時は近未来。
AIが支配の一端を担う街、ディシスシティ。
死人を蘇らせる事以外は何でも叶う街、と呼ばれるこの街では
ヒーローとヴィランが多数発生し、それがあらゆる物の中心となっていた。
ヒーロー・メメントモリはその内の1人である。
ある
日、彼は1人の少年から依頼を受ける。
僕を両親に内緒で墓場に連れて行ってください、と。
近未来ヒーロー、出動。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-30 22:33:24
16073文字
会話率:27%
イケメンすぎる冒険者、マックスは感嘆した。
目の前にいる男は漢だと。
厳しい面構えに剣呑な雰囲気、そして独特なオーラは他者を寄せつけない。
これぞ冒険者らしい姿ではないだろうか。
周囲の同業者たちも彼には一目置いているのか、目線すら
合わせようとしない。
チラ見してたまたま目が合った奴など、すぐに視線をそらして脂汗をかいている。
ここは冒険者が集う飲み屋だ。
自由な発言を許され、今日の成果に一喜一憂する者たちが騒ぎたてる一種の無法地帯。
それがひとりの漢の出現で、一瞬で墓場のような静けさとなったのだ。
ああ、あの殺伐とした重苦しい風格。
爬虫類を思わせる細い目からの視線は、まるで死を振りまくような冷たさを感じる。
それに比べて自分はどうだろうか。
冒険者としては努力を重ねてそれなりの実力があるはずだ。
知識や理論もそれなりに武装してきた。
しかし、この面構えのせいで、冒険者としては一流になりきれないジレンマが続いている。
元パーティーメンバーはこう言った。
「おまえのせいでパーティーは崩壊した!女性メンバーの全員に手を出しやがって!!」
知るか。
女性メンバーに手を出した覚えはないぞ。勝手に俺のことを取り合い始めただけだ。俺にパーティークラッシャーのレッテルを貼るんじゃない!
別のある時、領主の妻である貴婦人はこう言った。
「私の愛人になりなさい。」
いやいや、あなたのご主人に殺されちゃうからやめてください。いや、マジでやめろよ、俺の股間に触れるんじゃない!
またある時には、黒光りしたマッチョマンが興奮を隠さずにこう言った。
「俺にケツを向けろ。」
いやじゃボケ。
頼むから死んでくれ。
絶世のイケメンと言われ続けてきた。
中にはエルフ並の美貌だと褒めたたえてくれる者もいる。
しかし、それが良いことかどうかは人によるだろう。少なからず、俺にとっては辛い日々を送ることになった。
そして今日、暗鬱とした日々を抜け出す手がかりを得たのである。
そうだ、あの人のようにコワモテになればいい。
俺もあんな漢になることで、これまでのような問題はすべて解決だ。
それがいい。
よし、そうしよう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-14 07:17:22
92032文字
会話率:29%
父が死んだ冬。
父の形見の時計を無くした墓場で若い女と出会う。
彼女は父の彼女だった。
最終更新:2024-09-01 21:00:00
24784文字
会話率:22%
――初めまして、アナーキアマガジンです。
アナウンス致します。これより先は――特別総合都市アナーキア。
ここはすべての世界の生命が最後に訪れる場所。楽園であり墓場であり、外から煉獄と呼ばれることもある終末の新天地。十三の宝宮によって統
治された素晴らしき都市です。
全てをやり遂げ、新たな目的と探し物を見つけるべく旅に出た青年は、不可思議な海難事故に巻き込まれ、この『都市』へと招待されました。
「アウトサイダー」と新たな名前を与えられた青年は、『アナーキアC.E』――通称セントラルにて新しく発足される組織『テトラビブロス』の一員として都市内にて起こる様々な問題に携わることになります。
観測者の皆様に置かれましては、新たなる新天地での物語に困惑や疑問も感じるでしょうが、どうかご安心ください。
物語が紡がれ出した瞬間、アウトサイダーもまた皆様と同じく都市に対して無知ですので、彼と共にアナーキア独自の生活文化や個性的な市民を堪能してください。
そして最後に、アウトサイダーがどのような末路へと至るのか。
未来のことは分かりませんが、共に見守っていきましょう。
では改めまして――ようこそアナーキアへ。観測者様。
――我々『都市』は、皆様の観測を受け入れます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-29 00:55:56
127460文字
会話率:45%
黒い影が墓場を荒らし、死者とともに村を襲う。
十四歳を迎えた少女をさらうために。
その噂が本当であることを知ったのは、村一番の美少女と言われる姉がさらわれたときだった・・・
死者を操る黒い影、突然現われた竜のような顔貌の若い魔法使い、そし
て<聖なる黒い森>の守護者たる七人のドルイドたち・・・誰が味方で、誰が敵なのか?そして暴かれる、黒い森の恐ろしい秘密。
古典的な本格ファンタジー・・・25話完結。光と影の交差点。時代は、闇へ向かうのか。
「何者でもない者たちの物語:烈火の魔女と本読むゴブリン」のイザヴェル歴452年から時は流れ、イザヴェル歴459年の物語となります。
何者でもない者たちの物語:烈火の魔女と本読むゴブリン
https://ncode.syosetu.com/n6978ip/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-23 11:16:40
45887文字
会話率:35%
幼馴染のことが好きな主人公、叶。しかし、謎のこだわりを持っている為、微妙な関係を維持していた。そんな関係に、転校生や後輩、生徒会長庶務が参加してきて?
