■あらすじ
クラスメイトからいじめを受けた【ゆずる】は、人間に対する猜疑心を募らせた。中学生となり一転、彼をいじめていた【七瀬】がいじめられていることを知る。口下手で友達ができない孤独なゆずると、外向的な性格で話すことが大好きな、ちょっ
と距離感のおかしい七瀬という真逆の両者は、生きることの痛みを知る者同士、奇妙に惹かれ合ってゆく。
■登場人物
①加賀美 佑弦(かがみ ゆずる)
口下手で、学校で話を交わす友達がいない。
絵を描くことを趣味として、家に籠りきりの学生生活を送る。
小学生の頃、同じクラスの人からいじめを受けた。
社会と国語と美術が得意。
②七瀬 胡桃(ななせ くるみ)
明るい性格で、誰とでも話したがる外向的な性格。
イギリス人の父と日本人の母を持つ。
母から教育的な虐待を受けてきた。
中学生の時、苛烈ないじめに遭った。
理数系の科目が得意。
③雪村リョウ(ゆきむら りょう)
七瀬のバイト先の先輩
駅近くの大学の学生
温厚な性格
④来栖雷斗(くるす らいと)
高校の、ゆずるや七瀬と同じクラスの人
七瀬に軽い恋心を向ける
⑤夏目春香(なつめ はるか)
高校の時の、七瀬の親友。
図書委員
口数は少ないく、口調、言葉選びが独特
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-02 19:00:00
173267文字
会話率:29%
本が怖い。物語の中に入り込むことが怖くて、ずっと本を遠ざけてきた高校2年生の佐藤美咲は、突然図書委員に任命される。
そこで出会ったのは、物語を愛する少女、高橋千夏。本を大切そうに扱う彼女の姿に、美咲は次第に魅了されていく。けれど千夏には、
誰にも言えない孤独があった──。
「物語は、逃げ場所にもなるの」
そんな千夏の言葉をきっかけに、美咲は初めて本の世界に足を踏み入れる。そこで見つけたのは、今まで気づかなかった物語の温かさと、千夏の隠された想い。
幼なじみの木村先輩が見守る中、二人の少女は本を通じて、少しずつ距離を縮めていく。
この物語を、この想いを、言葉にしたい──。
梅雨空の下、図書館でささやかに紡がれる、二人の少女の青春物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 19:22:23
6882文字
会話率:54%
『ふっふっふー。もう私陰キャじゃないんですよ~!』
『私最近ね、なんとなんと! リアルで自分から話しかけて友達を作っちゃったんですよ~! 凄くない? もうこれは陽キャでしょ!? 逆にこれまでがね、ビジネス陰キャだったって訳ですよ~! えへへ
』
彼女の名前は鳳凰院はかせ。
絵に描いたような内弁慶の陰キャムーブが面白くて、1年間でチャンネル登録者数が200万人まで伸びた今最も旬なVチューバーである。
「調子に乗ってて草」
リスナーの一人である俺の名前は槙島日向(まきしまひなた)。
ラノベ作家を志して高校に入学するも自堕落な日々で一年間棒に振って虫の息になっている高校二年生である。
「学校マジでぶっ壊れねえかな」
彼女の配信を観ることで現実逃避の日々を送っていた俺は、今日もクラスのくじ引きで決まったやりたくもない図書委員業務に勤しむことにする。
一人の女子と一緒に。
「…………っ!!」
「こ、呱々原さん大丈夫!? 本持ち過ぎじゃない!? くの字になってるけど!?」
「うえあ!? あ、……だ、だ、です!!」
彼女の名前は呱々原夜奈(ここはらよな)さん。
小柄体型、黒髪おさげで丸メガネが特徴的な女の子。
基本対人関係が苦手でボソボソと何を言っているか分からないド陰キャな彼女をフォローしている内に俺達は友達になったんだけど。
そんな彼女には俺が驚愕する正体があった。
ある時彼女が落としたメモのノートを拾い上げる俺。
「ん? 鳳凰院はかせの企画案ノート? まるで呱々原さんが鳳凰院はかせみたいだね。ってそんな訳ないか。はは。ごめんね中身見ちゃって」
「あばばばばばばばばばばばばばばば」
※カクヨムにて先の話を掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-31 18:48:53
61434文字
会話率:38%
片親の中学生二人のある時間を切り取った物語
いつもイヤホンをして手放さない男の子とそれを眺めて気になっている主人公
イヤホンの男の子は毎日放課後は図書室にいる
図書委員の主人公は今日もそれを眺めていたけれど…?
