山田太郎は勤務していた会社の出世争いに敗れ、会社も辞めてしまう。気晴らしに大学時代の友人と温泉旅行へ。帰宅すると一緒に暮らしていた女が消えていた。
数日後、叔父が興奮気味に電話をかけてきて、「地元の椿町の町議会議員選挙に立候補するから、手伝
って欲しい」と言ってきた。本人に話を聞いてから決断することにし、帰省した。地元の友人に選挙のことを相談するため、友人の寿司屋に集まり友人の一人から公職選挙法やその他の事も教えてもらう。翌日叔父のタダスさん事伊藤正から、今までの政治家とは縁のない新興住宅地に飛び込みで票集め、飛び込み営業ならぬ飛び込み集票をやると聞かされる。ただ、手伝いのスタッフがまだいないと言う。そこで知り合いの情報屋、色っぽいが怪しいハンコ屋のアミを訪ね、大学の政治研究部の学生を紹介してもらう。
学生達の協力を得ながら選挙活動を行って行く中で、タダスさんの立候補を面白く思わない政界の黒幕、宮島麗子が無風選挙になるように画策。どうもカジノ誘致が裏に絡んでいるようだ。出馬を見送れば千八百万円渡すとのこと。その交渉に来た女性が偽造運転免許証、さらに拳銃を所持している事が分かる。交渉は当然決裂。今後、裏社会からの妨害を覚悟しながら、選挙活動をして行かなければならないと、仲間と改めて確認し合う.
太郎は怪しいハンコ屋、実は武器商人兼大泥棒のアミを通じ、仲間の命を守るため拳銃を手に入れる。だが、仲間を拉致し、恐怖に陥れた黒幕側にうかつにも捕まってしまう。しかし黒幕側の話と仲間が拉致された経緯とではつじつまが合わない。そこに重武装したアミが仲間と助けに来る。太郎も渡された拳銃と手榴弾で戦う。乱戦の中、アミも初めから狙いを付けていた黒幕の隠し金の三十億円を奪うことに成功する。
その間、タダスさんと学生達は選挙活動を進めていく。太郎も皆を守る為、拳銃の練習に励みながら、選挙戦を戦っていく。結果は予想外の三位で当選。
人を殺めた太郎はアミや殺し屋と共に生きていく事を決断。名前も戸籍も変え、拳銃とナイフの訓練に励む。しかしアミと師匠の殺し屋が中東に行くことになり、その留守の間に自分の油断のため、敵方の殺し屋に殺されてしまう。アメリカに逃れたアミもガンに侵されており、死の間際に宮島麗子から三十億円を奪った経緯を亡き太郎へ語る。今一度、太郎との思い出を偲びながら、その後息を引き取った
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-01 23:00:00
41566文字
会話率:68%
ごく普通の夫婦が家を建てようとする。住宅展示場を見て回り候補を決める。しかし、双方の両親に相談すると新興の住宅地は自然災害が恐ろしいと言われ、古来から村や町があった場所は自然災害に強い場所なので宅地や町になってきたことを知る。調べてみると最
近の自然災害が起きている場所の多くが宅地造成で開発された場所で、単なる異常気象だけでないことも分かった。夫の両親は実家の隣の畑に家を建てて住むことを勧めるが妻が難色を示している。2人は結局どこに家を建てることにするのか。保育園に通うようになった子供のことも大きな問題であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-01 14:50:02
35826文字
会話率:10%
ヒグラシの鳴き続ける住宅地で、坂の中ほど。
最終更新:2022-11-25 00:00:00
2967文字
会話率:23%
むかし住んでいた町のグーグルマップ探訪。うっかりはまってしまいます。1970年代の住宅地の雰囲気。駅前とか。またもや思い出話の周辺です。いつもお付き合いいただきありがとうございます<(_ _)>(*^-^*)正確な情報とは限りま
せんことをご了承いただけますとたすかります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-12 11:18:56
987文字
会話率:0%
災害現場は何度か見たことはあるけれど、住宅地の災害は初めて見ました。
テレビの画面越しではなく、この目で直接は、初めてです。
不意に、住民の方から言われました。
「ありがとう」
と。
豪雨災害の被害に遭われた方
にお見舞い申し上げます。
こちらは、暮伊豆さんが提言する「エッセイ界を駄文で埋め尽くそうぜプロジェクト」参加作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-07 20:00:00
1958文字
会話率:11%
手野市は人口が増加し続けている。
最終更新:2022-07-26 00:00:00
286文字
会話率:0%
一見不器用で陽気なそのメイド、主人に絶対忠義を尽くす狂戦士につき――
とある高級住宅地の一角に立つ、土地と建物の広さこそはあるが、悪く言えば質素な屋敷に使用人達とだけで住まう、いつもどこかつまらなそうな表情を浮かべる16歳の少女・ケイト
。
その国では指折りの豪商の令嬢である彼女は、おおよそ1年前、とある事情で離れて暮らす父親の紹介でその元にやって来た、意欲と向上心だけはやたらとある、長身で体格の良いの若いメイド・イライザの何かと昼行灯な様子に内心うんざりとする日々を送っていた。
