうと期待して入ってみれば、そこで待ち受けていたのは全く何もない期待外れの空間。これでは金は増えないと落ち込んで帰ろうとしたところ、突然アナウンスが聞こえて彼女は理解させられることになる。彼女が、そのダンジョンのダンジョンマスターとして選ばれたことを。
ダンジョンマスターとなった彼女はダンジョンをいじれるようになるが、それに対しデメリットはほぼ釣り合わない。何せそのダンジョンが攻略されダンジョンコアが破壊された時、彼女も同時に死ぬということとなってしまったのだから。
すぐに防衛のためにダンジョンの改良に追われることとなる。
しかし、それでも彼女は落ち込んでばかりではいられない。この状況をどうにかして活用として金を稼ごうと考え始めるわけだ。
ダンジョンで資金を稼ぐ機構を作ろうと奮闘し、自身が殺されないようダンジョンコアを守り、追随し模倣する他のダンジョンと競い合い、新たなダンジョンを操るダンジョンマスターたちを助けるふりをして力を盗んでダンジョンを強化し。そして、非常に強力な力を持つ他所のダンジョンと争い。
それでもやはり、彼女は金を貪欲に求めていく。お金大好き系主人公による、金のためのダンジョン経営ファンタジー!
※感想・誤字報告等お気軽にお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-19 13:05:13
113829文字
会話率:30%
枯渇する資源を求め人間同士の争いが活発化した世界大戦から数百年後。人間を糧とする生き物達にゆっくりと滅亡へ追いやられる世界の断片集。
世界戦争を止めるためにとある島国で開発された生物兵器「食人種」。人間に酷似した容姿で人間と同じように
言語能力を有するこの生き物は見目麗しい姿と優れた知性、強靭な肉体を合わせ持ち文字通り人肉を好む生物としてこの世に誕生した。
食人種の殺戮により人間の数は減少し滅亡の一歩を辿る。彼らには心や感情がない。彼らはただの殺戮兵器に過ぎず人間を捕食するためだけに特化している。決して惑わされてはいけない。美しい化け物に捕まれば死が待っている。
感情のない化け物×滅亡へと追いやられる人間の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-16 00:00:00
73688文字
会話率:44%
ある時、人類は星を捨て、遥か宇宙へと旅立った。
度重なる戦争と企業間の競争、そして顧みない環境破壊が星を蝕み、やがて人々が満足に住めなくなってしまったのだ。
暗く、孤独な宇宙空間を旅する彼らの心にあったのは深い悔恨の情。もう二度と同じ
過ちを繰り返してはならないという想いと、不安からくる他者への攻撃を抑える意味もあったのかもしれない。宇宙船内は一つの思想に染まり、宗教が誕生した。
そして、新たな惑星に降り立った人々は、乗ってきた宇宙船を含む多くの発明品、科学技術を忌むべきもののように破棄し、半ば原始的な生活を送ることに決めたのである。その生活が安定するにつれ、その傾向は強まり、世代交代を経て、人々はやがて忌まわしい過去そのものを捨て去ることに成功したのだった。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-07-10 11:00:00
727文字
会話率:12%
かつてこの大陸は一つの大国【ルストリア】が治めていた。
この世界の魔力の源となる五つの『原魔結晶石《げんまけっしょうせき》』を人々は大切に守り、魔力のバランスを保ち平和に穏やかな暮らしが続いていた。
魔力と上手く共存し、豊かになったルストリ
アの文明は栄えたが、同時に人口は増え続け、それにより小さな争いの火種が、繰り返し起きていく事態となる。
やがては魔法を武力として使い、殺し合いを始める者たちまで現れた。
事態を重く受け止めた国王は、一国で治めきる事が困難と判断。
原魔結晶石がある大地を起点に、五つに国を区切り、王家血族者や信頼の厚い家臣達と手分けして各国の統治を行う事とした。
こうして四方に分かれた四つの国
北の火の国スルトは火の原魔結晶石
南の風の国シーナは風の原魔結晶石
東の水の国ミクマリノは水の原魔結晶石
西の土の国ラミッツは土の原魔結晶石
そして中心に位置する国ルストリアは雷の原魔結晶石を守護している。
ルストリアを宗主国として引継ぎ、調停者の役割を担う。
四つの国は従属国として誕生した。
各国の治政は悉く成功し、治安は回復し再び安寧を取り戻した大陸。
しかし、千年以上続いた平和は、緩やかに、崩れ始めていく……
――王国歴1484年
ついに大陸全土を巻き込んだ大きな戦争が始まってしまう。
国の正義、組織の正義、民衆の正義、個人の正義。
正義の果てに求める平和があるとし、他人の正義を殺していく――。
戦争とはなにか?
