侯爵家令嬢ヨランダ・ハウバウルは視察先の街ツリンカにて、一つの賭けをしている。それは彼女にタイムリミットが来るまでの間、人形師の変わり者の青年ファウストとの間柄を変えること。しかし思いも何も伝えていない彼女はただお菓子を食べて話して帰る日々
を送っている。
ヨランダは掛けに勝つのか、負けるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-31 09:35:46
12512文字
会話率:38%
葉子の夫は、7年前、葉子と幼い娘を置いて失踪した。以来、夫の実家の頼みで、娘にも周囲にも夫の失踪を隠して暮らしてきたが、その夫が帰って来たという噂を聞く。動揺する葉子。
最終更新:2017-07-01 18:37:27
10095文字
会話率:26%
ー桜舞い 心が揺らぐ 春風にー
-春-
それは出会いの季節、今まで特に意識しなかった、
出逢いとか彼女とかそういう存在を
妹の友達と知り合い、一緒にいる時間が出来た
俺にとっては、ただの友達でいる予定だった
春の風は何かを感じさせ、桜の花び
らは色を付ける
ー夏暑し 火照りだす君 恋願うー
-夏-
それは変化の季節、新たに動き出す夏
赤く染まる君の頬、2人で過ごす時間が増えた
この環境の変化が何をもたらすのか
困ったり、気まずくなった時に助けてくれる友人が隣にいない
いつも隣で明るい空気を作ってくれる妹もいない
そんな2人だけ、逃げ場などない、彼女の思いを受け止めた時
僕の気持ちは・・・
ー秋暮れて 空を見る時 キミと見てー
-秋-
それは動き出す季節
一緒に帰る日々もあれば、遊ぶ日もある
君が家を訪れた時は驚いた、デートに誘われた時は、素直に嬉しいと感じた
君と食べたアイス、見上げた星空は綺麗だった
俺の中で何かが動き出す
ー寒き日に 光照らすか 舞い散るかー
-冬-
それは雪が降る季節
いつもとは違う、会いたくても会えない日々だってある
雪の白さには寂しく別れを連想させることもある
でも色づけばとてもロマンティックになる
毎年雪が降るように、繰り返し、混ざり合う
俺は君に何というのだろうか
かけがえのない想いをこの胸に
何を伝えるのだろうか・・・
※この小説は智也視点、雪菜視点の2つで進んでいきます
智也の場合は特に記述はなく、雪菜の場合のみ”ver雪菜”と小タイトルに記載してあります
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-30 12:11:12
100874文字
会話率:40%
「栗田病」の蔓延により、人類は滅亡しかけた。
人類は宇宙コロニーへの移住を果たし、いつか地球に帰る日々を夢見ながら栗田病の研究を進めていた。そんな待避所であるはずのコロニー内でも栗田病の猛威は止まず、人類はその数を着々と減らしつつあった。
宇宙コロニー群の一角、ジャパンコロニーで生まれた主人公のユウヤは、いつか自分の足で地球の大地を踏むことを夢見る大学生である。両親の研究を手伝いながら、忙しくも楽しい大学生活を送るユウヤ。
そんな彼の前に、ある日突然姿を現したのは、栗田病で死んだ筈の幼なじみだった。
さらさらと風に揺れる髪、鼻をくすぐる甘い香り、柔らかな肌の感触、儚げな笑顔のぬくもり。
もう一度全てを手に入れた瞬間から、止まっていた彼と彼女の時間が再び動き出す。
もう一度、君に恋をする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-27 23:00:00
18849文字
会話率:39%
例えば、世界に外側があるとしたら。
十六歳の男子高校生・吏生(リショウ)は、平穏に暮らしていたある日の下校中、唐突に不思議な森へと迷い込む。
そこは世界が群生する『世界樹の森』。
吏生は元の世界へ戻れるまでの間、森を管理しているという組織
『次元管理委員会』に『迷子』として保護されることに。
そして元の世界へ帰る日、森で事故に巻き込まれた吏生は、フェンリルと名乗る一匹の狼と出会う。
その出会いをきっかけに、吏生は両親の過去を知ることになる。
「あいつもきっと、ある意味では『迷子』なんだ」
世界の外側で、自分の居場所を探す『迷子』たちの物語。
『世界樹の森』シリーズ第一作。
※本作は『カクヨム』にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-14 10:59:00
137389文字
会話率:54%
幸運をもたらすテラリウム。精霊の住まう奇跡の箱庭。その作り手として名を残すことになるミリアンネは、侯爵家の次女として生まれながら、日々記憶にある景色を再現しようと屋敷に籠もりきりだ。うまくいかない創作と姉に比べて至らない自分に、苛立ちを募ら
せている。温かくも強かな大人たちと、箱庭との関わりによって、少女が成長していく物語。各章単独で読めるようになっているので、完結設定にしていますが、今後も追加予定です。
【迷子の欠片】両親の自慢の姉が、婚約破棄を突きつけられて王宮を宿下がりしてきた。ミリアンネは姉に振り回されて王宮へ同行するがーー。(婚約破棄もの、ざまあではありません)
【故郷の空】ミリアンネのもとに、友人の夫婦仲を相談しに、社交界でも注目を集める若き辺境伯がやってきた。けれど、なぜか強引に誘い出されて、数日をともに過ごす。もしかしてこれはお付き合い? けれど彼が辺境へ帰る日が来てーー。(第10話「精霊の箱庭師」は、#場所アンソロ 参加作品 テーマ「terrarium」 web企画サイトでも掲載中)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-13 16:06:23
54193文字
会話率:35%
29歳、独身、一人暮らしの有紗。ある日突然、目を開けたら知らない草原にて一人ポツン。なんで!?言葉が通じて日本かと思いきや異世界!?ナイスミドルに拾われて、衣食住さらには仕事も与えられたはいいけど…ヘタレ王も毒舌宰相も女装家にも興味は無い!
