魔王暗殺を命じられた超優秀(自称)メイドのミルフィは2年にも及ぶ魔界潜伏を果たすのだが、ある日魔王に正体が人間であることが露見し彼女の温情から国外追放処分に。
魔王の転移魔法で国元の王城へ強制送還されたミルフィはを待っていたのは、小人者
の王が下す判決だった。
今度は自国から国外追放処分を言い渡されたミルフィは北方の国境線の狭間に位置する追放村へ送られることに。
彼女はそこで悪魔も顔負けな成り上がり貴族に拾われる形で雇われ、メイドとして追放村で暮らすことになるのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-27 22:07:00
202196文字
会話率:40%
昔のことを思い出せなくなっていく男は戦場に住み着いている。はて、ここにくる前は何をしていたのか。家族は、友人は、故郷は。そうして自分の中身が空っぽになっていくことに、男は慣れてしまった。
国同士の陣地取りの影にひっそりと住み着いている者たち
には、法律も温情もない。今日も冷たい銃声が誰かの命を奪っていく。
そんな中で出会った少年に、亡霊男の人生が変わり始める。
***
『死にたがりと隊長の話』のIFルートになります。本篇 https://ncode.syosetu.com/n1692gr/ を読んだ方が違いが楽しめると思いますが、こちら単体でも楽しめるように執筆しています。
この作品はノベルアッププラスにも掲載する予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-12 23:52:33
122472文字
会話率:43%
災いを被った者である被災者。それは、なにも大きな災害に遭って苦難を強いられる人々だけを指すのではなく、実は人は生まれた時から死ぬ瞬間まで、被災者なのではないか。我々は、日々何かしらの禍を被っている。心の中をもし窓ガラスのように覗けるとした
ら、チクチク刺されたトゲだらけでびっくりするかもしれない。自分自身の力でそのトゲを抜く勇気と力と経済力を持っている人など世の中にどれだけいるだろう。平和な毎日とは何もない状態、それがふつうで当たり前。でも実はサーカスの綱渡りみたくふつう(・・・)という細い綱の上を危なっかしく歩いているだけで、いつそこから転落してしまうか誰も分からない。大きな網の目のセーフティーネットからもこぼれ落ちてしまったら、人はどうして生きていったらいいのか。ある災害が起こって、そこに集まったボランティアたち、愛知県の小さな町で代々続く酒蔵を営んではいるが、親から譲り受けた家業を判で押したようにこなしているだけで、ボランティアをして人助けをすることだけが生き甲斐のような蔵元杜氏、各地で災害があると、まるで一時保護施設のように避難所に潜り込んで、一宿一飯の恩義でボランティアをしつつ、老母の年金で食い繫いでいる無職の中年男、日本の社会の中で苦悩する外国人留学生の悲哀、被災者であるろう者の生き難さ、認知症の家族を抱えた葛藤、そして彼らを支えサポートする社会福祉協議会の男性の様々なストレスなど、ふつうに生きたくても、そのふつうが出来なくて、もがきながらもそれでも生きている人々の有り様が各章に分けて描かれています。人が人として人を助け、その温情に人として『ありがとう』と感謝の念を持つ。最後に残るのは、お金でも権威でも損得でもなく、人の心であると信じたい。
毎日は皆忙しくて、時間と時間の狭間でどうにか生きているようなもので、時間があればスマートフォンだって覗きたいし、名のある作家ならともかく、無名の者が書いたものなど眼を通す奇特な方などいないかもしれませんが、もしよろしければチラリとでも見てもらえるとほんとに嬉しいです。コンクリートのように硬くて重い物語ではなくて、笑える要素もあるので日常の息抜きにでも読んでもらえれば幸いです。保育園の頃、お寺のお堂で正座をして両手の親指と人差し指をくっ付けて三角を拵えてお辞儀をすることを覚えました。どうかよろしくお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-03 00:00:00
57179文字
会話率:7%
とんでもない船を寄港させる
温情と無知の国
最終更新:2021-01-23 10:38:35
219文字
会話率:94%
突然だけど、俺の名は天使レミエル。天使といえば聞こえはいいが、ようするに天界の雑用係だ。さて、今日も上司からのムチャぶりが来た。「バベルの塔がもうすぐ崩壊し、世界は混乱に陥る。おまえは、神が温情として残した『救世主』を悪の手から守れ!」こう
してバベルの塔へと向かった俺を待っていたのは、予想をはるかに凌ぐ困難な任務だった。なぜならその救世主…はHPが「1」しかなかったからだ…。
この作品はカクヨムでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-05 14:19:21
8431文字
会話率:29%
<本編完結済>
童話に出て来る様々な悪女達は自分の運命を救う事が出来るのか?
アンデルセンやイソップ、グリム・・・ここは有名な童話の世界。そこに出て来る脇役の悪女達は読み人達にページを開かれるたびに不幸な人生を繰り返している。それを見兼
ねた童話の神様が彼女達に温情を与えた。それは彼女達に訪れる悲惨な末路を事前に教えてあげる事。そして神様は言う。『この運命を回避したいなら、心を入れ替え、生まれ変わりなさい。」と―。果たして彼女達は自分の運命を変える事が出来るのか?