平和とはなにか?
これはその正義の答えを探して生きた、魔導兵士達の物語。
◇pixivで連載中
https://www.pixiv.net/users/68968346/novels?p=2折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-08 15:00:00
427780文字
会話率:45%
婚約者が中々決まらなかったジゼルとフィルマン。父親らに地味な者同士ちょうどいいと言われ、学園入学前に婚約した。
あれから3年。成長期を経たフィルマンは背が伸びて好青年に育ち人気者になり、順調だと思えた二人の関係が変わってしまった。フィルマ
ンに思う相手が出来たのだ。
相手は三年前に伯爵家に引き取られた庶子で、三年の貴族教育の後で最終学園に入学する。可憐で物おじしない令嬢に第二王子とその学友が距離を縮め、二カ月前に王子は父王と婚約者に婚約の解消と伯爵令嬢との婚約を願い出る。激怒する王と婚約者の父だったが、兄の婚約者に憧れていた第三王子が求婚して事態は急転。第二王子よりも聡明で一途な第三王子の求婚に婚約者が応え、前代未聞の相思相愛のカップルが二組誕生した。
彼らは真実の愛と持て囃されるも、政略で婚約を結んだ者たちに動揺を与える。多感な時期に婚約を考え直したいと思う者が続出したのだ。
フィルマンも一人になって考えたいと言い出し、婚約の白紙を望んでいるのだと思ったジゼルは白紙を提案。フィルマンはそれに二もなく同意し、婚約は白紙になった。
2年後。ジゼルは結婚を諦め、第三王子妃付きの文官となっていた。そんな中、仕事で隣国に行っていたフィルマンが帰って来て、復縁を申し出るが……
タグは後から追加される可能性があります。
ご都合主義の創作物ですので、広いお心でお読みください。
他サイトでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-04 07:10:00
215195文字
会話率:62%
二〇三〇年六月。
神様が一人の少年の願いを叶え、世界に『魔法』が誕生した。
人々はその超常的な力を手に入れ、神様のように欲の無い純粋な心を持つようになる。
それから三十五年後。
すっかり『魔法』が浸透した日本で、少年、空木悠人は自分の夢
を叶えるために魔法学の最先端、星源学園魔法高等学校に入学。
その中でも突出したクラスに分けられた悠人は、多くの出来事を通して『魔法』について知っていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-29 18:48:30
30528文字
会話率:30%
また新たな勇者が誕生した。
これで、何度目の勇者誕生だろうか。
勇者になった少年少女は、決まって魔王軍の刺客に殺されるか捕まるのである。既に、多くの勇者が誕生したが、全員が行方不明となっているのだ。
今日、大聖堂に来ていた市
民の多くが、新たに勇者となった少女を心配そうな表情で見ていた。
彼女もまた魔王軍の刺客に狙われるに違いないと。
そして、彼女が辿る末路も、また悲惨なものなるのだろうと。
だが、市民たちは知る由もない。
今まさに、勇者が旅を始めようとしている。
この旅が、いずれ世界を巻き込んだ空前絶後の大規模戦争に繋がるということを。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-23 20:51:48
23614文字
会話率:35%