新しい人生でリンは笑うだろう。
心からの素の笑顔を浮かべて幸せに生きるだろう。
だがフィンセントがその笑顔を見ることはない。
最終更新:2024-05-04 18:00:00
3241文字
会話率:16%
――兄様、助けてほしいの。
長年の遊学から戻ったセイラルに、懇願してきた妹、アレット。聞けば、妹の婚約者、リシュリエール王子が面倒な呪いにかかったそうで。
――あのね、リシュリエールさまは、私が笑うと、心臓が潰れるように苦しくなる呪い
にかけられてるの。
は?
――最近はね、私が他の人と笑うと、心臓が焼けつく呪いにもかけられたそうなの。
…………。
――ねえ、兄さま。この呪いを解く方法を教えて!
一途で健気のベクトルを間違えてる妹と、恋の無自覚王子の間に挟まってしまったセイラル。
いいかげんにしてくれ。
オレは遊学帰りでとっても疲れてるんだよ! さらに疲れさせるんじゃねえよ、このバカップル!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 18:00:00
4935文字
会話率:42%
水澄冬弥《みすみとうや》は高校生にして両親に多額の借金を押し付けられ、絶望の淵に立たされていた。しかし、何の縁あってか、父の高校時代の友人に借金を肩代わりしてもらえることになる。それには条件があった。
『娘が経営する喫茶店に住み込みで働く
』
──その条件を呑んだ冬弥は急遽、東京から北海道に移り住むことになる。
モデル並みの可愛さを誇る美人店主。滅多に笑わない同級生。かつて両思いだった天真爛漫イングランド人ハーフ、謎の和風美少女……そんな女性たちに囲まれる、冬弥の奇妙な生活が始まった。
※面白いと思ったら、ぜひ評価をよろしくお願いします。更新のモチベーションに繋がります。
※最初の三話程度は比較的真面目ですが、そのうちギャグとコメディが中心となります。キ○ガイとなります。
カクヨム様にも掲載されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-07 18:00:00
89816文字
会話率:59%
「絶対に笑わないっていう称号を持つこの笑顔なんて撮ったら特大スクープじゃない」新聞部部長の春瀬華菜は、絶対に笑わない女の子、冬風雪音の写真を撮ることを。新聞部副部長の夏野奏楽に命令する。
いざあってみると、ぎこちない笑顔をみせる雪音。そして
、いつも奏楽の邪魔ばっかりする秋宮灯瑠がなぜか雪音の前ではぎこちない反応をする。
その二人は何があったのか。また、新聞部は雪音のをどうやって笑わせるのか。人の気持ちに寄り添う青春物語ー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-06 21:45:20
5914文字
会話率:58%
魔龍を始めとした魔物が跋扈する世界。彩聖セアは魔物を討伐する魔狩専門の組織〝赤い木の実〟の新人スレイヤーである。まだ少女の域を出ないセアはしかし、その表情の硬さと爆発の命術という化外の術を扱えることから、クールで強い人間だと誤解を受けてい
た。
セアは若き天才スレイヤー、氷の命術を扱える天斬クレンを師としているが、当のセアはこの厳しい師を心底恐れていた。突然の魔龍の襲来により傷ついても、その不出来をクレンに怒られることをまず気にするほど、彼のことを恐れていた。しかし現実的な逃げ場はなく、セアは自室の毛布とひよこのぬいぐるみを傍らに泣きくれるか、クレンの先輩スレイヤーに当たる霞裂ギルザに愚痴をこぼすかで、心の平穏を保っていた。
これは臆病なセアが周囲の人間や任務を通して、人として成長していく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-18 23:22:46
103299文字
会話率:45%
訳あり令嬢のシャルと元聖女のこじらせ皇子アルフォンソ。なんとか両想いになった二人だが、結婚どころか、婚約へ至る道すら問題あり。それぞれの故郷に戻った二人は、自分なりに普通でないやり方で頑張るのだが・・・。これは中途半端になった婚約を認めても
らおうとする二人のエピソード。
※それぞれの家族関係がわかる二つの中編をまとめたものです。二人の馴れ初めにご興味がおありの方は、前作「笑わない(らしい)黒の皇子の結婚~ダンジョン攻略からお菓子作りまでこなす、元聖女の皇子の強すぎる執着を、元黒竜の訳あり令嬢は前向きに検討します~」をぜひご一読ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-14 15:00:00
72065文字
会話率:29%
はるか昔、「魔王と人類の存亡をかけた戦い」がこの大陸では繰り広げられたという。神に選ばれし勇者の一行の活躍で、かろうじて世界は救われ、勇者の一族により大いなる皇国が築かれた。そして、今・・・。勇者と魔王の戦いは誰もが知る『伝説』となり、人
々は、いくつかの国に分かれて、一見、平和に暮らしていた。そのうちの一つの小国の辺境子爵の令嬢のシャルは、ひょんなことから出会った皇国の第二王子に、思いがけなく求婚される。決して笑わないと評される、完璧すぎる皇子の自分に向けられる愛情に当惑するシャル。実は二人は「大いなる勇者の伝説」に出てくる『銀の聖女』とその守護竜の転生した姿だったのだ。徐々に明らかになる『伝説』の不都合な真実。そして、皇子を付け狙う暗殺者の影。はたして、二人は無事に結婚できるのか?今生の二人に幸せな未来は訪れるのか?
