僕と会社の先輩八尾さんは、蝉時雨に降られ、浮かされた。
短くない時間を過ごしながら、しかし予定通り別れはやってくる。
だけれど、夏は、永遠に巡る。彼女が仕組んだ通りに――
最終更新:2017-08-31 20:51:11
6695文字
会話率:0%
注意:今作は『誰が為の花』の続編です。
大学二年生になった愛美(まなみ)と麗(れい)は夏のお盆を迎えていた。付き合い始め、どんどん打ち解けあうようになった二人。そんな二人はある日、再び転機を迎える。
最終更新:2017-08-28 19:00:00
7652文字
会話率:52%
愛や恋に形はない。ルールだってない。
外では蝉が競うようにして鳴きあっている。
大人の期限が圧倒的に短い、蝉たちは一体どんな恋愛をするのだろうか。
花火ような刹那的な熱い恋、なかなか沈まない夏至の太陽みたいな、ゆっくりと時が流れている成
熟された恋。
私には2人の男がいる。
どちらを選ぶのが正解なのかは分からない。
正解なんて存在しないのは分かっている。
それでも私は正解を求めて彷徨ってしまうのだった。
夏が終る頃の私はどこでどうしているのだろう。
梅雨明け宣言もされていない、7月のあたま。
夏の終りなんて、ベッドの上でただスマートフォンをいじる私には想像することも出来なかった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-16 20:40:05
12112文字
会話率:17%
親を亡くした草野剛は、自分を責め続けていた。そんな彼の人生に光が射したのは高校二年の夏休みのこと。
これは、一匹の蝉とそれを見つけた家族をめぐる不思議な夏の物語。
最終更新:2017-07-14 22:12:32
17025文字
会話率:48%
地元の田舎に帰った久美、
そこで再開した友達
悲しい恋愛物語
最終更新:2016-10-14 21:22:33
1971文字
会話率:49%
就活に悩む青年、立花 景は夏の公園のベンチで謎の小学生、如月 渚に出会う。
女子小学生と男子高校生の禁断の恋愛ストーリー。
最終更新:2016-09-28 23:20:41
15782文字
会話率:66%
夏の日のどこかの恋人さん達
最終更新:2016-08-30 23:58:34
1488文字
会話率:22%
蝉の鳴き声が山に響く夏の日、とある極東の国の山奥で少女は彼に出会った。
その者は極東には存在しない綺麗な青い瞳を持ち、髪は黒いが髷を結ってはいなかった。
普段から不思議な言動をするその者に助けられた1人の少女は、淡い恋を抱くのだった。
これ
は決して叶わぬ夏の恋物語…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-01 04:00:00
16342文字
会話率:23%
「春夏秋冬」×幼馴染シリーズ第二弾。夏のお話。
女優になった幼馴染、涼夏と再会した樹。そんな彼女と距離を測りながらも樹は次第に涼夏に惹かれていく。
※未成年の喫煙シーンが含まれます。ご容赦ください。
最終更新:2016-06-24 21:58:07
15705文字
会話率:51%
蝉がいなくなった、閑散とした夏。唐突に行われる知能テストに、親友の告白。はたと気がつけば、もうその夏は平凡なものでなくなっていた。
長編SF小説。
*pixivでも同じ題名で全く同じものを公開しています。pixivの方ではその他短編も公開
中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-21 23:30:20
8002文字
会話率:47%
僕は小学校の時から千佳に恋をしている。
子供の時から千佳、翔太、優と遊んでいた僕はこの関係性を壊したくなくて好きである事をずっと隠して生きてきた。それは、翔太も優も同じだったらしい。
そして夏休みの蝉が五月蝿い日。
僕の運命を変え
る、夏のお尋ね者が僕らの町にやってきた。
----------------------登場人物紹介--------------------
僕・本城拓海(ほんじょう たくみ)主人公
中学二年生
顔立ちは少しシュッとして整っている。少し内気な性格だが、みんなに信頼されている。
小学校から千佳に想いを寄せているが‥?
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斎藤翔太(さいとう しょうた)中学二年生
僕達のリーダー格で頼れる男。イケメンで運動神経も抜群、女子にモテている。千佳に小学校から想いを寄せている。
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加藤優(かとう ゆう)中学二年生
少しお調子者のムードメーカー。眼鏡を掛けているせいか目立たないが、眼鏡を外すとイケメン。千佳に小学校から想いを寄せている
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西川千佳(にしかわ ちか)中学二年生
色白で可愛らしい顔をしている。非常に謙虚で笑顔も素敵な彼女は中学校ではマドンナ的存在。
少し鈍感で周りの気持ちには気づいていない。
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藤堂梨花(とうどう りか)?????
