……太陽が海に沈むとき、僕たちは巡り逢えるだろうか、あの約束の日のように。
そこまで書いて、僕はひと息つき、窓のない部屋の片隅で丸くなる。
ベッドと机と椅子。したためる一本のペンと一冊のノート。
これがあの頃の僕のすべてだった。
本作は、
「はじまる季節 ──十七歳、僕は初めて人を愛した」
( https://ncode.syosetu.com/novelview/infotop/ncode/n6570gj/ )
の番外編です。
時間軸としては、主人公・佐伯清志郎が社会人になった後、精神の病を得た頃のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-28 19:12:33
1278文字
会話率:24%
飛空船乗りの元軍人は孤独である。父を失い、妻と子を失い、戦争には負け国をも失った。そうして彼は伝説の地を目指す。海に沈む飛空船の墓場。沈んだ船は海流に流され、やがてその場所に流れ着くという。往路、奇妙な浮島に立ち寄った。喫茶店を営む魔女が
いた。風変わりな女だった。元軍人には帰る場所などなかった。けれども、死のうと思って死ねるものでもない。男はただ生きていく。何もかも失って、なおも巡る出会いに絆されて。とある飛空船乗りの元軍人と魔女が淹れる一杯の珈琲に、ほんの小さな物語を添えて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-25 01:20:20
35046文字
会話率:43%
100年前古代ロボットが2機同時に目覚め闘いをした、結果どちらも石化をしてしまい海に沈む
それから戦争が勃発する
それあら数百年とある少年の冒険が始まる
最終更新:2021-01-11 23:38:44
4334文字
会話率:78%
伝説の大陸アトランティス。海に沈む悲劇的運命を知らないまま、人々は荒れ狂う戦乱の中を生き抜きます。
アトランティスの東の島国ルージ国の繊細な心を持ったアトラス。彼は神に対する反逆者、虐殺者、破壊者など、ありとあらゆる罵声を浴びせられなが
らアトランティスに平穏を取り戻そうとしますが、信頼できるものの死、様々な情勢の周囲との対立など、孤独感を深めてゆきます。そんな彼をたった一人、支えたのは敵国の姫エリュティアでした。
この作品は第二部からでもお読みいただいても分かるように書いています。戦いなどに興味がある方は第二部からお読みいただくとよいかもしれません。
もし、第一部から読んでやろうという方は、次のURLからお願いします。
http://ncode.syosetu.com/n5340bs/
第二部からお読みいただく方のために、簡単に第一部のあらすじをまとめてみました。
第一部あらすじ ◆第二部からお読みいただく方のために◆
歴史書にも描かれない太古の昔、アトランティスという大陸があり、小国が興亡を繰り返しつつ、やがて9つの王国が宗教都市シリャードに集う形でまとまった。そのアトランティスは海外への進出を始めたが、国力の衰退と共に、アテナイを主力としたギリシャ諸部族の軍に敗れ、いまは宗教都市シリャードにアテナイ軍を駐留させることを条件に講和していた。
第一部は、そんな情勢の元で生まれ育った主人公のアトラスと、大陸中原に覇を誇る大国シュレーブの姫エリュティア、フローイ国の姫リーミル、希望と好奇心に満ちてアトランティスにやって来たアテナイ軍の若き武将エキュネウスが出会いと一時の別れを経験します。
第二部では、繰り返される戦の中で、彼らが再び出会いを果たします。アトラスとエリュティアどちらも未だ堅い殻に閉じこもっていた二人が、第二部では自分の本当の姿に目覚めてゆきます。
でも、それは苦難の道のりでした。相次ぐ戦場で、アトラスは自分を支えてくれた者たちを失ってゆきます。その者たちが託した平和や統一の思いをトラスは背負います。神に対する反逆児、殺人鬼、破壊者、数知れぬ憎しみや蔑みの言葉がアトラスに投げかけられる中、たった一人、敵だったエリュティアが彼を支えることになります。
そんなアトラスとエリュティアを物語の最後まで見守ってやってください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-21 20:55:10
1461746文字
会話率:42%
太古の昔、太平洋にムウと呼ばれる大陸があり、大陸を治める帝国が栄えていたという。この物語はその帝国が腐敗し、人々の心が乱れる中、一人の蛮族の少年が帝国にやってきて繰り広げる物語です。絶望的な運命を知らぬまま、人々はこの少年に希望の光を見ま
す。
【第一部あらすじ】
ムウの港町マニに姿を現したルシュウは、武術大会に参加する予定のガルムやルトと分かれて、山の民と呼ばれる今はスラム街に住む人々と知り合った。一方、ガルムとルトは、領主チムガの本心を知らぬまま、取り入る事が出来た。チムガは都からこの領地の視察に使わされる少女ウルニの暗殺を命じられており、ガルムとルトをその犯人に仕立て上げて暗殺を実行するつもりだった。
スラム街の者によって暗殺の証拠が漏れることを恐れたチムガは、スラム街を住人もろとも焼き払う。生き残ったスラムの住人バンカは、ルシュウを利用して復讐を遂げようとする。一方、チムガに付き従うガルムとルトは?
