「おめでとうございます! ルビア・マリー・ロシュフォール侯爵令嬢っ! 貴女は『星と運命の導き』によって、この『星詠みの国ヴェンタール』の『悪役令嬢』となりましたっ! 貴女が断罪されることで、我が国は栄えます!」
『十歳の儀式』での占いによ
って、ルビア・マリーは「悪役令嬢」の役割を授かった。不遇の時を経て、後に彼女は、竜人族の青竜と出会い、占いに支配された『星詠みの国ヴェンタール』を亡ぼすことを決める。
*悪役令嬢・婚約破棄という内容のため恋愛ジャンルに入れております。主人公の恋愛に関しては、後半からとなります。ご了承ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-09 14:14:50
85029文字
会話率:34%
聞こえてくるのは、星詠みたちの間に伝わる、長い長い口承歌。少し掠(かす)れたその声の持ち主は、テントの幕布に寝そべるようにして暗い星空を見上げている。大きめの服をまとった小柄な少年。頭に巻いた重そうなターバンの先端、特徴的な紋様の描かれた布
が夜風になびく。
***
傭兵のお姉さんが星詠みの少年に頼み事をする話。
前後編の全2話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-11 10:00:00
5085文字
会話率:43%
「君が何処にいようと私が何処にいようと私が君を私が導いてあげる。──だって私は星詠みだから」
『星詠み』として地球を救うため、地に降り立った彼女──如月霧花は、隕石の降る夜、その言葉を最後にこの世から姿を消した。
季節外れの金木犀の香り
、夜空を彩る星々の輝き、そして彼女の満天の笑顔。それらと共に刻まれる数々の記憶は全てが輝いていた。
──それから月日が経ち、彼女という星を失った僕──土田陽太は色褪せた生活を送っていた。
思い出される彼女との記憶。しかし、どれだけ手を伸ばしても彼女はもうここにはいない。そんな後悔と共に過ぎる時間を僕は過ごす。
──しかし、彼女が消えてから丁度一年、運命の歯車は動き出す。その夜、夜空にはあの日と同じ隕石が──
彼女との記憶に隠された本当の意味と様々な伏線。これは星で結ばれた二人の男女が作り出す美しき物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-05 20:09:57
11076文字
会話率:49%
アデュエの巫女には代々継承される物がある。それは高性能な星座表で――。
最終更新:2022-12-30 06:00:00
1000文字
会話率:18%
星教会は世界に多大なる影響力を持っている。
星詠みの巫女と七人の騎士を擁し、その戦力は冒険者ギルドに比肩するほど。
そんな七人の騎士の中でも最高位に位置する星騎士にライトは若干二十一歳という若さで就任し、周囲の期待を一身に背負った若者だった
が、しかしライトが持つ星魔法がみずがめ座、うお座、おひつじ座、おうし座、などなど、この世界に存在しない星座を扱うという許されざる性質を有していると判明する。
星教会の教義に反したライトは星騎士の立場から一転、異端者として追放されてしまう。
あまりにも理不尽な仕打ちにライトは細やかな復讐を行うことにした。
星魔法が星教会にとって都合の悪いものなら、それを全世界に周知させようと。
冒険者として英雄となり歴史に名を刻み、不都合な事実を未来永劫語り継がせよう。
こうして星騎士は冒険者へと転職し、ダンジョンの最下層を目指すことに。
それが後に星教会の現体制を崩壊させることになるとも知らず。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-07 18:11:59
11262文字
会話率:45%
リアナーレ=アストレイは、シャレイアン王国の戦女神と呼ばれる女軍人。戦場で華々しく散ったと思いきや、同時期に亡くなった星詠みの聖女の体で目を覚ます。
冷酷王子と呼ばれるシャレイアン王国の第二王子、セヴィリオ=シャレイアンとは仲違いをしてい
たが、彼は入れ替わりに気づかぬ様子で聖女を溺愛するのだった。
密かに思い続けていた男に聖女として愛され、複雑な心境のリアナーレ。正体がバレぬよう、聖女のふりをして生活を始めるが、お淑やかでいられるはずもなく、国を揺るがす陰謀に巻き込まれていく。
冷酷王子に入れ替わりのことを明かせずにいるアナーレだが、実は彼にも裏事情があるようで――
*+☆+*☆+*☆+*☆+*
※レイティング(R15)に該当しそうな話に✳︎をつけるようにします。
※多少改稿しておりますが、基本的にはカクヨム様、アルファポリス様からの転載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-06 12:08:12