一生懸命なのにどこかずれてる二人のラブ&バトルストーリー
※この作品は、ピッコマノベルズ大賞に応募した作品に手を入れたもので、「カクヨム」でも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-27 00:29:41
126649文字
会話率:33%
ナワルドは氷の国と呼ばれている。
季節はずっと冬のまま。
草花は凍りつき、人々は笑わない。
小国の1人娘サラは、ある日突然、隣国ナワルドに嫁ぐ事に。でも、第1王子は失踪中、第2王子は別名鬼神で…?!
選ばれた者にしか見えないドラゴン、聖
霊。
嫁ぐまで知らなかった自分の真実。
サラは、その力で世界を救うことができるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-17 00:13:35
34823文字
会話率:34%
「ニコルソン商会」会長の娘であるラヴィは8歳の時、馬車強盗に襲われていたところを助けてくれた伯爵家子息シリルに一目惚れ。彼は貴族でありながら高慢なところのない、聡明で穏やかで、いつも優しく笑う少年だった。
文通したり一緒に遊んだりして親交を
深める二人。しかし、ある不幸によりシリルは遠方へ去ってしまう。
数年後、ラヴィは騎士になったシリルと再会するが、成長した彼は「孤高の冬狼」と呼ばれ、冷淡で人を寄せつけず、まったく笑わない青年になっていた。
「人違いだ」と突き放されてショックを受けるも、思い込み激しく猪突猛進型のラヴィが、それであっさり引き下がると思ったら大間違いなのである。
完結まで毎日更新。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-08 18:42:19
116604文字
会話率:41%
一浪しても希望の大学に進学できなかった妄想癖のある星野 光輝(ほしの こうき)は滑り止めの地方大学で無気力な日々を送っていた。今日も何も起こらない一日が始まるとそう思っていたのだが・・・・。
物語の展開が遅くなったり速くなったりします
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-15 00:00:00
137874文字
会話率:31%
「俺、このパーティー抜けるわ」
万年Dランクの荷物持ちとして過ごしていた、スキル【縮小】のポーターの少年"アード"。
万人に1つだけ神から与えられる『恩恵(スキル)』も、最弱に見える【縮小】だったが、アードは自
分のスキルが有用である事を理解していた。
《空間》や《時間》、制限はあるにしろ、あらゆる物を縮小する事ができる【縮小】は世界最強のスキルと呼んでも間違いではなかった。
だが、スキルを笑われる事にほくそ笑むアード。
英雄になど憧れないアードは、目立たずゆったりとした生活を求めており、それは好都合だったのだ。
その夜に飲む酒代が稼げればそれで充分。所属パーティーが昇格するたびに、「俺、パーティーを抜ける」という言葉がすっかり口癖に。
ついにはパーティーすら組んでもらえなくなったアードは、ソロの冒険者として酒代稼ぎに向かうが……、
「な、なんて規格外の力!!」
勇者パーティーの聖女に、狩りを目撃されてしまう。しつこい勧誘を頑なに断り続けるアードだが、聖女のあまりのしつこさに、
「俺と結婚するなら行ってやる!」
などと無理難題を突きつけるが……、
「……仕方ありませんね」
まさかの受諾を受ける事になってしまった。
突如始まってしまった麗しの聖女との新婚生活と勇者パーティーのポーター兼剣士の生活。
絶対に目立ちたくない。
英雄になどなりたくないアードだが、女勇者にも好かれ、妻である聖女に嫉妬され、親友となったおじいさん賢者と酒を飲み歩く生活が始まってしまった。
※他サイトにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 03:00:00
255692文字
会話率:35%
「戦闘中にうるさいんだよ」
スキル【ピアノ弾き】と呼ばれる、《デバフ》と《バフ》を自在に操り、"補助"に関しては最強を自負している演奏家の"アルマ"は、幼馴染で結成されたSランクパーティー&qu
ot;先見の明(センケンノメイ)"からの追放を宣言される。
「ほ、本当にいいのか……?」
あまりの歓喜に打ち震えるアルマは感涙。
勘違いするメンバーたちはその泣き顔を笑うが、アルマは「もう我慢しなくていいんだ」と二つ返事で追放に感謝する。
強力なバフ&デバフのために、演奏家としてのプライドを捨てて、無茶苦茶な旋律を余儀なくされていたアルマは、これまでの我慢から解放される事に打ち震えたのだ。
「装備と有金も置いていけ」
見ぐるみを剥がされるが、アルマは秒でそれを受け入れ、その場を後にしようとするが、
「お前も追放だ、クソ女」
