──楽園よりの追放に抗え。
しがない炎使いのエイルは、ある日役割の消失を理由にパーティを追放される。元から役者不足だった上、最新の火薬技術により彼女の力は無用となったのだ。
時代の流れとともにパーティ制自体にも陰りが見え、なおも終わりの
見えぬ戦いの中、彼女は妖精騎兵と呼ばれるヒーローに希望をかける。孤軍で駆ける謎の強者……しかしひょんな事からその正体・フィーと知り合い実情を知ってしまう。彼は皆を勇気づけるため、また危険すぎる己の力に巻き込まない為に偶像を演じていたのだ。
思い悩むフィーに、エイルは近年流行りはじめたダンジョンでの配信を持ちかける。己の生き様を世界に放ち、皆の背中を押す在り方に二人は同調。配信ユニット『フェアリーライダーズ』を結成し、顔出しNGのマスクドヒーローとして迷宮に挑むのだ!
打ち勝つべきはにっちもさっちも行かないリアル! はたして彼女達は世の風向きを変え、衰退の流れを超える事はできるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-01 00:02:03
96546文字
会話率:42%
異世界転生はもう古いジャンルですが、皆さん本物の異世界での暮らしぶりについて考えたことはああるでしょうか。文明の遅れた異世界人に、まるで強者の如く振る舞う地球人? もしくは神様から能力を貰ってイージーゲームで進める転生者? 地球が如何に進ん
でいようと、そう上手く行くものではないでしょう。
昨今のニュース番組やネットでは異世界について、ある種の誇張による誤解を孕んだ認識が広まっているものと考えております。私は異世界に住む日本人の一人として、そのような状況下で一人でも多くの方に、異世界の実情を知って頂ければと思いここに連載を立ち上げた所存です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-01 16:42:41
41709文字
会話率:41%
多分ですが私は言っても許されますよね?
最終更新:2023-06-30 09:52:28
2091文字
会話率:0%
『ローラは私のものを奪ってばかり――もう私のものはすべてローラに譲ります。ここに私の居場所はない。どうか探さないでください』
ある日そう書かれた手紙を置いて義姉クリスティーナは消えた。
高い魔力を持ち、聖女となった義姉は王太子レガート
殿下の婚約者となり、その立場から学院でも生徒会副会長を務めていた。
一見して清廉で有能、真面目に見える義姉。何も知らない人が手紙を読めば、元平民でふわふわにこにこのお花畑に見える私ローラがすべて奪ったのだと文字通りに受け止めるだろう。
だが実情は違う。『真面目』が必ずしも人々に恩恵を与えるものではなく、かつ、義姉のは真面目というよりも別の言葉のほうが正確に言い表せる。
だから。
国の守りを固めていた聖女がいなくなり、次期王太子妃がいなくなり、生徒会副会長がいなくなれば騒然となる――はずであるが、そうはならなかった。
義姉の本性をわかっていて備えないわけがないのだ。
この国は姉がいなくても揺らぐことなどない。
――こんなはずじゃなかった? いえいえ。当然の帰結ですわ、お義姉様。
あとはレガート殿下の婚約者だけれど、そこは私に手伝えることはない。
だから役割を終えたら平民に戻ろうと思っていたのに、レガート殿下は私よりもさらに万全に準備を整えていたようで――
私が王太子の婚約者?
いやいやそれはさすがに元平民には荷が重い。
しかし義姉がやらかした手前断ることもできず、王太子なのに鍛えすぎなレガート殿下は武骨ながらもやさしい寵愛を私に注いでくるように。
さらには母の形見の指輪をはめてからというもの、やけにリアルな夢を見るようになり、そこで会う殿下は野獣み溢れるほどに溺愛してくる。
武骨ってなんぞ?