そんな中、ウルニ暗殺の日を迎えた・・・
*********
このムウ大陸を舞台にした作品は、カクヨムに掲載していたのですが、あまりのアクセスの少なさに驚いて、こちらに転載させていただくことにしました(涙・汗っ)
こちらのサイトでは、ムウ大陸と同じく海に沈んだという伝説のあるアトランティスを舞台にした「反逆児アトラス/アトランティス戦記」を連載させていただいていて、アクセス数は第一部・第二部合わせて既に20000アクセスを越えました。
海に沈むという運命に向き合いながら、その過酷な運命を切り開こうとするアトラスと、過酷な運命を呪ったりせず人として一生懸命に生き抜く自然児ルシュウ。二人の生き方を対比してご覧ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-08 13:00:09
115798文字
会話率:42%
君に恋した瞬間が忘れられない。
それはある暑い暑い夏の夕方。
夕焼けよりも目を奪われた。
君以外は見えなくなった。
波音さえも音を失った。
その瞬間に恋をした。
一目惚れであった。
海風に流れる髪。
髪を抑える手。
小さ
な横顔。
細い体躯。
白い肌。
眼鏡。
唇。
海に沈む夕陽を思い浮かべて、読んで頂けると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-20 17:00:00
1976文字
会話率:20%
途方もなく広い砂漠の真ん中に男が1人。あの日の思い出を胸に砂の海に沈む。
最終更新:2020-08-03 19:30:29
1960文字
会話率:14%
「ねえ、あたしが死ぬの見届けてくれない?」
俳優の男の子の子供を妊娠してしまった女の子と、その友達の夏のプチ逃避行。
百合要素はちょびっと。
ハッピーエンドではないです。
アルファポリスにも掲載しています。
最終更新:2020-01-14 21:35:35
4452文字
会話率:39%
太陽が海に沈むとき、きっとそこには愛があるのでしょう。
最終更新:2020-01-13 23:07:26
1685文字
会話率:45%
昨日、鯨のことを考えて、今日はその続きになった。ぼくも、海に沈むのか、空に飛んでゆくのか、この世の果てまでたどり着こうと、全ての殻を脱ぎ捨ててしまいたい。食べることも、飲むことも、眠ることも、格好も、無頓着なことに、もう変わらないだろう。ほ
ら、鯨がまた空にいた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-08 21:10:08
481文字
会話率:0%
夏休み。幼馴染三人は、海へ来ていた。
覚えている最後の記憶は、楽しそうに浮かぶイルカボートを海底から見上げていたこと。
それと幼馴染の蒼大と蒼歌が、海に沈む俺(蒼太)を必死に追いかけている姿だった。
蒼大が死ぬはずだったが、”大”と”太
”を間違え、死神さんに殺されてしまったらしい。
そして死後の入り口のとある部屋。
異端審問官オルグの息子カーズ君が、夏休みの宿題である”職場見学”と”工作”を
夏休み残り3日で、片付けようとしているカオスな状況下。
俺は、オルグから全力謝罪を受けている。
だが、なぜかテロ事件が発生し、オルグは鎮圧に駆り出されてしまう。
部屋に残されたのは、カーズ君と死神さんと俺。
悪ふざけで、父オルグを真似する苦笑いの寸劇を見守る中、
カーズ君は、押してはイケナイであろうボタンをポッちと押下する。
そして、俺は、カーズ君の夏休みの宿題を手に異世界へ旅立つのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-19 18:14:35
128502文字
会話率:15%
酒蔵の跡取り息子、氷頭 誠(ひょうどう まこと)は、大学通学途中の電車内で、外国人の親子を暴漢から助けようとする。
しかし、暴漢のナイフにあえなく血の海に沈む誠。
だが次に目覚めた瞬間、そこは山の様に巨大な竜が、自由に空を舞う異世界だっ
た。
周りの助けを借りて徐々に異世界に慣れてゆく誠は、ある日この異世界の異変に気付いてしまう。
酒が……ない。
当然酒場も……ない。
という事はそこに集まる冒険者も……いない。
大好きなファンタジー世界。
だかそこには、誠が一番望むものが欠けている世界だったのだ。
誠は決意する。
この世界に酒を!酒場を!そして冒険者ギルドを!
やがて、誠の夢は冒険者の王国へと……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-22 10:49:10
6296文字
会話率:24%
私の世界に訪れた終末の宣告。いくどか目にはしたもののまさか自分が経験するとは思ってもいない結末。
納得できず、悲しみの海に沈む心。私の水玉の行方は?