イライザのポンコツぶりが炸裂する、いつも通りの朝を迎えたはずだったある日、屋敷は武装した謎の集団の襲撃を受けてしまう。
そんな危機的状況の最中、いつもはどこかぼうっとしているイライザの様子が一変して――。
※この小説はフィクションであり、また犯罪、違法行為等を助長する意図はありません。
※殺人および監禁行為は犯罪です。
※R-15程度のバイオレンス・残酷・性的な描写があります。閲覧の際にはご注意下さい。
※無断転載お断り
カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-20 20:00:00
112809文字
会話率:58%
外が暑くて仕方ない日が続いていた。
そんな時、白髪の女性ンヴィルは集合住宅地の一室を訪ねる。
「暑いー!」
みんなの為に買ってきたアイスが詰まった袋を引っ提げて、
出迎えたアンドロイドのラッホと友達のナツノに笑顔を向けていく。
二人
は談話をしていると、ンヴィルが最近運動不足気味だと告げる。
すると、ナツノは意外過ぎる初歩的な提案をしてきて……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-11 05:20:11
3005文字
会話率:49%
駅を降りたら、あなたも異世界に行ける、ような行けないような、そんなお話。
注)実話につき、ホラーが苦手な方はお気をつけください。
最終更新:2022-06-25 20:40:36
564文字
会話率:0%
妻たち姉妹の亡くなった父親のたばこの匂いが、また立ち込めていたという。SHINSEIの懐かしい銘柄のの匂いが私にも移って、古い住宅地のその家の前を通った時、遠くから流れてきた藁を燃やす匂いがわたしの幼い日の記憶を繋ぎにきた。40年前わたし
は確かにこの家に入いり、不可思議な体験をした。
40年前、わたしは母とふたり、新開地に憧れのマイホームを手に入れたいさっちゃん家まで行って、そこで迷子になったのだ。そのとき、おませな内弁慶の5歳児を拾ってくれたのは、おばあさんなのにとても綺麗な女の人だった。
その家で一度も顔を見たことのない年の離れた母の姉にわたしは確かに逢ったのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-20 09:07:42
11464文字
会話率:9%
清楚な住宅地にある古いアパート
そこの住人たちが徐々に死んでいく
警察官の小峰由香子は不可解な事件に恐怖していく
以前、上げた『蛹』の一気読み作品です。
最終更新:2022-01-28 19:17:12
46897文字
会話率:31%
都心から30分ほどの、これといってなのもない普通の住宅地
ある古いアパートの住人達がと次々と死んでいく
アパート近くの交番に勤務する小峰由香子は自分が過去体験した事件をきっかけに、この不可解な住民達の死に恐怖をおぼえる。
最終更新:2021-10-23 18:56:51
47491文字
会話率:32%
夫婦喧嘩は犬も食わない。一体どんな味がするのでしょうか。その謎を解明すべく、我々は高級住宅地に向かったーー。
最終更新:2021-11-16 02:00:00
1513文字
会話率:66%
都会から少し離れた住宅地の駅前。
地元の人からは『魔女の居る店』と噂される『喫茶ドロシー』には、カレンという快活で美しい女店主がいる。客はみな彼女のもとへ悩みを抱えてやってくる。
カレンはそんな日常のちょっとした悩みを聞いて、時には少し魔法
を使って助けてあげる。
「その代わり、あなたから若さをいただきますね」
カレンが店に立ち続ける理由が少しずつ明かされていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-29 15:53:37
48140文字
会話率:63%
住宅地の小さな公園で町内会が提灯の電球を燈し、小さいなりに盛大にやっている。娘は太鼓の音や人いきれに興奮したらしく屋台を端から物色し始めた。その後ろ姿をぼんやり眺めていて。
そのうち、1人の老人に首を傾げた。
「これは、なにをやってるんで
すか?」
「金魚すくい」
「売り切れですか、大儲けでしたね」
金魚どころか水も張っていないカラのタライの奥へ静かに座っていた老人は、ジロリと睨み、眉をひそめた――
二千字ほどの掌編です、御手隙の際にでも。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-17 21:48:16
1918文字
会話率:44%
従姉妹の和美に連れられて、郊外の住宅地に来た美羽。そこには、妙な噂が流れているという。
かくれんぼをしていると、鬼の子がいなくなる。そして、いなくなった子の事を、誰も知らない。
怖がりな美羽は、お守りでもある市松人形のいちま様を連れて、噂の
住宅地へと向かった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-25 20:00:00
9015文字
会話率:56%
その景観かは明らかに年数を感じさせる建物が一つ
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周りが普通の住宅地であることを考慮すると珍しい建造物なのは間違いないだろう。
