この世界に一つの花が咲いた。
誰も見たことがない形状の黒い花。人々はそれを採取、保存に成功した。
だが、何者かによってその花は姿を消した。
そしてその数日後、黒い花びらと共に転がっていた変死体が発見される。
その事件を境に、この世界は恐
怖に包まれた。
「花に魅入られし者達」と一人の青年が呟く。
その青年にも、一輪の黒い花が咲いていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-08 17:34:38
308文字
会話率:0%
民族研究部、通称〝民研部〟に所属する高校生の花村恵悟は、父方の祖母・在原静羽の招待を受けて、生まれ故郷の『日夜山村(ひよやまむら)』への帰省を決めた。
人口2000人にも満たない寒村には、奇妙な風習があった。
『日和子(ひよこ)』と謂われる
悲しい過去を持った女性の存在と、『隠飾り(かくれかざり)』と云われし因習があることを知る……この村で生まれ、幼少を育ったはずの恵悟は、何故かこの村で過ごした数年を思い出せない。それは、日和子に呪われてしまったせいだと、静羽は言う。
そして日和子に呪われた者は、自分の顔が次第に分からなくなるというのだ。
この村で何があったのか。そして、どうして自分は日和子に呪われてしまったのか……失ってしまった己の顔と過去を取り戻す為、恵悟は村の闇と日和子がもたらす特異な〝病(しんどろーむ)〟の正体に迫っていく――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-16 02:17:13
106392文字
会話率:42%
魔法の完成と火星への進出、その二つがもたらしたもの=戦争
それにより、レヲは大きな闇を抱えてしまう。
彼を一度は助けた女神も彼を呪われた者として、国を追放してしまう。
はたして、レヲの心に光はともるのだろうか。
初投稿:へたっぴですが、読ん
でやってください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-01-02 16:14:13
10543文字
会話率:41%
ユイの通う小学校では呪いの噂が流れ、知らない生徒がいないほど有名な話だった。
――”呪い”を受けたものは虐められる。呪われた者の近くにいるだけで呪いは移る。呪いを移されたくなければ、呪われた者の目を見つめ、腕を十字に組み「十字バリヤー」と
叫ばなければならない――。
進級して間もなく、ユイの親友であるリョーコが呪われる。
次々に十字バリヤーを張るクラスメイトたちを尻目に、ユイは親友だからとバリヤーを張ることはなかった。
バリヤーを率先して張ったものから、虐めを開始したため、その仲間になりたくなかったからだ。
しかし、虐めの矛先がユイに向かったとき、友情と自己保身のあいだで葛藤することになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-04-06 21:35:45
2467文字
会話率:17%
異常戦闘者、呪われた者、神に愛された者のファンタジー迷宮探索物
最終更新:2008-06-28 02:49:56
7775文字
会話率:65%