「そうだな、じゃあ、この紙を二つに裂こう。また二つに裂いて、裂いて・・・。これを繰り返したら、この紙は最終的に分子更には原子へと到達する。原子は物体の最小単位だが、それはあくまで、物体と状態がはっきりと区別出来る上でのものだ。原子を構成する
のに量子という概念がある。量子は小さすぎて粒子と波動がはっきりと区別出来ない。そう、量子の質量とエネルギーが曖昧なんだ。これを不確定性原理という。じゃあ、それらを変化させるのは、いったいなんだと思う?答えは”観測”だ。人が観測することで、波動から粒子へ、またはその逆へとその性質を変える。じゃあ、私たちが観測する事で、量子へ干渉する媒体が存在するはずだ。その媒体を、私たちは”Psycho Hologram”と呼んだ。もうわかっただろう。それが君を能力者たらしめている本質だ。観測こそがPHを通じて、原子の電子軌道を変化し、陽子を増加させ別の物質に変化させ、分子の振動数を上げて熱を発生し、挙句、観測されてないグラビドンまで作り上げた。そう、これが能力だ。能力者とはPHの観測者だ。」
テロリストが三度目の戦争を終わらせた現代、平和に安住した日本で爆発事件が発生する。
県内の高校生桜崎ラルドは、クラスメイトの三島秋とその現場に遭遇した時、そこで見たのは頭部の欠損した死体だった。ニュースによる報道から、彼らは爆発が現場の証拠隠滅を図ったテロ工作と判断する。
ラルドが現場にいた際、自分に声をかけ、秋を連れ戻すよう諭した外人の女性が、爆発の実行犯だった場合、顔を見られた彼らは抹殺されてしまう。
二人は警察に通報し、自分たちを保護してもらうよう画策するも、警察署への搬送中、ラルドに声をかけた外人から護送車を襲撃され、ラルドは遂に彼女と再会してしまう・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-25 20:24:53
35014文字
会話率:55%
※この作品は2013年に書いたまま眠っていた作品です。しかもその後の構成が浮かばずに放っておき、そのうち続きを書くだろうととっておいたものです。ですが削除するのももったいないので投稿しました。
世界は三つ存在する。星の女王が統べる「星の世界
」。創造された近未来都市「太陽の世界」。雪女たちが守る「第三世界」。それぞれの世界はエレメントと呼ばれる不思議な自然の魔法によってその勢力の均衡を保っていた。
星の女王はそのエレメントの均衡を守るために生涯をかける。女王を擁立させるのは星の賢者と呼ばれる四人の星の民。幽閉同然で地下に住まう女王はついにその命が尽きようとしていたが、彼女の目の前に古い友が現れる。
それは冥界への扉を守る「第三世界」の〈境界の女〉の奇跡の子・ソルブアであった。彼は何百年と眠る冥王より祝福を受け新たな力「マリョカ」を手に入れ、星の賢者たちに縛られた女王を攫っていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-25 10:25:33
6061文字
会話率:31%
世界の管理者と別世界の管理者の傑作の物語。SF的な背景を持った異世界転生。
異世界転生したと思ったらチート吸血鬼だったんで死んでました。
―世界の中から世界を変えることができるのだろうか―
第二世界“パラノイア”に生まれブラック
会社に務めるサラリーマンな主人公は自分をなんの変哲もない人間だと思っていた。
だが、それは違った。彼は、第二世界“パラノイア”の管理者“ハデス”の傑作だった。
そして、第二世界が崩れ去る時主人公は第三世界の管理者“ヘスティア”によって第三世界“シャングリラ”の最後の祭りに呼ばれる。
一方、ヘスティアがマスターと呼ぶ謎の影、何者なのか。乞うご期待。
平日は遅い更新になるので次の日にでもどうぞ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-02 00:45:45
31729文字
会話率:59%
21世紀中頃、世界は、大国へ波及したテロと内紛で崩壊間近となっていた。
内紛と国連軍の空爆による第三世界の砂漠化は難民を産みだしはすれど生かさなかった。
テロリストによってもはや安全が死んだ先進国の大都市は、セキュリティを強化して厳選された
者たちだけが保護され、それ以外は地雷原に放り出された。
