大正時代最後の夏の東京。無名作家の青年、賀集一喜は、一高生の友人、大正明治の付き添いで訪ねた岩倉家で、21世紀の女子高生、中沢菜々だと主張する少女、岩倉なな子と出会う。彼女の言葉を信じた賀集は、二人で21世紀を舞台にした小説を書くことを決め
る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-09-12 20:49:20
68983文字
会話率:58%
未来にも過去にも行けるタイムマシーンを開発した博士が私に課した命令は、『博士が患っている不治の病を治す方法を探し出す』こと。色々ともやもやした状態で、それでも私は博士の命令通りに未来へ行きましたが、そこは私の想像した輝かしい場所ではありませ
んでした。そして、そこには小さな男の子が一人、佇んでいたのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-09-12 00:16:02
21093文字
会話率:65%
私は砂漠に居る。私は旅人である。太陽の陽射しが照る中、私は私の足で歩く。目的などはない。目的を持ってしまったら、その時点で旅人ではなくなるからだ。そんな私はある時、砂漠の中で佇む女性を見つけた。
最終更新:2010-09-04 00:00:00
5161文字
会話率:30%
空想科学祭2010参加作品
死体は最初から乗っていた。
二週間程の同行研修を終え、専用トラックとして渡された時からだ。
後ろの扉から一番奥に大量の霜に覆われて、死体はいた。
どこかで嗅いだことのある特徴的な花の匂いがした。
それか
ら一年、まだ誰にも言えず、死体は乗せたままだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-09-11 14:28:24
3820文字
会話率:9%
現在から世紀をいくつも超えた未来。科学は人を万能な魔法使いにした。
すべてが満たされた十全な遠い未来で、人はいかにして生き、いかにして交わるのか。
「空想科学祭2010」参加
掌編部門賞次点
世界観賞受賞作品
最終更新:2010-09-01 02:02:10
4285文字
会話率:27%
ある日突然、人生の迷える子羊――つまり俺のところに、白い美女が訪ねてきた。
彼女の上目づかいは凶器――「お時間、ありますか?」
彼女のおねだりは凶器――「わたしを助けて……」
彼女の言葉は凶器――「無理矢理……、だったわ……」
そ
んな彼女に手を引かれ、俺が辿りついた先にあったモノとは……?
オマージュに塗れて純SFとは言い難いおっさんホイホイ。
さぁて、あなたはいくつわかるかな?
って、若い人も普通に楽しんで行って下さい。たぶん楽しめます(当人非)。
※注意:過分にオマージュが含まれています。お読みになる際は、用法用量をお間違えのないようにお気を付け下さい。
☆この物語は空想科学祭2010に参加しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-09-01 00:54:29
25242文字
会話率:42%
文学は内へと篭もる。空想科学祭2010参加作。
最終更新:2010-09-01 00:12:05
3058文字
会話率:0%
全ては、あの流れ星の夜に始まった。いや、流れ星違ったけど。
少女・若葉がある日の夜、病院帰りにに出会った謎の少年……その正体は、なんと未来人!? しかも、この時代に来た目的は……自由研究!?
それからというもの、色々な意味で規格外のこの
少年に振り回される日々。買い物、病院、その他諸々に大忙し、平凡な日常はどこへやら!?
笑いあり、涙あり、ドラマありのバトルありでお送りしたいんですけどさてどうなりますか?
「何で私がこんな目に……!?」 byヒロイン折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-09-01 00:08:54
87090文字
会話率:45%