唐突に異世界に放り出された炊事経験皆無の女性、米田香菜。これは、彼女が偶然出会ったローフェという名の生活能力皆無な青年と共に、時に不親切な料理本に対して怒り、時に失敗しながらもどうにかこうにか料理を作ろうと奮闘する物語である。
出来なくても
、失敗しても、不格好でも、良いじゃないか。挑戦する事は、決して格好悪い事ではないのだから。
……とか何とか格好良くあらすじを書きましたが、炊事経験もアウトドア知識も皆無の主人公がうろ覚えの知識と不親切仕様な料理本を頼りに、どうにかこうにか魚を焼くだけの話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-23 23:06:46
13966文字
会話率:57%
(今日も花田が格好良くて困る)
◇
一年前、好きな人からもらった答えは「無理」だった。
◇
高校二年生の江藤凛は、自分をこっぴどく振った相手・花田陽介と『友達』である。彼を好きな気持ちは今も変わらず、こっそり胸をときめかせる日々。だが、
もう伝える勇気はない。
くだらない話をしながら隣で過ごす時間が、ただ楽しかった。
しかしホワイトデーの朝、花田に好きな人がいることを知ってしまう。自分は彼にとって、『女の子』ではない。
二度目の失恋をした凛は、友達として彼の恋を応援しようと決意する。
放課後の教室ではじまった、花田との恋バナ。それは凛の想像とは、かけ離れたものだったーー。
(絶対に、絶対に言えないけど。――やっぱり、好きだ)
◆振った花田と振られた凛の、心を紡ぐ、お喋り恋愛。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-01 17:13:38
21480文字
会話率:53%
普通の女の子だった。なんてことない、ただ毎日を生きているだけの女の子だった。たった一つの歯車がずれて、ちょっと裏世界の存在を知ってしまっただけだった。
表の世界に生きる人々は、裏の世界の事を知らない。裏の世界に生きる人々は、表の世界の事
を嫌っている。だからそれは、きっと裏の世界を知ってしまった罰だ。
裏の世界で栄えた魔法と言う異能を体に刻み込まれ、表の世界を守る為に戦う。言葉だけを聞けば格好良く聞こえるそれは、少女を残酷な未来へと導いていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-29 17:00:00
2912文字
会話率:28%
エタンは魔術師だったが、どうしても、格好良い召喚獣を得たいと思い、召喚士になった。
周囲からは止められた。なぜなら、かれは空前絶後とも言われるほどの魔術の才能があったからだ。
魔術師の中でも一握りの者に与えられる称号「賢者」をやろう
と言われたが、断った。それをもらってしまえば、魔術関連の職務に据えられることは火を見るよりも明らかだったからだ。
「大賢者にもなれるだろうに!」
歴史上、片手で数えられるくらいしかいなかった称号だ。
その称号があれば、年に一度くらい働けば、あとは遊んで暮らせる。だから、大賢者兼召喚士になれば良いと泣いて説得された。
「召喚士兼大賢者だったら」
順番などどちらでも良い。
そして、エタンは黒い毛並み、ふたつ尾の猫種の妖獣を召喚獣にする。名前はグラン。偉大な、という意味の名前はつけたものの、もともと、そう力はない種族で、さらにはグラン自身が魔力総量が少ない。
でも、そんなことは取るに足りない。
『俺が必ず、エタンをみんながすごいって認める召喚士にしてやるからな!』
グランは格好良くて可愛いエタンの召喚獣なのだから。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-21 21:00:00
52051文字
会話率:41%
道化のススメ……みたいなものですね。
オヤジギャグが寒いのは必然です。
人は歳を重ねて、格好良さや美しさとは別次元の、社会を何となく回せる地域ネコみたいになるのです。
24時間、365日、格好良くある必要はない。
24時間、365日
、美しくある必要はない。
本気のその瞬間が、誰かにとって格好良くあれば。
美しくあれば。
明けましておめでとうございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-02 11:56:57
337文字
会話率:0%
『見栄え良く格好良く、どんな局面からでも勝利をもたらしてくれる…そんな魔術を皆が求めるだろう。だが、実際役立つのはもっと狭い範囲の…限定的で、小さな魔術だよ』
元『冒険者』。元『秘境探索者』。元『魔術学院の教員』。元『王立魔導機関研究者
』。そして、元『滅し屋』。
様々な職を転々としてきたその男、シェイプ=エイル=リルヘイム。そんな彼も、今では半隠居状態で薬師兼萬屋店主。
のんびりとした薬草類の採取作業に、時々纏めて薬品の精製。そんな繰り返しの毎日の中、過去の伝手から一つの仕事が舞い込む。
『歪曲魔道通信網(W.W.W)』…王都トドメキアの情報伝達の要に、突如散発的異常が発生した。
その調査を、指名で依頼したいという。詳しく聞くほど胡散臭いその内容に顔を顰めるも、かつての恩師の指名とあっては断れず…
これは、彼の波乱に満ちた人生の中で比較的平穏であった数年間の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-01 13:00:00
80193文字
会話率:27%
高校生になったばかりの宮下凛花は、パパが大好き。幼馴染の穂香と駿には、いるも呆れられていた。「パパより格好良い人なんていない!」これが、凛花の昔からの口癖。凛花のパパは、アイドルグループSHINEのメンバーの一人。生まれた時から、舞台の
上で輝く父親を見てきている。それに、父親は一人娘の凛花を溺愛。凛花は、パパ以上に格好良くて、素敵な人がいる訳ないと思っている。だから今まで、パパ以外の男の人に見向きもせずに生きてきた。でも高校に入学した凛花に、気になる存在が現れる。アイドルが好きだと知られると、いつも男子にからかわれてきた。「笑わないの?」と凛花が男の子に問いかける。聞かれた男の子は、人の好きな物なんて色々だろと笑いとばす。パパが大好きな少女の胸に、ほのかな恋心が芽生える。意地っ張りでなかなか認めない凛花が、これは恋なんだと自覚するまでのお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-30 10:00:00
12348文字
会話率:29%
空想の世界でも、僕は格好良くは振る舞えないみたいです。
最終更新:2021-12-06 19:31:47
581文字
会話率:0%
王子様はダンジョンにいる?