※ カクヨム・アルファポリスにも掲載しています(アルファポリス版はR18指定です)
※ 大人向け表現有ります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-03 14:02:39
129270文字
会話率:45%
死んでしまったけれど、神様の温情で異世界へ転生しました!
天使になったり、神様の友達ができたり、妹がゲームのヒロインだったり(私は悪役!?)…………
波乱万丈だけど、「シナリオ」になんて屈しません!!
これは、私だけの物語なんだか
ら!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-13 15:00:00
35260文字
会話率:20%
過労死した私は神様の温情で、私の好む世界に送られた。
そこは高校生の頃夢中で読んだ小説『月光の乙女と七人の守護者』
そしてヒロインの恋を邪魔するライバル令嬢グレイス。
「普通、幸せになれって言うならヒロインでしょうが!」
大好きなテ
ンプレをノリで書いてます。
タイトル変更しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-11 06:38:23
33314文字
会話率:58%
神の失敗で殺されてしまった兎上。
そこで神の温情のもと魔法をもって異世界に転生することに。
さあ、続きの人生どう過ごしいてくのか?
神の神意とは?
最終更新:2020-09-01 23:27:47
3836文字
会話率:35%
少年如月 雷電(きさらぎ らいでん)は、学校で冬馬、健と人と括りに三馬鹿と呼ばれるウチの一人だった。
いつもみんなからバカにされながらも、彼は優しい性格であり、知らないところでみんなを助けていた。
ある日、彼は少女が轢かれそうなところを目
撃して、そしてその少女を助けようとする!
残念ながら彼は死んでしまったが、なんとその自分の身を顧みない優しさから、神様の温情で特典つきで異世界転生させてもらえるようになった!?
しかも、その力は勇者の力みたいだ!?
全てを倒し、全てを救え!
ちなみに、あらすじの内容はほとんど本編に出てきません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-28 08:47:00
4142文字
会話率:45%
魔族の王「魔王」との戦いに敗れた「職業 勇者」アレックス。
記録して再挑戦出来ると思っていたにも関わらず、仲間の裏切りにあい15年も前から再びやり直す羽目に!
人界最強クラスにあった彼は、何の力ももたない貧弱な15歳の少年となり途方に暮れる
。
そんなアレックスを哀れに思った女神フィーナが、温情で彼に他愛もないスキルを与えた……はずだったのだが。
そのスキルがそれからの彼の人生と……世界の命運を変える!?
はい、響さんワールド全開のファンタジー小説です。
※この作品は、「カクヨム」「エブリスタ」「ノベルアッププラス」にも公開しております。
※この作品には、キャッキャウフフにいや~んなシーンは……殆ど出てきません。……ええ、殆どね!
※いうまでも無く、この作品はフィクションです。登場する人物や団体、アイテムやら武器防具に魔法、スキル、その他の様々な事に置いて、すでに実在するそれらとは何ら関係ありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-10 17:00:00
128808文字
会話率:18%
謂れのない罪で罪人となったアレノル・ルデヴァ公爵令嬢はしかし前途ある若者であり、罪の意識を持っていると言う「温情」で処刑では無く貴族籍の剥奪及び修道院へ修道女として奉仕する事が決まった。
しかし監獄から修道院への移送中に事故に会い、若くして
儚くなってしまう。
天に召される間際に彼女が願ったのは「心豊かに生きていける未来」だった。
そうして再び目覚めた彼女は町娘のリッチェとして生まれ変わっていた。
柵を無くして生きて行けると喜んだ束の間運命が再び彼女に絡みつく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-08 20:48:05
1730文字
会話率:24%
天に座す天の大神様は、人間の作る文化に非常に興味を持たれ、地上の神気漂う森林の祠に暫し座されている。そんなある日、事もあろうか、その聖域ともいえる祠の前に、赤ん坊が捨てられていた。
赤ん坊の泣き声に閉口されながらも、大神様は温情をお持ちに
なられていく……。
天下無敵の天の大神様にとって、ある筈のない赤ん坊との日々……非日常のお話し。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-13 12:43:35
9534文字
会話率:50%
高嶺の花の生徒会長と付き合うことになった。
成績優秀、眉目秀麗、品行方正――近寄りがたい完全無欠の優等生のように思われている彼女だが、その本性は『面倒くさい』のひと言に尽きる。
例えば「どこかに出かけない?」とデートに誘ったら「文化祭
の残務処理で多忙を極めるので無理です」というあまりに無情な返事が返ってくるのだ。
並の男子なら心折れてしまうところだが、冷静に翻訳すると「忙しいので手伝ってください」という本音が見えてくる。この程度は初歩だ。……ドMじゃない、駆け引きを楽しんでいるだけだ。
これはひねくれ者の彼女と、その理解者を志向する僕が、虚言と本音、打算と温情、駆け引きと体当たりによって、距離を縮めていく物語である。
※拙作『Room No.403』の続編ですが、面倒くさい女子と捻くれた思考の男子が、小難しいことを言い合いながらイチャつく話として、単品でもお読みいただけるのではないでしょうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-08 17:43:59