最終更新:2024-10-21 17:00:00
6632文字
会話率:45%
2034年夏、直樹は危険な領域に全身をつっこまされた。
持ち前の観察力でどうにか乗り切るが、
もう逃げられないと気づいてしまったので、
半ば渋々ながら阿多良と付き合うことになる。
臼井直樹(うすい・なおき) 2017年9月4日生まれ
眼鏡
が輝く図書委員 作中では 俺
阿多良陽(あたら・よう) 2017年6月27日生まれ
謎多きスポーツ少女 作中では 彼女
辻村礼央(つじむら・れお) 2017年12月28日生まれ
陽気で気さくな友達 作中では いまは名前が出るだけ
今回の登場人物は、揺井かごめさんによる企画の利き小説に登場した子たちです。
図らずも同じ舞台の同じ時代に集まっていたのでこうして出会いました。
私は聞き覚えある名前が出てくるとうれしくなるので、
同じ人を何度も再登場させます。
第1回 お題:可惜夜 参加作品『深夜のシューター阿多良陽』
視点は阿多良陽との対戦をしている人で、
時代は今作の3年後です。
https://twitter.com/k_yury_/status/1801993115844370535
第2回 お題:栞 参加作品『仲介役』
視点は辻村礼央くん(直樹の幼馴染)で、
時代は今作の1年前です。
https://note.com/k_yury_/n/n3f34a4747f7a
今作は仮説の検証もあり書きました。
「長編の1話は短編と同じ方法で書くとよい」
が成り立つ気がした。
おおよそのプロットはすでに仕上がっていて、
あとはいつ書いていつ投稿するかのみ、お楽しみに。
たぶん2026年です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-20 16:23:28
8988文字
会話率:44%
高校の図書委員の当番をする前に、男子のあなたは偶然、階段でギャルっぽい相棒女子の短パンを見てしまう。
※変態的な描写があります。
最終更新:2024-10-06 17:50:58
2113文字
会話率:25%
桜葉東小学校4年生の伊奈栞は、3月の蔵書点検である能力を見抜かれ、図書委員にスカウトされる。それは本を食う紙魚を感知し、紙魚に食われた文字を回収する『綴り姫』としての力だった。
5年生になり、強制的に図書委員に引き込まれた栞は、ペアを組んだ
『書士』の佐山題や他の図書委員たちとともに、本を修復するため紙魚と戦うことに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-26 11:16:15
51467文字
会話率:42%
高校に入学した、春日部隆《かすかべ たかし》は、周囲の人間と上手く馴染めずにいた。だが隣の席の越谷瑠衣《こしがや るい》 と少しずつ打ち解けていく。しかし、同時に深谷亜紀《ふかや あき》 とも図書委員で距離が近くなっていき、隆は二人の女子と
の距離に困惑していく。ある日、隆が一人で下校している時に瑠衣と会い一緒に寄り道する事になる。しかし、そこで亜紀と鉢合わせて……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-26 00:10:00
94749文字
会話率:64%
俺は図書室で本を借りるのが日課になっていた。それは図書委員の彼女に会うためと、彼女から花の栞をもらうためだ。その花言葉の意味なんて意識することもなく・・。
これは花言葉で熱烈にアプローチされる青春の物語。
最終更新:2024-08-25 07:00:00
6288文字
会話率:68%
僕は放課後に図書委員である彼女を眺めるのが好きだった。でもあることがきっかけで彼女に話しかけることにした。そこから彼女と関り、2人で孤独や絶望に囚われないための方法を探しながら、幸せになるそんなお話。
最終更新:2024-06-17 07:37:09
18474文字
会話率:72%
図書委員は良い。
たまの雑用はあるがなんて言ったって昼休み、誰にも邪魔されず読書を楽しめる。
それが俺が図書委員をやり続けてる理由だった。
だが、彼女は・・・
最終更新:2024-07-31 04:31:22
4133文字
会話率:41%
それは過ぎ去った過去と傷と生きていく、不思議なおとぎ話。
白河凪紗は高校入学と同時に、実家を離れて祖父母が住む波雲町にやってきた。入学前に訪れた学校の敷地内の一角、咲き誇る桜の樹の下で歌雲紡に出会った。同じ図書委員になった歌雲は口は悪く
、凪紗はそれに腹を立てながらもその分かりづらい優しさに触れていく。
そんな日々の中、凪紗はかつて手放した『眠り姫』の絵本と再会する。しかし、その絵本は凪紗の【想い】によって穢れてしまっていた。『眠り姫』は凪紗の命を代償に穢れを浄化しようと、凪紗をその世界に閉じ込める。
通称『カミカクシ』に遭った凪紗の後を追ったのは、穢れた書物を浄化する『書守』の血筋の紡だった。
現実に帰るため、生きるために凪紗は紡と共に茨に覆われた城を目指すが――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 02:41:10
112995文字
会話率:45%
オチャコが、図書委員をしているクラスメイトのトヨッピーから「可愛がっている孫のうち一人を失い、罪悪感で首吊り自殺した松吉さんが、十三掛ける素数年後の命日がくると、ゾンビになって黄泉送り路面電車を運転して、十四歳の少女と八歳の男の子をさらっ
てゆくのよ」という噂話を聞かされます。そして、地下鉄T線で帰宅する途中、奇しくも恐怖現象に遭遇するのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-30 06:32:40
3132文字
会話率:68%
『女子高生がもたらす、珈琲文化による…魔術小国の振興物語』
