古書店の在庫整理の手伝いで古書を五十円均一の棚に放り込んでいたが、出前を届けに来た中華料理店の店主が棚の中にある物を見つけ、目を光らせる。
最終更新:2024-04-20 12:00:00
1398文字
会話率:55%
「ねぇ、今日は中華料理屋さんで食べようよ。」
父が言った。
「ほら、神社の前にあるあの中華料理屋さん。あそこ美味しいらしいよ。行ってみたい。」
しかし母が言った。
「ダメよ。あそこの中華料理屋さん、お行儀のいい人しか入れないんだから。」
『行儀のいい人しか入れない中華料理店』。
なんと、客が店に行きたい時に行くのではなく、店側が客を招待するのである。
しかも厳重な審査を経た上で。
最近、大学でも、何人かのクラスメートが噂話をしていた。
それからしばらくして、私はその店に呼ばれた。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-03-30 03:16:18
1323文字
会話率:31%
弁天町
弁天町には、交通博物館があった。
京都の広小路の蒸気機関車の博物館が一番よかった。
本「楽しかったわ」
これで、明治村の機関車は終わって、弁天町に戻ってみる。
なぜって、弁天町にはPOOLSがあるからねえ。
弁天町はいつでも行け
るのに、POOLSに行かない。
本子「みんな水着姿見られるのが恥ずかしいんよ」
僕「カップル多いな」
本子「まだ寒いなあ。でもここのプール内は暖かいわ」
僕「早速泳ごうか?」
本「何?クロール?」
僕「バタフライも泳げんねんで」
本「へー、習ったん?」
僕「大学の体育で習った」
本子「どう泳ぐの?」
僕「キックするねん両足で]
本「え?どういうこと?」
僕「つまり、両足を揃えて、水面を蹴るねん」
本「ところでさっきから、調子おかしいね」
僕「パソコンがいかれてるんだ。もっと、掃除しなきゃ」
本「パソコンぐらいちゃんと掃除しとき!」
二人は兎も角バタフライで泳いだ。
本「でもやっぱり、平泳ぎがいいわ。」
僕「なんで?」
本「楽やもん。髪の毛濡れへんし」
僕「そら、海で泳ぐときは、髪の毛にミネラルが入って来るから
いややな。」
本「カップル多いな」
僕「それさっき言うたで」
本「この後、歯科に行くんやで」
僕「歯とどない関係あるのん?」
本「泳いでると、虫歯が痛むねん」
僕「おふくろが入院した時、痛い痛い、って言うとったわ。
それ虫歯やったんよ」
本「プールもう飽きたわ。」
僕「レストラン行こうか?」
本「この辺、ええとこあるの?」
僕「中華料理どう?」
本「天津飯とか?」
僕「ええな。餃子2人前」
本「王将の方が美味いか?」
僕「食べるもんの話多いな」
本「オーストラリア人の友達で、ケヴィン・コスナーを若くしたようなのがいたが、かれも、『機械類は埃を嫌うから注意するように』って言ってたわ。」
僕「しかし、本当に弁天町は変わってしまったな。」
本「あんまり大阪いかへんわ」
僕「やっぱり、神戸の方が合うな」
本「LPレコード208枚売ったんやろ?」
僕「うん」
本「なんぼやった?」
僕「5千円」
本「え?ぼったくりやん!」
僕「いやあ、もうYoutubeで聞けるからええわ、と思うてん」
おわり折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-23 14:48:36
1406文字
会話率:77%
…人類が犯す罪を司法が裁くなら、AIが起こした罪は誰が裁くのだろうか。そう遠くない未来、人口をAIが上回り、感情と権利を手に入れれば、優秀な人間以外は生き残れないだろう。そんな中で悪意を…もとい歪みを持ったAIはそれを学習し、周りへと伝播す
る。そうなれば組織されるデモ隊は誰が壊すのか。
人外町の路地裏の中華料理店風の門構えの店『葬寒楼』。なにかしらの理由で表では出来ない仕事を請け負う所謂、便利屋。万漢と言われる組織のリーダー的存在でこの店の店主『宝龍』はAIの壊しを請け負っている。特別な方法で壊し、悪意を消してから直しているのだ。
めんどくさがり屋の彼はいくつかのバイトを雇うものの、人型の何かを殺すというその独特の罪悪感からか、中々定まらない。羽振りはいいのにと悩んでいた彼の元に舞い込んだのが、普通の女子高生っぽい見た目の女の子『小岸華』であった。何に対しても冷静沈着な彼女はAIを酷く憎む理由がある。
利害の一致から彼女は宝龍に気に入られ、遂には壊しの任務も請け負った。そんな彼女らをAI側はどう思うのか、そして、政府はどう思うのか。人間はどう思うのか…それはまさに泥沼である。
※感想・アドバイス等は喜んで読ませていただきます。励みになりますので是非に。
アンチコメント・理由のない批判は受け取りません。
