和史は東京行きの飛行機を待ちながら、色々なことを、考えていた。これか来るあらゆる恐怖を知らずに。
最終更新:2012-06-11 01:01:23
207文字
会話率:0%
砂漠と海の境に設けられた小さな飛行場。
それは航空郵便会社が郵便航空機からの定時連絡を中継するために設けた通信所と、非常用の滑走路があるだけの粗末な施設だった。
たった一人そこに勤めるアンリは、日々「空の灯台守」の仕事を黙々と果たし続ける。
大戦間の北アフリカ・フランス植民地をイメージした架空の国。その空を飛ぶ複葉機を思い描きながら読んでいただければ幸いです。
2002年に自分のサイトで発表した作品です。
「一万年物語」と名付けたシリーズの一篇として書いたものです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-15 04:47:24
22842文字
会話率:50%
「空の玄関口」と呼ばれる町。
町と同じ名前の駅には、空港へ向かう快速電車は止まるけれど、特急列車は止まらない。
滑走路は四本あるけれど、そのうち二本は航空自衛隊が使ってる。だから、町の上をいつもものすごい音を立てて戦闘機が飛んでる。
わたし
はその町の高校生。
空は好き。
飛行機も好き。
……コー君も好き。
本当に?
真夏。
真っ青な空。
飛行機雲、見えないかな。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-12-16 00:28:03
99090文字
会話率:41%
妻沼滑空場を目指すセスナ機は、利根川上空で雨雲に囲まれて、河川敷近くのとある滑走路に緊急着陸した。操縦していた浜野は小さな待合室で、懐かしい飛行機旧友たちと偶然に再会した。いろいろ語りたかったが、着陸操作に神経が昂進しており、気が落ち着くま
で間を取るつもりであった。そのうち眠気に教われ、2,3分後ふと目覚めると辺りは明るくなっていた。しかしそこからはあの旧友たちは出発していた。浜野は自己の脳裏で彼らの跡を追った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-10-12 01:35:09
9649文字
会話率:0%
評価や感想よろしくお願いします
最終更新:2010-05-19 16:36:47
253文字
会話率:0%
滑走路に乗って、闇を抜けて、走り出しそうな一瞬。
最終更新:2009-03-15 17:55:15
970文字
会話率:37%