最終更新:2023-10-22 22:20:23
3924文字
会話率:69%
いつもと同じ夢のはずだった、でも今回は何かが違う。
「あいつがくる」
そう告げる仮面の女。
「君は何者だい」
そう質問を投げかける男。
そして俺はいったい誰なんだ..?
最終更新:2023-05-29 21:14:04
3344文字
会話率:32%
“負けたら即、墓場(ヴァージンロード)送り”――!
フェルミナ・ハルツィア・ヴェルムンガンドは現代日本からのTS転生者である。
万年童貞かつ先祖代々庶民一筋の一般国民だった彼は、ある日目覚めた瞬間、絶対王政国家のド偉いお貴族様の一員と
して超絶美少女お嬢様(予定)に転生を果たしていた。
「金、名声、血筋……全てが揃うこの人生は生まれながらにして勝ち組が約束されたイージーモード……! 働かずに適当に美少女面してれば楽に暮らせるに違いないですわ……ぐへへ」
などと彼女(=彼)が考えていたのも束の間。
貴族の女として生まれたからには、結婚して後継ぎを作らなければならない。
しかし前世と変わらず恋愛対象が女性であるフェルミナにそんなことが出来るはずもなく、彼女は苦肉の策として、お見合いを進めようとしてくる両親の前で宣言したのだった。
「妻より弱い夫など死んでもごめんですわ! 私は、私より強い殿方とこそ結ばれましょう――!」
……そんなわけで、結局死ぬ気で努力しなければ尊厳破壊の憂き目にあうフェルミナちゃんなのでしたとさ、はい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-07 11:10:11
7463文字
会話率:25%
自由奔放な性格の主人公が異世界に転生する。
剣と魔法の異世界ではいくつもの人種と種族がにらみ合い、戦争をしていた。
そんな中で神の怒りの如く、醜いモンスターを従えた魔王が世界を滅ぼしに突如として東の地に出現する。
東の諸国は今までの事を一度
保留にして、魔王殲滅同盟を組織し対抗するも魔王の進撃は止まらない。やがて、崩れていく東の国々を見た他国が協力を申し出る。
それは世界連盟として新たに発足し、魔王との脅威と世界の平和を願う組織となる。
これにより、魔王の進撃は停止し、付随して世界中の戦争も少なくなった。
だが、それは仮初めの平和だった。
魔王は生存し、東の土地の一部は魔力に汚染され、世界連盟も大国が派閥を作り、中小国を奴隷のように従え民は疲弊し、戦争のときよりも酷い扱いを受ける地域もあった。
戦争?連盟?魔王?知らねえよ。というかうるさい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-05 23:05:39
21379文字
会話率:36%
主人公が元いた世界から罪を問われて追放される。その罪は主人公の予想を超えるものであった。
赤子から罪を償う人生が始まる。・・・神より。
最終更新:2022-01-22 23:04:17
21475文字
会話率:30%
東京都立照山高校1年生は修学旅行中・・・・・・
のハズだった。だが、気づけば全員異世界にいた。そこにいる人たちの話によると異世界に勇者として召喚されたようだ。どうやら復活した魔王が力を取り戻す前に倒してもらいたいらしい。こんなふうにひょんな
ことから異世界に来てしまったが勇者なんだったら楽に生きていけるだろうと思っていた隼だったが、現実はそう甘くはなく、隼のステータスは絶望的に低く、スキル[携帯電話]はとてもレアだったが使い勝手は絶望的に悪い。そんなことから訓練時にクラスメートたちに超危険ダンジョン「魔王の墓場」30層においていかれた。これはそんな隼が異世界で[スマホ]で大逆転を起こす物語だ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-30 00:00:00