甘すぎて耐えられる気がしないんですけど。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-25 21:24:03
104883文字
会話率:35%
治安維持警備隊第二部隊は、商業国ナナガ国の嫌われ部隊と呼ばれている。事件の後、カーズたち第二部隊は酒場にて祝杯を上げていた。酒場で息巻く若い隊員を見て、昔を思い出すカーズは、部下に乞われて自身の過去を語り始める。
手柄なんざくれてやればい
い。
命だけはくれてやるな。
野郎ばかりの泥臭く、男臭い絆の物語。
この物語は、二つの物語を統合して再投稿しています。
別サイトにも掲載。
治安維持警備隊第二部隊~ナナガ国の嫌われ部隊の実情~
https://ncode.syosetu.com/n9920dy/
ナナガ国の嫌われ部隊隊長と糞野郎なブン屋の戦い
https://ncode.syosetu.com/n5194ed/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-21 23:36:42
57637文字
会話率:40%
「琥珀の夢は甘く香る ~アンバーの魔女と瞳に眠る妖魔の物語~」に少し出てくる治安維持警備隊第二部隊のサイドストーリーです。
コハクたちが無事に高位妖魔を使役することに成功し、二件の妖魔事件は終息を迎えた。
事件の後、カーズたち第二部隊は酒
場にて祝杯を上げる。酒場で息巻く若い隊員を見て、昔を思い出すカーズ。乞われて自身の過去を語り始める。
商業国ナナガ国の嫌われ部隊、妖魔と妖魔の宿主と戦う第二部隊の実情を第二部隊隊長カーズの過去を語る形で綴っています。数々の辛酸を舐めた第二部隊の辛酸の部分ですので、明るい物語ではありません。
全10話で完結です。
人死にや殉職、暴力シーンあり。野郎ばかりの泥臭く、男臭い物語をお届けします。
続編に「ナナガ国の嫌われ部隊隊長と糞野郎なブン屋の戦い」があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-16 20:34:23
23903文字
会話率:45%
AIに指示して小説が楽しい今日です。
今日この頃ではないですが、今日あらためて思ったので皆に伝えたくなりました。
キーワード:
最終更新:2023-06-03 07:09:28
39746文字
会話率:13%
盗賊クックは仕事中に深手を負い、小さな村に住むアンナに命を救われる。クックは村が干ばつによって苦しんでいる実情を知り一計を案じる。
最終更新:2023-04-22 19:55:16
2583文字
会話率:39%
飲み会帰りに交通事故で死んだ木鈴トウヤは、女神によって異世界に転生した。
女神によってハーレム必須のスキルが与えられたが、それは世界を破壊する毒にもなり得るものだった。
異世界の実情に流されながらも異世界で幸せを求め奮闘する
最終更新:2023-04-19 12:00:00
9116文字
会話率:34%
魔女進軍の命令。
それは魔力の高く優秀な戦闘力を持つと評される魔女たちに贈られる召集令状。
それは栄誉の証であり、末代まで誇れるステータス。
そしてそれは、どこにも実情が流れていない、魔女を国の兵器にするための命令。
これは戦争時代に巻
き込まれた魔女が住まう家を起点にのみ語られる、白魔女エリーと少尉アーテルの出会いから別れまでの30日間の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-23 20:00:00
3673文字
会話率:44%
暴走族【滅殺】の総長から、スマートフォン向けアプリで成功を収め社長となった大宮賢吾。
一見華麗なる転身だが、その実情は大きく異なる。
家族は父、母、妹を亡くし、妹の恋人で賢吾の生き甲斐だった波多野輝成も三年前に交通事故で死んだ。
また、会社
を起業し成功させたのは輝成であり、賢吾は傀儡の社長として今もなお社員から舐められている有様だった。
輝成の命日、もう自分は社長をやめようと賢吾は決意する。だがその日、大宮賢吾を探しているという女性、守屋楓が現れた。
楓は中学生の頃に唯一の肉親である祖母を亡くし、天涯孤独となり貧しかったようで、探している大宮賢吾は自分を救ってくれた恩人と述べた。
しかし、その恩人は顔に怪我を負っているらしく、常に猫の面を被っていたとのことで素顔がわからず、連絡先も知らなかったと言う楓に対し、賢吾のみならず同席していた会社のエースである片倉刑事も顔をしかめた。
賢吾は楓が探している恩人【大宮賢吾】ではなかったし、全くもって荒唐無稽な話で気味が悪いと思ったが、片倉は楓が嘘を言っているとは思えないと断言する。
では、楓の恩人【大宮賢吾】とは何者なのか?
