「賢者として、問題を起こす異世界転移者たちを討伐しなさい!」
女神から異世界平定の命を受け、記憶を失ったトウヤは異世界を巡る旅を始める。
報酬は記憶の欠片。名前も思い出せない少女への想いを胸に、知略を駆使して転移者たちを狩っていく。
武器は『世界の異物』を排除する神威の短剣と、世界を渡る度に装填される三度の『やり直し』の力。
そして持ち前の頭脳と――女神の従者(いわゆる天使)である、自堕落な魔法使いの少女だった。
限られた武器と魔法、戦闘技術の不足。
そして敵は人知を超えた転移者たち。
たった一つの大切な記憶を取り戻すため、トウヤは闇の賢者としてあらゆる手を尽くし、最強の敵に挑んでいく。
2018/10/14
タイトルを変更しました。変更前は「最弱な俺は問題児の最強クラス勇者に知略で挑みます ~ ものぐさなヒロインと共に異世界転移者を駆逐せよ!」です。
◇◇ ※この作品は「小説家になろう」「カクヨム」「エブリスタ」「マグネット」に同時掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-03 21:03:28
167318文字
会話率:55%
長岡升二、彼を一言で表すならば、インテリホームレスである。
彼は高い教養に裏打ちされた知識を持ち、物腰柔らかく慇懃であり、そして醜い。あと意地汚い。
彼はいずこかで生まれ、橋の下で拾われ、橋の下で育った生粋のホームレスである。
時に都会のゴ
ミを漁り、時に釣り糸を垂らして思索に耽り、時に野山に分け入って日々の糧を得る。
近隣住民と行政からいじめられてもどこ吹く風。持ち前の面の皮とサバイバルスキルで、そこそこ悠々自適に暮らしていた。
ある時、少しの失敗から命を落とした彼は、気まぐれな神に拾い上げられて異世界の地に降り立った。ホームレス生活で培った数々のスキルと、神から受け取ったとあるチートアイテムを携えて。
神曰く滅せよ魔王。
かくして、元ホームレスと似たような境遇の相棒の、愉快な異世界珍道中が幕を開けた。
――活きるも死ぬも、サイコロ次第。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-21 08:00:00
23879文字
会話率:55%
──騎士。それは心を通わせ、共に力を合わせて大空を駆ける騎手と騎獣に授けられる称号である。
不良まがいの日々を過ごしていた少年「アオバ・カイト」は、ある一件をきっかけとして、騎士を育成する王立騎士学院への入学を決意する。
そこで待ち受
けていたのは、共に競い合う学友、ライバル。そして──生涯の相棒となる1羽のフクロウ「チビ助」。
「──フクロウの強みってのは、頭の回転の疾さなのさ」
カイトはチビ助の力を借り、共に蒼穹へと飛び出す。
大空が舞台の学園レースバトル、ここに開幕!
※本作品はできない食堂 ◆jiPnTb1M/w様が主催する「新月の夜の幻葬読書会」で構想された架空小説をテキスト化したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-20 18:00:00
39579文字
会話率:39%
月、そして火星に人類は移住した。しかしそこに待ち受けていたのは思いもよらない生物の逆襲だった。宇宙環境に適応したその生物は、人類の最大の敵となって立ちはだかる。かくして火星の覇権を掛けて、人類と宇宙猫の壮絶な戦いが繰り広げられる。
<ま
えがき>
もともとは他のサイトのコンテストに応募した作品で、お題は「。」だったかな
つまり、ちゃんちゃん、みたいなことかと思って、人類の呆れた所業を面白おかしく書こうと思ったのが最初。
吉村 昭氏の『羆嵐』を読んで一度、怪獣的な獣と人間の闘いを描いてみたかったこと
猫が好き
バディものを一人称で書いてみたかった
『発達した科学は魔法と区別がつかない』を描いてみたかった
月面や火星といって身近な天体を舞台にしてみたかった
自分が空想したガジェットで遊んでみたかった
みたいなことで、こんな作品になりました
それでできたのが『決死圏』のパートです
第2章にあたる『空中庭園』は、
<目覚めるとそこは屋外階段の踊り場だった>という、これも他社のサイトのお題がヒントになって書き始めたもの
合わせて、男性から見て女性の行動は理解に苦しむ・・・という部分も描いてみたかった。
この辺りはスティーブン・キングの短編ゴーサム・カフェで昼食(『幸運の25セント硬貨』収録)を読んで一度やってみたかったことを、小出しにしてみました
さて、今後の展開ですが、もともとまったく考えていなかったです
しかし・・・
『空中庭園』の顛末が、その後、大きな影響を及ぼすことになると思います
そして、かなり残酷な物語になっていく予感がします
どうか、最後までお付き合いください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-18 12:12:33
47229文字
会話率:39%
「高校生にもなっておもちゃで遊ぶなど! 恥を知れぇッ!」
「いい年しておもちゃで遊ぶ、そんな恥ずかしいヤツだと笑われようとも、破廉恥だと罵られようとも、おもちゃのために、友達のために、オレは誇り、胸を張る!」
「なにが誇りだ! この……恥知
らずのクソガキがあああああああ!」
「だから傾聴せよ! 刮目しろ! その身に刻め! これがオレの自慢のおもちゃだああああああッ!」
宇宙から降ってきた流れ星が、子供たちのおもちゃに命を与えた。
地球侵略のためにやってきた無機生命体を倒すため、
夢を壊そうとする大人に立ち向かうため、
子供たちは、おもちゃと心を一つにして戦う。
その姿、まさしく勇壮(ヒロイック)!
フィギュアやドールが好きなあなた、子供の頃アニメや特撮のおもちゃで遊んだあなたに、ぜひ読んでほしい作品です。
某賞の二次選考で落ちた作品であります(一次は抜けました!)ので、お見苦しい点あると思いますが、絶対おもしろいです! どうぞよろしく!
盛り上がってるとこだけ見たいなら、第六部の【ゴッドハンド!】だけでも読んでいってください!
しますおねがいよろしくプリーズ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-08 05:25:16
138278文字
会話率:50%
セイジとその相棒、火精霊の鎧騎士フェルミは、精霊同士を戦わせる競技「精霊戦」の名コンビだ。その日もクラスメイトであるノルンを負かせ、賞品と称して、その辺で拾った綺麗な石を渡された。
持って帰って翌朝、勇壮な鎧騎士であったフェルミの姿がな
い。そこにいたのは、美少女の姿をした高位精霊だった。そして、その胸には、ノルンに寄越された石が完全に埋まっている……。
天空に浮かぶ浮遊島で精霊と術師の絆を試す、コンビネーションバトルファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-22 18:00:00
86494文字
会話率:34%
二十一世紀後半、海辺の観光都市・セントレア。市警察の新人捜査官レイが配属されたのは、〝はみ出し者の吹きだまり〟と称される特捜班だった。相棒はくせ者の先輩捜査官、ハル。初日から衝突続きの即席コンビに、待ったなしの事件が次々に襲いかかる。サフ
ァイアの瞳のメイドが導く先に、ふたりを待ち受けるものは? ハルの秘密が暴かれるとき、特捜班に最大の危機が訪れる!
掛け合い主体でコメディタッチのバディもの。タンデム走行で飛ばします!
※「空想科学祭FINAL」参加作品。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-19 23:46:22
181378文字
会話率:50%