学級委員長も図書委員としての仕事も押し付けられている女子高生【霧島なつき】は、その日の放課後も図書室で一人、仕事を任されていた…
返却された本を元の場所へと戻す最中、あるはずの
ない床下への入口に気付き…なつきは、好奇心の赴くままに、その床下へと入る。
その扉の先には、魔術が当たり前の世界が広がっており…なつきは、魔術を習う学生の一人となっていたのだが…魔術師としての素質は大して無く、落ちこぼれの烙印を押されていた。
そして、魔術学校の授業の一つとして登山を行うが遭難してしまい…命の危機に瀕した状況で、瞳に映り込んだ木に成る赤い実が…霧島なつきの…転移先の小国『ウリ・バルデン』の運命を変える。
※アルファポリスとカクヨムにて、一部先行更新しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-17 18:38:15
38805文字
会話率:41%
陰キャでオタク、ボッチでコミュ障な主人公佐山優。
入学早々インフルエンザにかかり、久々登校してみればすでにグループ分けは済んでおり、ボッチ確定。
好きなラノベの置いてある図書室の住人となるのだが、そこで運命の出会いを果たす。
という、図書
室を舞台としたお話です。
この作品はカクヨムにも投稿しております。
※ このお話はフィクションであり、実在する人物、宗教、団体等とは一切関係ありませんので、ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-10 17:15:26
131341文字
会話率:36%
七見高校の二年生、瀬名凛央は委員会決めで居眠りをしてしまい、余りものの図書委員になった。
そして初仕事の日、いつも図書室で勉強をしている三年生、泉千早に一目惚れをした。
しかし彼は言った、「なるべく他人と関わりたくないんだ」と。
瀬名は
諦めきれず、卒業するまで話をしたいと言い続け、泉は渋々OKする。
幼馴染の神崎充希や弟の幸人の協力もあって、積極的に関わっていくうちに先輩の心がだんだん開いていく。
が、瀬名は泉の「他人と関わりたくない理由」を知ることになる。
「居眠りせず自分で別の委員会を選んでいれば、彼と出会うことも、何気無い学校生活が楽しくなることも、彼の憂悶と絶望を知ることもなかったんだ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-22 01:00:16
48319文字
会話率:59%
高校生の蒼彼には幼馴染がいる。幼馴染の海純はモテる。学校中でモテている。そんな海純に対して蒼彼も恋心を抱いていた。だが海純は誰とも付き合わない。そしてある日の帰り道、蒼彼は海純に告白した。だが結果は報われなかった。次の日、蒼彼は海純を避けて
しまう。蒼彼は嫌な自分から目を背けたくなり本を読もうと図書室に向かった。そこで同じ図書委員の和音と会う。和音にあったことを話す蒼彼。そこで助言を貰い今のままではダメだと思い海純の家に向い走り出した。和音が蒼彼に助言したのは理由があり…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-04 07:10:00
16833文字
会話率:49%
あらすじ
白崎洋祐。彼は僕と同じ図書委員だ。バス停での雨宿りで彼と出会ってから、不思議と僕は様々な謎に関わることとなった。持ち主不明の文庫本、脱衣所に残されたメッセージ、不足している小銭。殺人も強盗も起こらない、日常に潜む謎を僕と彼が推理す
る、ほのぼの系ミステリ。
ジャンル
ほのぼの系日常推理
年齢制限
全年齢対象
推奨機種
パソコンやタブレット端末でお読みになる事を推奨します
推奨設定
シンプル表示
更新予定
超不定期
更新方法
完成したら随時更新
物語構成
連載小説折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 20:18:04
30508文字
会話率:45%
毎週、月曜日に委員会の活動が終わった放課後、生徒会室でそれは行われる。
生徒会長、選挙管理委員会の委員長、図書委員会の委員長が集まる密かな集まり。
ある時は、委員長同士の意見交換会、ある時は、受験勉強会という名目で女子会が行われて
いた。
そこで話す内容は、日常に起こる些細な謎。その謎を解くのは居残って生徒会の業務をこなす1人の後輩男子生徒。業務の傍ら彼は様々な日常の謎を解いていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 02:49:00
2597文字
会話率:32%
これは二人きりの図書委員の二人が雑談をしながら盗撮したりされたりする学園ラブコメ。
運動部待遇の学校で二人さびれた図書委員を始めたころから田中君は遠山さんに一目ぼれを盗撮を始めた。
そして、これまた一目ぼれした遠山さんは盗撮されていることに
幸福感と支配欲で盗撮されを始めていた。
これはちょっと変わった図書委員の二人の学園ラブコメである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 12:00:00
2219文字
会話率:29%
陰キャで友達が少ない僕と、陽キャで清楚で明朗で優しいクラスメイトの東雲玲奈と同じ図書委員になってしまった。どうしようか。汗が止まらない。
好きではないが緊張はする。
ああ、なんか話しかけられた。祭りの話になってる。緊張で僕は適当に祭りが好き
だと言ってしまった。これじゃ、祭り男だ。
僕は玲奈と毎日通話をするようになった。しかも、寝落ちもしもし@1
なんで?
もしかして両想い? いやいや、勘違いするな僕。
あれ? 祭りに誘われた? どうしよう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 00:10:00
10400文字
会話率:33%