31230文字
会話率:23%
人間の古書曰く、『地上の危機に異世界より勇者が来たりて光をもたらさん』。
魔族の古書曰く、『魔族に危機訪れるとき、魔王が復活し再びの暗黒を与えるであろう』──。
そんな伝説が伝わるある世界の片隅の──人里からうんと離れたその土地の地下
深くにある【万物の墓場】と呼ばれる地下迷宮の──そのさらに最下層。そんな辺鄙な場所にうっかり転生した魔王マイアと、たまたま異世界転移した勇者ユイシス。二人は意気投合し、神の悪戯を呪いながら、今日も地の底で(身バレを恐れながらも)地上目指して旅を続ける。
「それにしてもこいつ、なんか怪しいな……」
-----------------------------------
「カクヨム」にも投稿しています。ルビ以外の変更はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-25 00:00:00
20812文字
会話率:43%
上坂幹人(カミサカ ミキヒト)22歳 技術職
特に目標も無いが、
唯一の楽しみである対戦型VRオンラインゲーム「まっしんぐ戦線」
おちょっこちょいでありながらもそのゲームだけは
何故か冷静になれるだけあってそのゲームを人生の墓場と評し、
日々楽しんでいたが、突然のサービス終了告知。
心の整理がつかないまま、サービス終了間際までプレイしていたが
終了前にエラーが発生。終了時間不明の緊急メンテナンスが入り、
いつまでも明けない為、運営会社(7F)に直接出向こうとするが
エレベーター内から謎の光が溢れて突然転移してしまう
そこには想像もつかない魔法陣の多さと、能力者、無能力者が分かれた格差異界の地であった。
のだが・・幹人は魔法が使えないのであった。
「魔法適正が無い?上等!俺だけにしか無い適性を作ってやるよ!」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-26 09:31:36
7775文字
会話率:48%
ただ、強い男が魔物をボコすだけのお話です。
しかし、ボコしすぎて……
感染症で死亡した蒼井隼人は、見知らぬ世界の墓場の近くで目覚めると周囲はアンデッドの群れだった。
異世界で何ら特殊能力の無い蒼井だが、アンデッドの大群を振切り、
ゴブリンの群れを倒し、魔法使いを退け、魔人との死闘。
そんな蒼井の特技は、東京オリンピックで競技種目にもなった日本の伝統派空手だ。
今日も、魔物の首筋に必殺の“高速上段突き”が、炸裂する。
そして、闘いのあとは、日本の緑茶で健康を維持するのであった。
蒼井の飲む異世界の緑茶は苦い!?
***
以前、小説家になろう様で投稿しました『お茶と空手があれば何とかなります』を再編集しました。
・再編集の流れ・
『お茶と空手があれば何とかなります』を『死後の世界は人手不足 ―お茶と空手があれば何とかなる―』タイトル変更しました。
残念ながら第二章で打ち切ることにしました。
アルファプラス様で、リメイク版を投稿。
序章から第二章までを再編集しました。
第三章から最終章までを投稿を開始。
リメイク版にある表記の揺れを修正し、これを【ビルドアップ版】と命名しました。
まさに鍛えなおした主人公:蒼井隼人が「小説家になろう」に帰ってきたのです。
蒼井隼人の活躍にご期待を!
「お茶を飲めば、空手も冴える!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-06 09:59:16
189585文字
会話率:17%
感染症で死亡した蒼井隼人は、見知らぬ世界の墓場の近くで目覚めると周囲はアンデッドの群れだった。
異世界で何ら特殊能力の無い蒼井だが、アンデッドの大群を振切り、ゴブリンの群れを倒し、魔法使いを退け、魔人族との死闘。
人々を、“人間バーベキ
ュー”などにはさせてはなるものか!