本作品には以下の要素を含みます。
・ブラック表現
・グロ要素
以上の方が大丈夫な方のみお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-13 05:31:27
5289文字
会話率:34%
本当の恐怖は、ストーカーだけではなかった。
一流企業で働くキャリアウーマンには、忘れたい過去があった。
後輩社員と訪れた中華料理店から見えた横浜駅の掲示板に、蘇った恐怖のストーカー被害の過去。
駅前で感じた視線。窓の外の人影、差出人不明の
気味の悪い手紙。
警察の協力により手に入れたわずかな安堵も束の間、ストーカーの足音はすぐそこまで迫っていた。
ストーカーに隠された『本当の結末』にあなたは直視できるか。
※この作品は https://novels.tx-life.info にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-16 09:14:11
20846文字
会話率:22%
町で1番大きな中華料理店の洗い場で働くメグ。
厨房での洗い物をすることが大好きなメグ周りで起こるちょっと不思議で、ドタバタな日常を描いたヒューマンドラマ。
最終更新:2024-01-24 16:58:59
4189文字
会話率:11%
とある会社。その開発室で白衣の男がゴホンと咳払いを一つしたあと、笑みを浮かべ、話し始めた。
「社長、まずご紹介するのはレモン色のこちら。一粒で様々な味を楽しめる錠剤でございます。
ステーキ、カレー、オムライス、ラーメンなどなど何層にもわ
たって味が重ねられており、口の中で溶かすだけで、それらを順に楽しむことができるわけです。
無論、前の味は邪魔になりません。味と味の間。味が変わるその瞬間に不自然なくリセットされるよう薬を挟んであります。
ちなみに、後半はデザートになっており、フランス料理編や中華料理編などなどシリーズ展開も」
「うむ。いいぞ。さすがわが社の商品開発チームだ。実に優秀、優秀」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-22 11:00:00
1046文字
会話率:42%
いつものお店
いつもの店員
いつもの味
しかし今日の中華は何かが違った!?
秘密の隠し味に全俺が泣いた!
最終更新:2023-11-03 23:33:52
675文字
会話率:10%
オムニバスの短編小説集。
「中華料理店」中華料理店でのデート
最終更新:2023-09-29 19:32:50
157256文字
会話率:74%
1947年北京
「待って下さい!!」
私は裁判所の扉を開く。目の前にはあの頃と変わらないあの人の姿があった。
「芳子さん、助けに来たよ。」
芳子さんは裁かれていい人なんかじゃない。だって私は命を救ってくれた人だから。
最終更新:2023-09-21 00:33:44
5296文字
会話率:52%
亡くなった父親の中華料理店を継ぎ、リニューアルオープンさせた店主、竜居忠利。
しかしお客さんは日に日に減り、営業することもままならなくなる。
そんな時、忠利は店の地下に突如として現れた魔法の扉を潜る。
するとそこは高級食材顔負け
の肉や野菜などをドロップする雑魚モンスターで溢れたダンジョンだった。
忠利はこれを利用して原価0円の最強コスパダンジョン飯メニューを次々に提供開始。
一風変わった料理がSNSでバズり、バズり過ぎると忠利は人生の逆転まで開始することになったのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-04 12:35:43
151583文字
会話率:42%
アマチュアロックバンド インフィニティ のメンバーでギターリストの
斉藤一樹(さいとうかずき)こと29才はインフィニティ解散後のある日、
飲酒運転の車に引かれて死亡、異世界へと転生する。
転生後は、代々吟遊詩人を生業としているグラディウス家
の次男
レニー・グラディウスとして生を受ける。
転生ボーナスはリュートに電流を流しエレキギターのように弾く才能だけだった。
15才になったレニーは実家の慣わしにより吟遊詩人の修行の旅に出るのだが
そこで出会った美しき魔族メルト88(ハチハチ)との出会いにより
人生を大きく変えていくことになる。
88から魔族たちの前でライブをするよう依頼されたレニーは
バンドメンバーを集めるのである。
シスターで酒飲み・ギャンブラー、そして歌声はデスボイスのスーザン。
琴が弾ける東方の魔族で見た目は小学生のお姫様、毒殺が趣味の彩姫。
S級冒険者でありながら現在は引退し中華料理店を運営するエルフのJB。
