大地に根差した安楽椅子探偵、植物の化身であるアルラウネ少女が推理する人外学園ミステリー。
伝説や物語にのみ語られてきた異形と人間が、形の上では平和裏に共存する世界。様々な人外の存在が集う国立鯨渦学園に通う人間の生徒、阪井渉真は人の常識を超え
た奇妙な事件の数々に巻き込まれる。
安楽椅子探偵を気取る植物の化人、アルラウネの高根騒雨祢。
クラスメイトの食屍鬼、グーラの人未志牙。
人ならざるパートナーと共に、渉真は人と化物が織りなす不可思議な謎に巻きこまれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-27 22:00:57
53989文字
会話率:50%
老人の詩は…少年の過酷な運命を表すものとなるのか?
全ては、ここから始まる
最終更新:2016-04-27 23:26:19
3492文字
会話率:56%
駄菓子屋の婆さんが話していた怪談。
それは戦後間もない頃、夜の学校に現れた、おぞましい姿の怪物の話だった。
最終更新:2016-03-30 13:03:09
5511文字
会話率:1%
私の体験した奇妙な隣人の話。
古いアパートに住んでいた隣人は、姿を見せず、生活しているような雰囲気も無い。
そんな隣人から手紙が届き、私は隣人に送られてくる荷物を預かる役目を受ける。
奇怪な体験の二週間が終わり、隣人は戻って来る。
アパート
去った私と隣人。
残ったのは隣人が書いた呪われた血筋に関わる手記。
そして連続猟奇殺人事件だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-24 01:38:26
8396文字
会話率:2%
自他ともに認めるイマイチ系女子、陽凪詩絵里は突然降って湧いたような彼氏との交際に舞い上がっていた。
だが、幸福の最中で異変に巻き込まれた詩絵里は怪物に襲われて命を落とす。
ナニモノかによって吸血鬼として復活した詩絵里は、おぞましい怪物や、闇
の世界に連なる者たちの闘争に巻き込まれてしまう。
幾つもの真実が明らかになるにつれ、詩絵里は徐々に人外の存在へと変質していく。
その全ては、『穢れた月』と呼ばれる邪悪な神の掌で行われる、滅びへのカウントダウンだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-09 15:08:22
149273文字
会話率:29%
生まれるまえは人魚でした。生まれてからは眠り姫です。死んだら海の泡になります。だれかに片恋をしているらしい少女が、そのとときどきの想いを詩に綴るかたち。あとは夢とか、本とか、妖精とか。
http://ameblo.jp/yumemiruhi
ruko/より転載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-17 12:00:00
1893文字
会話率:11%
美味しい!
『私』は食べる。
これまで我慢してきた〝アレ〟を。
手が止まらない。
口はもっと止まらない。
最終更新:2015-02-16 18:43:37
499文字
会話率:0%
シャリシャリシャリ……シャリシャリシャリ……という音に目を覚ました私
不信に思い姉に呼びかけるが……
最終更新:2014-08-08 20:14:00
1257文字
会話率:19%
家への岐路の途中で私は食屍鬼を見た
すぐに食屍鬼は姿を消した
そんな食屍鬼を見た私は昔住んでいた村の食屍鬼のことを思い出す
最終更新:2014-06-17 13:00:00
1822文字
会話率:3%
《屍鬼》ーーそれはとある小説に出てくる空想上の存在にすぎないはずだった。
だが、彼らは密かに現実に実在し人類を貪り始めていた。
『君はどうして生きているんだい?』
そんな中、暴力と殺しの世界・殺人教会所属序列第三位《皆殺し》涼風榛名は
とある男から投げかけられた答えを探していた。
自らがなぜ生きているのか。
その答えを。
これは世界の終わりへの序章。
単なる戯言に過ぎない物語の一編である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-06 01:10:18
4606文字
会話率:18%
かつて大国アルネシアの建国王と共に戦い、英雄と謳われた神官戦士――タリス・マンチェス。
それから二百年、寿命を超越した実力者である彼は英雄として権勢を振るう事もなく、名ばかりの地位を与えられ、迷宮の調査などをして過ごしていた。だが彼はその裏
で着々と準備を整えていた。そしてついにタリスはアルネシアへの反乱の第一歩を踏み出す。謀略と暴力を武器に、死霊、屍鬼を手駒にし、亜人たちを引き連れて。* この小説はArcadiaでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-19 21:28:13
181870文字
会話率:26%
外道集団である屍鬼仙。彼らは、とある家を襲撃し、そしてそこから離脱していた。そんな彼らを――
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最終更新:2014-04-17 23:22:33
11330文字
会話率:46%
「屍鬼二十五話」 十二世紀インドの古典説話集
キーワード:
最終更新:2014-02-22 16:19:13
1239文字
会話率:52%
「ないない―――それはねぇよ。だって俺わき役だし」
僕の目の前にいる男はそう言った。だがしかし、自らをわき役だと言うわき役がどこにいるというのだ。
キーワード:
最終更新:2012-09-06 20:56:49
6322文字
会話率:34%
救われない話が書きたくなって書きました。残酷な描写が有ります。後味は最悪です。ご注意ください。
最終更新:2012-08-27 19:43:26
1818文字
会話率:48%
ヴルトゥームの落とし子が来襲した不幸の町。
住民の殆どが喰い散らかされたが、ごく少数ながら、生き延びた人々がいた。
しかし、生き延びた彼等にも同じ運命が待ち受けている。
種子シリーズの閑話です。大体『地球の種子』が終わった辺。
最終更新:2012-06-27 15:05:51
497文字
会話率:0%
小規模な大陸全土を占める島国、トネリコ。その南部の小さな町アカシアに窃盗団を率いる喰屍鬼《グール》が出没していた。旅費が尽きかけ、仕事を探していた二人組みの傭兵、グレンとカレンは高額な賞金首である喰屍鬼《グール》を確保すべく、調査を開始する
のだが――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-06-06 23:09:26
40652文字
会話率:54%
黒森は仮に〈暗黒寓話〉シリーズと名付けた、架空の国々を舞台にした作品を時々書いているが、これもそのひとつ。大抵はグロテスクな笑いに満ちており、滑稽な中に何処か物悲しい感じを漂わせていないでもない。尚、この話に登場する「矮人《わいじん》」は
、怪奇幻想小説の愛好家であればお察しの通りアーサー・マッケンの"the Little People"を平井呈一が訳した「矮人《こびと》」から取ったものだが、完全に真似た訳では勿論なく、色々と書き散らしている内に、ラヴクラフトや千一夜物語の食屍鬼《グール》、それに人類学や民俗学の方面から得た様々な原型的イメージがごっちゃになってしまったらしい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-03-21 13:46:25
20505文字
会話率:0%