『ぽっちゃりな私の婚約者様』の番外編なるものを書いてみました。
※アレン目線になります。
最終更新:2018-06-30 00:00:00
11190文字
会話率:37%
『器物百年を経て、化して精霊を得てより、人の心を誑かす、これを付喪神(つくもがみ)と号すと云へり』(付喪神絵巻)
長い時間を生きてきた物には、魂がやどって付喪神と成るモノがあります。あなたが今所持している物も、百年後、千年後、あるいは何万
年も経てば、命をもって喋りだすかもしれないのです。
海中ドーム都市、テイケオ。人類のほとんどが地球を捨てた、残り物と残り者達が、穏やかに終末を待っているセカイ。
悠(はるか)も、とある理由でアースに残ったひとりでした。最後の修理屋として、多種多様な付喪神と関わり、心に触れていくのです。
これは今となっては、もう昔の話。
――少女と人々と付喪神のおりなす、どこか寂しげな、昔むかしの物語り。
(毎週土曜日を目安に更新していきます)
(カクヨム様にも掲載しております)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-16 21:23:56
18938文字
会話率:37%
器物百年を経て、化して精霊を得てより、人の心を誑かす。
いわゆる付喪神が宿る物の物語。物物語。
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※各話のタイトルは精霊(付喪神)が宿っている対象となっています。
話の中に『物』が登場しない場
合もありますが、タイトルで補完いただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-28 18:00:00
35116文字
会話率:1%
今は昔、竹取の翁といふ者ありけり。から始まるかぐや姫の話。
五人の皇子を手玉に取り、帝までを誑かす!
なんて酷い女性なのだろう!と書き始めたらこんなんになりました。
良かったら読んで下さい。
最終更新:2016-11-17 04:03:05
5607文字
会話率:27%
二大公爵家とも言われるハーンストラ家の令嬢・フローチェは、二十歳年上の叔父に初恋をして以来、一途に想い続けていた。
その恋心が粉々になったのは、叔父が画策していた、“フローチェを、王子を誑かす『悪役令嬢』に仕立てあげ、それを暴いて
国に恩を売る”という出世計画を偶然知ったとき。
今までの優しさはこの為だったのだ。
「乙女心をなんだと思っていますの!?許しませんわ。貴方が用意した断罪の舞台など、御指名前に降りさせて貰います!」
同じく二大公爵家の長男で幼馴染の、ヴィレム・フィーレンスに助力を請い、フローチェは幼い頃から立ち止まっていた場所から、動き出す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-06 19:59:12
11477文字
会話率:38%
満月が朱く染まると、窓越しにそれはやってくる。
甘い毒のような声で名を呼び、こちらへおいでと誘って、窓を開けてと誑かす悪魔。
女は胡椒を片手にこう叫ぶ。
「痴漢退散!」
***吸血鬼型悪魔×人間のお話
最終更新:2013-12-04 17:06:23
8601文字
会話率:38%
私が乙女ゲームのヒロイン!?
山口とも子、この春からとある私立高校に入学しました。実はこの高校、昔やった乙女ゲームと全く同じなんです。しかも私、どうやら主人公みたいです。でも、私にヒロインなんて荷が重いです。できればそっとしておいて欲し
いんです。だって、私、コミュニケーション能力低すぎるんです!複数の男性を誑かすなんてぜっっっったい、無理です!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-02 19:00:00
7246文字
会話率:49%