答えを探していく中、賢吾は自分の生きる意味を知るのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-07 18:00:00
169489文字
会話率:44%
魔法少女が世界に現れて数年、彼女たちはすっかり日常生活に馴染みある存在として社会に受け入れられ始めていた。
一方で、悪の組織である『ラグナロク』もまた数年前より活動を始めていた。世間的には一切その実情を明らかにしていなかった集団だったが、あ
る情報をきっかけにラグナロクは魔法少女を殲滅すべく動き出す。
いたいけな魔法少女たちに迫るラグナロクの魔の手、そして魔法少女たちに与えられる結末とはーーなんて話ではなく、単にラグナロクトップである総帥ロキが底なしの愛を片手に割と好き勝手にやる話。
******************
話の進行上エセ科学、ガバガバ科学が登場するので、その道に通じていたりして気になる方はブラウザバック推奨です。筆者もありえねーだろと思いながら書いてます。更新も最初の数話は早いですが、それ以降は鈍亀より遅いので気長にみてやってください。
たまに作者がイラスト挟むかもしれないので、苦手な方はブラウザバックをお勧めします。
以上の点をご了承の上、楽しんでいただければ嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-15 16:00:00
146570文字
会話率:62%
魔王を倒す勇者として召還された山田太郎だが、召還先のバルバド帝国は、どうにもうさんくさい。
この世界の実情を知り身の振り方を考えるため、帝国勇者として過ごしていると、ひょんなことから魔王を倒すと自分も死ぬ事を知ってしまう。
もとの世界に帰
れない太郎がこの世界で生きていくために、チートを駆使して色々なものと戦うストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-26 17:00:00
34359文字
会話率:25%
婚約者ではない殿下から婚約破棄を宣言される公爵令嬢。そんな殿下の失態を無かったことにしたい国王は、十八年前の暗黙の了解を破った。ややこしい公爵家の実情が明らかとなる。
最終更新:2022-11-26 00:00:00
9317文字
会話率:74%
"コミュ障"という言葉ができて、随分な年月が経過した。
元々はうまく人前で喋ることができない人を指し、ネットスラングだった"コミュ障"という言葉も、昨今では、漫画やアニメ、ドラマといった様々なメディ
アでタイトルやテーマとして使われており、その言葉は今や一般人にも広く認知されている。
しかしながら、"コミュ障"という言葉の浸透とは裏腹に、コミュ障そのものの理解はほとんど進んでいない。コミュ障で苦しんでいる人たちを除けば、ほとんどの人がコミュ障の辛さを理解してくれない。
その結果として、コミュ障=喋れない人という大きな誤解を生んでしまっている。それはコミュ障ではない人だけではなく、コミュ障である当人もまた同様である。そして、その誤解が間違った治療法が跋扈している原因であり、コミュ障で苦しんでいる人たちは間違った方法を実践してしまっているのが実情だ。こんな状況では、コミュ障が治るどころか、かえって悪化してしまうのである。
こういった事情を鑑みるに、コミュ障を治すには、まずはコミュ障という病気の理解から始めなければならない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-20 01:34:30
8442文字
会話率:0%
今日もニートの俺、タカシは小説AIに真実情報を聞き出したが、物理学は飽きてきたので試しに生物学・経済学・情報理論について聞いてみましたよ、と。
最終更新:2022-10-31 14:24:44
6008文字
会話率:99%
幼少期に大好きだった外人兵相手の娼婦ケイさん。
彼女の恋人とされるユエセイ軍の黒人兵モーリスが、いつか必ず迎えに来る日を健気に待つ姿は、幼馴染で親友の玲子と私の眼には、とても幸せそうな一人の女性に映ったものでした。
先進国ヤマト国内にあり
ながら、駐留ユエセイ軍基地が小さな島を占拠しているため「基地の島」とも呼ばれるルキウス本島に生まれ育った私は、高校卒業と同時に留学を決意しました。我が青春時代の大好きな恋人である幸也とのお別かれは、とても辛いものでした…
幸也と二人でクリスマスの季節、島中の美しいイルミネーションを見て回って「クスノキの家」に巡り会ったことは一生の宝物です。
留学先のユエセイ合衆国では異文化の嵐に巻き込まれつつも、現地で海外就職を果たすことができました。就職したのはアイソ規格のコンサルティング会社です。素敵なエリート上司兼婚約者のビルもいて、まさに夢の実現のように思えましたが…
同時に「悪夢」も進行していたのです!