どの国家も人口は急激に減少を続け、社会、そして文化の存続が困難になりつつあった。
その過程で、表向きは”積極的防衛手段”として、しかしその本質はそれぞれの自律型代理兵士として、二つの研究開発が進められていく。
こうして開発されたのが、第三世界側の【ゲノム書き換え兵士”リライ”】と先進国側の【AIロボティクス”AIR”】である。
これで決着がつく、誰もがそう考えた。
しかし結論からいえば、これは失敗であった。
長く続く戦乱の中で、”リライ”と"AIR"とは、戦略シュミレーションを重ねた末に、最良の選択肢として『和解』を選択したのだ。
つまり、自分たち(”リライ”と”AIR”)が生き残るーーそれは彼らに与えられた指令のひとつであったーーには、戦争をけしかける人類を黙らせるのが良い、そう結論づけたのだった。
抵抗を試みるものの、圧倒的な力の前になすすべなく、残りわずかな人類は彼らの監視下に置かれた。
やがて、当時を知る人類はいなくなり、世代交代の末、束の間の平和が訪れる。
22世紀初頭のことである。
物語はここからスタートする。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-23 22:21:53
1186文字
会話率:9%
獅童海人《しどうかいと》は、ふとしたきっかけで命を落とす。死後の世界で神と出会い、あることを依頼された。というか懇願された。それは運命《さだめ》と呼ぶべきかもしれない。異世界に飛び散った自身の魂の欠片。それを回収しなければならなかった。異世
界は魂でなければ渡れない。異世界を渡る度に年齢もレベルもリセットされる。スキルやアイテムの一部、そして記憶は持ち越すことができるようだ。俺の繰り返される異世界人生の始まりだった。
第一世界は魔王討伐、第二世界は学園もの、第三世界は……とコンテンツが大きく変わっていきます。
世界を幾つ渡れば旅は終わるのか。それは誰にもわからない……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-08 12:21:00
234676文字
会話率:65%
すたこらと、個人的第三世界へ。
最終更新:2016-12-29 00:00:00
701文字
会話率:0%
平坂樹が携帯電話を購入したら、なぜか首輪が届いた。電脳空間に次ぐ第三世界で、人類が侵略者と闘うための新型端末だ。しかし、そんな軍事機密を民間人が知る由もなく、樹は安易に首輪を試用してしまう。魑魅魍魎が闊歩する異世界の戦場に降り立った彼は、
そこで三人の女の子と出会い――……銃と刃と巨大ロボで魔を祓いロリコンを討つ、イレギュラーの物語が幕を開けた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-26 14:35:10
162768文字
会話率:35%
第三世界大戦を経験した、ここから未来の世界。世界は大戦の傷を負ったまま、それでも二つの国家は相容れず、長く争い続けていた。共和国軍大佐アルフレッド・ケッヒは辺境の地にて、何事もなく日々平和に過ごしていた。そこに敵国の帝国軍少将、藤間尋が使
者として現れる。にこやかに微笑みがら、彼女は言う。「魔王ってご存じですか?」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-30 22:37:06
100527文字
会話率:39%
夢の中で僕は、「男」に出会った。彼は何者かはわからないが、とても悲しそうに見えた。「男」と僕の対話を中心に少しずつ物語は進んでいく。
ちなみに作者はあまり書き慣れてないので、更新が遅い、文書が短い、とにかく理解が難しい等々ありますが、気長
に付き合って頂けると幸いです。
追伸:もはや短篇集のようなものになってきてしまっています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-10-21 18:00:16
34001文字
会話率:24%
なんでも、夢や願いをかなえることのできるせかい。
それが、この第三世界(通称:創造の世界)
しかし、やはり現実は甘くはなかった。
この世界に魔法あり、銃器あり、なんでもあり!
みづからの力で世界を構築しろ。
最終更新:2011-06-30 23:51:25
27087文字
会話率:51%