とある大学にかよう青年久我鳴海は富豪の子だった。凡人になるべく大学生になるのを機に家を出るが、そういうわりには父から譲り受けた三階建ての一軒家で暮らすこととなる。金持ちであることは周りには知られたくない。自分の素性を隠して生活しようとし
た矢先に一人の同級生染谷と出会ってしまう。家に行きたいという染谷を拒もうとするものの失敗。その後も何だかんだで三人が家に居着くことになる。その矢先、鳴海の周りで異変が起き始め……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-05 20:00:00
31300文字
会話率:71%
雪の王国に仕える下級騎士であるセイは、
雪の中で倒れている女性を助けて家へ連れて
帰る。
目を覚ました彼女は自分の素性を覚えては
いなかった。セイは猟犬のノールと共に次第に
彼女と仲良くなっていくが……!?
最終更新:2014-12-25 08:00:00
6726文字
会話率:18%
私は生まれた時の記憶がない。
でも、ただそれだけの普通の旅人だった・・・・はずなんですけど?
今更素性とか知りたくなかったわ!!
思わぬ形で自分の素性を知った少女の話。
後半、とっても急に話が進んでます。
最終更新:2014-03-08 17:45:14
3194文字
会話率:31%
「僕はいつの間にか生まれ、この空間に・・・このくそったれな世界に立っていたんだ」
僕は全てを知らずに、始まりを知らずに、経過を知らずに・・・この破滅寸前の世界に旅立つことになった。
不安、絶望、諦観、失望、あらゆる負の感情が僕を包み
込んでいた。
けれど・・・そんな負の感情の中に一際眩しく輝く使命感にも似た不思議な思いが僕の体を揺さぶるんだ。
それは・・・その思いの根源は多分、こういう意味なんだと思う
世界を・・・救え
理不尽な世界を、僕をこんなにもくそったれな世界に産み落とした神への怒りを、光り輝く正義の思いで覆い隠し、僕は今から勇者になる。
自分の素性も分からぬ少年、名も無き一人の・・・無知な、それでいて無垢な少年の、世界を救うために、足掻き、苦しみ、泣き、笑い、別れ、出会い、そして一つの思いを成し遂げる・・・そんな一つの壮大な物語
少年は冒険の果てに、何を知り、何を見る?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-28 02:09:11
1918文字
会話率:40%
聖は夢に悩まされていた。その夢の原因は、自分の過去に有るけど、それが分からない。それを解くには、何年か前に消息不明となった従兄弟の卓が出す問題だけ。そして、解いていくうちに聖は、怖いことに気付く。それに、気付き、聖は卓と対決することを決める
。それに辺り、聖は父に当主の座を譲ってもらう。それは、陰陽師の家業を正当に引き継ぐということ、そして、ここから聖の陰陽師としての活躍が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-31 16:14:36
80796文字
会話率:66%