そんな蒼井の特技は、日本の伝統派空手。
今日も、魔物の首筋に必殺の“高速上段突き”が、炸裂する。
そして、闘いのあとは、日本の緑茶で健康を維持するのであった。
蒼井の飲む異世界の緑茶は苦い!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-22 18:44:41
53838文字
会話率:8%
【中編】※こちらは『シンデレラ症候群な僕とお姫様な彼女』の続きになります。
「結婚が人生の墓場ではない、恋愛が墓場なんだ!」が口癖になってしまった
あだ名『メンヘラホイホイ』の後輩くん。
学生時代に絶望し、仕事一筋になろうと決意をした矢先
に現れた先輩ちゃんによって
予定を掻き乱されてから感情をどんどんと取り戻してきた。
でも順調にいかないのが世の中。
後輩くんの異動から始まり冷戦と壁を乗り越えた先にあるのはハッピーエンド?
それともヒヨコエンド?
「僕はチキンかもだけどヒヨコではない!」
2人の目指す先はどこなのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-08 18:00:00
11115文字
会話率:44%
民を1億2570万5261回虐殺した恐怖王と言われたゆうじん王は、死後、魂の処刑場に送られた。そこは愛のない苦しみが延々と続く世界だった。この世界で生き延びた者だけが魂の墓場へ送られる。自分のしてきた民への仕打ちをその身に受けるべく転生が繰
り返される。どの生でも食べることは取り上げられ、殴られ続ける日々にゆうじん王は何を思うのか。最後の転生で望むことはあるのか。自分の行いを人生全で償う試練の過酷さが今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-10 04:52:06
7703文字
会話率:26%
俺はヤードワロックの街で墓守をしている。 平和な毎日を過ごしていたが、 ある日死霊術を使うネクロマンサーがやってきた。 それと同時に墓場で幽霊少女のクロネと出会う。
クロネから俺にはスキルがあることを知らされて喜ぶ俺だがどうやらそれは外れ
スキルらしい。
こんなんで本当に大丈夫か! 街を守れるのか?
このお話は冴えない少年が勝利を重ねてやがて英雄として崇められる……そんなお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-07 16:31:21
25333文字
会話率:43%
重複ではない「 57作品目( 65投稿作品 ) 」です。
◎ 「 夏のホラー2021 」に投稿する為に考えました。
◎ 12作品目です。
〔 あらすじ的な 〕
皆さんには「 夏になると不意にやりたくなる度胸試し 」ってありますか?
ホラー好きな方は「 肝試し 」が浮かんだりしませんか?
今回は「 真夏の度胸試し 」に「 肝試し 」をした少年達が主人公の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-18 01:57:39
11076文字
会話率:42%
この話は、自分が小学5年の夏に体験した物です。
背景は、昭和57年になります。
当時は、第2次ベビーブームにより子供の数が多く、遊び場の取り合いや遊具の取り合い、昆虫の取り合いが多く見られました。
娯楽もほとんど限られていたので、子供
は毎日の様に外に出て遊んでいました。
夏休みの間は、ザリガニやカブトムシ、セミは、子供による乱獲が祟って数が激減していました。
子供達は、捕れなくなったセミを追い求め、穴場の墓場に行こうか迷いますが、子供の幽霊が出ると噂があり、近付きませんでした。
しかし、夏休みの中盤以降になり、全然セミが捕れなくなった時、意を決して墓場でセミ取りをすると、大量に捕れたのです。
それが起爆剤になり、子供達は次々と墓場にセミ捕りに行くのです。
その時に、子供の幽霊と遭遇しますが、すぐに打ち解けセミ捕りを通じて仲良くなります。
しかし、墓場でセミが捕れなると、違う遊びをする事になりますが、そこで起きた事とは?
本文の後、後書きまで一気にお読み下さると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-21 13:05:39
5990文字
会話率:35%
ある日突然異世界にクラス転移した主人公達。その中でも特に戦闘に向かない魔法を女神様から貰ったのは他でもない主人公、菊本颯心。そして王国から得体の知れない者として追放され、高ランクの魔物がうじゃうじゃといる墓場の森に強制転移される。そこから最
強へとなっていく成り上がり?ストーリー。
※不定期更新です。
※誤字脱字は許して下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-04 16:25:13
21337文字
会話率:46%
そこは剣の星。
数多の戦士の墓場なり。
最終更新:2021-01-20 21:15:33
1074文字
会話率:4%