色白で顔立ちが綺麗でモデルみたいな風貌。
笑顔が魅力的で性格も穏やかで明るい。都会から夏休みの間だけ拓海の隣の家に泊まりに来ている。
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アルファポリスにて連載中の小説です。
少しでも多くの人に見て貰いたい思いで、転載しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-17 01:30:04
2913文字
会話率:16%
ある夏のことだった。「なあ、幸せだったか」年老いた安岡康作は妻の遺影に対して問いかけをする。死人に答えはない。ふと気がつくと康作の目に見える景色は一変していた。掌には長年付き合ってきた皺の姿は見えず、隣には若き妻の姿がある。そこは、まさしく
過去――それも、康作が義両親から妻を貰い受ける日だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-02 01:53:32
9243文字
会話率:40%
なりやまない蝉時雨と、目が痛くなるような青い空。
突如降り始める通り雨や、下校時の友人との何気ない会話。
あの日言えなかった言葉や、淡い恋の思い出。
夢を探すことを諦め、唾棄するように日々を重ね続ける少年【優】と、夢を探し続け、明るく振舞
う少女【千花】。
これはそんな対照的な二人の幼馴染が織り成す、夏の日の物語である。
2015/11/23 連載開始折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-23 22:59:52
1419文字
会話率:38%
地球が私を殺そうとしているとしか思えないほど暑く、蝉もミンミンと煩い夏の日に彼は突然現れた。小説家である私のファンらしいのだが、本当にそうなのだろか?
※他サイトにプロローグのみ掲載しています
最終更新:2015-11-19 02:00:00
28991文字
会話率:20%
何気ない高校最後の夏、騒々しい蝉の音と共に
悲しいほどに大切なものを失う、そして少年達は力を求める
最終更新:2015-10-12 16:28:21
1166文字
会話率:56%
幼馴染みの少年少女、響と鮎里。
二人が住むのは、山あいの長閑な片田舎の町。
そんな何気ない日常に起きた、真夏の御伽噺です。
小さなちいさな夢の物語を、お楽しみください。
TINAMI(http://www.tinami.com/)にて、2
015/9/1より掲載中。
(http://www.tinami.com/view/799706)
個人HPサイト「かれいどすこーぷ」(http://www.h6.dion.ne.jp/~asami.m/)に今後掲載予定。
■以下、ネタバレあり!:
入院中の鮎里を連れ出して、丘向こうの展望台へと自転車を漕ぐ響。
道中、路上で彷徨う蝉の幼虫を助け、展望台へと辿りつく。
二人は束の間の夏を堪能するが、やがて再び病院への帰路へ。
その日、響は鮎里の抱えた「夢」の存在を知るのだった。
響自身の秘めた思いと、鮎里の思いと病状に、不安と苛立ちが募っていく。
翌朝、目を覚ました響の許に、菜乃香と名乗る和装美人が現れる。
当人曰く、蝉の化身で、夕刻まで響の許にいるという。
二人は町を散策するが、鮎里以外の女性との距離感に、響は戸惑う。
そして別れの時間が迫る頃、菜乃香は鮎里の見舞いを申し出る。
訪れた病室で、あっという間に打ち解けた鮎里と菜乃香。
響の知らない二人だけの密談の後、菜乃香は消えていった。
時は流れて、夏祭りの日、祭りの賑わいに、響と鮎里と姿もあった。
果たして、鮎里の夢は成就したのだろうか…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-08 09:00:00
19575文字
会話率:35%
蝉が鳴いていた、雲が流れていた、僕は動けなかった。
夏休みに入ってから何回目か分からないほど夢に見るあの日の情景。たぶん僕の時間はここで歩みを止めて動けないでいる。
そして、いつだってこの夢は彼女の哀しげな笑顔で終わる。
だけれど世
界は、僕の時間が止まろうとそんなに変わらない。
この時期の水道水の出始めはぬるいし、蝉はうるさいし、ご飯はおいしいし、夏は暑い。
そう、僕のとなりに彼女がいないだけ。
日常は平穏だ。
でも、僕を置いていった世界は、そんなのは嫌だと前に進もうとしたら背中を押してくれた。
キィーーッ ドンッ
訂正、背中をぶっとばしてくれた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-06 21:46:58
14248文字
会話率:53%
ずっと前から好きでした。
その言葉を飲み込んだまま、変わる思い人との関係。
うるさくなった蝉の声の中で、私がだす答えは。
最終更新:2015-06-21 15:23:08
786文字
会話率:9%
小・中学時代(水岡名義を使う前)に書いた詩、短歌、俳句などなどを載せていく詩集となります。 タイトルの由来は、中学の夏服がセーラーだったのですが、登校途中によく肩に蝉の脱け殻など虫がくっついてたことだったりします。
最終更新:2015-01-22 18:18:22
2306文字
会話率:2%
時として蝉の様に一目もはばからず鳴けたら楽になれると思います。
※キャスフィとの重複投稿になります
最終更新:2014-10-12 18:36:50
1915文字
会話率:24%