最終更新:2019-07-19 21:55:03
867文字
会話率:0%
その識は、知識であり、意識である
最終更新:2019-07-12 23:23:57
1737文字
会話率:0%
また世界の危機が訪れた。
遙か深海に沈む謎の遺跡が浮上。各地を襲う常軌を逸した超能力者たち。事件を追う魔女ミュールとその相棒スパイクは謎の影に導かれるまま別の海へ。そこで見付けたのは巨大な飛行船。その船内で二人が出会ったのは遙か太古の地球を
支配していたという”グレート・オールド・ワン”なる生命体であった。
諸事情あり現在は公開を下げている作品の関連ものです。『魔女のパパ』を読むと少しだけ登場キャラが分かるかと思いますが、基本あちらを読まなくても問題ないと思います。どうか応援よろしくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-10 13:11:33
154897文字
会話率:29%
フラウノイン王国公爵家令嬢ロゼ・ベッセンハイトは目を覚ますと、そこは岩肌に囲まれた牢屋の中だった。
一体何故と疑問に感じた時に思い出されたのは、親愛なる従者たるリタが斬り裂かれ、血の海に沈む光景。
今にも倒れてしまいそうになりながらも、同
じように捕らえられた貴族令嬢達を不安にさせないようロゼは気丈に振る舞う。
けれども、不幸は重なり、突然現れた下卑た笑みを浮かべる男に襲われそうになってしまう。
そんなロゼの窮地を救ったのは、ディア・ファーリエと名乗る少年だった。
ロゼは、彼の協力の元、捕らわれた令嬢達と共に脱出を試みるが、彼女の行く手を阻むのはかつてフラウノイン王国で最強と謡われた騎士レヴォルグ・イクザームで……。
――これは、高貴な令嬢達を最底辺の少年が守護する物語。
※この作品は「カクヨム」様にも投稿しております※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-07 09:00:00
99186文字
会話率:36%
今日は地球最後の日。世界が海に沈むのだ!
先進国の富裕層は火星への移住を済ませており、俺もそうする予定だったが、家族に資産を持ち逃げされたため取り残されることになってしまった。
まあいいや、天命に任せて死のうと思っていると、ひとりの奇妙
な人物に出会う。そして運命の歯車は狂い始めるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-21 13:23:43
6309文字
会話率:54%
特になし。。。。。。。。。
最終更新:2018-09-19 13:08:42
308文字
会話率:0%
遥か昔…この世には人ならざる力を持つものと人が共存していた。
人ならざる力を持つもの達は自分達よりもか弱く短命なその存在を慈しみ、その力を持って守っていた。また人も人ならざるもの達が持つ力によって生み出される豊かな自然の恩恵を受けていた。
互いの存在を認めあい、その存在を疎むものはいなかった。だが…とある時、人ならざるものが持つ力を奪おうとする人が出始める。人ならざるもの達はその事に驚き、深く嘆いた。その中でも特に力の強かった神はこう叫んだ。
ー我らはそなたらを慈しんだのにー
その叫びは地を切り裂き、激しく大地を揺すった。そのため、人と呼ばれる存在達は小さな陸地で暮らさざるを得なくなった。
ーそしてー
人と共存し、その命を慈しんでいた人ならざる力を持つ者達はこの世界から旅立った。一部の人はその事を深く嘆き、その血を受け継いだ人々はその存在を“神”として崇めることなる。
ーそれは誰も知らない国譲り神話ー
そして、時は国譲り神話からはや幾年…
そんな事をすっかり忘れた人々の中には神の威を忘れ、神と繋がる事の出来る場所“神域”を侵すもの達が溢れていた。その事に怒った神々は“怒り”を“自然災害”という形で人に知らしめていた。
そして……とある巫女が託宣を聞く
ー傲慢なる人の子よ我らの怒りを沈めよ、さもなくば近きうちにその地は海に沈むだろうー
それを聞いた、人ならざるものの力を現代まで繋ぐ人々はとある決断をする
これは人ならざるもの達の力を受け継いだ少年達が日夜、繰り広げる戦いの物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-27 08:33:09
10334文字
会話率:46%
フィズのガイドだにゃあ
最終更新:2017-11-26 19:45:39
1877文字
会話率:0%
想像を、空想を、世界に表現する能力は、それを使いこなす限り神にすら匹敵しうる最強の力を持つ。
苗木優伸は、引きこもりの少年だった。しかし、ある日家に表れた謎の男によって異世界に送り込まれた。
自らが憧れ、望んでやまなかった冒険に、心
躍らせ、全力で生きる優伸。だが、彼の憧憬はひどく都合のいいところにばかり向けられていた。
異世界で生きるうち、優伸は自ら目を背けてきたことに気づいていく。
戦争をしているのだ、人殺しだって当たり前だ。中世時代の文化なのだ、治安などあってないようなものである。
異世界転生、ハーレム、王女、チート主人公、奴隷、ダンジョン。その全てを使い切ってなおもリアリティを追求する、異端のファンタジー。
だからこそ、彼は苦悩の海に沈む。
本作は中世ヨーロッパ風ファンタジーであり、中世ヨーロッパの文化圏に対してかなりの時代考証を進めてきた作者の脳内中世をもとに、魔法などの要素を使いところどころ近代化させております。
この世界感を余さずお伝えするためにも、日常の描写にすら一切妥協する気はございません。
この、私の頭の中に蠢く混沌とした感情を、お楽しみいただけると幸いです。
ウケなかったので休載します。探してください、きっとほかの作品をお読みいただけます。
あ、今書いてる分は公開しますね。書き溜めが少しだけありますので。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-30 03:48:22
13292文字
会話率:34%