無念を抱えた霊魂たちの集う森-
幼き日の約束を果たさんと、今日も灯台守は灯火を欠かさない。
現代とは少しだけ軸がズレた世界で繰り広げられる、霊魂たちと灯台守の物語。
最終更新:2018-02-10 07:00:00
3979文字
会話率:43%
どこまでもどこまでも水平線の続く、広い広い海のうえ。
そのはしっこにあるちっぽけな島に、灯台がひとつ。
ぽつんと立っていました。
短編です。
最終更新:2017-04-08 22:33:52
3111文字
会話率:22%
なんちゃってファンタジー。適当でユルい話です。
最終更新:2015-07-22 12:00:00
19411文字
会話率:13%
亜熱帯の、美しい海に浮かぶ、とある小さな島。
珊瑚礁にかこまれた豊かな海でユウナは泳ぐ。
海の底には死したものの魂の還る場所があると、島の人々は信じている。
海の底に沈み、たゆたう魂を守る「かみさま」と、「かみさま」に守られたユウナ。青い
目をした灯台守のトキ。そして、未来予知能力を持つ星読みのリゼ。
リゼはユウナに「あなたには運命のひとがいる」と告げるが……。
※短編「ゆびさきに星」とリンクしたお話です。
2015年・コバルトノベル大賞二次通過。
「カクヨム」にも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-01 18:00:00
59922文字
会話率:41%
十四歳の「ぼく」が目を覚ますと、町は眠っていた。どれだけ時間が経っても朝はやって来ず、町の人びとは誰一人として目を覚まさない。明けない夜の町を彷徨っていた「ぼく」は、やがてコノハという少女に出会う。彼女もまた、「起きてしまった」人間の一人だ
った。二人は眠ってしまった町の謎を解くため、夜の冒険に出かけるが、町の様子が自分たちの記憶と微妙に異なっていることに気づく。降り積もった雪。あるはずのない川。そして森の中にそびえる灯台。これは眠れない子供たちが辿る、一夜の冒険の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-13 20:19:00
72352文字
会話率:57%
それでも私は貴方の側に――――――白色閃光五秒間に二回、消灯五秒、赤色閃光を五秒間に二回、消灯五秒。海を往く船、空を往く船、二つを導く灯台の灯を毎日守るのが彼の仕事。社交的ではなくて、物知りで、ぶっきらぼうだけど何処か優しくて――――そん
な彼にあったのはまだ8ヶ月程前の事。その彼になにか私はできるのでしょうか?――――異世界で紡がれる青年と少女の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-04 16:27:01
38396文字
会話率:57%
砂漠と海の境に設けられた小さな飛行場。
それは航空郵便会社が郵便航空機からの定時連絡を中継するために設けた通信所と、非常用の滑走路があるだけの粗末な施設だった。
たった一人そこに勤めるアンリは、日々「空の灯台守」の仕事を黙々と果たし続ける。
大戦間の北アフリカ・フランス植民地をイメージした架空の国。その空を飛ぶ複葉機を思い描きながら読んでいただければ幸いです。
2002年に自分のサイトで発表した作品です。
「一万年物語」と名付けたシリーズの一篇として書いたものです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-15 04:47:24
22842文字
会話率:50%