そんな建物のとある二階の一室こそ我が根城だ
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「ちくせう。現実は非情だ・・・」
そこで頭を抱える若人が一人。
机の上には鉛筆と"今月の支出"と書かれたメモ帳が並んでいる。
悩んでいた少年は時計を見て、アルバイトに出る支度を始めていく。
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行動は夜だ。今晩は自炊を決意する。
夕飯を安く済ませるのが今夜のミッションといったところ。
成長したんだ。それを見せてやるさ。
そんな決意をした少年は今日もアルバイトに向かいながら食材と誰でも作れる料理について考えていく
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・・・その晩、世にも恐ろしい事件がおこる。
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そのアパートの一室では夜、少女の叫びか怒号に絶望の声があがり
少年の悲鳴も聞こえる。そう、恐ろしい事件だ。
畳の上には真っ赤なものが散乱し、焼けた後の様な匂いがする。
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包丁も赤く染まっているがなによりも恐ろしいのは台所周りだ
じゃがいもは皮がついたまま切り刻まれ、トマトが潰れ
カレールーは何故か粉々に砕かれ床に散乱している。
そんな食材が散乱する7畳間という地獄絵図をみて少女が叫び声をあげ少年は焦る。
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「ああああああもう!どーしたらこーなるの!!!!!」
「い、いやせっかく初めてのカレーなので本格的にしようと思って・・・」
「ふ~ん?別にいいよ?本格的に作りたいなら。でもさ~普通こーはならないでしょ!!!」
TASHIKANI でもしょうがない実際この地獄絵図になったんだから。
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しばらく説教は続いたがとにかく話を進まないのでため息が漏れる
「・・はあ最初から見てなかった私も悪いか・・・とにかく片付けるよ!!」
「・・・すいません」
バイト帰りに意気込んで料理をした少年へ、そのバイト先から少し遅れて様子を見に来た少女は
追加で説教しながら一緒に片付させる。
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夕飯は結局少女が念のためといって持ってきたものを食べる羽目になった。
説教の最後に少年は二度と自炊はしない(させない)と誓わせられた。
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でもさっ悪意はないんだよ・・・お金が足りない、節約したかっただけなのに折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-04 15:00:00
75989文字
会話率:51%
山を造成して作った古い住宅地。ある家の玄関先に一対の白梅・紅梅が植えてあった。そこに裏山のイノシシの精がやってきて、どんどんどこどこ騒ぐのだった。先年、私の祖母の家で本当に起こった出来事をもとにした新作能(現代語・台本形式)です。
最終更新:2021-07-23 20:00:00
2997文字
会話率:72%
夕暮れ時の公園なのか、真夜中の山中なのか。
閑静な住宅地の一角での出来事かもしれないし、
繁華街に張り巡らされた路地裏での出来事かもしれない。
夢か現か。
いつでも。どこでも。だれでも。
「それ」はあなたの日常の裏にも潜んでいる―――
―。
※夏のホラー2021への応募作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-08 00:00:00
237文字
会話率:100%
ありふれた住宅地で起きた凶行。
凶器に用いられたのは、彼ぴっぴしゅきしゅきビームだった――。
最終更新:2021-06-02 17:00:00
4803文字
会話率:70%
大学生になって、アルバイトを始めた。
大学の近くの住宅地にある個人経営の喫茶店。
マスターも先輩店員も優しいが、店内には開けてはいけない怪しげなドアがいくつもある。
ある日開かずのドアの一つを開けるように言われて恐る恐る開けると……。
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この小説は高校時代に文芸部の部誌に掲載した小説「喫茶Worlds」を加筆、修正して続きを新たに作成したものです。見覚えがある、という方がいらっしゃったら同窓ですね。運命です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-22 00:00:00
2821文字
会話率:64%