「ヴィオラ様は今だに婚約状態であることを疑問に思わないのですか? 王太子様は周囲から世継ぎを切望されている方ですのにこの国の為を思って身を引いてください」自分より七つも年下の王太子にひけ目を感じていたヴィオラは、彼の若き恋人と思われる女性に
詰められて決心した。明日にはヴィンセントに婚約破棄を切りだそう。だがしかし彼女は王太子ヴィンセントに深く愛されていたのだ。王太子は失われた彼の最愛をもういちど手にするため長い年月を苦悩することになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-25 20:43:10
8274文字
会話率:31%
エリアスは人気者……だった。
この世界に存在する祝福の『魔法陣』を貰うまでは。
主に5種類×7色で決められる魔法陣の例外。
誰よりも弱い存在とされる『第六陣』。
幼馴染と両親は彼を見捨てなかった。
けれども周りは彼をダンジョンへと廃棄した
のだった。
どん底からエリアスが成り上がり、最強へ至る。そんな物語。
旧題:堕天使の魔法陣《ステアーズ》~昨日の最弱
は今日の最強
*ヒロイン純潔がモットーの方はお避けください
*他サイト様にも掲載させて頂いております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-23 21:01:17
101054文字
会話率:24%
あるところにアヤメ姫という貴族の姫君がおりました。
容姿もよく何をしても平均以上の姫でしたが、妹のユリ姫にはすべてにおいて及びませんでした。
お気の毒なアヤメ姫はすべてに優れたユリ姫と事あるごとに比べられ、笑いものにされて育ちました。
そん
なアヤメ姫の唯一の希望は幼馴染の貴公子コマクサでした。
彼と婚約してようやく幸福が訪れたと思いきや、何と彼に婚約破棄されてしまいました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-02 22:03:59
17099文字
会話率:31%