交通事故だと思ったら、なんと異世界トリップでした。
幼なじみが大好きな深月(16)は、彼のお姫様になる為日々奮闘中。参謀の協力のもとやっと努力が実り始めた彼女に、しかし神様は優しくなかった。
「ここはどこなの……」
目覚めたのは知らな
い場所、闇に怯える光の世界――――ルーウィン。
落とし物の如く引き渡された王宮で、深月はこの世界における自分の価値を知る。
王女と同じ顔、同等の神力を持つと告げられた深月が取った行動は、武器を手にすることだった。
色違いの巫女姫、美貌の神官、冷酷な皇太子にあどけない少年騎士。
最愛の幼なじみをも巻き込んで、世界は目まぐるしく色付き出す。
「意外と頭は悪くない」
「ちょっとなぐってもいいですか?」
序盤はコメディ色濃い目、中盤からは戦闘・方術ありの終盤シリアスでお届け致します(OvO)/
別連載のおまけ編も、合わせてお楽しみください☆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-24 17:46:17
219927文字
会話率:39%
賀茂光栄は当代随一の陰陽師賀茂保憲の嫡男として生まれた。
長月のある夜、父保憲に伴われて貴族の館で方違えや物忌みの儀式とその手ほどきを行って帰る時、神泉苑のそばで月明かりの中、牛車の中に美しい姫の姿を垣間見て心をときめかした。
一、二か
月後の神無月、十六夜の月の美しい夜、下人、蜘蛛丸を伴って京の都をそぞろ歩いていた光栄は、生温かい風に惹かれるように神泉苑までやって来た時、物々しいいでたちの武士の一団、検非違使庁の役人に囲まれた。
その一団の長である源満仲によると、彼らは間もなくそこにやって来る物の怪を退治するためにその場にいるとのことであった。
しかし、そこにやって来たのはあの長月の夜出会った美しい姫の乗った牛車であった。
武士達はその場を通り過ぎようとする牛車に対して戦いを挑むが、ことごとく跳ね飛ばされる。武士団の長、源満仲も通り過ぎる牛車を討とうとして倒れた。
光栄は、源満仲の命を陰陽道の術で蘇生させたが、満仲は、近くの屋敷の生け垣の後ろに隠れ、姿を見せない中将様と呼ばれる「雇い主」らしき者から事態の首尾を激しく叱責される。
光栄は、源満仲とその兵士、得体のしれない「中将」と呼ばれる者たちを後に残し、牛車の跡を追ってその場を離れた。
牛車の残像とその轍の跡から、牛車が鴨川の流れのほうへ降りて行ったことを確信した光栄は、荒涼とした薄の穂の茂る四条河原に分け入って行き、そこで、鬼の姿をした妖怪と出会うのである。
かくして、賀茂光栄は陰陽の術の持てる全てを駆使しながら事態を打開し姫を助けるための戦いを繰り広げるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-27 13:34:56
121919文字
会話率:31%
日本のサムライが、異国の地で国と誇りをかけて行う戦争ノベル
剣術、方術(魔法)を極めたサムライ、小野 鋼兵(オノ コウヘイ)は異国の地で国家の争いに巻き込まれてしまう。
そんな鋼兵を要するプルーヴォ王国、それらを取り巻く環境で鋼兵は自身が
世界に呼ばれた意味を理解していく...
というような内容です。
なお、登場する人物、場所、物、事件などはすべてフィクションですので注意願います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-24 22:47:10
125583文字
会話率:34%
白髪紅眼の白兎獣人(美少女)に生まれ変わった人間の、題名通りのとある一幕。
前後編。おまけもあるかも。
最終更新:2015-01-18 19:00:00
20046文字
会話率:20%
日本の高校生シズマは、気がつくと檻の中に横たわっていた。訳が解らず混乱する彼の前に現れた老女は、戦により滅びの危機にある「シュメイ」という国を救うために、彼を異世界から呼び出したのだと言った。「ジンキ」と呼ばれる人外の化け物にされたシズマは
、異世界の中で一人苦しみ続ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-17 19:20:30
35581文字
会話率:15%
ある日宮部は、クラスメートの水神を痴漢から助けようとするが痴漢はなんと地術師と、方術師だった。絶体絶命のピンチのとき二人の前に一人の男が・・・
最終更新:2007-07-01 13:00:18
1273文字
会話率:54%