文化祭の出し物を決めていた2-Aの生徒と先生。
そんな彼らに、突如最高神と名乗るものが現れ、彼らは異世界に転移されてしまう。
目が覚めるとそこは、無人島だった。
転移された生徒先生含め12人は、最高神のお願いのもと、新しい異世界(王都)を創
ることになる。
転移した日の夜、嘉山優羽は、明らかに人の者ではない恐ろしい呻き声が聞こえた。
その呻き声は、最高神がいないと言っていたはずの魔物のものだった。
転移された12人は、無事新しい異世界を創り、もといた現実世界《リアルワールド》に帰れるのだろうか。それとも……。
無人島転移系異世界ファンタジー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-14 19:35:49
50177文字
会話率:50%
またこの夢だ..
昔から私は同じ夢を見続けている。
歳を重ねる毎に夢の内容が進んで行くと
言った方が正しいかもしれない。
最初は眼が開いているかも分からないほどの
暗闇、闇。
それが段々
呻き声とすすり泣く声が聞こえはじ
め、
頬や手に感じる濡れた感覚。
そして15を迎えた年。
赤い二つの光が見えたと同時に、
夢の内容がいつもと違うことに気がつく..。
ラミア(吸血鬼)に異世界へ誘われ、
成長しつつ、自分の本当の正体を知るそんな少女のお話。
..なつもり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-15 18:17:17
619文字
会話率:0%
貧困地域で飢えを凌ぐために、人肉を喰らっていた少女エイミー。
彼女から、かつて人であった記憶は剥がれ落ち、四足歩行で呻き声を挙げる獣と成り果てていた。
そんな彼女を検体と称して、精神科医をとうの昔にやめた初老の男、リチャードが引き取ることに
なる。
これは誰もが患う愛しい病の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-11 02:38:20
16997文字
会話率:35%
野戦病院。
そこは戦場で負傷した兵士が治療のために運び込まれる場所。
銃弾や砲撃を受け、怪我をした兵士達の呻き声が至る所から聞こえる中、一人その場に似つかわしくない、幼い少女の姿があった。
彼女の名はエキドナ・ヒュギエイア特任軍
曹、まだ10歳にも満たない彼女はこう見えてもれっきとした連合王国軍の魔道薬剤官だ。
彼女は今日この日、生まれて初めて野戦病院という場所を訪れ、その惨状に慄いていた。
話には聞いていたが、まさかこれほどとは思っていなかった。
これはあまりにも酷すぎる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-31 18:44:53
1925文字
会話率:15%
中国 某郊外
中国の一般的な住宅と繁華街が入り交じる街。コンクリートのような土で固められた壁を持ち、窓を数箇所付けた様な家、木造で古びた家などが建ち並ぶ。その一角で男のうめき声が木霊するように響く。
「ぐはっ!」
一・二階建ての古びた建物
が建ち並ぶ一角の路地で男が呻き声を上げ、大きなゴミ箱に倒れ込み大きな音を鳴らす。その直後、倒れ込む男を超えるように二つの影が路地から勢い良く飛び出した。
その二つの影を追うようにして多くの影が路地に雪崩のように流れ込む。
二人の影の前を走るフードを被った一人が後ろの一人の手を引き、飛ぶように狭い路地を駆ける。
*一時更新停止中*折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-20 19:22:23
28238文字
会話率:51%
一章 血の疼き
―眼の焦点が合っていない。
行き成り、眼の前の男が威勢の良い声を上げて私を呼び止めた。大学生風の服装から察するに、繁華街に付き物の親父狩りかとも思ったが、その割りには眼の中に見える光りは濁っている。酒に飲まれた只の酔っ払
いとも思えるが、喋り方と雰囲気から、過去に何人も見て来た輩に近い物を感じさせる。
「おい、おっさん」
私は声を掛けられたのを無視して歩き去ろうとするが、男は執拗に食い下がって来る。
「さっきから絡んで来るが、酔っ払いを相手にして要る程暇じゃない」
繁華街の光りが眼に眩しい。私は、眼前の男に言葉を叩き付けて歩こうとするが、その私の態度が気に障ったのか、身長が高いのを誇示する様に上から私を見下ろし乍、乱暴に胸倉を掴んで来る。私は男を見上げ乍、自分の身長が180cmだと云う事を思い出した。身長は決して低くは無い筈だ。
「声を掛けているのが聞こえないのか?」
「何度も同じ事を云わせるな。悪いが、絡むのなら他を探してくれ」
「話をする時は、ちゃんと眼を見て話せよ」
「見ているさ。それとも、濁った眼では分からんのか?」
「おっさんの癖に、生意気なんだよ!」
「悪いが、坊やにおっさん呼ばわりされる覚えは無いな」
掴んだ胸倉の手首を掴み締め上げると、男は軽い呻き声を上げて手を放す。繁華街での喧嘩は見慣れているのか、誰一人として立ち止まる者は無く、私達を避けて通り過ぎて行く。
「て、てめえ」
「絡むのを止めれば、手を放してやるよ」
軽い挑発。この手の輩は、中途半端な対応をする方が面倒臭い。
「調子乗ってんじゃねえよ!」
男が叫び声を上げると同時に、空いている手で殴り掛かって来るが、喧嘩慣れしていないのか、大袈裟で無駄な動きが多い。私は軽く顔を背けてパンチを交わし、脛をつま先で思い切り蹴り付ける。
「ぐぁ!」
男が短い悲鳴を上げてその場に座り込み、見下ろしていた立場が逆に成る。
「用事は、もう済んだか?」
「この、糞親父が!」
「余り大声を上げない方が良い。警察が来て困るのはお前さんだ」
「その前に、手前をぶっ飛ばしてやる!」
男は足を抱えた侭で睨み付けて来る。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2012-02-05 15:58:54
2948文字
会話率:53%
シャール・レイモンドは人知れず住む平凡な少年だった。しかし、ある時に彼の人生を揺るがす事件が起こる。それは、父、アクロイド・ルノーア・レイモンドの自殺である。彼は悲しみに暮れながらも真実を知りたいと願い行動を起こす。
しかし、彼も知らないと
ころで様々な境遇の者達が入れ替わり動き、いつしか渦巻く狂気に呑まれていく。
絶叫と流血を隠し、偽りの白で飾られた王国の物語。
『――聞こえるは、憎しみを抱く者達の呻き声と断末魔の叫び……』※修正完了(2014.6/29)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-11-05 03:45:11
176033文字
会話率:36%
友人の栗山のアパートでは、天井から夜な夜な鞭を振るうような音と、「おお!」という呻き声が聞こえてくる。オレは、栗山の部屋に泊まりこみ、その実態を知ろうとする。
最終更新:2011-10-11 07:25:57
2919文字
会話率:26%
轟く砲声、鳴り響く銃声、湧き上がる喚声。そして、死を前にした絶叫、断末魔の悲鳴、弱々しい呻き声。阿鼻叫喚の戦場にあって、彼女は心からの悦楽を得て、哄笑する。
最終更新:2010-01-30 03:52:39
8202文字
会話率:42%
何処にでもあるような日常が、不図した事で姿を変える。噛み合わない歯車が、呻き声を上げて回り始める。
最終更新:2009-04-01 13:19:32
68286文字
会話率:36%
『隣の部屋から不気味な声が聞こえてくるんです――』とある古アパートで起きた失踪事件。そして毎週土曜日に聞こえる呻き声。嫌がらせなのか怨念なのか、確かめるべく少年が訪れたのは、小さな診療所だった。医者兼探偵、折原暦シリーズ第一弾。
最終更新:2007-04-23 19:03:57
12833文字
会話率:36%