384031文字
会話率:49%
様々なスキルを持って転生した男は魔王を倒し平和を手に入れた。
しかしそのスキルを恐れた王家により、秘密裏に葬られることとなった。
パーティの温情を受けて、無力化されつつも生き残った男は王家へ復讐を行う--
が、そのために何故か孤児院を営む
ことになった男の話です。ほのぼの(予定)です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-12 15:03:05
6399文字
会話率:55%
交通事故にあって短い人生を終えた少女は、女神の温情により異世界へと転生する。
異世界といっても元の世界とほとんど文化形態は変わらず、ひとつだけ違う部分があった。
それは人の生活に入り込み闇の中で人間を食う”鬼”の存在。
少女は護衛者に守られ
ながら日常を過ごしていたのだが・・・
少女が起こす危険な行動はフィクションであり、絶対に真似をしないでください。
不定期更新です。
更新頻度は低めと思ってください。
お手すきの時に感想を頂けると大変モチベーションが上がりますのでよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-30 18:08:49
71628文字
会話率:35%
人を信じる彼は誰も選ばなかった、それ故に自分を大切に出来なかった。
目を覚ますと、彼は選択肢の何処にも幸せへの道程が用意されていないことに気がつく。
恐怖に裏付けられた自尊心は、
繰り返す実験とともに信憑性と温情を培っていった。
キーワード:
最終更新:2018-05-27 01:34:02
693文字
会話率:0%
「かわいそう……」
神でさえも憐れむほど、惨めで無意味に人生に幕を閉じたニート【リューキ】は、
温情により異世界転生をすることに。
魔王もいない、危険のないと言われた平和な世界で自由に生きろと言われた彼は、5秒だけ触れたもののスキルを奪
うスキル【スキルグラッパ―】と、妖精【ミユキ】と共に広い世界を自由きままに生きることに……
だけど……。
「おい、話が違うじゃねーか!?」
【魔王は復活】しそうだし、その復活を阻止する為に【ダンジョン攻略】を依頼されるし!?
けれど、それが意外と楽しかったり?
これは、何も守れずなしえなかった者が、願い(欲望)を叶える自由でオープンフィールドな物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-24 00:00:00
137899文字
会話率:54%
父親に連れられてきた義弟のディオルを見た瞬間この世界が乙女ゲームで、自分が辺境という名の処刑場に行くときに名前だけ出てくるモブである事を思い出したエミュレット。
自分がディオルを幸せにするとかは言いません。
それはヒロインの役目なので!
た
だただディオルの温情での処刑回避だけを狙います!!
…なのに
なんでこうなった?!
本編完結しました。
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共依存と若干病みのキーワードを追加しました。(H29.12.17)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-23 23:24:29
26275文字
会話率:13%
【実話を題材にしたプロレタリア文学作品。2013年に、書籍化された新人賞佳作作品】
盛岡市生まれ育ちの主人公赤星妙子は、家族と不仲の中、地元の短大を中退してアルバイト生活に入るが、自動車産業都市の車組み立て工場『ニチドー』に、地元の知り合
い仲介人から勧められた派遣会社『セーフティ』を経由して、「2度と実家に帰るまい」との決心で職を得る。
派遣先の寮に、夜行バスで一緒に来た多重債務者の恋人の小泉潤と半同棲生活をしながら、妙子は、工場で検査員として必死に勤める。
過酷な労働現場を派遣社員として実体験していく。
まもなく、作業上の不始末で解雇になった小泉潤に、突然帰郷されたことへの不安が残るなか、職場はの上司の加藤狩雄から、妙子へ人員整理解雇の脅迫による交際強要が、会社に伏せたまま巧妙陰険に始まる。
加藤の性的交際の度重なるセクハラ・パワハラを、いったんは身の保全を考え、拒否できず、応じたものの、結局はやがて妙子も非情に解雇され、加藤に責任を求めるも無視されて、力なく傷付き、実家に帰郷する。
そこで、かつてアルバイト先で知り合った、同年輩の司法書士の瀬川新次と再会する。
親身な瀬川新次の支援も幸いして、経済的理由から弁護士へ委任できない、個人単独での『本人訴訟』で、少額賠償として簡易裁判に訴えることを、妙子は、精神上の自己回復として必要と思い決意した。
妙子の訴訟は、被告側の多数の悪徳弁護士たちとの困難な闘いとなったが、裁判所の温情判決により、いわゆる和解が勧告されて、長かった過去の過ちへの精神的清算を果たす。
判決後、妙子がこれからのことで瀬川と相談したり、訴訟を最後には応援してくれた母親と和解したところで、自己の確立と独立へ向かう光明を得る。
大テーマに、虚実入り混じるエピソードを組み合わせながら進展し、ストーリーは、後日の展開を割愛省略して足早に収束させて終える。
『無機質な腐敗』を呈している産業界大資本企業と御用弁護士たちの悪行、悪徳、裁判司法の人権軽視の姿勢とのメインの闘いが、次第に、『女性の人権』や『労働者の権利』や『人生の幸福』などを追求する主人公の『有機質な成長』を、作者のモチーフが支える。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-25 09:39:45
35756文字
会話率:15%