アルマと同時に追放を宣言されたのは、【縮地】と呼ばれる超スピードを発動できるスキルを持つ女剣士"リーシャ"だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-29 00:00:00
67757文字
会話率:30%
ごく限られた人間にのみ発現する"特異体質"。
主人公の晴人もまた、"不死身"の特異体質者であった。
ある日のこと、晴人は特異体質者を殺害するための組織、カルマーの殺し屋であるエルサに襲撃される。しかし不死身の彼は死なず
、エルサを任務失敗に追い込んだ。
任務に失敗した殺し屋は処分される。そう落ち込むエルサに晴人は手を差し伸べた。
「俺と一緒に逃げよう」と。
その日から晴人と彼のメイドになったエルサの二人暮らしが始まった。しかし晴人は、エルサが出会ってから一度も笑ってくれないことに気がついて……?
これは、惚れたメイドに笑ってもらうために、数々の依頼をこなしながら奮闘する一人の不死身少年の物語である。
※本作はライトノベル新人賞の1次選考通過作品です。すでに書き切っているため、完結は保証されております。
※本作はカクヨム様でも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-15 18:13:36
100849文字
会話率:54%
シャーリーは子供の頃から美しいが笑わない娘だった。
透き通るような白い肌にキラキラと輝く銀髪に神秘的な紫色の瞳を持って産まれたシャーリーは可憐な雪の妖精のようだと大人達に言われていた。
この子は貴族の血を引いているかもしれない。そうで
なくても、この美貌に惹かれる権利者は必ず現れるだろうと確信したシャーリーの周りにいた大人達は彼女に上位貴族にも引けを取らないよう礼儀作法と知識を学ばせた。
その上で使用人として貴族の屋敷にシャーリーを働きに出した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-18 07:00:00
3085文字
会話率:5%
「喜べギュスターヴよ! ストラスクライド皇国の第一皇女、アビゲイル殿下との婚約が決まったぞ!」
父である国王からこの台詞を聞いたのは、これで二度目だ。
ヴァルロワ王国の第六王子であるギュスターヴは、実は二度目の人生を送っている。
一度目の人生で、王国に、国王に、五人の兄達に、そして……たった一人の味方であると信じていた、聖女セシルに裏切られ、断頭台で処刑されて。
だが、この二度目の人生は、必ず生き残る。
自分を裏切った全ての者に復讐し、絶望と苦しみを与えるために。
そして。
「ギュスターヴ殿下。ずっと……おした――」
一度目の人生で、自分の婚約者である『ギロチン皇女』、アビゲイルの最後の言葉の続きを知るために。
これは、全ての者に裏切られた男が、死に戻った世界で笑わない皇女と共に幸せをつかむ物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-30 12:00:00
220105文字
会話率:42%
不真面目な教師×真面目な生徒の日常小話集。
※1話1話短め
※不定期更新です
最終更新:2023-10-22 14:38:43
60594文字
会話率:45%
以前投稿した【時戻しの悪魔】の、その後のお話。前に言っていた悪魔たちのみ登場します。
悪魔を統制する側の悪魔リコッタが、時戻しの悪魔の「措置」に精を出すだけの話。
最終更新:2023-10-18 20:20:03
2087文字
会話率:50%
「なんで嘘を付かないといけないの?」”加藤ねねか”は、失敗した。友達になろうとしてるのに、なんで嘘を付くの?人の目を気にして、空気を読んで、面白くなくても笑わないといけないの?人との関わり方を教えてた”真鍋悠飛”はその答えがわからない。理屈
はなく、そういうものだと思うしか無い。でもそれは本当の友達?その一件によって過剰に人目を気にしすぎるねねか、変わりたい”ねねか”のそのこころは~~折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-13 08:00:00
30446文字
会話率:63%
「棄てられた王女ヘイゼル」の番外編・短編です。
アズマイラ男爵夫人は悪役なのですが、好きと言って下さる人がいて下さるため、私の中でも存在感大きめのキャラとなっています。
この短編は長編3作目である「棄てられた王女ヘイゼルの恋の試練と笑わない
王女」の後日談です。
試練というきつい現実にぶち当たった時、ヒロインであるヘイゼルは周囲と助け合い、そこを切り抜けて今までよりも幸せになりますが、悪役であるアズマイラは孤独になって恨みをつのらせるという対立構造にしようと当初から考えていました。
でもアズマイラも冷え冷えにさせっぱなしではかわいそうなので、番外編で一瞬だけ回復させてみたのですが…いかがでしょう?
