特にこれといって特徴の無い高校生である出流木翔英(いずるぎ しょうえい)は、学校の帰り道、空から降ってきた剣に貫かれたと思ったが、次に目を覚ました時には見覚えの無い山の中にいた。
そこで翔英を待っていたのは、召喚士の美少女魔術師。
ではなく、いかにも呪われていそうな赤い眼の付いた剣だった。
「この状況を打破するためには、俺を拾うしかないぞ」
まるでハンティング系のゲームのような異世界で、翔英は赤い眼の剣と共に生きていく事になってしまった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-20 20:00:00
118333文字
会話率:33%
大まかなあらすじ…
対立する「碧」(へき)と「暁」(あかつき)の両国。大量破壊兵器の時代は訪れないが、刀や銃器などによる紛争から内戦、戦役は果てしなく繰り広げられていた。互いの国土奪略争いによる戦争の勢いは現世に到来し、一旦は長い休
戦下の張りつめた事態に陥った。
暁の王都、蓬原(よもぎはら)では、常日頃から「蓬原治安維持署」の役人らが巡回をしている。そして碧にはない特色として蓬原だけに存在する地下の巨大都市―
「暁の心臓部」に拠点を張る守護神の異名をもつ「暁の守護者」は、休戦を境に戦地への出陣を待っていた…
戦争に対する戦人らの胸に秘めた、それぞれの思いは過去と共にどこへ向かうのか…
二つの国がやがて一つになる時代は果たしていつ訪れるのだろうか、男と男。女と女。男と女…そして、家族…
登場人物
<碧>
1、流木 天界(りゅうきてんかい)
<蓬原治安維持署>
2、奥 喪唯 (おくそうい)
4、安城 雪名 (あんじょうゆきな)
5、徳田 めぐみ
6、平杉 定家 (ひらすぎさだいえ)
<暁の守護者> 上位メンバー
(大将) 紀騎 金次郎 (きききんじろう)
(指揮隊長) 尾崎 良土 (おさきよしと)
未憐 峰魅 (みれんほうみ)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-06-19 14:34:30
6848文字
会話率:35%