のろまだが肺活量だけはドラゴン級のお人よしのホビット、クワーマン。
魔族の名工ドラロンが作る楽器を加え、レニーは異世界でのバンド活動を再開する。
世界安全保証教会と名乗る団体の暗躍。
魔王親衛教会に所属する魔槍士(まそうし)ドグマとの接触。
幻の肉、メルティピックの肉を得るための狩りに無理やり同行させられるレニー。
メルティーピッグの肉を狙う極悪冒険者パーティ西遊記と
金で動かない冒険者パーティ、ピーチグローリー4、通称ピチ4の戦闘。
異世界でのバンド仲間集めに苦労するレニー。
ドラロンが作った楽器の暴走で死にかけ。
88の部下の風神子、雷神子の姉妹喧嘩に巻き込まれ、とある洞窟で死にかけ。
吟遊詩人の修行の旅だったはずが
魔族相手のバンド活動へ発展し、いずれは世界の命運をかけた
あるイベントへとつながっていくのであるが
本編はその序章、異世界で再結成されたロックバンド
インフィニティの初ライブまでが書かれています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-25 07:53:01
113435文字
会話率:40%
イサムは異世界へ転移してしまった。
平原に放り出され、ひたすら歩いた後、町に着く。
そこで親切なおっさんに助けてもらうが、露店で小麦粉を焼いたものを売ってるのを見て、料理の腕を振るい始める。
異世界で中華料理を作るイサムの物語。
最終更新:2023-05-10 20:55:21
43735文字
会話率:38%
麹山駅前商店街で中華料理店を営む両親を持つ高校生・菱美カズヤの前に、ある日怪獣が現れる。踏み潰されるかと思われた瞬間、カズヤは無意識のうちに巨大化するが、怪獣には手も足も出ないまま逃げ回るだけだった。怪獣は、地球侵略を目論むヴォーダン星人
が送り込んだものだった。
カズヤの父・コウジは自分がかつて地球を守ったヒーロー・アストロマンであると明かすが、「ただ巨大化するだけで、山をも砕く力も鋼の体も持っているわけではない」カズヤでは怪獣には太刀打ち出来ないと諭す。一方で、彼の同級生である高峯ユウと黒部シンイチは、アストロマンとともに戦った地球防衛組織・ATMを復活させていた。
数日後の嵐の夜、店を訪れた家族とコウジとの会話から、怪獣と戦う決意を固めるカズヤ。ユウとシンイチの協力の得て試練を乗り越えたカズヤは、大勢の住民の協力を得て怪獣を倒す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-22 11:08:05
157097文字
会話率:62%
十メートル以上も伸びた髪を切りたいと思ったら、物語が始まって変な方向へ向かっていく話。
最終更新:2023-04-06 16:58:24
986文字
会話率:50%
【キャッチ・コピー】
この百合、“奇妙な味”がします。
【あらすじ】※ 結末までのネタバレを含みます。
人類殲滅のために木星からきたと主張する転校生の植芝さん。
ある日、“あたし”は植芝さんに誘われ、彼女の身体を食べる。
その日以来、植
芝さんの身体の美味しさに取りつかれるあたし。
植芝さんは飢饉の予兆がある星に出向き、原住種に身体を餌として提供。
そして捕食した種のゲノムを自分たちのものに書き換えることで繁殖する種族だった。
ある日、植芝さんが美味しいことを聞きつけた料理下手な樋口さん。
彼女に頼まれ、植芝さんは身体を食材として提供することに。
調整を経て、植芝さんを美味しく調理することに成功する樋口さん。
この料理は出店でお客さんに提供される予定だった。
彼女が多くの人に食べられる事を実感し、独占欲が湧くあたし。
これまで恋愛未経験だったあたしは、これが恋心だと知る。
あたしは植芝さんを連れ出し、自分が独り占めしてあなたを食べたいのだと気持ちをぶつける。
困り果てるが、植芝さんは渋々あたしの想いを受け入れる。
【登場人物】
志目 鮎子(15歳・女):語り手の“あたし”。女子高生。
植芝 千佳(15歳・女):志目のクラスの転校生。木星から来た宇宙人…を自称。
樋口 萌々香(15歳・女):志目のクラスメイト。実家は中華料理屋『包々軒』。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-06 10:50:22
19238文字
会話率:36%
俺はただの一般市民だ。
俺の名前は『糸井(イトイ)』……だ。
俺の将来の夢は自分のラーメン屋の店を持つこと。
だがしかし、俺の夢はある日突然奪われた。
巷で有名な "悪夢を見た者は必ず死ぬ!" と言う
、それを見た者は数日以内に地球によって必ず殺される。
人間の力では、どう足掻いても抗いきれない運命である。
これで俺の夢も命も終わりか……?