地面を貫く巨大な穴。
無限に広がる広大な迷宮。
闇に潜む凶悪なモンスター。
富と名声と出会いを求め、命知らずの冒険者達の仲間入り。己の背中に【ステイタス】を刻み、ダンジョンの入り口へいざ突入。
手に持つ剣で道を切
り開き、やがて訪れるのは素敵な王子様との運命の出会い。
洞窟に響く小さな悲鳴。迫る怪物の爪牙。間一髪で間に入る銀の一閃。倒れる怪物。
残されたのは、地面に座り込む可愛らしい男の子と剣を下ろし格好良く佇む私の姿。
少年の瞳に優しく微笑む私の顔が映る。差し出す右手。赤く染まる頰。
恋物語が始まる予感……!
もしも、助けた男の子が麗しの王子様だったら。
もしも、憧れの王子様と二人でダンジョンに潜ることになったら。
もしも、愛しの王子様に命の危機を救われたら。
もしも、仲良くなった王子様からデートに誘われたら。
もしも、もしも、もしも、もしも……。
思春期を迎え、御伽噺のお姫様に憧れる女の子が考えそうなこと。容姿端麗な美青年と仲良くなりたい。可愛らしい男の子にチヤホヤされたい。
卑猥とは言わずとも少し破廉恥な妄想をしてしまうのは若い少女の性ではないだろうか。
思い描くのは美少年と口付けを交わす私の姿。
王子様はダンジョンにいる。訂正、逆ハーレムはダンジョンにある!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-22 17:00:00
51067文字
会話率:24%
《第8回ネット小説大賞一次選考突破!!》
世界の命運を懸けた、魔王と三英雄の戦い。
それに終止符を打ったのは、『王国の英雄』。
彼女達の尽力によって、世界に再び平和が訪れた。
それから10年後、『迷宮都市・ランサリオン』に新たな冒険者が
生まれる。
その名をラディオ、夢と希望に溢れた若き青年……などでは無く。
40歳手前のおっさんだ。
Eランクの依頼を淡々とこなし、生計を立てる。
Sランクになる事も、武勲を立てる事にも興味は無い。
日々の生活を破綻なく営めれば、それで十分なのだ。
それはひとえに、何よりも愛する娘の為。
もうすぐ3歳になる、この小さな命を護る事が出来るなら……娘が笑顔であれば、それだけで。
だが、世界は知らない。
この男こそ、『王国の英雄』の育ての親にして師であり、『人族最強』の力を有している事を。
単身魔界に乗り込み、1人で『魔王』を討ち果たした事を。
そんな男の愛娘が……『魔王の証』を備えている事を。
そして、世界は知る事になる。
遥かな昔から暗躍して来た、邪悪の復活を。
娘を護る為、再び立ち上がらんとする男の存在を。
命を賭して闘う、真の英雄の姿を。
これは、『家族』に愛を捧げた1人の男の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-26 10:23:24
711723文字
会話率:32%
ロージーは年上幼なじみのアーロンが好き。しかしなかなか振り向いてもらえないので、アーロンよりも強くなって格好良くプロポーズしようと決意した!