私は地球に帰りたいんだ!だがしかし居心地良くなってきたぞ…これ以上誰かに優しくされたら困る。いつか帰る日を夢見ながら、日々過ごしていくが…どうやらまわりは放っておいてはくれないようで……(本編完結済み、12/27番外編を投稿しました!)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-27 09:40:00
277009文字
会話率:42%
妹に夜空を見せたかった兄と、薄汚れたウサギの話。掌編。
最終更新:2015-04-03 18:20:03
2044文字
会話率:27%
救国の聖女が元居た異世界へと帰る日。聖女はずっと一緒にいてくれた愛する騎士に別れを告げます。
「私(わたくし)の騎士よ、好きでした。ですから、これからは良き友人として想っております」
「…勿論です」
斯くして騎士は聖女にフられたのです―
――これはれっきとした史実である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-27 09:02:38
32106文字
会話率:27%
兵役に出ているジニョン。兵役後の事を夢見ていた。それは、韓流スターとなって日本でデビューする事。
なぜスターになりたいのか?
そこには、もう一つ叶えたい夢が隠されていた。
少年期に、その原因となる出来事があった。
九年前の夏。
ジニョンはも
うすぐ十二歳を迎える年の夏休みに、親戚を尋ねて日本に来ていた。
ある日ジニョンが散歩していた時、運命の出会いが起こった。
女の子との出会い。その娘の名は美咲。ジニョンより四つ年下だった。
二人は友達になる。ジニョンは、毎日の様に美咲と遊んでいた。美咲の事をミニョルと呼んで、美咲もその呼び名が気に入っていた。そんな二人だったが、ジニョンは一月後には韓国に帰ってしまう。
その日がやって来た時、美咲はジニョンに恋をしていた。所謂、初恋。そして、ジニョンの方も同じ初恋だった。
ジニョンが韓国に帰る日、美咲も駅まで来た。そして、一つの贈り物を手渡した。
紙粘土で作った花だった。その中央には、二人の笑顔の写真が貼られていた。自分を忘れないでいて欲しいとの思いを込めて贈ったのだ。ジニョンはそれを喜んで受け取ると、別れ際に美咲に言った。
「必ず、もう一度会いにやって来るから…… ミニョルも僕の事を忘れないでいて欲しい」
美咲は泣きながら頷いた。
だが、ジニョンには心配していた事があった。九年の時が流れて、お互いが変わっている。それに、ジニョンが韓流スターになって日本に行ったとしても、美咲が韓流を好んで聞いているとは限らない。もしも関心が無ければ、広い日本で再会する事は難しいのだ。
その頃日本に居る美咲はと言うと、運命を感じていたのか韓流にハマっていた。九州に住んでいる美咲は、韓流スターを観る為に東京まで足を運ぶほどだったのだ。
美咲は、ジニョンを忘れてはいなかった。、ジニョンと居た時にきいた夢の事を信じていた。
「僕は、大人になったらスターになるんだ」
その言葉を、美咲は心から信じていた。
高校二年生になった美咲は、様々な韓流スターの出身地を調べた。
そんな時、美咲の目に飛び込んできた。それは一つの韓流スターのグループだった。リーダーの名前はジニョン。出身地は韓国の『忠州』。そして年齢も美咲より四つ年上。
「ジニョンが夢を叶えたんだ」
そう確信した美咲だった。もちろんそのグループのペンになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-22 09:46:06
9997文字
会話率:40%
いつの間にか年をとり、気づけばもう五十代。昔の夢とは違う今の仕事。冷え切った家庭。家族が寝静まるころを見計らって帰る日々。そんなある日、偶然入った喫茶店。「やり直したい、と思うことはありますか?」
最終更新:2010-03-24 11:42:41
23811文字
会話率:14%
異世界へとトリップしてしまったヘタレ高校生に課せられた使命は、異世界ガラキスタを滅ぼす事。どこまでも偉そうな自称下僕の神獣と共に世界を混沌の渦へ?
普段は平凡ヘタレ高校生が、神獣からもらったお助けアイテムの仮面をつけると超絶美形世界最強な女
ったらしに大変身!無事に元の世界へと帰る日はいつ?!とゆーカンジの話デス。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-03-18 22:31:10
14550文字
会話率:27%
送り盆。休みの終わり。皆それぞれがそれぞれの場所に帰る日。
最終更新:2009-08-16 10:17:06
663文字
会話率:55%