126752文字
会話率:52%
『聖女レイナ。君との婚約はここで破棄させてもらう!』
【星見の聖女】として与えられた一月に一度の『星詠み』で聖女レイナが見たのは自らが第4王子のエリアルに婚約破棄され、惨たらしく死んでいく未来だった。『星読み』で見る未来は変えようのない未来
。そんな死に方をするなら、いっそのこと自ら死のうと決意したレイナだったが、彼女の婚姻相手は第4王子ではなく、第2王子のシルヴァだという。変わるはずのない未来が変わっていることに不思議と思いながら彼女は冷酷と噂されるシルヴァと出会うことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-25 18:20:13
7189文字
会話率:44%
星詠みは命を削って星を詠む。
皇帝の権力の下保護された地シューレで暮らす星詠みの少女セラは、皇帝の命に従い命を削る日々に疑問を覚えながら暮らしていた。そんなある日、セラの兄にも命が下る。兄を失いたくない一心で星に願った彼女の前に現れたのは、
流星(メテオ)の少年だった。
流星はセラに微笑み、言った。「では兄に代わり君が村長にこう伝えるんだ――かの星は天の頂に座さず、地に落ちた」と。
その言葉がセラの生活を一変させる。自由のために故郷を捨てたセラは、やがて帝国の中枢にまつわる謀(はかりごと)に巻き込まれていって。
※三章【12】に動物を傷つける描写が含まれます。それに伴い念のため、R15設定をさせていただきました。ご理解の程よろしくお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-07 20:04:24
45330文字
会話率:42%
星詠みの加護に恵まれたハルヤは未来を予知することができた。しかしながら、ハルヤは記憶喪失者だった。なぜなら、星詠みの加護を受けしものは未来を視るたびに過去の記憶を失わなければならないから。
そんな記憶喪失者を拾ってくれたお嬢様がい
た。めでたく記憶喪失のホームレスから居候へとジョブチェンジしたハルヤはご主人様としてお嬢様を慕っていたが、実はこのお嬢様は絶賛登校拒否状態の高校生だった。そこでハルヤに課された最初の命令は「お嬢様の登校への同行」というものだった。
結局色々と言いくるめられ高校への同行のみならず、高校の授業にまで巻き込まれていき、二学期初日に開催された仮想空間での能力あり兵器ありのなんでもありバトルロワイヤル・カプリコンに参加することとなってしまう。
とここで、さらに問題が……
『なお、チームメンバーは4人になりまーす』
とのこと、
高校が始まって以来不登校気味だったお嬢様には当然知り合い、ましてや友達などいない。初手のメンバー集めからかなりの無理難題を突きつけられた2人。そして生存率を大きく左右するアイテムガチャ、12時間毎に課される服従ミッション。カプリコンのやりくりに苦労している中、悲劇が起きる。
新学期開始早々、クラスメイトとの命をかけた殺し合いが幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-20 18:00:00
32553文字
会話率:56%
更紗は、王宮付き星詠み師である紅家の末娘。
幼い頃に星詠みの資質がないと宣告され、更紗は星詠みとは無縁の日々を送っていた。
一方双子の姉、絹蘭は才能を見出され、幼い頃から次代の星詠み姫候補として教育を受けていた。
二人が生を受けて十六年後、
現星詠み姫が天寿を全うした。次代の星詠み姫が選定されることとなったが、絹蘭の妊娠が発覚。
更紗は姉の替え玉として、王宮へ上がることになってしまう。
同じく星詠み姫候補である璃家の慶花と出会う。
一見非の打ちどころのない美しい少女の慶花。しかし、彼女も大きな秘密を抱えていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-17 14:29:12
39228文字
会話率:38%
初恋は叶いそうだった。でも叶わなかった。そのはずだったのに。
――この世界の果て、アステール島。唯一どこの国にも属しないこの島には魔女が一人だけ住んでいる。この世界で一番高い塔。そこが彼女たちの住まい。ただひたすらに星を読み、いつか来たる
神の言葉を伝えるために存在する。彼女たちこそが「星詠みの魔女」と呼ばれる女たちだった。――
皇子の婚約者でありながら、次代の星詠みの魔女に選ばれてしまった侯爵令嬢のミモザ。当然その婚約は解消され、一人塔で暮らし始める。元々皇子は男爵令嬢に惚れているようだし破棄されるのも時間の問題だったわ。そう割り切りたいがどうしても初恋の皇子が忘れられない。塔での生活にも慣れた頃、島に来るはずのない訪問者がー?