※鳴田るな様主催の「純愛短編企画」参加作品です。
最終更新:2021-08-22 11:26:59
14780文字
会話率:43%
初恋は所謂一目惚れだった。
君は格好良く、僕は格好悪く。
流れ行く日常の中で段々と君に惹かれていく。
そんな二人の青春のお話。
最終更新:2021-08-01 18:00:00
2795文字
会話率:41%
格好良くて人として少し欠けてる彼氏と、世話焼きでやかましい幼馴染をもつ一つ星の話。
最終更新:2021-07-09 13:27:52
5442文字
会話率:70%
俺の幼馴染み――東城美月《とうじょうみつき》は、今や日本を代表する国民的アイドルだ。
美月が忙しくなるにつれ次第に俺たちは疎遠になっていった。
いつも凜々しく格好良くて、他を寄せ付けない圧倒的なカリスマ性を放ち続ける幼馴染みをテレビ越しに応
援する生活が続いていた、そんなときだった。
「和くんだぁ! 昔みたいにお隣さんだねぇ。よろしく~」
テレビの向こうの格好良いトップアイドルが、いきなり俺の住むボロいアパートの隣に引っ越してきたのだ。
しかも、お隣さん挨拶では全力で緩い表情と寝間着姿でお出迎えだ!
遠い存在となっていたはずの幼馴染みが全力で甘えてくるのは、アイドル稼業の忙しさの反動なのだろうか……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-08 21:55:32
140607文字
会話率:34%
僕には大好きな親友がいる。頭が良くて格好良くてスタイルが良くて剣の達人で家柄が良い!無敵の完璧人間(パーフェクト・ヒューマン)だ。ああ、僕の素晴らしい親友に幸せを!
※BLではありません。愛があふれていてもBLではないのです。めめこじ的な愛
。
※徹頭徹尾コメディです。
※男の子視点です。ヒロイン視点はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-10 18:00:00
26865文字
会話率:51%
戦国時代を舞台とする作品での、戦の描写は格好良く見える。しかし、実際の戦はあんなに華々しくはない。
戦での戦い方などを真っ向から否定するエッセイ。
※内容がかなり薄いです。
本作品の姉妹編『戦国時代を舞台とする作品の創作に必ず役立
つ!【戦国時代には違う呼び方だった用語集】』もあります。現在の言葉と意味や呼び方が異なる戦国時代の言葉を300語~400語くらい網羅してます。上の方のシリーズリンクからどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-28 17:23:44
2429文字
会話率:4%
星から墜ちてきたとも語られる、異質な生き物『妖獣』。
それらを相手に民を、土地を守るため剣をとる騎士達がいた。
セイヴァン王家より銀の細剣と破邪の能力を下賜された彼らは、閉ざされた楽園たるかの国の、まさに守護者と呼ばれるべき存在であった..
.
特殊能力と銀の細剣を武器に化け物退治する王道異世界ファンタジー……のはずが、あまり特殊能力活用されてません。力業率がけっこう高いかもです。
メインはそれぞれのキャラクターの交流と生き様。第一部ではほとんど男性ばかりですが、第二部からは女性キャラも登場します。
救いのない話はありません。ご都合主義でもなんでも、最後は(少なくとも主役達だけは)格好良く幸せにをモットーとしています。
自サイト「私立杜守図書館」で掲載しているものの転載です。
完結しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-24 05:00:00
659659文字
会話率:28%
異世界から世界を乗っ取ろうと侵略してきた悪の組織『派邪』。
奴らに立ち向かうスーパーヒーロー達には、誰にも打ち明けられない秘密があった。
何故ヒーロー達は、いつでも強く正しく格好良くいられるのか?
その謎は、本人達ですら気がつけない
ように、世界が仕組んだシステムだった。
世界を守るのは世界であり、人間達では無かった。人間達は世界の一部として動かされているだけ……。
ヒーロー物を怪人視点で綴る一風変わった物語です。
自サイト『千才の迷い森Blog』、小説投稿サイト『エブリスタ』にも載せています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-31 13:56:31
30009文字
会話率:35%
「今日のパーティー、遅れるから、君、先に行ってて」
私の婚約者は気まぐれで、自由だ。パーティーはいつも遅刻してきて、始めからエスコートされたことなんて数えるほどしかない。彼が贈ってくれた品を身につけて見せると「思ったより似合わない」と機
嫌が悪くなり、帰ってしまう。わたしが贈ったハンカチを使っているところは見たこともない。
そんな婚約者が今夜、見知らない少女をエスコートして来た。
婚約して早八年。これ以上は、もう――。
*ヒーローを格好良く書こうとしてません。割と身勝手自己完結な人なので、苦手な人は注意です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-30 19:15:11
14014文字
会話率:52%
どうしようもない公爵令嬢だったレティシア・アルバイン。
ウィスタリア帝国の皇太子、レオナルド・ウィスタリアの肖像画を見た瞬間、自分の前世が頭の中で蘇り、ここが前世でやり込んだ乙女ゲームの世界で、自分がそのゲームの「悪役令嬢」だということを思
い出した!
正直、私は犯罪者になりたくなーい!なってたまるか!私は平和主義者なんだ!!
前世を思い出したからには、ゲーム内のレティシアの様な人生だけは送りたくない。
人生、丸く納めたもん勝ち!!
前世で伊達に30年も生きておりません!
外見は美少女、中身はそこそこオバチャンな悪役令嬢奮闘記ここに開幕!!
格好良く決めたくても発想はオバチャンなのよね~(笑)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-13 14:18:47
38776文字
会話率:22%