会社が私を特別扱いしたのは、営業戦略上の有望市場が、私の故郷ルキウス本島だったから…
冷徹かつ無謀な「故郷営業」のために、故郷の地縁と血縁を裏切ってしまい、父親も私も社会的信用を完全に失墜しました。
マイベースタウンを失った愚かな小娘は、ルキウス本島を離れ、首都トキオメトロ区の賃貸マンションに籠るしかない状況に陥りました。しかし、冷たい大都会で寂しいクリスマスを迎えることには耐えられそうにありません。幸也と過ごしたクリスマスの深夜ドライブを再現するため、再びルキウス行きの飛行機に乗り込んでしまったのです。
秘密裏に行うはずだったベースタウンへの傷心旅行で、図らずも、すっかり変わり果てた姿になっても、健気に恋人モーリスを待ち続けるケイさんの実情を知ることになりました。かつては不良少女グループのリーダー格から、今やゴスペル喫茶の頼れるママに生まれ変わった玲子の「告白」を聞かせてもらうこともできました。
傷心旅行の最大の目的地である「クスノキの家」では、何と!幸也と偶然の再会を果たすことができました。すっかり良き家庭のパパに収まった感のある幸也から、この小さな家には不釣り合いなほど大きなクスノキに宿る「聖なるスピリット」を教えてもらいました。やがて幸也が帰ってから一人、この場所から再生することを誓う私がいました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-22 15:09:20
18944文字
会話率:2%
藤原師実の死によって朝廷内に君臨していた藤原氏の勢力は衰退し、相対的に白河法皇の地位が向上して院政が始まった。国家の全ての権力を手にした白河法皇は、鴨川の水害、サイコロの目、そして比叡山延暦寺の僧兵以外は全て自らの意に従うとまで豪語するまで
に至ったが、その実情は国家経済の低下と国民生活の悪化を伴うものであり、勃興しつつある新たな存在である武士がその勢力を徐々に強めていた。
それでも白河法皇が存在することで日本国はどうにか存続し続けていたとも言える。本当の危機は白河法皇の死後に訪れるのだから。
本作品は2018年5月より2019年3月まで「いささめ (https://ameblo.jp/tokunagi-reiki/)」にて公開した「平安時代叢書 第十四集 天下三不如意」を再編した作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-14 19:58:01
246677文字
会話率:0%
民族主義こそが、人類の行動原理の正体なのです。
ですから、様々な理念によって一時的な揺らぎがあっても、世界は何度でも民族主義に回帰します。生き残りたいだとか、増えたいだとか、自分の遺伝子を後世に残したいという原理に回帰します。それが、自
然選択が遺伝子に埋め込んだ結論だからです。そして、その本能には、自然選択よりも遡った理由や意味なんて何もありません。
そのような実情から今後の日本にとって最も大切なのは、尊王攘夷です。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2022-07-19 22:21:40
8526文字
会話率:0%
今から四年前、設備の整ったとある研究所で、人智を超えた怪物「ネメシス」は目を覚ました。慄くばかりの研究員たちは、為す術もなくネメシスを街へ逃がしてしまう。
そして現在。ネメシスが現れた町「花蘇芳市」では、鬼と呼ばれる、ネメシスから力を分け
与えられた者たちによる犯罪が絶えず発生していた。
その町の実情に触れるのが、警視庁公安部公安第六課所属の、超人事件対策係に配属された桐谷真由。彼女はパワードスーツを身に纏い、事件に臨む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-23 20:00:42
36516文字
会話率:55%
これは救世のために主神から無茶ぶりされ、下界へ降りることになった神様達の苦労話。もとい、神話である。
七神の世界グラングラン。遥か昔に封印した巨人族に復活の兆しがあり、天界はこの対応に追われていた。100年に一度開かれる会議には7人の神達。
神々の力が弱まりつつある今、巨人族には勝てない。勝つには人間の信仰心を取り戻すしかない。だが神々は円卓で机上の空論をするばかり。それにイラついたのは神の一人、シリウス。シリウスは人間界の実情を見ていないのに、解決できるわけがないと言う。それを聞いた主神ゼイデンは、こう言い放つ。
「なら、皆んなで下界降りようか?」
紛糾する議会。混乱する天界。恨まれるシリウス。こうして人間界の各国に、神様達が降臨し、信仰心を集めるために奮闘する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-11 10:26:20
8023文字
会話率:53%