カクヨムにも投稿済みです。完結まで毎日投稿します。魔女要素少し薄いかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-12 08:36:53
41707文字
会話率:59%
母親殺しの噂が流れ、孤立している気の強い少女、華倉鏡香。
ひょんなことから彼女は、怪しげな天文学教師、月影八雲の[星詠み]なるものの手伝いをすることになる。
星座達の背負う思いを紐解きながら、鏡香は自分の秘密にたどり着く。
ツンギ
レJKと天文学教師の星座譚、ここに開幕
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-04 20:21:08
3098文字
会話率:25%
帝国の星詠みが交代することになり、集められた候補者たちの世話係に任命されたのは帝国の皇子たち。
候補者の相手をすることに気が進まない第四皇子アレクサンドルに、候補者の姉であるラグランジュ王妹殿下は告げる。「妹は七つのころから姿が変わっていな
い」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-19 10:00:00
12337文字
会話率:40%
機械と情報によって構成された現代社会。オカルティズムは今や遠い過去と人々が思っているその裏で、今も魔術は息づき、その根を深く深く伸ばしていた。
魔術師は神秘に見え、錬金術は秘薬を生み出し、星詠みは未来の機微に憂慮する。
そしてその世界では呪
いを払うという仕事もまた、絶対数は少ないものの、ごくごく当たり前のように存在するのだった。
これは一人の呪い払いが、行く道程の、ほんの一端の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-23 23:00:00
32649文字
会話率:44%
「かの国には、異能の予言者がいる」
国の趨勢を予言する星詠みとなった娘の絶望と希望。
彼女に恋する騎士。
彼らを取り巻く人々。
巫女を渇望する男。
彼女と彼らの、これまでと、それから。
最終更新:2019-07-07 22:00:00
138697文字
会話率:33%
記憶を失った少年タクミ。星々が満ちる世界で彼が出会ったのは師匠の娘であるマーリンだった。
世界が危機に瀕しているなか、タクミは記憶を取り戻して自分が何者なのか、そして何をすべきか。マーリンとともに見つけるために彼は『星詠み』の力で何を得るの
だろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-28 18:00:00
35488文字
会話率:58%
星降る国リヴェール。その国で星を詠み、予言する巫女である『星詠みの乙女』ミラ侯爵令嬢。
小さいころから修行しすぎてレディとしての教育が足りてない!?そのままじゃ嫁に行けないと、ノイモント学院に入学することになった。だけどこの学院、普通の学
院にはないとある制度があって……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-08 10:18:13
4926文字
会話率:31%
ある時を境に、理は捻じ曲げられる。
そして、2つの不老不死の魂が、星詠みの巫女を器として宿る。
悪魔契約者・リーヴィリヒアインツネバー姉妹の過去と今、そして未来を。
ここに書こう。
最終更新:2018-01-23 23:58:31
222文字
会話率:23%
ヤンデレ系ヘタレ吸血鬼と苦労系ズボラ被害者シスターと愉快な仲間達の織りなす短編小説。
最終更新:2017-12-26 01:52:38
3941文字
会話率:74%
今日も惑星に沢山の星々が降ってくる。それを観測していた人物が一人
最終更新:2017-11-04 04:16:26
598文字
会話率:0%