だがしかし、そんな俺の目の前に突然現れたのが、あの地球の護り神〈アクナディオス〉である。
気まぐれな彼らの計らいで、俺は『異世界転移』することになった。
それならば『異世界』でラーメン屋の店を持つしかない。
その『異世界』に辿り着いた俺は夜の森の中、俺の隣にいた男が・・・
こうして、俺は死の恐怖に怯えながら、ラーメン作りに勤しみ、地球に殺されかけた俺が、今度は異世界でラーメン屋を目指すだけだ。
※この作品はフィクションです。
※本作品に出てくる料理やレシピなどは、テキトーで架空のフィクションであり、実際にその通りに作っても美味しいとは限らないので、あまり真似しないでください。
※常時改稿中&不定期投稿更新
※この物語は主人公が、タイトル『アブソリュート=ゼロ ~セイント.ワールド.ゼロ.オブ.ゴッド.フォー~』から、タイトル『絶望老人が異世界転生をしたら、99年間で最強無双になってしまった!』に移動した物語である。
※この作品はヅキクル登録作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-23 00:00:00
102966文字
会話率:42%
家族と些細なことで喧嘩をし、家を飛び出した男は近所の中華料理屋を訪れた。
最終更新:2023-01-31 23:55:06
1161文字
会話率:39%
ツーリング中に立ち寄ったチェーン系中華料理店。お得なランチメニューからニラレバ定食を注文するお話。
最終更新:2023-01-23 12:10:26
543文字
会話率:7%
音無夕太郎(おとなしゆうたろう)はかつて、川に飛び込んで自殺を図ろうとした二十代の女性を助けて表彰されたことがある。そんな彼がいまは死ぬことを考えている。二十代ならまだいくらでもやり直しがきく。でも、40を過ぎてすべてを失っただけではなくこ
の先の責任だけが残る。人生に失敗したことが明らかな自分には死ぬことが最上の選択肢だ、そう考えずにはいられなかった。
彼はユキという社内の二十代の女性と不倫関係にあった。そのユキが妊娠をし、子供は産む、奥さんと別れてほしい、と言って会社で手首を切る騒ぎを起こした。しかもユキは会社を辞めないと言い張る。音無夕太郎は会社を辞めるしかなくなった。意を決して妻に話したところ、妻は小学生になったばかりの息子を連れて実家に戻り、離婚の交渉を弁護士に一任した。音無夕太郎は不倫相手と妻の両方から慰謝料を請求され、仕事も失い、投資の失敗で借金も残り、しかも今後20年に及ぶ養育費の負担もある。会社をやめて一か月がたっても「死ぬのが一番いい」という考えが浮かんで職探しをする気にもならない。夏の終わりの夕方、最後の晩餐のつもりで音無夕太郎は街に出る。
駅前でエレクトリックギターの弾き語りをしているリコという女がいた。音無夕太郎は彼女の歌声と表情にすっかり痺れてしまった。生きるとか死ぬとか、そんなことはどうでもよくなった。最後の晩餐の気分も吹き飛び、ビールと中華料理で胃袋を満たした。
店を出て歩いていると、ギターケースを括りつけたカートを引きずっているリコが歩いている。リコは音無夕太郎に気づいて挨拶をする。
「素晴らしい歌だった、またぜひ聴かせてほしい」彼が言うと、リコはこう返した。
「死にたいんでしょう? 一緒に死んであげてもいいわ…」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-27 20:13:54
16220文字
会話率:35%
温泉街のとある一角に位置する妙木通り。中華料理店や中国雑貨店が50棟ほどが軒を連ねているここは実は中華系マフィアがうろつく治安のヤバい場所。にもかかわらず連日、多くの観光客が妙木通りの石畳の道を行き交っている。ある日、玉虫色のクサヤ・カゲミ
ツブランドの派手なドレスを身に纏った仲良しマダム2人組が観光のため妙木通りに訪れるのだが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-24 18:00:00
1915文字
会話率:31%