本編のボーナストラック的な感じでお読みいただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-09 09:12:57
6111文字
会話率:38%
「棄てられた王女ヘイゼルの恋の試練と笑わない王女」のおまけと言いますか、後日談のような短編です。
本編ではヒロインにちょっぴり苦労をさせたので、ご褒美回が必要かな?と思いまして。
砂漠の西瓜はおそろしくでかいと聞きましたけど、本当かな…
最終更新:2023-08-23 19:14:42
5450文字
会話率:20%
「棄てられた王女ヘイゼルは砂漠の狼と結ばれる」の長編3作目です。
とある予言がもとで捨てられた第五王女のヘイゼルが、自らの意志で砂漠の砦の長であるアスランと恋をして王宮を出て行ったその後の物語です。
甘イチャ多めとなっています。
また、一部
サディスティックなR15描写がありますのでご注意ください。
シリーズものではありますが、これのみで読んでもまあまあ大丈夫です。
【完結予約投稿済 毎日夜更新】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-23 19:14:18
114198文字
会話率:44%
夜。古いアパート。そのうちの一つのドアが開いた音が室内の隅にまで響き渡った。
ギイイィと耳障りな音だ。だから出入りの時、鳴らさないよういつも神経をすり減らした。
そしてその少年は他にいくつも気をつけていることがあった。
笑わないこと
。泣かないこと。喋らないこと。返事をすること。
返事が大きすぎないこと。返事が小さすぎないこと。
言われたことをすること。言われる前にすること。
殴られても泣かないこと。腹を蹴られても吐かないこと。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-29 11:00:00
1298文字
会話率:2%
お笑い芸人っていうのは素晴らしい職業だと思う。
だってそうだろ? 人を笑わせる、楽しませるってやつらだ。
慈愛の心ってのに満ちたもんだろう。最高だぜ。
ま、じゃあ笑わせられない芸人はどうなのかって話だがな……。
おっと、いけない、いけ
ない。こういう時は相棒に慰めてもらうに限る。
と、言ってもタバコだがな。俺はピン芸人だ。
『売れない』は付け忘れたわけじゃないぜ。
自分の事、そんなネガティブに言いたくはないんだ。
顔に出ちまう。それじゃ客が笑わない。
付けるなら『売れかけている』ピン芸人。
……いや、イマイチだな。それに嘘も良くない。
『今年売れそうだと言われていそうな気がする』ピン芸人
『売れる兆しは自分の中でひしひしと感じている』
『売れる予定、むしろ売約済み』
『え、キャンセル? 契約金は半分しか返ってきませんよ?』
『え? 土地が汚い? 臭い?』
『そんなことないですよ! 私が保証します!』
『ええ、だって毎晩何時間も見張ってますもん! 不法投棄とかないない!』
『え、トイレはどうしているか? いや、それは、はははは……』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-21 11:00:00
5746文字
会話率:52%
キミは、ボクのことを見てくれない。
キミは、ボクのことを家族だと認めていない。
キミは、ボクといても笑わない。
ねぇ.....ボクをミテホシイ....
最終更新:2023-09-20 21:23:47
3345文字
会話率:41%
お姫様になりたいときもあるよね!
キーワード:
最終更新:2023-09-03 02:36:30
284文字
会話率:0%